吉岡 茉祐(よしおか まゆ、1995年11月7日[3] - )は、日本の声優、女優、脚本家。大阪府出身[3]。81プロデュース所属[3][5]。
幼少期はおとなしくて変わった子供だったが、少しでも周囲と関われるように劇団ひまわりに入団[6]。
子役時代は劇団ひまわり・ブルーシャトル[7]に所属しており、ドラマやCMへの出演の他、雑誌の表紙などを務めた[6]。
高校に進学する頃にアニメが好きになり職業としての声優に憧れが強くなったという[8]。アニメが好きになるきっかけは『らき☆すた』。また『けいおん!』の声優がライブをしている姿を見た際にその活動の広さに感銘を受けたこともきっかけになった[8]。
声優になるために「自分に必要なもの、足りないもの」を考え、改めて視野を広げるため、そして自身の実力を試すために、声優に限らず色々なオーディションを受けた[8]。実家が近い宝塚歌劇団の受験も考えたが、2012年に声優オーディションavex×81produce「Wake Up, Girls! AUDITION」第2回アニソン・ヴォーカルオーディションで、約2000人の応募者の中から、アニメ『Wake Up, Girls!』主演7名のうちのメインヒロイン島田真夢役に抜擢される[8][9][10]。2015年(平成27年)、Wake Up, Girls!として第9回声優アワード特別賞を受賞[11]。
2016年、小林竜之、澁谷梓希、若井友希、青山吉能と「D-selections」を結成[12]。
2018年、『温泉むすめ』で飯坂真尋を演じていた今村彩夏の引退に伴い、同役を引き継いだ[13]。翌2019年(令和元年)9月、福島市と飯坂温泉観光協会から、キャラクターとしての「飯坂真尋」と共に飯坂温泉の特別観光大使に任命された[14]。
声優ユニット「Wake Up, Girls!」では主にセンターを務めた[15][16]。Wake Up, Girls!として声優アワード特別賞を受賞した際には「少しでも(東日本大震災からの)復興の力になれれば」との思いから何度も東北地方へ行ったことに触れ、受賞は「今後の活動の糧」になると述べた[11]。
Wake Up, Girls!のライブ影ナレーション原稿や、趣味で未発表の短編小説を書くなどしていたが、『ハッカドール THE あにめ〜しょん』と『Wake Up, Girls!』のコラボレーション企画のサウンドドラマで脚本を担当した[17]。
方言は関西弁[5]。特技はクラシックバレエ[4]で、声優として参加したイベントでクラシックバレエの回転を披露したこともある[18]。小学3年生当時の吉岡のバレエの発表会の映像を見た藤田茜は「今のまゆちゃん(吉岡)の動きにもバレエの影響を感じる」と述べている[10]。
趣味はカラオケと舞台観劇[4]。Wake Up, Girls!のオーディションではREADY!!を歌った[19]。観劇した舞台については、Wake Up, Girls!のイベントで作成したリングノートに作品名、キャスト、感想などを書き留めている[20]。
高校在学中から役者として仕事をしていたが、大学進学のため上京し一人暮らしを始めた時期にフィットネスジムで事務職のアルバイトをしていた[16]。本業が忙しくなり研修期間のみで辞めたものの、「社会経験ができたのは良かった」と述べている[16]。研修期間中に館内アナウンスをした際には「声がいい」と褒められたという[16]。
大学は中央大学[21]法学部に進学し、2018年(平成30年)3月に卒業した[22]。大学の授業では、政治関連のアメリカ情勢の授業が一番面白かったと述べている[22]。4年の後期は卒業に向け逼迫した状況で「学校しかいってなかった」「職業を失うところだった」と振り返り、マネージャーらの協力に感謝の意を示した[22]。
太字はメインキャラクター。
※はインターネット配信。
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