株式会社主婦の友社(しゅふのともしゃ、英: SHUFUNOTOMO Co., Ltd.)は、日本の出版社。カルチュア・エンタテインメントの子会社、カルチュア・コンビニエンス・クラブの持分法適用会社[2]。出版社記号は「07」。
料理、健康、育児、インテリアなどに関する雑誌・書籍を出版している。
沿革
- 1916年(大正5年)9月 - 同文館出身の石川武美により、「東京家政研究会」として創業。
- 1917年(大正6年)
- 2月 - 雑誌『主婦之友』を創刊(3月号)。
- 6月 - 代理部創設。
- 1921年(大正10年)5月 - 社名を「主婦之友社」に改称。
- 1924年(大正13年)11月 - 株式会社主婦之友社を設立。
雑誌『主婦の友』
『主婦の友』(しゅふのとも)は、『主婦と生活』(主婦と生活社)、『婦人倶楽部』(講談社)などと共に婦人雑誌の代表的存在だった。主婦向けの健康、育児、料理、経済や小説、読者投書欄が掲載された。『主婦と生活』と『婦人倶楽部』が休廃刊した後、老舗の婦人雑誌では最後の一誌となった。しかし、近年は購読層や読者の生活事情の変化などもあり発行部数が低迷し、2008年5月2日発売の同年6月号(通巻1176号)をもって休刊することになり、創刊から91年の歴史に幕を下ろした。最終号には、創刊号(1917年発行)の復刻版が付録として付けられた。2014年11月20日に『主婦の友Deluxe』として復活[14]。2018年12月に雑誌コードを取得し、宝箱(家計簿入りのギフトセット)として独立創刊。
1960年代から1996年(平成8年)3月の間、東京都千代田区お茶の水において「主婦の友文化センター」というカルチャーセンターを経営し、主婦の友誌で得たノウハウを活かした講座や著名人による講座が数多く開講した。
雑誌
- GISELe(毎月28日発売):アラサー(28~32歳)向け・モード誌
- Pre-mo(1,4,7,10月の15日発売):妊婦向け情報誌。2002年10月創刊
- Baby-mo(3,6,9,12月の15日発売):2歳までの赤ちゃんをもつ主婦向けの育児誌。2002年10月創刊[15]
- ゆうゆう(毎月1日発売):50歳からの生活情報誌。2001年10月創刊[16]
- 園芸ガイド(3,5,9,12月の8日発売):園芸・ガーデニング専門誌
- 健康(3,6,9,12月の2日発売):総合健康雑誌
- 主婦の友Deluxe(不定期)
- Ray(発行:DONUTS、毎月23日発売):女性ファッション誌
- mina(発行:夕星社、毎月20日発売):カジュアルファッション誌
- 声優グランプリ(発行:イマジカインフォス、毎月10日発売):声優情報誌
- ロト・ナンバーズ「超」的中法(発行:イマジカインフォス、毎月29日発売):ロト&ナンバーズの専門誌
- S Cawaii!(発行:イマジカインフォス):ギャル系ファッション誌
- 姉ageha(発行:medias株式会社、偶数月7日発売)
ムック
過去に発行していた雑誌・ムック
主な発売書籍
webメディア
グループ企業
かつてのグループ企業
- 株式会社主婦の友ダイレクト - 現・株式会社ベルネージュダイレクト。JALUXの子会社を経て、千趣会の連結子会社、2019年1月に雪印メグミルクの連結子会社となる。
- 株式会社主婦の友リトルランド - 現・株式会社リトルランド。乳幼児・児童対象の各種教室運営、書籍の発行。2019年3月に株式会社城南進学研究社の子会社となる。
- 株式会社主婦の友インフォス - 現・株式会社イマジカインフォス[5]。声優グランプリとライトノベルの編集・発行。2019年4月に株式会社IMAGICA GROUPの子会社となる。
- 株式会社お茶の水スクエア
- 株式会社オリジン社 - 1988年から1996年にかけて主婦の友社を発売元として書籍・写真集を発行。
- 株式会社オプトコミュニケーションズ - 主婦の友社を発売元として書籍を発行や声優グランプリの編集を行っていた。
- 株式会社ブックメイト - 角川書店との共同出資で設立。
映像作品
脚注
注釈
出典
参考文献
関連項目
外部リンク
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連結グループ会社 | |
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持分法適用会社 | |
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T-SITE | |
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蔦屋家電 | |
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関連項目 | |
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