大月 俊倫(おおつき としみち[1]、1961年[1]12月18日 - )は、日本のプロデューサー。元キングレコード専務取締役、元ガンジス代表取締役社長、元円谷プロダクション取締役。
茨城県[1]水戸市出身。土浦日本大学高等学校卒業、日本大学 農獣医学部在学中よりアニメ雑誌「アニメージュ」(徳間書店)のアルバイトでアニメに関わる仕事に従事し、同大学卒業以後からキングレコードへアルバイトにて勤務。1984年に同社に入社し[1]、スターチャイルドレーベルに所属。当初は『必殺仕事人』や『ゴジラ』のサントラ盤など映画・特撮関連のアルバムを手掛けていた[1]。
しかし、入社3年目位の1985年7月にスターチャイルドレーベルの産みの親である藤田純二を始めとする同レーベルスタッフの過半数が退社し、ユーメックスを設立。その後もスタッフの退職が相次ぎ、当時のスターチャイルドは、『機動戦士ガンダム』ブームが去った事もあって億単位の赤字を抱えて、大月ともう1、2名が残された状態で廃部の危機を迎えた。この機に大月は、毛利和昭のオリジナルデザイン・イラストで『ドリームハンター麗夢』のドラマCDを初プロデュースし、ヒットを飛ばす。以後、高田裕三の『3×3 EYES』、CLAMPの『聖伝-RG VEDA-』、高河ゆんの『マインドサイズ』など漫画のイメージアルバムでヒットを重ね、地道に実績を積み上げていった。アニメのサウンドトラックでは、『鎧伝サムライトルーパー』、『赤い光弾ジリオン』、『NG騎士ラムネ&40』などを手がけている。1995年放映の『新世紀エヴァンゲリオン』ではプロデューサーを務め、2012年の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』まで制作に関わった。
音楽プロデューサーとしては、1987年以降にサンライズ作品などの主題歌やBGMなどを担当し、アニメソングでは自身が手掛けたアニメーション作品の出演声優にテーマ楽曲を歌唱させるタイアップを積極的に仕掛けて行き、OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』関連のイベントで椎名恵の代役で歌唱する準備でキングのスタジオに訪れていた、歌手活動に非常に消極的であった声優の林原めぐみ、アニソンアーティストでは、当時:松任谷由実のコーラスで林原が歌唱する楽曲の仮歌を入れていた奥井雅美[2]、「YOU GET TO BURNING」のオーディション時、勝手に歌詞を執筆して落選した当時:ファッションモデルであった松澤由実[3][4]を起用し、メジャー・デビューさせている。
1998年3月、キングレコードに在籍しながら庵野秀明、あかほりさとる、幾原邦彦、佐藤竜雄、石川光久、下地志直の出資と同社との合弁で制作会社ガンジスを設立[5]。代表取締役社長に就き、所属プロデューサー兼初代ゼクシズ代表取締役社長の川崎とも子と共に数多くのアニメーション・実写作品をプロデュース。2010年10月末からは、円谷プロダクションの取締役に就任。
2016年2月上旬、長年居住した杉並区高円寺南から沖縄県宮古島市へ転居[6][7]。東京と沖縄の往復生活を送りがら[8]、同年6月末付をもってキングレコード専務取締役、2017年6月末付で円谷プロダクションの取締役職を退任。また、大月がキング専務退任のタイミングで自身が注力して来たスターチャイルドレーベルが同社第三クリエイティブ本部と事業統合による新レーベル移行に伴いレーベルは消滅した。そして、2018年3月23日付にてガンジスの法人格が消滅され、同社を事業清算。2019年時点で業界から完全に退いており、表舞台では姿を見せずに隠居生活を送っていた[9]。
しかし、コロナ禍を経た2022年にかつて取締役を務めていた、円谷プロが製作委員会に加わっている『シン・ウルトラマン』の企画協力へ名を連ねたり、2023年3月12日に日本橋三井ホールにて催された、奥井のデビュー30周年記念ライブ「奥井雅美 30th Anniversary Live 2023 EVE〜一夜限りのBirth Live〜」のシークレットゲストとして、業界引退後初めて奥井やスタチャ楽曲ファンの前に姿を現した[10][11]。
等、ほとんどのスターチャイルド関連作品・所属アーティストに関わる。
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CR新世紀エヴァンゲリオン 〜奇跡の価値は〜(2007年)
CR新世紀エヴァンゲリオン 〜使徒、再び〜(2008年) - 〜使徒、再び〜 Light(2010年)
CR新世紀エヴァンゲリオン 〜最後のシ者〜(2009年)
CRヱヴァンゲリヲン 〜始まりの福音〜(2010年)〜始まりの福音〜 Light Ver.II(2010年)
CRヱヴァンゲリヲン7(2012年) - Light Ver. III(2012年4月) - Smile Model(2012年12月)
CRヱヴァンゲリヲン8(2013年7月) - Extreme Battle(2014年) - Premium Battle(2014年)
CRヱヴァンゲリヲン9(2014年) - 改2号機ミドルVer.(2015年) - 零号機暴走ループVer.(2015年) - 8号機プレミアム甘Ver.(2015年) - 暴走ループ199Ver.(2015年) - 180Ver.(2016年)
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CRヱヴァンゲリヲン 〜いま、目覚めの時〜(2016年) - Premium Model(2017年)
CRヱヴァンゲリヲン 〜響きあう心〜(2017年) - GOLD Impact(2018年)
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