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東神楽町(ひがしかぐらちょう)は、北海道上川郡にある町。町内に旭川空港がある。
旭川市に隣接しており、町内には旭川空港がある[4][5]。「花のまち」として知られており、1969年に『花のある職場コンクール』で「内閣総理大臣賞」[4]、2000年(平成12年)の『全国花のまちづくりコンクール』では最優秀賞の「建設大臣賞」などを受賞し[6]、2001年(平成13年)にはカナダで開催された『コミュニティーズ・イン・ブルーム』に日本代表として参加した[7]。
1943年(昭和18年)に神楽村(後の神楽町、現在は旭川市神楽地区)から分村した際に、母村の東側に位置したことに由来している[4][8]。なお、「神楽」の地名は、アイヌ語の「ヘッチェウシイ(ヘッチェウシ)[9]」(「囃し・つけている・所[10]」、あるいは「神々の遊ぶところ[11]」)の意訳に由来する[10]。
上川盆地にあり、石狩川支流の上流域にある緩やかな丘陵になっている。南北約6.2 km、東西約21.7 kmあり[12]、北海道内の市町村では比較的面積が狭いまちになっている[13]。土地利用では町の総面積の半分以上を耕地(農地)に利用している[12]。町の東端には「忠別ダム」がある[12]。
1989年(平成元年)から始まった「ひじり野地区」における宅地開発は、旭川駅から約6 kmというアクセスの良さなどから旭川都市圏のベッドタウンとして発展し[14]、1990年(平成2年)に5,700人であった人口は2000年(平成12年)に8,000人、2013年(平成25年)には10,000人と増加した[4]。「平成17年国勢調査」、「平成27年国勢調査」では北海道内第1位の人口増加率になった[4][14]。
ケッペンの気候区分によると、東神楽町は湿潤大陸性気候に属する。寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、豪雪地帯に指定されている。冬季に-25℃前後の気温が観測されることが珍しくなく、寒さが厳しい。
「東神楽町のあゆみ」参照[16]
国の機関
中学校
小学校
保育園
認定こども園
幼稚園
学校教育以外の施設
大雪山連峰の麓に広がる上川盆地の肥沃な土壌を生かし、北海道内で有数の「米どころ」として稲作を中心とした農業が盛んになっている[4]。近年はグリーンアスパラ(アスパラガス)やトウモロコシ、ホウレンソウなど野菜の栽培も行っている[4]。 商工業では「旭川家具」を生産している地域になっているほか[4]、旭川空港へのアクセスが良い臨空型の工業団地「東神楽工業団地」に各種企業が進出している[21]。
立地企業
組合
ショッピングセンター・スーパーマーケット
金融機関
郵便局
※ 集配業務は旭川東郵便局が担当
宅配便
町内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR北海道函館本線、宗谷本線、富良野線の旭川駅または富良野線の千代ヶ丘駅、西聖和駅、西神楽駅など。
東神楽町は、シーニックバイウェイ「大雪・富良野ルート」のエリアになっている[24]。
祭事・催事
町内ではグリーンアスパラ(アスパラガス)、ホウレンソウ、ミツバ、バイオテクノロジーを活用したイチゴなどの農産物があるほか[25]、町内で収穫された農作物を利用した佃煮や漬物、菓子などがある[25]。また、「旭川家具」の生産地であり、東神楽の家具は道産材の木目を生かしたものが多くなっている[25]。
出身人物
東神楽町民憲章
わたくしたちは、東神楽町民であることに誇りと責任をもち、この憲章をかかげて先人の遺業をつぎ、明るく住みよい郷土をつくることに励みましょう。 1 希望をもってたゆまず自分をみがきましょう 1 元気で働き豊かな家庭をつくりましょう 1 きまりを守り明るい郷土を築きましょう 1 いたわりあって楽しい社会をつくりましょう 1 感謝の心で自然の恵みをたたえましょう — 昭和38年8月25日制定[26]
わたくしたちは、東神楽町民であることに誇りと責任をもち、この憲章をかかげて先人の遺業をつぎ、明るく住みよい郷土をつくることに励みましょう。
太字斜体は、振興局所在地。