「文庫ゴルゴ」に収録されたエピソードの一部は、小学館のコンビニコミックのMFB (My First BIG) のラインナップで『MFB ゴルゴ13』として発刊される。「MFBゴルゴ」と表記する。
1999年7月23日に第1集「VS NATO & VS ARMY」 (ISBN4-09-109202-0) が発行され、最新刊は2024年6月第一金曜発行の第213集「PROPAGANDA~騙されてはいけない!~」、収録作は「アームストロングの遺言」「縄文の火」「落日の死影」の3作 (ISBN978-4-09-804458-0) 。
作中で、ゴルゴ13は状況によって様々な銃を使い分ける。その中のM16(AR-15をベースとする米軍の制式目的ライフル)は、本来軍用小口径アサルトライフルであり、遠距離の狙撃に適した銃ではない。しかし、ゴルゴ13が使用しているM16は改良が施されており、あえてM16を狙撃銃としている理由について『デッド・アングル』で解説されることとなった。その後、『激突! AK-100 vs. M-16』で、ゴルゴはAK-47の開発者であるカラシニコフ(劇中名:カラジニフ)に、「自分は一人の軍隊である」と発言し、ゴルゴの体格に最も合い、狙撃銃、アサルトライフルとしての性能を高いレベルで両立できる銃としてM-16が最適であるために、ゴルゴがM-16を使用しているとカラジニフは解釈した。この際、ゴルゴはAK-100が50年先も名銃として残るだろうが、M-16にはそれまでの寿命はないとも彼に話したが、最終的にはカラジニフがゴルゴに抵抗したため殺害に及んでいる。また、ゴルゴはM16の開発者でもあるストーナー(劇中名ストーラ)にM16の欠点や改良点をアドバイスしたらしく、それを元にM16A2を開発したという設定になっている。
1994年に「VIRTUAL SOUND MOVIE ゴルゴ13」と銘打たれたドラマCDが発売される。原作ではなかったシーンも追加されている。ニッポン放送開局40周年の企画としてリリースされた。スピーカーの外側からも音が聞こえるような「Qサウンド」という録音方式が使われている。音楽はボブ佐久間、演出はニッポン放送の曽我部哲弥、ゴルゴ13の声は津嘉山正種、ナレーションは野際陽子、CD2枚組、詳細な解説つき。