日本ハム株式会社
NH Foods Ltd.
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本社・ブリーゼタワー |
種類 |
株式会社 |
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市場情報 |
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略称 |
ニッポンハム、日ハム[注 1] |
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本社所在地 |
日本 〒530-0001 大阪市北区梅田二丁目4番9号 ブリーゼタワー |
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設立 |
1949年5月30日 (創業:1942年3月3日[1]) |
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業種 |
食料品 |
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法人番号 |
6120001077615 |
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事業内容 |
食肉加工品の製造および販売 他 |
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代表者 |
井川伸久(代表取締役社長) |
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資本金 |
362億9,400万円 |
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売上高 |
連結:1兆1,761億100万円 単体:7,723億1,300万円 (2021年3月期) |
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営業利益 |
連結:470億6,000万円 単体:66億4,100万円 (2021年3月期) |
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純利益 |
連結:326億1,600万円 単体:69億3,300万円 (2021年3月期) |
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純資産 |
連結:4,443億900万円 単体:2,078億3,400万円 (2021年3月31日現在) |
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総資産 |
連結:8,254億500万円 単体:5,115億円 (2021年3月31日現在) |
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従業員数 |
連結:17,168名 単体:1,314名 (2021年3月31日現在) |
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決算期 |
3月31日 |
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主要株主 |
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 14.60% 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 7.32% 株式会社百十四銀行 3.66% (2020年3月31日現在) |
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関係する人物 |
大社義規(創業者) 大社啓二(元代表取締役社長) 小林浩(元代表取締役会長) 竹添昇(元代表取締役社長) 末澤壽一(元代表取締役社長) 篠原三典(元代表取締役副社長) 井上勝美(元代表取締役副社長) 川村浩二(元代表取締役専務執行役員) |
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外部リンク |
日本ハム株式会社 |
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日本ハム株式会社(にっぽんハム、英: NH Foods Ltd.)は、大阪府大阪市北区梅田に本社を置く大手食品加工メーカー。日経平均株価の構成銘柄の一つ[2]。
概要
ハム・ソーセージ大手(伊藤ハム米久ホールディングス・プリマハム・丸大食品)の一角で、業界首位。プロ野球チーム北海道日本ハムファイターズの親会社である。Jリーグのセレッソ大阪にも出資し役員を派遣している。日本ルナグループ、日本フードグループ、日本ハム販売グループ、宝幸(旧宝幸水産)など約90社の関連企業がある。最大のヒット商品はシャウエッセンで、ソーセージのトップブランドとして現在でも重要な基幹商品となっている。
長らくカタカナ表記のニッポンハムを用いる場合も多かったが、2014年4月にコーポレートロゴを日本ハムの発足から51年目にして初めて改定され、英字表記の Nipponham に改められた。同年7月からは製品パッケージにも順次表記され始めている。
沿革
主な商品
- シャウエッセン
- 美ノ国
- 彩りキッチン
- ウイニー
- 森の薫り
- モーニングサーブ
- 新鮮生活
- アンティエ
- チキンナゲット
- チキチキボーン
- 中華名菜シリーズ
- 石窯工房シリーズ
- ミルポアデミグラスハンバーグ
- とろける4種チーズのハンバーグ
- 天津閣
- アジア食彩館
- 焼肉のたれ
過去の商品
- コンちゃんソーセージ
- スイフト
- エッセンポルカ
- ミュンヘナー
- カロリーソフト
- クナッカー
- あらびきテリパンナ
- Choice(チョイス)
- 牛ふりかけ
- ナポリピザ
- テリヤキ一番
- テリヤキハンバーグ
- 蒲焼地鶏
- ベーコン切り落とし
- お買得ベーコンパック
- これは便利ペッパーももハム
- チョップドハムスライス
- レガートソフト&フライ
- トマトリコピン入り赤ウインナー
- まるとくなっとくウインナー
- クックデミ
- グルメボロナ
- 美味健康
- 洋食名菜
- ローストビーフカレー
- 手料理名人
- キレイ畑
- すっきりたまねぎドレッシング
- もちもちした生パスタ
- ソウル園
- 韓流苑
- 麺名菜
- 皆盛
- シャウエッセンマスタード
- チキンと白身魚のコーンハンバーグ
- ハミングタイム
他、多数。
国内関連会社
日本ハムホームページ・関連会社の項目の記述順に配列した。全て株式会社である。
加工事業
製造
販売・物流
食肉事業
生産飼育
処理・加工
畜産エキス・加工
販売・物流・商社
その他事業
その他
以下は日本ハムホームページのグループ企業紹介に記述されていないもの
国外現地法人
日本ハムホームページ・関連会社の項目の記述順に配列した。
アジア
オーストラリア
アメリカ
ヨーロッパ
広報活動
提供番組
- 現在
下記にもあるが、数々のテレビ番組のレギュラー提供をしていた。しかし、関連会社の「牛肉偽装事件」が発覚して以降、週替わりや期間限定での提供が多かった。2012年4月から「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ)よりレギュラー番組提供を再開した。2024年6月現在提供テロップはNipponham。週替わり提供であり、基本的にスポットCM中心。
- 過去
この他1996年4月 - 2000年3月まで放送されていた文化放送のワイド番組「えのきどいちろう意気揚々」にて1コーナーの提供→「フォークトレイン」→「ミュージックトレイン」の箱番組提供も行っていたが、2006年3月で10年間の歴史に幕を閉じた。
CM出演
俳優・女優・歌手などの芸能人やアニメキャラクターのほか、保有するファイターズの選手も度々出演している。
- 現在
- 過去
スポーツ
以下はすべて過去に特別協賛社として参加したスポーツイベントである。
- ニッポンハムカップ・フットサルトーナメント - 前身の名称を含めて2002年から2008年まで特別協賛。2009年からは特別協賛社が本田技研工業となり、「ホンダカップ フットサルフェスタ」へ改称。2018年からは冠スポンサーなしの「フットサルフェスタ」に名を変え継続している。
- ニッポンハムレディスクラシック - 2022年大会をもって特別協賛社から撤退、2023年大会は電気部品メーカーのミネベアミツミが特別協賛社として入り、「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」へ改称。
不祥事
- コンプライアンス違反・企業犯罪
- 牛肉産地偽装事件
- 2002年7月30日、BSE関連の補助金詐欺事件である「牛肉産地偽装事件」が発覚した[3][4][5]。事件の責任を取り、創業者一族である大社啓二社長が専務に降格となった。結果的に日本ハムは同族経営に終止符を打つ。大社社長は、その後2005年に北海道日本ハムファイターズのオーナーを経て、2019年日本ハム取締役を退任し相談役に就任。
- 排水データの改竄
- 所得税の申告漏れ
- 2007年に、大阪国税局が行った税務調査で、所得税の申告漏れがあったことが判明している。
- 2011年にも、同国税局による税務調査で、約2億円の申告漏れを指摘され、7,900万円の追徴課税を受けた[12]。
- 2014年にも、同国税局から日本国内の工場建設を巡り、工事が未終了の段階で経理処理していたことが、所得の仮装・隠蔽を図るための所得圧縮にあたるとして、5億7,600万円の申告漏れ(うち900万円は意図的な所得隠し)を指摘されていたことが判明している[13]。
- 贈答品の商品のすり替え
- 贈答品における虚偽表示
- 同社の主力の中元商品において、内包されるウインナーソーセージ商品計9,254パックについて、自社農場製でないにもかかわらず「自社農場」と虚偽表示していたことが2014年に明らかとなり、同社は同年7月以降、該当する中元商品を自主回収した[15]。
- 加熱不足の冷蔵加工食品を出荷
- 同社が販売する冷蔵加工食品のうち約3万3,000パックについて、十分な加熱が行われないままになっていたとして、同社は2015年2月から自主回収を行った[16]。
- 執行役員の不適切発言
動物福祉
同社は国内最大規模の養豚事業を行っている。2021年9月、動物擁護団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)により、日本ハムのグループ養豚場で行われている動物虐待が疑われる行為が暴露された[19]。この翌々月11月に、同社は、母豚の妊娠ストールの使用を2030年までに廃止すること、2023年までに牛と豚の全屠畜場係留所へ飲水設備の設置することなどを盛り込んだ施策を発表した[20]。
テレビ番組
脚注
注釈
- ^ 「日ハム」の略称は北海道日本ハムファイターズを指す場合が多い。また、株式市場でも「日ハム」の略称が使われており、新聞の株式欄で見られる。
- ^ これにより、グループブランドとコーポレートブランドのシンボルマーク及びロゴタイプが統一され、コーポレートブランドロゴは日本ハム発足から51年目にして初めての改定となった。
- ^ 2017年シーズン以降も継続開催、2019年の第4回大会からは日程が4日間となった。
- ^ 元々は1945年(昭和20年)創設のセネターズ。以後東急フライヤーズ→東映フライヤーズ→日拓ホーム・フライヤーズ→日本ハムファイターズと系譜されている。
運営会社は1945年(昭和20年)のセネターズ設立時に「株式会社セネターズ野球協会」として発足し、その後「株式会社東急ベースボールクラブ」→「東映興業株式会社」→「日拓ホーム野球株式会社」を経て1974年(昭和49年)に「日本ハム球団株式会社」(旧社)となったが、北海道移転に際しこれまでの日本ハム1社での単独出資から、日本ハムとホクレン・北海道新聞社・札幌市などと合弁した「株式会社北海道日本ハムファイターズ」を新法人として設立し、旧法人は特別清算により法人消滅している。
- ^ 球団と合わせて67%出資。
- ^ 元々はヤンマーディーゼルサッカー部。Jリーグ参入を目指して1993年(平成5年)に大阪サッカークラブに改組された際に母体であったヤンマーなどとともに資本参加している。
出典
- ^ a b 80周年記念スペシャルサイト|日本ハム株式会社|日本ハム株式会社
- ^ 構成銘柄一覧:日経平均株価 Nikkei Inc. 2021年10月8日閲覧。
- ^ a b 輸入牛肉偽装問題に関する社内調査結果及び再発防止策等についてのご報告(日本ハム)2020年11月12日閲覧。
- ^ a b 牛肉偽装 雪印、日本ハム、日本食品 こうして広がった(日本共産党)2020年11月12日閲覧。
- ^ a b 日本ハム国産牛肉偽装事件(日外アソシエーツ)2020年11月12日閲覧。
- ^ 日本ハムグループのグループブランド変更に関するお知らせ 日本ハムホームページ ファイリング情報(2013年一覧) 2013年11月8日
- ^ 日本ハム株式会社のコーポレートブランドロゴ変更に関するお知らせ 日本ハムホームページ ファイリング情報(2014年一覧) 2014年3月24日
- ^ 当社商号の英文表記変更に関する定款の一部変更及び海外連結子会社の商号変更に関するお知らせ (PDF) - 日本ハムホームページ ファイリング情報(2014年一覧) 2014年3月24日(2014年7月21日閲覧)
- ^ 『女子プロゴルフツアー新規トーナメント ニッポンハムレディスクラシック 開催のお知らせ』(プレスリリース)日本ハム株式会社、2015年12月18日。https://www.nipponham.co.jp/news/2015/20151218/。2019年7月15日閲覧。
- ^ “Uruguay entra al radar de Japón”. エル・パイス(英語版). (2018年2月25日). オリジナルの2018年2月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180225094255/https://www.elpais.com.uy/que-pasa/uruguay-entra-radar-japon.html
- ^ 2022年4月、ジャバス(茨城県筑西市)及び函館カール・レイモン(北海道函館市)を統合。
- ^ 税申告漏れ:大阪国税局、日本ハムに2億円指摘 毎日新聞 2011年7月26日
- ^ 日本ハム:3年で5億7600万円申告漏れ大阪国税局指摘 毎日新聞 2014年6月6日
- ^ 中元・歳暮の中身すり替え…でも8割は高級に 日本ハム 朝日新聞 2010年1月29日
- ^ 日本ハムが虚偽表示 中元のソーセージ自主回収 産経新聞 2014年7月16日
- ^ 日本ハム、「中華名菜 八宝菜」など約3万パックを自主回収 加熱不足で 産経新聞 2015年2月7日
- ^ 日本ハム 社長が辞任 役員が航空会社の女性に不適切発言 NHKニュース 2018年2月16日(リンク切れ)
- ^ 日ハム社長は退任 「部下のセクハラ発言」でクビになる?(2020年4月27日閲覧)
- ^ “Piglets Slammed Into Concrete, Left to Die at Nippon Ham Farm in Japan”. 2022年3月3日閲覧。
- ^ “マテリアリティの施策・指標と進捗”. 2022年7月9日閲覧。
- ^ シャウエッセンを超えろ!巨大食肉メーカーの大改革 - テレビ東京 2023年11月23日
- ^ シャウエッセンを超えろ! 巨大食肉メーカーの大改革 - テレビ東京 2023年11月23日
関連項目
- 徳島ラーメン - 日本ハムの前身である徳島ハムの工場があり、安いとんこつが大量に供給された。
外部リンク