笠原 和夫(かさはら かずお、1927年5月8日 - 2002年12月12日)は、日本の脚本家。東京府日本橋出身。日本大学中退。
経歴
裸電球を一つを灯した部屋に壁に作品の時間軸を記した巻物を壁に貼り執筆した。
人物
第二次世界大戦後まもない頃に、大日方傳の経営していたキャバレーで従業員兼用心棒をしていた[要出典]。[4]
晩年にも日本の政治などの現状を憂いており、「戦後、暗殺事件がもっとあったなら、今よりは良い社会になっていたかもしれない」と発言[5]。
評価・与えた影響など
井筒和幸は仁義なきシリーズや県警対組織暴力、日本暗殺秘録などを絶賛するほど笠原を傾倒しており[6]、笠原の未映画化シナリオである「沖縄進撃作戦」の映画化に長年、考えていると岩波書店の「「世界」臨時増刊「沖縄 何か起きているのか」」のインタビューでも答えている。[7]。また笠原も井筒を評価しており井筒のメジャー映画デビュー作のガキ帝国を絶賛しており、小説家で映画評論家としても活動している小林信彦に「見た方がいい」と推薦した[8]。
宮崎駿や高畑勲の劇場アニメ作品の制作で知られるスタジオジブリの鈴木敏夫は仁義なき戦いや鶴田浩二&大楠道代の博奕打ち いのち札が好きであり[9]、理由として「笠原さんの描く脚本には、話に根拠があるからです。」[10]。
作品
脚注
著作
参考文献
- 『笠原和夫 人とシナリオ』シナリオ作家協会「笠原和夫 人とシナリオ」出版委員会編(シナリオ作家協会:2003年出版)
関連項目
外部リンク
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