平尾 知佳(ひらお ちか、1996年12月31日 - )は、千葉県松戸市出身の女子サッカー選手。アルビレックス新潟レディース所属。サッカー日本女子代表。JFAアカデミー福島出身。ポジションはゴールキーパー。
経歴
ユース
松戸市立六実小学校の時にサッカーを始める。
2009年の中学校入学時にJFAアカデミー福島女子4期生に合格したため、福島県双葉郡楢葉町立楢葉中学校に進学。中学校2年次の終わりに東北地方太平洋沖地震及び東京電力福島第一原子力発電所事故が発生し、アカデミーの本拠地であるJヴィレッジが使用不能になったことに伴い、静岡県御殿場市への施設移転を余儀なくされた為[2]、御殿場市立富士岡中学校へ転校。高校は福島県立富岡高等学校(但し、スクーリングは静岡県立三島長陵高等学校)を卒業した。
2014年、浦和レッドダイヤモンズ・レディースに特別指定選手として加入[3]、リーグ戦22試合に出場した[4]。
シニア
2015年、JFAアカデミー卒業と同時に浦和へ正式入団[5]。同年のなでしこリーグレギュラーシリーズ 第3節のASエルフェン埼玉戦で正式加入後のリーグ公式戦初出場を先発フル出場で飾った[6]。
2017年12月、アルビレックス新潟レディースへ完全移籍することが発表された[7]。
代表
年代別代表としては2009年に高倉麻子監督が指揮を執ったU-14女子選抜チームにアカデミー同期の守屋都弥、1期上で後に同じクラブでも同僚となる乗松瑠華と共に選ばれたのを皮切りに[8]、2011年のAFC U-16女子選手権(中華人民共和国・南京市)では当時14歳ながら飛び級召集で選出され、全5試合中3試合に先発出場して日本の大会優勝に貢献した。
翌年の2012 FIFA U-17女子ワールドカップ(アゼルバイジャン)でもU-17日本女子代表メンバーに選出され[9]、日本の全4試合中3試合に先発出場している。
2013年はU-19女子代表に選出され[10]、AFC U-19女子選手権2013に挑んだが、チームは4位となり予選敗退を喫した。
2015年には2度目のU-19女子代表に選出され、AFC U-19女子選手権2015(中華人民共和国・南京市)に出場、グループリーグ1試合と準決勝(対大韓民国戦)、決勝(対朝鮮民主主義人民共和国戦)にフル出場、決勝ではPK戦決着となり、朝鮮民主主義人民共和国の3人目キッカーのPKを阻止するなどして日本の優勝に貢献した。
2016年7月、日本女子代表(なでしこジャパン)のスウェーデン遠征に召集される(試合出場はなし)[11]。11月下旬にはU-20日本女子代表に選出され、2016 FIFA U-20女子ワールドカップ(パプアニューギニア)に出場、正守護神として日本の6試合中5試合でゴールマウスを守り、日本の大会第3位獲得に奮闘した。
2023年6月13日、2023 FIFA女子ワールドカップ代表メンバーに選出された[12]。
2024年6月14日、2024年パリオリンピックに出場するなでしこジャパンメンバーに選出された[13]。
個人成績
クラブ
代表
選出歴等
試合数
- 2024年5月31日現在
タイトル
代表
個人
脚注
関連項目
外部リンク