高橋 はな(たかはし はな、2000年2月19日 - )は、埼玉県川口市出身[1]の女子サッカー選手。三菱重工浦和レッズレディース所属。サッカー日本女子代表。ポジションはディフェンダー、フォワード。
埼玉県鳩ヶ谷市[要出典](現・川口市)出身。
小学校年代で地元の少女サッカーチームである戸塚フットボールクラブ・ガールズに入ってサッカーを始める。その後、戸木南ボンバーズFCを経てFCアビリスタでプレーする[2]。
小学校6年の時に2011ナショナルトレセンU-12関東に招集される[3]。
2012年、中学校進学と共に浦和レッズレディースジュニアユースに加入。同年のJFAエリートプログラム 女子U-13 トレーニングキャンプに召集される。この時のチームメイトには宝田沙織、植木理子と後に年代別代表でも同僚となる選手がいた[4]。
2015年に浦和レッドダイヤモンズレディースユースに昇格。ユースチームでは当初はフォワードでプレーし、同年度のJOCジュニアオリンピックカップ第18回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会では決勝で敗れたが準優勝を果たしている[5]。
2016年6月10日付でユース選手登録のままでトップチームに出場選手登録がなされた[6]。
2018年シーズンからトップチームへ正式に昇格した[7]。
2022年11月10日、日本女子代表のスペイン遠征中に負傷離脱し[8]、同18日に右膝前十字靭帯損傷(全治8ヶ月)と診断され手術を行った[9]。
年代別代表においては、2015年のAFC U-16女子選手権2015ではU-16日本女子代表のフォワードとして出場、ラウンドロビンのチャイニーズ・タイペイ戦[10]、準決勝のタイ王国戦でゴールをそれぞれ記録した[11]。
2016年の2016 FIFA U-17女子ワールドカップでもフォワードに登録されて全6試合中5試合で先発出場、特に準決勝のスペイン戦で2得点を挙げるなど[12]日本の大会準優勝のキーウーマンとなった[13]。
2017年のAFC U-19女子選手権2017からディフェンダーにコンバートされ[14]、ラウンドロビン第3戦の大韓民国戦と決勝戦の朝鮮民主主義人民共和国の2試合に先発フル出場して日本の大会優勝に貢献した。
2018年の2018 FIFA U-20女子ワールドカップでは所属チームの同僚でもある南萌華とセンターバックのコンビを組んで全試合にフル出場、日本の大会初制覇に奮戦した。
2023年6月13日、2023 FIFA女子ワールドカップに出場するなでしこジャパンのメンバーに選出された[15]。同年7月31日、グループステージ3試合目となるスペイン戦でワールドカップ初出場を果たし、先発フル出場で4-0の大勝に貢献した[16]。
2024年6月14日、2024年パリオリンピックに出場するなでしこジャパンのメンバーに選出された[17]。