北村 菜々美(きたむら ななみ、1999年11月25日 - )は、大阪府大阪市出身の女子サッカー選手。日テレ・東京ヴェルディベレーザ所属。登録ポジションはミッドフィールダー (サイドハーフ、インサイドハーフ)。セレッソ大阪堺レディース(現セレッソ大阪ヤンマーレディース)3期生。
経歴・人物
小学校の時に正覚寺フットボールクラブ、大阪苅田ジュニアサッカークラブでサッカーを始める。
羽衣国際大学に在学する(2021年4月現在)学生である[4]。
2011年夏に神戸新聞社後援の「第14回神鍋ジュニアサッカーサマーカーニバル」に参加し、女子敢闘賞を受賞している[5]。また同年10月に大阪府サッカー協会主催の「OFAセントラルトレセン 女子U-12」に選抜された経験がある[6]。
セレッソ大阪堺レディース
2012年、子供の頃からセレッソ大阪を応援しており、[2]現在のセレッソ大阪ヤンマーレディースであるセレッソ大阪レディースのセレクションを受け、合格し、入団。
以降は中学生ながら大人のチームを相手に試合をすることになる。
2014年、チャレンジリーグ第20節、中学3年生でセレッソ大阪堺レディースの選手としてデビュー[7]。
2018年、左サイドバックでプレーし、スピードを生かしたドリブルや連携プレーを見せリーグ戦全試合に出場した[8]。
2019年、自身最多のリーグ戦3得点を記録。
2020年、自身最多を更新するリーグ戦4得点を記録。9年間育ったセレッソから日テレ・東京ヴェルディベレーザに完全移籍する事が発表された[9]。
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
2021年、日テレ・東京ヴェルディベレーザに加入した[10]。
2023-24シーズン、優秀選手賞を受賞した。
日本代表
年代別代表では2016年のU-17日本女子代表のアメリカ遠征が初召集[11]で、カーソンでのU-18大韓民国女子代表戦で後半開始から冨田実侑と交代して出場したのが最初のキャリアである[12]。同年9月の2016 FIFA U-17女子ワールドカップではグループリーグ2試合と準決勝、決勝で先発フル出場した[13]。
2017年、U-19日本女子代表に選出されてAFC U-19女子選手権2017に出場し、本大会では4試合に左サイドバックとして先発フル出場してアジア制覇を成し遂げた[14]。
2018年、U-20日本女子代表に選出され、2018 FIFA U-20女子ワールドカップに出場。本大会では準決勝(イングランド戦)を除く5試合に先発フル出場、準々決勝のドイツ戦でダメ押しとなる宝田沙織のゴールをアシストするなど活躍[15]、セレッソ大阪堺レディースでチームメイトの宝田沙織、林穂之香と共に日本の初優勝に貢献した。シーズン終了後の2019年1月のなでしこジャパン候補合宿に招集され、これがセレッソ大阪堺レディース初のなでしこジャパン招集となった[16]。
個人成績
クラブ
代表
出場大会
試合数
- 2022年10月6日現在
タイトル
クラブ
代表
個人
脚注
外部リンク