川村 優理(かわむら ゆうり、1989年5月17日 - )は、新潟県新潟市出身[2]の女子サッカー選手。アルビレックス新潟レディース所属。新潟医療福祉大学出身。元サッカー日本女子代表。ポジションはディフェンダーまたはミッドフィールダー。
来歴
ユース
小学生時代は新潟市内にある青山サッカー少年団に所属し、男子に混ざりながら全日本少年サッカー大会県大会へと出場した[3]。
新潟市立上山中学校入学[4]後も引き続き青山SSSに所属してサッカーを続けていたが、当時の監督であった牛浜真のスカウトによりアルビレックス新潟レディースに入団[3]。中学生選手ながら背番号10を与えられ、主として左サイドバックとして試合に出場した。開志学園高等学校・新潟医療福祉大学を卒業。
シニア
2013年、長く在籍していた新潟を離れ、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースへ移籍[5]。
2014年、ベガルタ仙台レディースへ移籍[6]。
2016年1月、ベガルタ仙台レディースとプロ契約を締結した[7]。
2017年1月、古巣のアルビレックス新潟レディースに完全移籍[8]。同年3月、復帰したアルビレックス新潟レディースの選手としてはリーグ戦未出場のまま[9]、アメリカの女子プロリーグ・NWSLに所属するノースカロライナ・カレッジへの移籍が決定した[10]。
2017年5月27日に行われた第8節シカゴ・レッドスターズ戦で前半29分に相手選手からのチャージを受け、右膝前十字靭帯断裂と右半月板を損傷する大怪我を負った[11]。その後手術を行い、この怪我でシーズン絶望となった[11]。
2019年1月25日、7年ぶりにアルビレックス新潟レディースでプレーすることになった[12]。
2021年9月の2021-22 WEリーグ開幕前に再び右膝を負傷[13]。2021年12月25日に行われた皇后杯4回戦でようやく復帰したが、続く12月29日の準々決勝で途中出場からわずか数分後に右膝内側半月板損傷を負傷し、2023年1月1日と2月8日に手術を受けた[14]。
2年近いリハビリを経て、2023年11月11に開催された2023-24 WEリーグの第1節に後半75分から出場した[15][16]。本人にとって初のWEリーグである。
代表
2005年にはU-17日本代表にも選出されるようになり、同年開催のAFC U-17女子選手権にも出場している。
2009年12月、サッカー日本女子代表のチリ遠征のメンバーに初選出された[17]。
2013年、アルガルヴェ・カップ2013(ポルトガル)に出場する日本女子代表に3年ぶりに復帰し、開幕戦のノルウェー女子代表戦に先発出場した。
2016年3月、リオデジャネイロオリンピックのサッカー女子アジア最終予選の日本代表メンバーに選出されたが、チームは予選3位となり五輪出場権を逃した[18][19]。
個人成績
クラブ
代表
試合数
- 2017年3月8日現在
ゴール
タイトル
クラブ
個人
脚注
外部リンク