福元 美穂(ふくもと みほ、1983年10月2日 - )は、鹿児島県揖宿郡山川町(現・指宿市)出身[2]の女子サッカー選手。サンフレッチェ広島レジーナ所属。神村学園高等部普通科体育コース出身。ポジションはゴールキーパー。
経歴
ユース
大成ツマベニレディース〜山川町立山川中学校(現・指宿市立山川中学校)〜神村学園高等部では正ゴールキーパーとして全国大会等の出場に貢献した。
シニア
2002年に当時、地域リーグ所属の岡山湯郷Belleに入団。2003年の日本女子サッカーリーグ(L・リーグ:現・なでしこリーグ)への昇格に携わった。
2016年4月3日のベガルタ仙台レディース戦で、なでしこリーグ通算250試合出場を達成した[3]。同年8月10日に15年在籍した岡山湯郷を退団[4][5](退団までの経緯はこちらを参照)、2日後の8月12日にINAC神戸レオネッサへの加入が発表された[6]。
2019年シーズン、ちふれASエルフェン埼玉への加入が発表された[7]。
2021年、WEリーグ・サンフレッチェ広島レジーナへ完全移籍[8][9]。
代表
日本女子代表には2002年のU-19 FIFA女子選手権(カナダ)のメンバーに招集されるとともに、フル代表(→なでしこジャパン)でも同年に行われた第14回アジア競技大会(大韓民国・釜山)のメンバーに招集され、ベトナム戦(10月4日)で初出場を果たす。
翌2003年にはワールドカップ予選大陸間プレーオフではメンバーとして招集。第4回FIFA女子ワールドカップ(アメリカ合衆国)及び翌2004年アテネオリンピックではバックアップメンバーとして同行した。
アテネ五輪後に代表監督に大橋浩司が就任して後は出場機会が増え、2005年は9試合中5試合に出場。2006年には5月に行われたアメリカ女子代表との親善試合(大阪府大阪市)で抜擢されると、7月にオーストラリアで開催された2006 AFC女子アジアカップ(兼2007 FIFA女子ワールドカップアジア地区予選)でレギュラーを獲得。12月に行われた第15回アジア競技大会(カタール・ドーハ)では決勝・北朝鮮戦でPK戦までもつれ込み、銀メダル獲得に貢献した。
優勝した2011年のドイツ・ワールドカップでは海堀あゆみにレギュラーを奪われベンチを温めるも、2012年のロンドンオリンピックではレギュラーに返り咲き、日本代表初のメダル獲得に貢献した。
2016年リオデジャネイロオリンピックのサッカー女子アジア最終予選の日本代表メンバーに選出されたが、チームは予選3位となり五輪出場権を逃した[10][11]。
個人成績
クラブ
代表
選出歴等
試合数
- 2016年3月4日現在
タイトル
クラブ
代表
個人
脚注
関連項目
外部リンク