小原 由梨愛(おばら ゆりあ、1990年9月4日 - )は、青森県十和田市出身[4] の元女子サッカー選手。ポジションは、ディフェンダー、ミッドフィールダー。元サッカー日本女子代表。
来歴
十和田市立北園小学校時代の9歳でサッカーを始め、中学生時代は青森県内のサッカークラブ、五戸町スポーツクラブでプレー。在籍中、青森県女子ユースサッカー選手権大会 (U-15・U-18) や東北女子ユースサッカー選手権大会 (U-18) に出場した。
中学校卒業後、宮城県に渡り常盤木学園高校サッカー部に入部。在学中に全日本女子ユース3連覇を果たすなど、様々なタイトルを獲得した。
2009年、アルビレックス新潟レディースに入団、同年4月には新潟医療福祉大学健康科学部に入学してサッカー部にも入部した(同期は山崎円美)[5]。開幕節の浦和レッズレディース戦でデビューし、7月5日に胎内市内にて開催されたリーグ戦第12節スペランツァF.C.高槻戦にて初ゴールを挙げた[6]。同年、U-19日本代表に選出され、中国で開催されたAFC U-19女子選手権2009では、3試合に出場し1得点。日本代表チームの優勝に貢献した。
2010年にはU-20日本代表に選出されて2010 FIFA U-20女子ワールドカップに出場した[7]。
2012年、練習試合で負傷し、右膝前十字靭帯損傷の診断を受け手術を行った[8]。
2014年には長船加奈の体調不良による離脱を受けて2014 AFC女子アジアカップに出場する日本女子代表(なでしこジャパン)に初めて招集され[9][10]、1次リーグ最終戦のヨルダン戦に先発フル出場して代表デビューを果たした[11]。
翌2015年もEAFF女子東アジアカップ2015決勝大会のなでしこジャパンメンバーとして招集された[12]が、トレーニングキャンプ中に負傷し、左膝前十字靭帯損傷(全治約6カ月)と診断され途中離脱した[13]。
2018年、2019シーズンよりニッパツ横浜FCシーガルズへの移籍が発表された[14]。
2021年11月26日、2021年シーズンをもって現役を引退し、2022年1月から横浜FCサッカースクールコーチに就任することが発表された[15]。
個人成績
クラブ
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
リーグ杯 | オープン杯 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
日本
| リーグ戦 |
リーグ杯
| 皇后杯 |
期間通算
|
2007 |
常盤木学園高校 |
14 |
- |
- |
- |
2 |
1 |
2 |
1
|
2008 |
- |
- |
1 |
0 |
1 |
0
|
2009 |
アルビレックス新潟レディース |
25 |
なでしこ Div.1 |
18 |
1 |
- |
1 |
0 |
19 |
1
|
2010 |
なでしこ |
13 |
2 |
1 |
0 |
3 |
1 |
17 |
3
|
2011 |
14 |
11 |
1 |
- |
0 |
0 |
11 |
1
|
2012 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0
|
2013 |
18 |
0 |
8 |
0 |
4 |
0 |
30 |
0
|
2014 |
26 |
0 |
- |
2 |
0 |
28 |
0
|
2015 |
なでしこ1部 |
13 |
0 |
- |
0 |
0 |
13 |
0
|
2016 |
12 |
0 |
8 |
0 |
5 |
0 |
25 |
0
|
2017 |
17 |
0 |
7 |
0 |
3 |
0 |
27 |
0
|
2018 |
18 |
1 |
8 |
1 |
3 |
1 |
29 |
3
|
2019 |
ニッパツ横浜FCシーガルズ |
20 |
なでしこ2部 |
18 |
1 |
5 |
0 |
2 |
0 |
25 |
1
|
2020 |
18 |
1 |
- |
2 |
0 |
20 |
1
|
2021 |
なでしこ1部 |
22 |
3 |
- |
2 |
0 |
24 |
3
|
通算 |
日本 |
1部
|
146 |
5 |
32 |
1 |
22 |
2 |
200 |
8
|
日本 |
2部
|
58 |
5 |
5 |
0 |
6 |
0 |
69 |
5
|
日本 |
その他
|
- |
- |
3 |
1 |
3 |
1
|
総通算
|
204 |
10 |
37 |
1 |
31 |
3 |
272 |
14
|
代表
主な選出歴等
試合数
出場試合
タイトル
クラブ
代表
脚注
外部リンク