矢野 喬子(やの きょうこ、1984年6月3日 - )は、神奈川県横浜市金沢区出身の元女子サッカー選手、サッカー指導者。神奈川大学卒業。選手時代のポジションはディフェンダー。
来歴
アローズSCでサッカーを始め、横須賀シーガルズから湘南学院高等学校を経て神奈川大学に進学。大学ではミッドフィールダーで、トップ下でプレーすることもあった。
大学在籍時に日本女子代表に選出され、2003年の女子ワールドカップアメリカ大会に出場。2004年のアテネオリンピックではアジア予選のときにはレギュラーであったが、本戦前の合宿で負傷し、決勝トーナメント・アメリカ戦で先発復帰。当時、日本体育大学に在籍していた丸山桂里奈とともに大学チーム在籍の代表選手として注目され、翌年に行われた第13回全日本大学女子サッカー選手権大会の公式プログラムにも2人の対談が掲載された。
2007年に大学を卒業し、浦和レッドダイヤモンズ・レディースに正式入団。同チームでは4人目のプロ契約選手であり、試合のほか「ハートフルクラブ」での活動も行っていた。
2011年、彩の国功労賞を受賞。
2013年1月に現役引退を表明[1]。母校神奈川大の職員に転身し、女子サッカー部の指導に携わった後[2]、2016年より帝京平成大学女子サッカー部監督に就任[3]。その傍ら女子サッカー解説者としてテレビ出演も行っている。
2021年2月5日、WEリーグの理事に就任した[4]。
2024年3月31日をもって帝京平成大学の監督を退任[5]、同年4月1日よりオルカ鴨川FCのテクニカルダイレクターに就任[6]することが発表された。
個人成績
クラブ
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
リーグ杯 | オープン杯 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
日本
| リーグ戦 |
リーグ杯
| 皇后杯 |
期間通算
|
2007 |
浦和レッズレディース |
26 |
なでしこ Div.1 |
21 |
2 |
2 |
0 |
3 |
0 |
26 |
2
|
2008 |
3 |
21 |
0 |
- |
2 |
0 |
23 |
0
|
2009 |
21 |
0 |
- |
4 |
0 |
25 |
0
|
2010 |
なでしこ |
18 |
0 |
6 |
0 |
4 |
0 |
28 |
0
|
2011 |
13 |
0 |
- |
2 |
0 |
15 |
0
|
2012 |
17 |
1 |
4 |
0 |
3 |
0 |
24 |
1
|
通算 |
日本 |
1部
|
111 |
3 |
12 |
0 |
18 |
0 |
141 |
3
|
総通算
|
111 |
3 |
12 |
0 |
18 |
0 |
141 |
3
|
代表
主な選出歴
試合数
出場試合
ゴール
タイトル
クラブ
代表
個人
- なでしこリーグベストイレブン:6回 (2007、2008、2009、2010、2011、2012)
- なでしこリーグ新人賞 (2007)
表彰
脚注
外部リンク
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1部 |
1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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2部 |
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3部 |
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MVP - 得点王 - 敢闘賞 - 新人賞 |