2006年イタリアグランプリ (LXXVII Gran Premio Vodafone d'Italia) は、2006年F1世界選手権の第15戦として、2006年9月10日にモンツァ・サーキットで開催された。
レース後にミハエル・シューマッハは2006年シーズンをもって引退すると発表した。ロバート・クビサはF1デビューから3戦目にして初の表彰台を獲得した。このレースはFIAによるハイスピードバリアーが導入された初のレースであった。システムは第2シケインのランオフエリア後端および「パラボリカ」に設置された[1]。また、クリスチャン・クリエンのレッドブルにおける最後のレースであった。
金曜フリー走行
予選
From:[2]
注
- * フェルナンド・アロンソはQ3で1:21.829のタイムを記録したが、フェラーリのフェリペ・マッサの予選を妨害したとスチュワードが判定し、Q3のタイムが削除された。結果として5番手から10番手へ降格となった[3]。
決勝
展開
スタートはライコネンがトップ、シューマッハはBMWザウバー勢と激しい争いを演じるものの2位をキープする。シューマッハはいつものようにピットインでライコネンと順位を逆転させ首位に躍り出る。
終盤は3位表彰台をかけてクビサ、アロンソ、マッサの争いになる。予選10番グリッドからのアロンソはライバルとピットインで順位を入れ替え3位にまでポジションを上げるものの、残り10周というところでアロンソのルノーからは白い煙が吹きあがり、リタイヤとなった。マッサもタイヤを痛めピットインし、入賞圏外にまで落ちた。
シューマッハは通算90勝目を挙げ、表彰式で「モンツァでレースをするのはこれが最後になる」と、現役引退を発表した。2位のライコネンが来シーズンフェラーリ入りすることも発表された。クビサの入賞と表彰台は自身初であり、同時にポーランド人初の表彰台、入賞となった。
レース結果
From [4]:
第15戦終了時点でのランキング
- ドライバーズ・チャンピオンシップ[4]
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- コンストラクターズ・チャンピオンシップ[4]
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- 注:ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。
参照