座標: 北緯2度45分39秒 東経101度44分18秒 / 北緯2.76083度 東経101.73833度 / 2.76083; 101.73833
2001年マレーシアグランプリ (X Petronas Malaysian Grand Prix) は、2001年F1世界選手権の第2戦として、2001年3月18日にセパン・インターナショナル・サーキットで開催された。
フリー走行1回目
3月16日(金)晴れ/ドライ
フリー走行2回目
3月17日(土)晴れ/ドライ
予選
3月17日(土)晴れ/ドライ
※エンリケ・ベルノルディは車両規定違反により全予選タイム抹消
ウォームアップ
3月18日(日)晴れ/ウエット
決勝
3月18日(日)曇り→雨→曇り/ドライ→ウエット→ドライ
スタート直前、予選16番手だったフィジケラが自らのグリッドを間違えたため、スタートやり直しで最後尾に回った。ギアトラブルでピットスタートだったフレンツェンはこのアクシデントに救われ再びグリッドに着き、逆にモントーヤはエンジントラブルによりピットスタートとなった。
スタート後、ミハエルに続くラルフだったが、1コーナーでイン側にいたバリチェロを被せるような形で接触してしまいスピン。また、ライコネンはスタート前からギアボックスに問題を抱えており、結局スタートできずにレースを終えた。(後にドライブシャフトに問題があったことが確認された)
3周目、コースに突然雨が降り出し、フェラーリの2台が6コーナーでコースアウトした。なんとか戦列に復帰したものの、バリチェロは10位、ミハエルは11位まで順位を落とし、トゥルーリがトップに立った。ヴィルヌーヴ・ハイドフェルド・ベルノルディ・モントーヤ・アーバインがリタイア。逆にフェルスタッペン・アレジ・フィジケラ・マッザカーネが大きく順位を上げた。
4周目、トゥルーリがコースオフしクルサードがトップに立った。雨はさらに激しくなり、セーフティーカーが導入された。各マシンはフルウエットタイヤに交換するが、セーフティーカーが7周も先導している間にコースコンディションはフルウエットからセミウエットへ変化していた。
11周目にレースが再開すると、インターミディエイトタイヤを装着していたフェラーリの2台が他車に対して5秒も速いタイムで追い上げ、16周目にはミハエルがトップ、最初のピットストップで1分12秒もかかってしまったバリチェロも2位へ浮上した。その後は他車を寄せ付けない速さで圧倒し、フェラーリがワンツーフィニッシュを飾った。また、ミハエルはこれで6戦連続ポールトゥウィンとなった。3位はクルサード、4位はフレンツェン、5位は最後尾から追い上げたラルフ、6位はハッキネンで今季初ポイントとなった。また、入賞にはあと一歩届かなかったものの、フェルスタッペンが18位スタートから7位でレースを終えた。
第2戦終了時点でのランキング
- ドライバーズ・チャンピオンシップ
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- コンストラクターズ・チャンピオンシップ
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- 注:ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。
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