石川 英郎(いしかわ ひでお、1969年12月13日[9] - )は、日本の男性声優、ナレーター[6]。兵庫県西宮市出身[3][4]。青二プロダクション所属[10]。
略歴
相愛大学音楽学部声楽学科[10]にてオペラを学ぶ。のちに大学を辞めて声優に転向。関西から上京し、青二塾東京校第12期として入所する。青二塾の同期に緒方恵美、阪口大助、笠原留美、新山志保、山田真一らがいる[11]。
人物
音楽家の父の影響で幼少期から音楽に親しんでいた[4]。高校生のころ勉強が苦手だった石川は卒業後の進路は得意な格闘技関連または音楽関連しかないと考えた[12]。ある程度歌に自信のあった石川は[12]相愛大学音楽学部声楽学科に進む。声楽家を目指していたわけではないが、いつの間にかオペラを始めていたという[12]。オペラには手の仕草や表情の演技も必要だったため、芝居の勉強を目的として養成所に入所。やがて芝居そのものに関心を持つようになり、大学をやめて演劇の道を志す[13]。演劇以外にも歌や喋り、DJといった仕事にも興味があり、そのことを養成所の先生に話したところ声優が希望に合うのではないかとアドバイスをもらう[13]。声優になった経緯については「気がついたら声優の仕事をしていた」「大学時代にやっていたオペラがきっかけと言えるのかもしれない」と語っている[12]。
青二塾東京校の入所を経て、青二プロダクションに所属。事務所に入って最初の仕事は、企業向けビデオの顔出しでの出演である[14]。その後、CSでのボイスオーバーのレギュラーが決まる。同時期にCS-PCM音声放送のラジオ『ウルトラ・マニア・バンザイ』という番組の1コーナー「目指せ!声優甲子園」にレギュラー出演する。これはラジオパーソナリティである神谷明が新人を鍛える企画で、石川もいろいろと指導を受けたため、声優の師匠は神谷明だとしている[14]。尊敬している声優も神谷の名を挙げており、OVA版『ゲッターロボ』で神谷と同じ流竜馬役を演じられたことは「すごく感慨深い」と述べている[15]。また同じく神谷の役である『北斗の拳』のケンシロウもPSP用ゲーム『ラオウ外伝 天の覇王』で演じている。
UWFインターナショナルのリングアナウンサーをしていた[10]時期があり、とある静岡の第一試合で入場コールの際スティーブ・ネルソンという選手の名前を噛んでしまい観客から失笑を買ってしまった事がある[16]。
音域はC2 - C4[10]。
資格は柔道二段。趣味は猫と遊ぶ、ウォーキング、自転車、麻雀、パチスロ。特技は声楽。方言は関西弁[10]。
出演
太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
- 1993年
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- 1994年
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- 1995年
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- 1996年
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- 1998年
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- 1999年
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- 2000年
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- 2001年
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- 2002年
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- 2003年
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- 2004年
-
- 2005年
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- 2006年
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- 2007年
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- 2008年
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- 2009年
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- 2010年
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- 2011年
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- 2012年
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- 2014年
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- 2015年
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- 2016年
-
- 2017年
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- 2018年
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- 2019年
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- 2020年
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- 2021年
-
- 2022年
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- 2023年
-
- 2024年
-
劇場アニメ
- 1993年
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- 1994年
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- 1995年
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- 2004年
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- 2006年
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- 2012年
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- 2014年
-
- 2016年
-
- 2017年
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OVA
- 1994年
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- 1995年
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- 1996年
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- 1998年
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- 1999年
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- 2000年
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- 2002年
-
- 2003年
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- 2004年
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- 2005年
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- 2007年
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- 2008年
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- 2010年
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- 2011年
-
- 2014年
-
- 2015年
-
Webアニメ
ゲーム
- 1993年
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- 1994年
-
- 1995年
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- 1996年
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- 1997年
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- 1998年
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- 1999年
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- 2000年
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- 2001年
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- 2002年
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- 2003年
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- 2004年
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- 2005年
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- 2006年
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- 2007年
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- 2008年
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- 2009年
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- 2010年
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- 2011年
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- 2012年
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- 2013年
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- 2014年
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- 2015年
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- 2016年
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- 2017年
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- 2018年
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- 2019年
-
- 2020年
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- 2021年
-
- 2022年
-
- TRANSFORMERS ALLIANCE(マイスター、アラート、ホイスト、ブラックコンボイ、ダージ)
- ライブアライブ(無法松[90])
- 2023年
-
- 2024年
-
- 2025年
-
吹き替え
映画
テレビドラマ
アニメ
人形劇
ラジオ
ラジオドラマ
テレビ番組
特撮
- 1996年
-
- 1997年
-
- 2000年
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- 2001年
-
- 2009年
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- 2011年
-
- 2012年
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- 2013年
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- 2014年
-
- 2015年
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- 2017年
-
- 2021年
-
ナレーション
テレビ
CM
その他
CD
ドラマCD
BLCD
- Angel's Feather(東堂紫苑)
- Apocripha/0 (ルビイ・ジャンクソン)
- 愛だろ、愛!! -山田ユギバンブーセレクションCD-「我が家は楽し」(円)
- あなたの隣に座らせて(鷹宮信仁)
- YELLOW(ゴウ)
- イロメ(白川)
- 少年のフェロモン(木原実)
- 俺の下であがけ シリーズ(樋口崇文)
- 課長の恋(伊藤不二夫)
- 神様の腕の中(ウォン)
- きみには勝てない!(三木寒弥)
- きみのハートに効くサプリ(梅枝)
- キャッスルマンゴー(十亀俊司)
- グラビテーション シリーズ(上杉樹把)
- 恋の案内人(芹沢亨)
- 今宵、君に酔う(永岡熙生)
- 紳士協定を結ぼう!(玖牙守弥)
- STAMP OUT(久川武郎)
- 星陵最恐物語(橋爪祐一)
- ただ一人の男(如月巳波)
- 天の華・地の風(諸葛亮孔明)
- 同級生 シリーズ
- 同級生(原学)
- 卒業生(原学)
- 空と原(原学[105])
- どうしても触れたくない(外川陽介)
- 花嫁は二度さらわれる(キース・北条)
- ファインダーの標的(劉飛龍)
- ブロードキャストを突っ走れ!(久納卯月)
- ボディーガードは愛を継ぐ(高中紗霧)
- LOVE SEEKER 2・3(瀬戸郁也)
音楽CD
ラジオCD
パチスロ
その他コンテンツ
ユニット
- E.M.U 作品「卒業M」から派生したユニット。2000年解散。
- RoST 友人3人で作ったグループ。活動は不定期。
- AN's ALL STARS ラジオから派生したバンド。
- メンバー:石川英郎、森久保祥太郎、左人忠相、乙部ヒロ、宮城寛
- Tea-Cups 友人同士で作ったグループ。現在活動停止状態。活動の際にはHNで呼ぶ。
ディスコグラフィ
キャラクターソング
発売日 |
商品名 |
歌 |
楽曲 |
備考
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1998年
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6月24日
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JEWELRY LOVE
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相川ひろや(石川英郎)
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「JEWELRY LOVE」
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テレビアニメ『魔法のステージファンシーララ』挿入歌
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「Birthday Girl」
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テレビアニメ『魔法のステージファンシーララ』関連曲
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1999年
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05月01日
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卒業Mキャラクターズスペシャル・加藤勇祐
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加藤勇祐(石川英郎)
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「損して得取れ」
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OVA『卒業M』関連曲
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2000年
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11月20日
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ゲッターロボ・真ボーカルアルバム 聴け魂の声を!叫べ我らとともに!
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流竜馬(石川英郎)
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「BURN THE RUN」
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OVA『真ゲッターロボ 世界最後の日』関連曲
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2005年
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6月15日
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リングにかけろ1 キャラクターソングス
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志那虎一城(石川英郎)
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「一心 円月の如し 〜SAMURAI Heart〜」
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テレビアニメ『リングにかけろ』関連曲
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2008年
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07月16日
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BLEACH BEAT COLLECTION 4th SESSION:02 浮竹十四郎 & 志波海燕
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浮竹十四郎(石川英郎)
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「言ノ葉」
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テレビアニメ『BLEACH』関連曲
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浮竹十四郎(石川英郎)、志波海燕(関俊彦)
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「風〜命と誇り〜」
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2014年
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6月25日
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金色のコルダ Blue♪Sky focus on 神南高校
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神南高校管弦楽部[メンバー 1]
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「ツィゴイネルワイゼン」
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テレビアニメ『金色のコルダ Blue♪Sky』関連曲
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「死の舞踏」
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土岐蓬生(石川英郎)
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「Hypnosis〜微睡の罠〜」
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神南高校管弦楽部[メンバー 1]
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「Andante 〜featuring 神南高校」
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テレビアニメ『金色のコルダ Blue♪Sky』エンディングテーマ
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脚注
シリーズ一覧
- ^ 第2シリーズ『R』(1993年)、第4シリーズ『SuperS』(1995年)
- ^ 第1期(2002年)、第2期『Zwei』(2004年)
- ^ 第1期(2004年)、第2期『-日米決戦編-』(2006年)、第3期『影道編』(2010年)、第4期『世界大会編』(2011年)
- ^ テレビシリーズ『〜primo passo〜』(2006年 - 2007年)、スペシャル『〜secondo passo〜』(2009年3月26日・6月5日)
- ^ 第1期(2010年)、第2期『REVERSE』(2010年 - 2011年)
- ^ 第1期(2012年)、第2期『G』(2013年)、第3期『GX』(2015年)、第4期『AXZ』(2017年)、第5期『XV』(2019年)
- ^ 第1クール(2022年)、第2クール『-訣別譚-』(2023年)、第3クール『-相剋譚-』(2024年)
- ^ 『MEMORIES OF NOBODY』(2006年)、『The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸』(2007年)、『fade to Black 君の名を呼ぶ』(2008年)、『地獄篇』(2010年)
- ^ 『BLEACH memories in the rain』(2004年)、『BLEACH The Sealed Sword Frenzy』(2005年)、『BLEACH カラブリ! 護廷十三屋台大作戦!』(2008年)
- ^ 『2』(1998年)、『3』(2000年)、『extreme』(2002年)
- ^ 『エピソードI[力への意志]』(2002年)、『フリークス』『エピソードII[善悪の彼岸]』(2004年)、『I・II』『エピソードIII[ツァラトゥストラはかく語りき]』(2006年)
- ^ 『金色のコルダ』(2003年)、『金色のコルダ2』『金色のコルダ2 アンコール』(2007年)、『金色のコルダ2 f』『金色のコルダ2 f アンコール』(2009年)
- ^ 『真・三國無双3』『猛将伝』(2003年)、『Empires』(2004年)
- ^ 『Double Reaction!』『Double Reaction! PLUS』(2004年)
- ^ 『激闘忍者大戦!3』『ナルティメットヒーロー2』(2004年)、『激闘忍者大戦!4』『ナルティメットヒーロー3』(2005年)、『ナルティメットポータブル』(2006年)
- ^ 『真・三國無双4』『猛将伝』(2005年)、『Empires』(2006年)
- ^ 『戦国無双2』『戦国無双2 Empires』(2006年)、『戦国無双2 猛将伝』(2007年)
- ^ 『ひめひび -Princess Days-』(2006年)、『ひめひび -Princess days- ぽーたぶる』(2008年)
- ^ 『SPIRITS』(2007年)、『WORLD』(2011年)、『OVER WORLD』(2012年)、『GENESIS』(2016年)
- ^ 『真・三國無双5』(2007年)、『Empires』(2009年)
- ^ 『激闘忍者大戦!EX』『激闘忍者大戦!EX2』『ナルティメットアクセル』『ナルティメットアクセル2』(2007年)、『激闘忍者大戦!EX3』(2008年)、『ナルティメットアクセル3』『ナルティメットストーム』(2009年)、『激闘忍者大戦!SPECIAL』『ナルティメットストーム2』(2010年)、『ナルティメットストームジェネレーション』(2012年)、『ナルティメットストーム3』[52](2013年)
- ^ 『Wonderland ONLINE』『Wonderland ONLINE -妖精たちの伝承-』『Wonderland ONLINE-聖殿の守護者-』(2008年)
- ^ 『戦国無双3』(2009年)、『戦国無双3 猛将伝』『戦国無双3 Z』『戦国無双3 Empires』(2011年)
- ^ 『真・三國無双6』『Empires』『猛将伝』(2011年)
- ^ 『第2次Z破界篇』(2011年)、『第2次Z再世篇』(2012年)、『Operation Extend』(2013年)、『第3次Z時獄篇』(2014年)、『第3次Z天獄篇』(2015年)、『X-Ω』(2017年 - 2020年)、『V』(2017年)、『T』(2019年)、『30』(2021年)
- ^ 『ヒーローズ』(2011年)、『アルティメットミッション』(2013年)、『アルティメットミッション2』(2014年)、『スーパードラゴンボールヒーローズ』(2016年)、『アルティメットミッションX』(2017年)
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出典
参考文献
外部リンク