正餐は料理を一品ずつ供するコース形式で、その起源はフランス式サービス (service à la française) に発し、さまざまな料理を一度にテーブルに並べていたという。やがて時間をおいて料理を食卓に運ぶロシア式サービス(英語版)を導入、一定の順序で料理を供する形式に変わった。一般的には冷菜、温菜、食後のセイボリー (食後の辛味の料理) とデザート、あるいはオードブルまたはスープ、主菜、デザートの順である。古代ローマの料理は甘辛かったが現代ではすたれ、甘く香りのよい品はデザートとして出す。ビュッフェは客が自由に料理を選ぶ形式でパーティーや休日に限られ、客はコース料理を食べる
Ch'ing, Lin (1977) (英語). First Steps to European Cooking. Hong Kong: Wan Li Pub. Co.. p. 5 ヨーロッパ料理入門
Goldstein, Darra; Merkle, Kathrin (2005) (英語). Culinary Cultures of Europe : Identity, Diversity and Dialogue. Strasbourg: Council of Europe ヨーロッパの料理文化: 主体性、多様性、対話
Kwan, Shuk-yan (1988) (英語). Selected Occidental Cookeries and Delicacies. Hong Kong: Food Paradise Pub. Co.. p. 23 西洋の料理と珍味
Leung, Man-tao (2007-2-12). “Eating and Cultural Stereotypes”. Eat and Travel Weekly (Hong Kong: Next Media Limited) (312): 76. 食事と文化のステレオタイプ