ワーテルゾーイ

鶏肉とジャガイモのワーテルゾーイ

ワーテルゾーイ（オランダ語: waterzooi、フランス語: waterzooï）は、ベルギー・ヘント（ゲント）の名物料理^[1]。

概要

サーモンやタラを使ったワーテルゾーイ

ザリガニ、ノラニンジン、ジャガイモのワーテルゾーイ

「ワーテル（water）」は水、「ゾーイ（zooi）」はゆでるの意^[1]。家庭料理であり、地域によってさまざまな作り方がある^[2]。

鶏肉を使ったものは特に「ヘント風ワーテルゾーイ（ゲント風ワーテルゾーイ、Waterzooï à la Gantois）」と呼ばる^[1][3]。

元々はフランドル地方の田舎料理であり、川魚を煮込んだ料理であった^[3]。地方によっては海の幸を用いることもある^[3][4]。また、クリームの濃度も地方によって異なる^[4]。

日本においては「クリーム煮」^[4]、「クリームシチューのような」^[4]、「水炊き」^[2]と説明されることもある。

出典

1. ^ “ワーテルゾーイ”. 旭化成ホームプロダクツ. 2023年1月9日閲覧。
2. ^ “北京五輪応援企画！世界のスープ第九弾！ベルギー・ワーテルゾーイ＆メキシコ・トルティーヤスープ”. 日本テレビ放送網 (2022年2月18日). 2023年1月9日閲覧。
3. ^ 『地球の歩き方 A19 オランダベルギー ルクセンブルク 2021-2022』地球の歩き方、21頁。ISBN 978-4059189732。 
4. ^ “チキンのワーテルゾーイ”. 長久手市 (2020年11月30日). 2023年1月9日閲覧。

関連項目

• ベルギーの料理

外部リンク

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