このほか、2015年1月には映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』が公開され、2019年には劇場版三部作として『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』が連続公開された[4]。2020年には特別編集版『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』が劇場公開およびAmazon Prime Videoにて独占配信された[5]。2022年10月からはシリーズ最新作『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』の制作を含む10周年プロジェクトが始動した[6]。
管理社会ではあるが、保安システムのインフラが未整備にもかかわらず、人間が入り込んで活動している登録上の廃棄区画や開発の果てに放棄され、廃墟化している地区も存在しているが[78]、更生施設に収容しきれない潜在犯や貧困層や浮浪者の棲家として、あえて放置されている[68]。さらにスピンオフ小説『About a Girl』によると、郊外地域には、廃棄された大型施設跡にレジスタンスが潜んでいたり、自然回帰主義者の小規模集落があるとされている。
『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』(げきじょうばん サイコパス プロビデンス)のタイトルで、2023年5月12日より公開[102]。R15+指定[2]。『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__』と『PSYCHO-PASS サイコパス 3』の間の時系列の物語が描かれる[103]。
『DIVE to PSYCHO-PASS サイコパスる夏』、『DIVE to PSYCHO-PASS サイコパスる冬』といった、お台場エリアの主要施設を使用し、展示・物販・アトラクションと多岐にわたって、「PSYCHO-PASS サイコパス」の世界を体感=DIVE出来るイベントを開催した[131]。アクアシティお台場にて『PSYCHO-FILM』と題して各キャラクターの深層心理に迫る新規セリフを収録した特別な映像の上映、東京ジョイポリスにてアトラクション『PSYCHO-PASS サイコパス THE SHOOTING』の実施、アクアシティお台場周辺にてリアル謎解きゲーム各3種の開催、イベント期間限定の特設グッズショップ『PSYCHO-SHOP』、オリジナルフードメニューを提供する『PSYCHO-CAFE』が行われた[132][133]。
開催内容は、各時期(夏と冬)によって若干異なり、例えばアトラクション「PSYCHO-PASS サイコパス THE SHOOTING」は夏と冬ではリニューアルが行われて、冬では「PSYCHO-PASS サイコパス THE SHOOTING 2」になっていたり、リアル謎解きゲームも異なっている[132][133]。また、夏だけで行われた企画としてはPSYCHO-PASSを含めたノイタミナアニメの先行上映もあり、また、お台場ではないがパシフィコ横浜を会場にライブやキャストトークショーに加え朗読劇などを行ったイベント『PSYCHO-FES サイコフェス』もDIVE展開のひとつとして含まれていた[132]。
なお、『サイコパスる夏』『サイコパスる冬』で上映された特別映像は、Xbox One用ゲーム『PSYCHO-PASS サイコパス 選択なき幸福』の特典「DIVE to PSYCHO-PASS プレミアムディスク」(Blu-ray)として収録されることになり[134]、限定版特典として『サイコパスる夏』、予約特典として『サイコパスる冬』が付属した[135]。