『1×8いこうよ!』(いっぱちいこうよ)は、札幌テレビ放送の制作でNNS加盟局を中心として、関東地方のJAITS加盟局の一部とビデオ・オン・デマンドほかで放送・配信している、大泉洋、木村洋二(元STVアナウンサー)らが出演するバラエティ番組。主に社会問題から着想を得た企画を主題とするドキュメントバラエティ企画や、北海道内を中心とした旅番組企画を展開している。
STVでの番組放送開始は2000年1月9日[1]。また事前番組として1999年12月30日15:55-16:25には「1×8ってナニ!?今明かされる新番組の謎」を放送[2]。同放送時間は日本標準時(JST)日曜16時55分 - 17時25分(番組放送スタート当初からの1年間は日曜日の13時 - 13時30分)である。2007年7月8日からハイビジョン放送、2017年4月2日から字幕放送(後述)。『釣〜りんぐ北海道』が放送されていた2008年3月までは「STV日曜日夕方の2大バラエティ」と称されていたこともある。
番組開始当初は「YOYO'Sのピカピカスピカバラエティ・1×8いこうよ!」というタイトルだった。1×8とは、番組を製作している札幌テレビ放送本社とイベントホール「札幌メディアパークSpica」(2008年廃止)の所在地が北海道札幌市中央区北1条西8丁目であることに加え、「イチかバチかやってみよう」という意味合いも込められている。
当番組開始前、大泉は北海道テレビ制作の深夜番組『鈴井の巣』(1999年4月 - 2001年3月)の企画「視聴率10%突破記念!バカでHの大打ち上げパーティー・二次会」の中で、「俺の夢はW洋ちゃんなんだよ!」「やっぱり北海道の洋ちゃんといえばまだまだ木村洋二なんだよ!」と発言していた。大泉のこの発言は、およそ半年で叶えられたことになる。 各都道府県の日本テレビ系列局、独立UHF局での番組販売ネットも行われ、現在では、同じく大泉出演の『水曜どうでしょう』と並ぶ北海道の有名ローカル番組となっている。2005年10月15日には、STVと東北6県とのブロックネットで特別番組『大泉洋プレゼンツ 地タレ?大集合ふるさと大好き宣言!』が放送された。
2007年7月8日(1×8シニア野球団の途中)から、ハイビジョン制作とステレオ放送を実施、さらに2010年5月9日(1×8北海万博初回)からアナログ放送はレターボックス16:9化された。北海道外のネット局でも逐次放送されている。
番組内で、滑稽な場面で使われるリズミカルな曲は、テレビアニメ『うる星やつら』のBGMである。
ラジオで毒舌キャラクターとして知られている木村が大泉に対してぼやく時には、木村火山噴火とテロップが出る。また、様々な企画の中で大泉が器用にこなすのに対し、木村が不器用さを発揮しているため、木村の不器用さが出ると不器用レジェンドのテロップが出る。また木村の2度目の休養中に代役として出演したアナウンサーは軒並み不器用であり、まず大家彩香が不器用さ[注 1]を発揮し、不器用クイーンの称号を襲名し、また村雨美紀も不器用さ[注 2]を発揮し3代目不器用アナと認定。久保朱莉も不器用さを発揮[注 3]して不器用アナウンサー確定とされた。さらに油野純帆は大泉から不器用界のダイヤの原石、木村の後継者と言われてしまった[注 4]。
番組では毎年、オリジナルのカレンダーを製作・販売している。これは1年間のロケ写真から選ばれた画像を使用している(50 cm×36 cm、各月1枚+表紙1枚の計13枚)。また2007年7月には、番組の名場面を集めたDVDが発売され、これ以降も数作品発売されている(後述)。
番組ではYOYO'S(ヨーヨーズ)というコンビ名を付けて出演している[1]。大泉は木村のことを「あぁた」と呼んでいる。2005年の木村の誕生日に木村が「(大泉と)対決」と言ったことから、YOYO'Sの2人の仲が悪くなり対決企画もたびたび行われているが、もちろんこれは演出である[注 5]。
特記されてない場合はSTV女子アナウンサー。字幕の色は■橙色。文字放送のテロップの色は■緑色。
当初は2016年1月から休養した木村の代役であったが、2017年3月26日放送分からの番組リニューアルにより進行役となる。またそれに伴いオープニングにも顔写真が出された。
当初、進行役は木村復帰までの措置であったが、木村が復帰後初めて企画最初から出演した3月25日の放送で大泉より休養前は進行役を兼ねていた木村が進行役には復帰しないため今後も進行役は登場することが発表された。しかし、オープニングの映像はYOYO'Sのみとなり進行役の顔写真は無くなった。
木村代役時代は番組ナレーションを担当していた永井・大家と2015年入社の小笠原・大慈弥・林・村雨の6人が交代で担当していたが、番組リニューアルにより代役から進行役への役割変更をしたときに永井がナレーションのみとなり残りの5名が進行役に就任した。その後、2018年3月末で林が、2019年3月末で小笠原・大慈弥がSTVを退社したため、一時期に進行役が大家と村雨の2人だけになってしまったが、6月に久保朱莉、7月に西尾が加入、10月に久保朱莉がアナウンス部から総務部への異動に伴い進行役から外れたが[注 6]、12月に佐々木が加入、さらに2021年に入り4月に兼子、6月に高山、7月に久保明日香、12月に油野が加入して進行役は現在は8人体制となっている。また、2024年9月末で大家がSTVを退社したが、フリーアナウンサーとして進行役を続けている。
2019年以降、企画の終盤になると進行役の女子アナウンサーが早退するケース[注 7]発生しており、その際は木村が進行役を務めている。また、2021年12月に油野が企画に参加[注 8]した際にも番組を途中で離れるケースが発生している。
STVアナウンサーで、当初は男女1人ずつの2人で行っていたが、新型コロナウイルス感染症拡大後は永井1名で行っている。
表記がない限りは現役STVアナウンサー
なお、番組初期には、番組の構成作家の鈴井貴之や、大泉と共にTEAM NACSに所属する安田顕らがゲスト出演していた。
2009年2月に過労による体調不良に伴い1度目の休養。番組も3月22日の放送以降休養となり、その間は大泉洋が選ぶ傑作選を放送し6月13日の放送で復帰した。
2016年1月24日放送以降体調不良に伴い2度目の休養となり、1月31日の放送以降は永井・大家のナレーター陣や2015年入社のSTVアナウンサー(小笠原・大慈弥・村雨・林)が木村の代役として交代で出演していたが、2017年3月19日放送分で番組のリニューアルが発表され、3月26日放送分よりSTVアナウンサー陣が正式に進行役とされた[注 24]。なお木村は番組からは降板せず、あくまでも進行役は木村が復帰するまでの措置とされているが、3月26日放送分からリニューアルしたオープニングは木村が過去の番組場面写真に映し出されるのみとなり、代わりに進行役のSTVアナウンサー(大家・小笠原・大慈弥・村雨・林)の写真が映されて、タイトルコールも大泉の声のみとなっていた。ただし、CMで使用されるタイトルコールは木村・大泉の声のものを使用していた。
なお木村は2017年8月10日にラジオニュースで仕事復帰、10月26日のどさんこワイド179でテレビ出演に関しても復帰を果たし、2018年2月18日の予告で木村の復帰が発表され、2018年2月25日の放送で復帰した[4]。なお木村は進行役には復帰せず今後はYOYO'Sと進行役の女性アナウンサー[注 25](大家・小笠原[注 26]・大慈弥[注 26]・村雨)の3人体制となることが3月25日の放送で発表された。さらに、この放送よりオープニングのタイトルコールは大泉・木村の2人のものに変更され、オープニング映像で登場するのはYOYO'Sのみで進行役の女性アナウンサーは登場しない物へと変更された。
木村が何らかの職業のマスター、大泉が客になり架空のシチュエーションで台本の無い即興劇のトークを行うシチュエーションコントコーナー。通称「小型トーク」。毎回序盤にはおことわりとして「これはYOYO'Sが架空のシチュエーションで台本のないトークを繰り広げるコーナーです。」のテロップが出る。
現在のネット局については、公式サイトの道外OA情報も参照(現在放送中の企画も掲載)。
1×8初のビデオ・オン・デマンド配信が2011年10月7日にアクトビラ、ひかりTV、J:COMオンデマンド、TSUTAYA TV、LEONET、auひかりTV、MOVIE SPLASH VOD、GYAO!ストア(PC)でスタートした。
その後、YNN!(吉本興業)や2011年12月7日にTVドガッチ、2012年6月22日には日テレオンデマンド、2015年8月22日にはHulu日本版サービス、2020年10月6日にはTVer[13]で配信を開始した。
初期のYOYO'Sの貴重な映像や道外では未放送の企画などを毎月更新で配信している。
また2019年4月28日放送分から2020年9月27日放送分まではSTVホームページ内の公式動画配信「どさんこ動画」、2020年10月4日放送分からはTVerにて最新回の無料配信を実施している。
1×8いこうよ! - ハナタレナックス - おにぎりあたためますか - SONGS
モザイクな夜V3 - 水曜どうでしょう - 鈴井の巣 - パパパパパフィー - いばらのもり - テレポート6 - テレポート2000 - 鈴井の巣 presents n×u×k×i - ドラバラ鈴井の巣 - FOMA Presents 9! - ぴったんこカン・カン(不定期出演) - 大泉洋プレゼンツ 地タレ?大集合ふるさと大好き宣言! - 世界バラエティ選手権 - 旭山動物園日記 - 直CUE!勝負 - モンキーパーマ - 小林賢太郎テレビ - 第66回NHK紅白歌合戦(審査員) - 世界!極限アーティストBEST20 - みんなで道フェス!2019~どさんこの夢 応援するべさ~ - 第71回NHK紅白歌合戦(白組司会) - 第72回NHK紅白歌合戦(司会) - 命をつなぐ生きものたち - 第73回NHK紅白歌合戦(司会)
なし
GOLGO - GOLGOLGO - 大泉洋のサンサンサンデー - NACS GOTTA ME! - R
救命病棟24時 アナザーストーリー - おかしなふたり - HTBスペシャルドラマ「大麦畑でつかまえて」 - 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 - ロス:タイム:ライフ - 歓喜の歌 - the波乗りレストラン - 赤鼻のセンセイ - プラチナタウン - 地の塩 - おやじの背中 - ドラマミステリーズ 〜カリスマ書店員が選ぶ珠玉の一冊〜 - あにいもうと - ノーサイド・ゲーム - 2020年 五月の恋
茄子 アンダルシアの夏(声の出演) - river - アフタースクール - レイトン教授と永遠の歌姫(声の出演) - 探偵はBARにいる - しあわせのパン - グッモーエビアン! - 探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 - 青天の霹靂 - ぶどうのなみだ - 駆込み女と駆出し男 -アイアムアヒーロー - 探偵はBARにいる3 - 恋は雨上がりのように - こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 - そらのレストラン - グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜 - 新解釈・三國志 - 騙し絵の牙 - 浅草キッド - 月の満ち欠け - 室町無頼
茄子 スーツケースの渡り鳥(主演OVA、声の出演) - レイトン教授と不思議な町 - レイトン教授と悪魔の箱 - レイトン教授と最後の時間旅行 - レイトン教授と魔神の笛 - レイトン教授と奇跡の仮面 - レイトン教授VS逆転裁判 - レイトン教授と超文明Aの遺産(以上主演ゲーム、声の出演) - 親父がくれた秘密〜下荒井5兄弟の帰郷〜(原作) - ザ・マスクド・シンガー(ウェブ番組)
本日のスープ(大泉洋 with STARDUST REVUE) - 起きないあいつ(FAN TAN feat. The Uncoloured)- 大漁豊漁ぼやき船(作詞)
TEAM NACS - FAN TAN - CREATIVE OFFICE CUE - アミューズ - 劇団イナダ組 - ヌオウ - グリンチ
森崎博之 - 安田顕 - 戸次重幸 - 音尾琢真 - 鈴井貴之 - 藤村忠寿 - 嬉野雅道 - 木村洋二 - 大泉潤(兄) - 中島久美子(妻)
カテゴリ
man-hole(監督) - river(監督・脚本) - 銀のエンゼル(監督) - 銀色の雨(監督・脚本)
雅楽戦隊ホワイトストーンズ(脚本) - ロス:タイム:ライフ「スキヤキ編」(演出) - 不便な便利屋(監督・脚本)
週刊Nanだ!Canだ!(出演) - パック2(出演) - モザイクな夜・モザイクな夜V3(企画・構成・出演) - 水曜どうでしょう(企画・構成・出演) - 鈴井の巣(企画・構成・出演) - 1×8いこうよ!(構成)- いばらのもり(出演) - 鈴井の巣 presents n×u×k×i(企画・構成・出演) - ドラバラ鈴井の巣(脚本・出演) - おにぎりあたためますか(企画) - ぽっぷこ〜んシネマ(出演) - FOMA Presents 9!(出演) - イチオシ!「アテネGEKIJO」(出演) - 鈴井貴之のロケハン。(企画・構成・出演) - アオタガイ学園(構成・出演) - 直CUE!勝負(出演) - HTB開局40周年記念「〜ありがとう40年〜全部たしたら10時間!ユメミル広場に大集合!!」(出演) - 北海道道(出演)
GO・I・S(出演) - FM ROCK KIDS(出演) - 北風小僧(出演) - 鈴井貴之 ラジヲの時間(出演) - ALL ROADS LEAD to HOKKAIDO!(出演)
OOPARTS - CREATIVE OFFICE CUE - アミューズ - 手風琴21 - CUE DREAM JAM-BOREE - CUE MUSIC JAMBOREE IN YUBARI - DA.BE.SA(NORTH END x AYUMI(from SAPPORO)名義) - Merry CUEristmas(TEAM NACSと共同)
TEAM NACS(森崎博之 - 安田顕 - 戸次重幸 - 大泉洋 - 音尾琢真) - オクラホマ(河野真也 - 藤尾仁志) - 北川久仁子 - 小橋亜樹 - 藤村忠寿 - 嬉野雅道 - 樋口了一 - 伊藤亜由美