プリモプエルとは、1999年11月13日にバンダイから発売された人形型ぬいぐるみ。発売から5年で累計100万個以上を販売(バンダイ発表)され、様々なシリーズや関連グッズも販売される人気玩具である。
バンダイとウィズの共同企画開発商品。シリーズによって詳細は異なるが、基本的な特徴は以下の通り。本体には、7つのセンサーとスイッチが搭載されており、触れたり話し掛けたりする事で反応し、お喋りしたり歌を歌ったりする。また、コミュニケーションの頻度や接し方に応じて気分や性格が変化し、新たな言葉や歌を覚えて成長していく機能がある。時計やカレンダー機能も搭載されており、時間帯によって話の内容が変わり、寝たり起きたり、季節に合わせた様々な言葉を喋り、風邪を引く事もある。初代プリモプエルのCタイプは約280語の言葉を喋る(タイプやシリーズの種類によって話す言葉の数は異なる)。着せ替え用の服も販売されており、着せ替え人形としての楽しみ方もできるようになっている。
キャラクターデザイナーは西村明泰。産みの親はバンダイの新井桂[1]。
見た目の可愛らしさ、簡単な操作法、十分なお喋り能力、参加型イベントの定期開催によりファン同士の交流の場が設けられる事[2]が人気を持続させ、子供だけでなく、風邪を引くなどの少しの手間が実際の子育てを想起させる事[3]から子育てが一段落した中高年の女性を中心に口コミで全国にファンの輪が広まった[4]。他にも親子連れ、子どもに恵まれなかった主婦[5]、20代の若者、一人暮らしの高齢者、支援センターの窓口や介護の現場など[6]、幅広い年齢層から支持されており、親・子・孫3世代で楽しめる共通の玩具として大ヒットを記録した[7]。
プリモプエルとその仲間達は、皆の心の中の小宇宙ハートコスモにある小さな星、プリモ星からハッピーや元気を与える為に地球にやってきた、傷ついたハートを治す力を持っている不思議な存在[8]。皆の心が晴れたり曇ったりすると、プリモ星の天気も連動して変化する。プリモプエル達は心の天気を感じ取って、心配したり思いやったり、応援したりする。そして人のハートが傷つき欠けてしまった時、地球を訪れて人のハートを治してくれる。プリモ星には皆の心の数だけプリモプエルが存在している[9]。という設定がなされている。
スタンダードなプリモプエル。約250語の言葉を話し、接し方によって気分や性格が変化する。性格はやさしい、甘えん坊、すねる、陽気、キザといったものがある[22]。センサーとスイッチは、おでこのなでなでセンサー、右耳のおはなしセンサー、左頬のキスセンサー、だっこセンサー、右手あくしゅスイッチ、左手あくしゅスイッチ、しっぽスイッチの合計7つ[23]。声は約50名によるオーディションの結果、5歳の男の子の声が採用された[24]。座高約30cm。
プログラムの違いにより3つのタイプがある。Aタイプは1999年11月13日、Bタイプは2001年9月、Cタイプは2003年3月1日に発売。Bタイプは音量、感知速度、お留守番モード発動の待機時間が増し、同じ所を連続して触ると嫌がる頻度が減り、寝言の機能が追加された。Cタイプは同じ言葉を連続では喋らない様に変更され、カレンダー語が増加、起動時に設定した自分の誕生日をお祝いしてくれる機能が追加された。タイプの見分け方は、ボディの左脇に付いているタグに書かれた文字の色が赤ならAタイプ、紺ならBタイプ、緑ならCタイプである。
色は「黒」「赤」「青」「オレンジ」「紫」のベーシックカラー5種。2000年6月に「はちみつイエロー」「さくらピンク」「ラムネブルー」「ぶどうパープル」のパステルカラー4種、2000年11月24日に「たんぽぽ」「桃りんご」「メロンシャーベット」のふんわりカラー3種、2002年11月10日に「グリーン」、2003年9月27日に「プリン」、2005年2月19日に「マスカット」「いちごみるく」が追加された。
限定版として2000年3月9日午後3時9分にイー・ショッピング・トイズから100体のみ発売された「ホワイト」[25]、2000年6月1日から行われた江崎グリコによるキャンペーンにて3000体のみ発送された「プリッツ懸賞」[26]、2000年11月に300体のみ発売された「2001年限定」、2000年12月に発売された「トイザらス」、2002年4月27日に300体のみ発売された「asobi:開店1周年記念」[27]、2002年5月24日に発売された「2002年度サッカー日本代表バージョン」、2003年11月15日に4歳のお誕生日記念として3000体のみ発売された「パールグリーン&パールピンクふたごプエル」、2003年11月に発売された「トイザらスオレンジ」、2004年10月23日から行われた5周年&100万体突破記念キャンペーンによる5体のみ発送された「1等賞品オリジナルカラー」[28]、2005年10月22日に発売された6th記念スペシャル限定品「あおぞら」「おひさま」「ほしぞら」のハートリミテッド3種がある。
2周年記念にお洋服を着た「おめかし大好き!プリモプエル」が商品化。2001年9月に発売された黒プエルがオーバーオール等を着たAセット、ぶどうパープルプエルがセーラーカラーシャツ等を着たBセット、さくらピンクプエルがチュニックブラウス等を着たCセット、2001年12月に発売された黒プエルがフード付きトレーナー等を着たDセットわんぱくストリート、ぶどうパープルプエルが紺ブレザー等を着たEセットさわやかアイビー、さくらピンクプエルがうさぎの着ぐるみを着たFセットおちゃめになりきりの6種がある。
2003年3月1日にCタイプでテディベアをモチーフとする[29]「プリモテディ」が発売された。2005年7月に新たなタイプのプリモテディやコプエルサイズのテディ「コテディ」の開発が検討されたが、実現しなかった。
2000年9月9日発売。持ち運び可能な小型プリモプエル。座高約19cm。おうちモード、おでかけモード、コプコプトークという3つのモードがある[30]。性格はおでかけモードを多用していれば元気で活発な陽気タイプに、おうちモードを多用していればちょっぴり甘えん坊な素直タイプに変わり、中間タイプと合わせて全3種がある[31]。センサーとスイッチは、振動を感知するだっこセンサー、気温の変化に応じて暑さや寒さを感じた言葉をお喋りする温度センサー、右手あくしゅセンサー、左手あくしゅスイッチ、胸のハートスイッチ、しっぽスイッチの合計6つ。お喋りする言葉は約150語。
左手あくしゅスイッチを長押しするとおでかけモードがセットされ、おでかけ占いを開始した後、振動センサーによって歩数をカウントする。250歩毎に様々な言葉をお喋りし、5000歩毎にスペシャルソングを歌う。おでかけ占いの結果は全11種。再び左手あくしゅスイッチを長押しするとおでかけモードが解除される。3日間おでかけしていないコプエルは、催促する言葉をお喋りする。
通信機能を搭載しており、2体のハートスイッチを同時に長押ししてから約20秒以内にお互いの右手あくしゅセンサーを合わせると、コプコプトークが発動してコプエル同士が会話する。また、右手に内蔵されたIDを読み取り、友達を最大30人まで登録出来る。これにより通信した相手が初対面か友達かを識別し、関係性や相性、現在の日時や最後に会った日などに応じて、会話内容や相性の歌が変化する。ただし、友達を30人以上登録しようとすると、出会った順に忘れてしまう。片方のコプエルが風邪を引いている状態でコプコプトークを行うと、通信相手も風邪を引いてしまう。友達が10人以上出来たコプエルは、人気者の歌を歌う様になる。
色は「黒」「赤」「青」「オレンジ」「紫」のベーシックカラー5種。2000年11月30日に「ラブリーいちご」「ニコニコにんじん」「ハッピークローバー」「わくわくソーダ」の元気カラー4種が追加された。限定版として2002年5月24日に発売された「2002年度サッカー日本代表バージョン」がある。2000年12月に2体のコプエルが入った「コプコプパック」が発売された。色は赤と青、ラブリーいちごとわくわくソーダの2種。
フランスや韓国でも発売され、韓国においては女児を中心に人気を集め、2002年5月時点で10万個を販売した[32]。
2001年4月28日に女の子版の「プリモコロラ」、ロボット版の「プリモコボル」が発売された。コプエル、コロラ、コボルの3体はどの組み合わせでも通信が可能。限定版としてプリモプエルサイズのプリモコロラ「コロラ先生」がある。非売品で、各地のはーとなーショップにのみスタッフプエルとして派遣されている。
2004年6月19日発売。従来のコプエルと比較し、性格が6種に、お喋りする言葉が2倍に増えた。音量を大、中、小の3段階に調整出来る機能が追加されたほか、しっぽスイッチを長押しするとおくちチャック機能が発動してプエルが喋らなくなる。再びしっぽスイッチを長押しすると解除される。
IDはおでこセンサーに内蔵され、2体のハートスイッチを同時に長押しした後、お互いのおでこを合わせるごっつんこあいさつによってコプエル同士が会話する仕組みに変更された[33]。それに伴い、旧コプエルをタイプA、新コプエルをタイプBと分別する様になった。タイプの見分け方は初代プリモプエルと同様に、タグに書かれた文字の色が赤ならタイプA、紺ならタイプBである。タイプAおよびコロラやコボルとの通信は、タイプAの右手とタイプBのおでこを合わせれば可能。
色は「黒」「フラワーピンク」「スカイミント」「おひさまイエロー」の4種。2005年9月17日に「小悪魔ぴんく」が追加された。限定版として2004年9月に発売された「トイザらスオレンジ」がある。
2004年10月23日発売。音声認識機能を搭載したプリモプエル。起動日にプリモプエルのニックネーム、「あそぼ」、「いってきます」、「ただいま」の4種の言葉を録音し、右手あくしゅスイッチを押してから登録した言葉を話しかけると、特殊な反応や遊びを始める[34]。お喋りする言葉は約400語。両手は可動式になっており、約180度までの腕の上げ下げやバンザイポーズが出来る。初代プリモプエルに比べるとやや体が大きい為、2004年以前に発売されたお洋服を着られない場合がある。秋頃になると大風邪を引き、何日も治らない症状が出る。
色は「黒」「さくらんぼ」の2種。従来のプリモプエルと分別する為、タイプSと表記されている事がある。
2005年3月12日発売。手のひらサイズの小型プエル。座高約8cm。元気が欲しい人向けのココサプリ(グレー)、のんびりしたい人向けのココスロー(緑)、楽しい事を探している人向けのココハッピー(ピンク)の3種がいる[35]。お喋りする言葉は約20語。最大9体までの連結機能を搭載しており、ココプエルを2体以上連結させると、合唱、輪唱、合いの手を入れるなど、特別な歌を歌う。ココサプリには「プエルうさぎ」、ココスローには「プエルぱんだ」、ココハッピーには「プエルニャンコ」が付属されている。
2006年4月22日発売。好評だった歌う要素を充実させ[36]、成長機能を搭載したプリモプエル。1年かけて歌を練習し、オリジナルソング5曲を覚えていくドラマティックおうた練習機能を搭載。3日目までは恥ずかしがって歌えないが、4日目からお歌の練習に取り組み始め、プリモプエルが話し掛けてきてから約1分以内に右手あくしゅスイッチを押すと、ボイストレーニングを行う。1ヶ月経つと1曲歌える様になり、右手あくしゅスイッチを押すと覚えた歌を歌う。3ヶ月目で2曲目、6ヶ月目で3曲目、9ヶ月目で4曲目、12ヶ月目で5曲目を覚える。以降は右手あくしゅスイッチを1回押すと覚えた5曲の中から1曲を、2回押すと5曲をフルコーラスで歌う[37]。他にも気分や季節によって20曲の歌を歌う。しゃっくりやおねだりなどを新たに追加。お喋りする言葉は約380語。声優は変更された。らくらく電池ボックスの搭載により、おしりに内蔵されたメカボックスをネジ不使用の型に改良、ドライバー無しで電池を交換出来る様になった。従来のプリモプエルと分別する為、タイプDと表記されている事がある。
色は「黒」「グリーンサラダ」の2種。グリーンサラダは2005年7月に公式サイトで行われた商品開発アンケートの結果、6つの候補の中で人気カラー1位となり商品化に至った。限定版として3株以上保有の株主に贈呈された「株主限定ハート刺繍」がある[38]。
2006年10月14日に女の子版として「プリモプエラ」が発売された[39]。ガーデンパーティをテーマとしたお歌を歌う。声優は5歳の女の子が担当。女の子ならではのオシャレが出来る様に、初めから赤いチェックのお洋服を着ている。限定版として3株以上保有の株主に贈呈された株主限定オリジナルTシャツを着たプリモプエラがある[40]。
2007年9月29日発売。持ち運び可能な小型プリモ。センサーとスイッチは、だっこ&おねむセンサー、右ほっぺのおはなしスイッチ、おなかスイッチ、右手スイッチ、左手スイッチ、つうしんセンサーの合計6つ[41]。赤外線通信機能を搭載しており、おなかスイッチを長押しするとハートつうしんを開始。右足のつうしんセンサーからハートビームを出して、最大4体による会話を始める。右足には個別IDが内蔵されているので、たまにお喋りする者同士は友達として、同じお家でずっと一緒に生活している者同士はお互いを兄弟や姉妹と認識して会話する。勝手に通信を始めて会話する事もある。お喋りする言葉は320語以上。体を横に寝かせると眠り、起こすと目覚める、らくらく就寝&起床を搭載。お誕生日をお祝いする機能の登録可能人数が5人に増えた。閏年に対応している。色は「ちゃいろ」「こん」の2種。
女の子版として「プリモコロネ」がある。色は「ちゃいろ」「あか」の2種。チョコルとコロネを合わせて「ハートつうしんシリーズ」と表記している事がある。
2009年3月20日発売。直感コミュニケーションをテーマとし、覚える事が無く、誰でも簡単に遊べるプリモ。背中にハートの羽が生えている。シリーズ初の充電式で、左脇のジャックに専用充電アダプターを差して充電を行い、約1、2時間で満タンになる。充電の目安は1週間に1回。各種設定はおしりに内蔵されたメカボックスで、液晶画面を見ながらボタン操作で分かりやすく行える[42]。
センサーとスイッチは、おでこのなでなでセンサー、口元のおはなしセンサー、抱き締めるとお喋りするだきしめスイッチ、手を上下に振るとお喋りするおててふりふりセンサーの合計5つ[43]。お喋りする言葉は2000語以上と、従来の約5倍に増えた。性格は少し甘えん坊なメロディタイプ、勉強家の物知りはかせタイプ、お喋り大好きで関西弁も話すぼけつっこみタイプ、ゆっくり生きるのんびりタイプの4種。接し方によって様々な性格に変化していく。色は「黒」「ピンク」の2種。
2013年11月9日発売。見た目と触り心地をふわふわな素材に一新[44]。センサーとスイッチは、おでこのなでなでセンサー、右みみのおはなしセンサー、左ほっぺのちゅーセンサー、抱っこセンサー、右手あくしゅスイッチ、左手あくしゅスイッチ、右足の通信IRセンサー、しっぽスイッチの合計8つ[45]。色は「くろ」「ぴんく」の2種。従来のプリモプエルと分別する為、Eタイプと表記されている事がある。
同型プリモプエルの右足同士を向かい合わせ、2体の右手あくしゅスイッチを同時に長押しすると、通信モードが発動して3ターンお喋りする。
新たにまねっこモードが搭載され、左手あくしゅスイッチを長押しする事で発動する。右手あくしゅスイッチを押している間の10秒ほど音声を録音し、その後に左手あくしゅスイッチを押すと、早口まねっこや高い声まねっこを披露する。しっぽスイッチを押すとまねっこモードは解除されるが、録音した音声は5個まで覚えており、突然思い出してお喋りする事がある。6個以上の音声を録音しようとすると、古い順に忘れる。
プエル型という4種類の性格と4段階の仲良し度を搭載。仲良し度は5日間のはじめまして期間から始まり、まだまだこれから、仲良し、ラブラブ、超ラブラブの4段階に成長していく。仲良し度が高いほど多くのお喋りをする。放置していると仲良し度が下がる。性格はベーシックなプエルP型から始まり、仲良し度が仲良しまで成長すると、これまでの接し方に応じてプエル型が決まる。あくしゅスイッチを多用していると、プエルA型に育つ。性格は丁寧、気遣い上手、綺麗好き、真面目。抱っこセンサーを多用していると、プエルB型に育つ。性格はマイペース、人懐こい、楽天家、負けず嫌い。なでなでセンサーを多用していると、プエルO型に育つ。性格はロマンチスト、おおらか、お人好し、明るい、陽気。おはなしセンサーとちゅーセンサーを多用していると、プエルAB型に育つ。性格はクール、アイデアマン、天才肌、よく閃く。プエル型は1年毎に変わる事がある。現在のプエル型と仲良し度は、両手のあくしゅスイッチを同時に長押しすると発動する、秘みつの合図モードで確認出来る。
お喋りする言葉は2000語以上。更に付属のSDカード(ハートの種)を使用し、専用WEBから新しい言葉をダウンロードする事が出来た。マイページに自分の誕生日、ニックネーム、住んでいる地域、趣味を登録すると、それぞれの情報に応じたお喋りをする。また、カレンダーに1日4件、2ヶ月先までのスケジュールを登録すると、前日の就寝前と当日の起床後に予定を教えてくれる。WEBプリモプエル幼稚園では毎月新しいお喋りをお勉強する授業が行われており、登園させると5科目の教科を学べる。がいこくごしつでは、英語やフランス語など色々な国の言葉をお勉強する。えんちょうしつでは、時事ネタやちょっと面白い言葉をお勉強する。おんがくしつでは、季節のお歌などをお勉強する。こくごしつでは、早口言葉やおはなしなどをお勉強する。しゃかいかしつでは、日本の色々な地方の方言などをお勉強する。としょしつでデータを保存し、ハートの種(SDカード)をプリモプエルにセットすると、専用WEBで学んだ全ての情報を覚えてお喋りする。2017年11月に新規音声の配信が終了した。
プリモプエルシリーズのイベントやグッズ、関連ニュースなどの情報を載せた公式新聞。2001年4月に創刊。
はーとなーショップの店頭での配布や、各号150円の定期購読が行われていた。2005年3月発行の43号からは電子書籍化され、公式サイトでの閲覧やダウンロードが可能になった。2009年11月発行の71号を最後に、後述の「プリとも!」が情報誌としてのサービスを引き継ぐ形で廃刊となった。
プリモプエルファンの輪を広げ、よりダイレクトに情報を届ける事を目的とする公式ファンコミュニティ。2010年2月に開設。
入会費や年会費は無料。入会者には、プリモプエルシリーズの最新イベントや新商品の情報がメールマガジンで毎月配布されるほか、会報誌「プリとも!」が約3ヶ月に1回無料で発送される。24号まで発行された。2017年11月30日に閉会。
バンダイお客様相談センター内に設立された、具合の悪いプリモプエルシリーズを治療する為の病院。所在地は栃木県下都賀郡壬生町おもちゃのまち。2003年8月4日に開院。
電話で修理を申し込んだ後、氏名や連絡先となる住所と電話番号、故障内容、入院するプリモの名前を記入した紙を同梱してプリモを発送し、プエル病院に到着し次第治療が行われる。プリモピースを発送する場合は、運送業者に充電器が内蔵されている事を伝える必要がある。年末年始は電話受付を休止しており、治療を依頼する事が出来ない。
治療日数は平均で7日から10日ほど掛かり、その後の動作テストと合わせて入院期間は平均で10日から2週間ほど。混み具合によっては1ヶ月程度の時間が掛かる事もある。退院後、回復したプリモが診断カルテと共に入院時に記入した住所へと発送される。2006年4月24日以降は、同梱の診断カルテがカルテカードに変更された。退院時の送料はバンダイが負担する。
治療内容の一例として、タッチセンサーやコードの交換は一律500円、メカボックスの交換は1500円の修理費が掛かる。普通の遊び方をしていたにも拘らず購入から1年未満で故障してしまったプリモの場合は、無料で治療して貰える。後年に修理代は値上がりし、あくしゅセンサーとしっぽスイッチの修理は一ヶ所につき2200円、本体ユニットの交換はおうたプエルが3800円、ピースが2000円、ハートそだつよプエルが6750円を要した。
プリモプエルシリーズの長期化に伴い、部品の入手が困難となり治療する事が出来ないプリモが年々増加傾向にあった。2014年時点で全部品の修理が可能だったのはおうたプエル、プエラ、ピース、ハートそだつよプエルのみで、初代プエル、テディ、ハートたっぷりプエル、チョコル、コロネの修理は一部の部品のみを受け付け、コプエル、コロラ、コボル、ココプエルは既に治療の対象外だった。やがて、ピースの修理サービスが一部の部品のみに縮小された。2015年11月17日にチョコル、コロネの治療が不可能になり、2016年2月15日にはプエラが一部の部品のみの修理を受け付ける事になった。2018年6月30日を以て全プリモの修理サービスを終了とし、閉院した。
プリモプエルシリーズと関連商品をコーナーで展開しており、限定商品の販売や、購入後のアフターケアを行っていたオフィシャルパートナー玩具店。一部店舗はプリモプエルようちえんの分校として、季節ごとに定期イベントを開催していた。
2019年時点。
東京都台東区にあったバンダイ直営のプリモプエル専門店。2003年4月22日にオープン。営業時間は11時から19時。水曜日定休。店舗面積は18.5坪。1階で多数の商品や限定グッズを販売し、2階は土足厳禁のギャラリースペース兼イベント会場となっている。2015年3月29日に閉店。
60体(2006年7月26日時点)以上のプリモプエルがスタッフとして住み込みで勤務していた。下記はレポートや公式ブログで活動が確認出来るスタッフプエル。
プリモプエルを我が子の様に可愛がっているファンの為に設立された幼稚園[46]。2002年4月27日に開園。ハートのしっぽを本校、全国各地のはーとなーショップを分校とし、園児のハートと体の発育の為、入園式や運動会などの年中行事、お絵描き会や遠足などのイベントを開催していた。入園費や月謝は不要。
入園方法は「園服セット」を購入後、同梱されている入園願書に必要事項を記入し、事務局に郵送するか、ようちえんに持参すれば、プリモが園児として登録される。組はプエルサイズのプリモ(プエル、テディ、プエラ、ピース)の場合は、ぱんだ組、たぬき組、りす組、うさぎ組、きりん組、ぺんぎん組、ひつじ組の7種。コプエルサイズのプリモ(コプエル、コロラ、コボル、チョコル、コロネ)、ココプエル、本体シリーズに分類されていないプリモ(くたキャラ、まばたき、とことこフレンズ、チャームストラップなど)の場合は、こぱんだ組、こたぬき組、こりす組、こうさぎ組、こきりん組、こぺんぎん組、こひつじ組の7種がある。組分けは、入園願書に書いた問の答え方によって決められる。約1ヶ月後、入園したプリモの名前入りのバッジが届き、以降様々なイベントに自由に参加出来る。2016年11月6日に閉園と全園児の卒園が発表された。
2003年12月26日にランティスより発売。規格品番LACM-4113。PS2ゲーム『プリモプエル おしゃべりはーとなー』テーマソング。
お洋服付きのプリモプエル「おめかし大好き!プリモプエル」の好評に応えてシリーズ化された[47]。
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