2023年のJリーグカップ
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2023 Jリーグカップ
JリーグYBCルヴァンカップ | 開催国 |
日本 |
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開催期間 |
2023年3月8日 - 11月4日 |
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参加チーム数 |
20 |
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優勝 |
アビスパ福岡 |
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準優勝 |
浦和レッズ |
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試合総数 |
73 |
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ゴール数 |
190 (1試合平均 2.6点) |
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観客動員数 |
677,347 (1試合平均 9,279人) |
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最優秀選手 |
前寛之(福岡) |
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2023年のJリーグカップは、2023年3月8日から[1]11月4日にかけて開催された第31回Jリーグカップである。
概要
ヤマザキビスケットを冠スポンサー(リーグカップパートナー)として[2]、「2023JリーグYBCルヴァンカップ」(英: 2023 J.LEAGUE YBC Levain CUP)の名称で行う。
なお、2024年大会からJリーグカップ戦についてJ1/J2/J3の全60クラブが参加するノックアウト方式への変更が明言されており[3]、グループステージを採用する方式はこの年が最後となる見通し。
大会レギュレーション
2022年12月20日に大会方式と試合方式が明らかにされた[3][4]。2023年のJ1リーグ全18クラブと2022年のJ1リーグ17位・18位の計20クラブが参加する形態は前回大会までと同様だが、AFCチャンピオンズリーグ (ACL) の開催時期が変更になったことを受ける形で、グループステージが全クラブ参加となり、プレーオフステージが廃止となる、さらにはアウェーゴールルールが廃止されるなど、いくつかのレギュレーションの変更がある[5]。
グループステージ
プライムステージ
- プライムステージは準々決勝、準決勝、決勝をノックアウト方式で行う。
- 準々決勝・準決勝はホーム・アンド・アウェー方式で、以下の条件で優劣を決定する。
- 2試合における合計得点数(=得失点差)
- 第2戦の後半終了後、引き続き15分ハーフの延長戦
- PK戦(双方5人ずつ。決着しない場合は6人目以降サドンデス方式)
- 決勝は1試合勝負で、90分(前後半45分ハーフ)で決着しない場合は15分ハーフの延長戦→PK戦により勝敗を決定する。
大会日程
各日程については2022年12月20日に発表された[1]。水曜日開催と日曜日開催がほぼ交互に現れる形となった。日付は全て2023年。
ステージ
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ラウンド
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第1戦
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第2戦
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備考
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グループステージ
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第1節
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3月8日
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第2節
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3月26日
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第3節
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4月5日
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第4節
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4月19日
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第5節
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5月24日
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第6節
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6月18日
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プライムステージ
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準々決勝
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9月6日
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9月10日
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準決勝
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10月11日
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10月15日
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決勝
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11月4日
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会場:国立競技場
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グループステージ
Aグループ
Bグループ
- ^ a b c 直接対戦の結果による。勝ち点(浦和:6, 清水:5, 川崎:4)で比較
Cグループ
- ^ a b 直接対戦の結果による。勝ち点(3)で差が付かないため、得失点差(横浜:+1、神戸-1)で比較
Dグループ
Eグループ
- ^ a b 直接対戦の結果による。勝ち点(3)で差が付かないため、得失点差(G大阪:+2、東京-2)で比較
2位チーム同士の比較
プライムステージ
プライムステージの組み合わせは2023年7月3日にJリーグ公式YouTubeチャンネルで実施されたオープンドローの結果、以下の通り決定した[6]。抽選に当たってはスタジアム確保の制約がないことから、予備抽選を行った順番にチームの代表者がトーナメントポジションの1から8の番号の入ったポットを順番に抽選した[7]。各チームの代表者は浅野雄也(札幌)、佐野海舟(鹿島)、マリウス・ホイブラーテン(浦和)、バングーナガンデ佳史扶(FC東京)、山根陸(横浜FM)、森下龍矢(名古屋)、谷晃生(G大阪[注釈 1])、紺野和也(福岡)の8名。進行役は元Jリーガーの播戸竜二とフジテレビアナウンサーの佐久間みなみ[8]。
以下のトーナメント表では、第2戦が上のチームのホームゲームとして開催される。
準々決勝
準々決勝第1戦
準々決勝第2戦
準決勝
準決勝第1戦
準決勝第2戦
決勝
決勝に駒を進めたのは、準決勝で2021年大会王者の名古屋を第1戦のFW鶴野怜樹、第2戦のウェリントンのゴールで2戦合計2-0で下し、史上初の決勝進出を決めクラブ初のタイトル獲得を目指す福岡[9] と、準決勝で2022年J1王者の横浜FM相手に第1戦での1点ビハインドから第2戦でDFアレクサンダー・ショルツのPKによる2ゴールで逆転勝ちし7年ぶり3回目のルヴァンカップ制覇を狙う浦和[10] の2チーム。試合は大会史上最多となる61,683人の観衆が詰めかける中で行われた[11]。
試合は開始早々に動く。前半5分、浦和のゴールキックを納めた展開から福岡MF前寛之が右サイドのFW紺野和也へ展開。紺野はドリブルでペナルティエリアに侵入し右足でクロスを上げると、ゴール前に走り込んでいたMF前がダイレクトで押し込み、福岡が早い時間帯で先制に成功する[12]。追いかける展開となった浦和はボールを保持しながらゴールに迫るが、5-4-1の守備ブロックを敷く福岡の守備を中々こじ開けることができず、逆に前半終了間際、コーナーキックのこぼれ球を拾った福岡FW紺野が左足でクロスを上げると、これをDF宮大樹が左足で蹴り込んで追加点。福岡が2-0でリードして前半を折り返す[12]。
後半に入り、55分には福岡DFドウグラス・グローリが浦和DFマリウス・ホイブラーテンにペナルティエリア内で倒されPKを獲得。このPKを福岡FW山岸祐也は左に蹴るが、浦和GK西川周作がこれをキャッチして3点目を許さない[12]。これで流れを掴んだ浦和は67分、DF酒井宏樹が右サイドからロングボールを送ると、途中出場のMF明本考浩がこれをペナルティエリア内で胸トラップし、左足でシュート。これがGKの股を抜いてゴールに吸い込まれ浦和が1点差に詰め寄る[12]。その後も浦和は守備を固める福岡相手に猛攻を続けて、試合終了間際には浦和FWホセ・カンテがペナルティエリア外からシュートを放つが、左ポストを叩いてゴールを割ることが出来なかった。そのまま逃げ切った福岡がクラブ初のタイトル獲得。また、2008年大会の大分以来15年ぶりの九州勢の優勝となった。
表彰
得点ランキング
出典:J.LEAGUE Data Site
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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大会 - 優勝 |
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| リーグ戦 |
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カップ戦 |
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大学 /育成年代のリーグ戦 /カップ戦 |
1種 (一般) | |
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2種 (高校生年代) | |
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3種 (中学生年代) | |
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4種 (小学生年代) | |
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女子 | |
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国際大会 |
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ナショナルチーム |
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関連項目 | |
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