瓜部(かぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。
康熙字典214部首では97番目に置かれる(5画の3番目、午集の3番目)。
概要
瓜部には「瓜」を筆画の一部として持つ漢字を分類している。
単独の「瓜」字は、ウリすなわちウリ科の蔓性一年草あるいはその実を意味する。字源としてはウリの身を象る象形文字である[1]。「瓜」は意符としてはウリ科植物に関する文字に含まれる。
字体のデザイン差
なお日本の新字体では「瓜」を構成要素に持つ字はムの2画を縦・横・点の3画に分けたため「瓜」の部分を6画とする。また表外漢字字体表では「瓜」「瓢」の「瓜」の部分を同様に6画とする。
部首の通称
- 日本語:うり
- 中国語:瓜字旁・瓜字底
- 朝鮮語:오이과부(oi gwa bu、うりの瓜部)
- 英語:Radical melon
部首字
瓜(瓜)
例字
脚注
- ^ 陳剣 (2020). "釈瓜". 出土文献与古文字研究. 9: 66–103.