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「くちぶ」と読む「口部」とは異なります。 |
囗部(いぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。
康熙字典214部首では31番目に置かれる(3画の2番目)。
概要
「囗」字は一回りする様子に象り、「周囲を囲む」ことを意味する。
偏旁では囲うこと・囲まれた領域・円形などに関わることを示す。
囗部は「囗」を構成要素とする漢字と「囗」の形を筆画として持つ漢字を収める。
囗部に所属する漢字は、主に字全体の外枠として「囗」を持つが、中にはそうでない漢字も少数ある(囟・囱・圅・𠁤・𡈤・𡈺など)。
部首の通称
- 日本:くにがまえ(「国」字の構であることから)
- 中国:大口框・国字框・圍(囲)
- 韓国:큰입구몸부(keun ip gu mom bu、大きな口の構の部)
- 英米:Radical enclosure
部首字
囗
例字