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プロボクサーの「西田光」とは別人です。 |
西田 ひかる(にしだ ひかる、Hikaru Nishida、1972年8月16日 - )は、日本の歌手、タレント、女優。株式会社マナセプロダクション所属。身長164cm。
人物
神奈川県藤沢市出身 [1]。アメリカンスクール・イン・ジャパンを経て、1994年9月上智大学比較文化学部卒業[2]。
アメリカ合衆国で育った帰国子女である。1988年、初めは航空会社JASのキャンペーンガールとしてデビューし、その後はアイドル歌手として、シングルを29枚、アルバムを18枚(ベスト盤を含む)を発表し、ドラマや映画などに出演した。
経歴
神奈川県藤沢市(出生病院は横浜市立病院)に誕生するが、電機メーカーに勤める父親の転勤に伴い、1973年〜1985年の生後10ヶ月から13歳まではカリフォルニア州ロサンゼルスで育った。ロサンゼルスで暮らしている間も冬休みや夏休みを利用して藤沢市に戻り、祖父母や親戚と共に祭りやプールに行くなどして過ごしていた[1]。Pasadenaの日本人学校、ダンス教室に通った。慶應SFC卒の弟がいる。
西田はカリフォルニア州在住時、スティーヴィー・ワンダーの楽曲、『愛の園 (Ai No, Sono)』において、大勢の子供たちと共にコーラス参加した。この楽曲は1979年に発売されたワンダーの音楽アルバム、『シークレット・ライフ』に収録されており、その曲紹介には西田の名前も、「Hikaru Nishida」としてクレジットされている。
東京都調布市のアメリカンスクールに入学。チアリーディングチームに参加。
1988年日本エアシステムのキャンペーンガールに起用されて芸能界デビュー、『'88コーラルアイランド・キャンペーン』でCMに初出演。キャッチコピーは海は山ほど面白い。続いてミュージカル、『小公子セディ』の全国公演において主役を演じて舞台初出演。さらに同年4月6日、ポニーキャニオンからシングル「フィフティーン」でアイドル歌手としてもデビューした。同期には、Wink、田中律子、高岡早紀などがいる。
1991年に、テレビのチャリティー番組、『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』(日本テレビ)に、第14代チャリティパーソナリティとして出演。また同年、自身の出演作『デパート!夏物語』の主題歌「ときめいて」がヒットし、『第42回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした。その後も歌手としては「きっと愛がある」「人生変えちゃう夏かもね」などが本人出演のCMなどに使用されヒットした。
1998年2月長野冬季オリンピックで、ピースアピールの長野オリンピックアンバサダー。
チャリティバザー 第1回目は1990年12月28日。衣装や私服、ポスターやテレカ、昔の台本や出演した雑誌、サイン付きポラ、生写真など。デビュー直後から結婚前まで26回を重ねて2千万以上を寄付。2013年6月2日には、第27回目となるチャリティバザーが開催された[3]。
歌手デビューした1988年から結婚する前の2001年まで、毎年大勢の芸能人などを招いた盛大なバースデーパーティが開催されていた。誕生日が8月16日であることから、一部マスメディアでは「夏の風物詩」とも評され、ワイドショーなどで話題とされていた[4][5][6][7]。
2000年代以降
2001年、かねてより噂があった3歳年上の貿易会社副社長の男性との婚約をマスコミ発表し[8]、翌年2002年5月に結婚した。2006年8月には長男をカリフォルニアで出産し、2009年10月には次男をもうけている。2005年と2007年にはクラシックカーレース 『ミッレミリア』に夫婦そろって参加している[9]。[要出典]
2008年にベジタブル&フルーツマイスター(野菜ソムリエ)の資格を取得し[10]、「食育」をテーマにトークショーに出演。
2006年より兵庫県西宮市在住[11]
。2011年8月から2013年3月末まで西宮市の観光大使(初代)を務めていた[12][13]。
趣味
受賞歴
- 第28回ゴールデン・アロー賞グラフ賞 (1991年2月、日本雑誌協会)
- 第14回日本アカデミー賞新人俳優賞(1991年3月、日本アカデミー賞協会)
- 第8回ベストジーニスト'91(1991年5月、日本ジーンズメーカー協議会)
- 「チューリップの似合う人」第一位(1994年3月、オランダ国際花き球根協会)
- 第24回ベストドレッサー賞受賞(1995年12月、日本メンズファッション協会)
- 第33回ゴールデン・アロー賞演劇新人賞 及び最優秀新人賞(1996年2月、日本雑誌協会)
ディスコグラフィ
シングル
- その他のシングル
アルバム
オリジナル・アルバム
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発売日
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タイトル
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規格
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規格品番
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オリコン 最高位
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備考
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1st
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1988年12月7日 (1988-12-07)
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CLEAR
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CD
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D32A-0411 D29A-1023(1989年6月21日 (1989-06-21)再発)
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-
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再発[16]
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2nd
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1989年12月21日 (1989-12-21)
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シルエット
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CD CT
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PCCA-00034 PCTA-00025
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90位
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3rd
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1990年12月5日 (1990-12-05)
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ときめきのプロローグ
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CD CT
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PCCA-00180 PCTA-00075
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43位
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4th
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1991年10月2日 (1991-10-02)
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Esprit
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CD CT
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PCCA-00308 PCTA-00102
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24位
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5th
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1992年8月5日 (1992-08-05)
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19 Dreams
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CD CT
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PCCA-00386 PCTA-00141
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26位
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6th
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1993年7月7日 (1993-07-07)
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Sun dance
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CD
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PCCA-00463
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31位
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7th
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1994年8月3日 (1994-08-03)
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Love Always
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CD
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PCCA-00623
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28位
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8th
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1995年9月6日 (1995-09-06)
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A FILE of LIFE
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CD
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PCCA-00795
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36位
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9th
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1996年7月3日 (1996-07-03)
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24 two-four
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CD
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PCZA-00002
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68位
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10th
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1996年12月11日 (1996-12-11)
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You'll Never Know
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CD
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AVCD-11515
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-
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“panache”名義
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11th
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1998年9月2日 (1998-09-02)
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幸せのかたち
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CD
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PCCA-01225
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-
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久石譲プロデュース
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12th
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2002年5月22日 (2002-05-22)
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Love For All Seasons
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CD
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PCCA-01713
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-
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ベスト・アルバム
ライブ・アルバム
映像作品
参加作品
タイアップ曲
出演
ドラマ
バラエティ番組
その他のテレビ番組
映画
声優
舞台
- 小公子セディ (1988年3 - 4月、全国公演)
- セディ役・主演
- 楽園伝説 (1995年7 - 8月)
- 夏の庭 (1997年8月)
- バルセロナ物語 (1998年12月、2000年8 - 9月、全国公演)
- シラノ・ザ・ミュージカル (2000年12月 - 2001年1月)
- モーツァルト! (2002年12月)- コンスタンツェ 役
その他舞台演出
NHK紅白歌合戦出場歴
ラジオ
- コスモ・クルージング・ウェイブ 西田ひかるのMAGNUM SOUND BREEZE(1995年4月 - 1997年3月、TBSラジオ)
- 真里子とひかるのチャレンジ学園シリーズ(文化放送)
- 真里子とひかるのチャレンジ学園夢計画 (1988年10月 - 1989年3月)
- 真里子とひかるのチャレンジ学園放送局 (1989年4月 - 1989年10月)
- 真里子とひかるのチャレンジ学園まりかるクラブ (1989年10月 - 1990年3月)
- 西田ひかるのピーカンサンルーム (1990年4 - 9月、文化放送)
- 西田ひかるのJUST ONE MORE KISS (1990年10月 - 1991年3月、文化放送)
- B21スペシャルの活躍金曜日(1990年4月 - 8月、ニッポン放送)アシスタント
- 西田ひかる太陽がいっぱい(1993年4月 - 1994年4月、ニッポン放送)
- GOOD MORNING No.1 (1988年11月 - 1989年9月、NACK5)
- 西田ひかる ハート・ポップ・絵モーション (1989年10月 - 1990年9月、NACK5)
- HICK'S GARDEN(TOKYO FM)
- 南方楽園倶楽部(TOKYO FM)
CM
ほか
書籍
写真集
- P-CAN ISLAND (1988年9月、扶桑社)
- Hi-tide (1990年2月、ワニブックス)
- In your dreams (1991年4月、ワニブックス)
- 19 Dreams (1992年10月、講談社)
- Making of N.H (1994年8月、ワニブックス)
- 月刊 西田ひかる (2000年6月、新潮社)
翻訳本
- HUG (1992年12月5日、扶桑社)初訳本
- HUG II (1993年4月20日、扶桑社)初訳本
- イヌの飼いかた (1997年6月27日、講談社)
- ネコの飼いかた (1997年6月27日、講談社)
- ケイト・グリーナウェイのマザーグース (2002年4月9日、飛鳥新社)
- おさぼりメードの不思議な世界 (2002年4月、中経出版)
その他書籍
- ハートのレッスン (1996年12月18日、ワニブックス)
- サンタのびっくり絵本 (1999年11月4日、小学館)
- おいしく食べたい 朝も夜も (2002年4月5日、講談社)
- カリフォルニアの空から (2006年10月30日、産経新聞社)
脚注
注釈
- ^ 実質上のデビューシングルだが、事務所では「プレデビュー」という表現を使用している。
- ^ SWEET BEAT SWING+HIKARU名義。
- ^ 西田ひかる with 加藤和彦名義。
- ^ 映像にも西田が出演した。神戸港・ポートアイランド・市章山など兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)より以前の神戸市内を散策する内容で、神戸ポートピアランドでは遊具に乗る場面もあった。
- ^ カレーを食べるシーンでは、噛まずに飲み込む。[要出典]
- ^ CMのエンド部では、「ECC!」と西田が言った後に、「ジュニア!」と子供の声が録音されたものが流れるが、西田降板後もこの音源は現在でも使用されている。
出典
外部リンク
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1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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開催終了。日本雑誌協会キャンペーンキャラクター選出は2013年度まで継続(以後、西暦はキャンペーンキャラクター担当年度)。
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2009年,2010年代 | |
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期間 |
メイン |
女性サブ |
男性サブ
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1993年10月 |
1993年12月
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生島ヒロシ |
西田ひかる |
清水大輔
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1994年1月 |
1994年9月
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(不在)
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1994年10月 |
1998年9月
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三井ゆり
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1998年10月 |
2000年12月
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白石美帆 |
土井敏之
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2001年1月 |
2001年7月
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徳永英明
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2001年8月 |
2001年9月
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(不在)
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2001年10月 |
2002年3月
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加藤浩次
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2002年4月 |
2003年3月
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土井敏之、初田啓介
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2003年4月 |
2004年3月
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佐藤文康、有馬隼人
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2004年4月 |
2006年12月
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佐藤文康
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2007年1月 |
2009年3月
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加藤未央
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2009年4月 |
2010年3月
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枡田絵理奈 |
山本匠晃
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2010年4月 |
2011年1月
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枡田絵理奈、木下優樹菜 |
(不在)
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2011年2月 |
2015年3月
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枡田絵理奈
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2015年4月 |
2017年3月
|
宇垣美里 |
国山ハセン
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2017年4月 |
2019年9月
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上村彩子
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2019年10月 |
2021年3月
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渡部峻
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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