TBSテレビでは、渡部が番組への出演を見合わせるまでの経緯を、放送上公表していない。もっとも、見合わせを始めた翌週に『週刊現代』が一連の経緯を報じたことを受けて、2024年6月16日に広報・IR部を通じてコメントを発表。報道の内容が事実であることを認めるとともに、本人に同社への出勤を続けさせている一方で、本人を番組へ復帰させる時期を定めていないことを明かした[4]。さらに、TBSテレビが翌7月3日に開いた定例社長会見では、同席していた専務の合田隆信が上記のトラブルに言及。渡部が侵入した家屋の家庭に対する謝意を述べたうえで、「『一般家屋へ上がり込んだ後に放尿した』と伝えられている一部の報道と違って、本人などからは『(当該家屋の)玄関先で放尿に及んだ』と聞いている」[5]「本人に対しては、『アナウンサーとしての自覚が足りない』との理由で厳重注意へ処した後に、(所属部署の)アナウンスセンターに籍を残したままアナウンス以外の内勤業務に就かせている。番組へ復帰させる時期は未定だが、今後は、自己管理を徹底させることを考えている」と説明している[6]。その後同年10月20日に『GAME × GAME powered by TBS【ガメガメ。】』(先輩アナウンサーの宇内梨沙を中心に運営している、ゲーム実況動画を配信しているYouTubeチャンネル)での同期の若林による企画「わかばのぷよぷよ」のオフ会イベントの進行役[7]として、公の場での職務復帰を果たしている。2024年12月31日の『森本毅郎・スタンバイ!』に代理パーソナリティとして出演[8]し、番組に復帰した。