山形県立山形中央高等学校(やまがたけんりつ やまがたちゅうおうこうとうがっこう、英語: Yamagata Prefectural Yamagata Central High School)は、山形県山形市鉄砲町二丁目にある県立高等学校である。略称は「山中」(やまちゅう)。山形市近辺では「中央」(ちゅうおう)とも呼ばれている。山形県内で唯一普通科とスポーツ科を併せ持つ。
設置学科
沿革
施設設備
- 本校舎
- 口の字型に配置され、北棟、中央棟、南棟、第一、第二体育館らより成る3階建て。正門は南西に位置し、正門以外からの登校も多い。1,2年生は扇風機のみ。3年生の教室には扇風機とクーラーが設置されている。また、校訓の、自主の像、友愛の像、気魄の像がある。
- 生徒利用設備
- 温水プール、科学教室、物理教室、地学教室、生物教室、進路情報室、生徒相談室、食堂、ピロティー、アリーナ二つ、柔道場、剣道場、弓道場、コンピューター学習室、学習センター、スタジオ、ブラウジングコーナー、LL教室、合奏室、被服実習室、食物実習室、和室、家庭経営保育実習室、書道教室、美術教室、屋上、コモンホール、僚友会館、探究学習室
主な設備の詳細
- 学習センター(図書室)略称、学セン
- 中央棟 2階に設置され蔵書は一万をこえ、ビデオ鑑賞や、iPadでインターネットもできる。生徒の協力により、コンピューターでの図書の検索が出来るようになった。その名の通り学習室としても使われ、学習机がたくさんある。また、北東と南棟を結ぶ通路上の両脇に広がる形で学センはあるため、教室移動などの際、学センの中を通らねばならない。
- ブラウジングコーナー
- 中央棟南側 2階にある。主に2年生の憩いの場として使われている。
- (食堂の出張販売は2018年6月にコモンホールに移転)
- コモンホール
- 中央棟 1階で昇降口を入ってすぐ。コピー機、連絡黒板、ベンチが置かれている。時折業者による教材の販売もされる。3時間目の終了時から4時間目の始まりまで、食堂の出張販売が行われ、各学年の生徒で混雑する。おにぎり80円、ライスボール100円、ポテトとから揚げのカップ入り100円、お弁当300円から400円である。また体育祭ではかき氷やアメリカンドッグが販売される。
- 購買部(2016年3月末に閉店)
- コモンホール内にあり、1時間目から4時間目後の昼休み終了時までの、各授業の合間に開店する。パン、飲料水、プリン、消しゴム、ノートが販売されていた。
- 食堂
- 第二体育館 1階に開かれている。カレー、日替わり定食、ラーメン、うどん、そばなどが出される。どれも大盛りは40円増し。メニューに無い料理もある。
部活動
野球部は地元の強豪校であり、選抜高等学校野球大会出場2回(第82回・第85回大会 前者は「21世紀枠」、後者は「東北絆枠」といずれも特別出場枠での出場権獲得)、全国高等学校野球選手権大会出場2回(第92回・第96回大会)で、選抜85回大会に悲願の初勝利を収め、選手権96回大会では同校初の甲子園2勝を挙げベスト16に進出した。夏の県大会決勝進出7回のうち優勝2回、準優勝4回(1993年、2010年、2011年、2013年、2014年、2016年、2017年、2022年)
- 体育部
- バレーボール、ラグビーフットボール、ソフトテニス、陸上競技、野球、卓球、サッカー、バスケットボール、スキー、バドミントン、柔道、弓道、剣道、水泳、スケート、ハンドボール
- 文化部
- 吹奏楽、音楽、演劇、書道、美術、文芸、生物、茶道、科学、英語、写真、ボランティア
- 死亡事故
2012年7月28日、ラグビー部2年生男子部員(当時17歳)が午前中の練習中に熱中症で倒れ病院に搬送、その2日後の30日に死亡[2]。
年中行事
- 7月
- 体育祭がおこなわれ、サッカー・バスケットボール・ソフトボール・バレーボールの内から好きな競技に参加できる。大縄も実施されている。
- 期末テスト
- 8月
- 中央祭、いわゆる文化祭が行われ、露店、男・女装コンテスト、カラオケなどをする。
著名な出身者
交通
- JR山形駅より徒歩23分
- 山交バス「鉄砲町」バス停より徒歩8分 「六小前」バス停より徒歩2分
脚注
関連項目
外部リンク