喜田 拓也(きだ たくや、1994年8月23日 - )は、神奈川県横浜市中区出身のプロサッカー選手。Jリーグ・横浜F・マリノス所属。ポジションはミッドフィールダー(MF)。
小学生時代から横浜F・マリノスの下部組織に所属し、2006年には主将として全国制覇を経験[1]。2011 FIFA U-17ワールドカップではボランチとして4試合に出場し、チームのベスト8進出に貢献した。2012年、2種登録選手としてトップチームに帯同し、ナビスコカップ2試合に出場した[2]。
2013年、トップチームへ正式に昇格[3]。
2014年、J3に参戦するJリーグ・アンダー22選抜に選手登録された[4]。2015年、リーグ戦第4節の柏レイソルで初先発し、兵藤慎剛につぐ2位の走行距離を記録した。トップ下だけでなくボランチもこなし、怪我で負傷した中村俊輔の穴を埋めた。
2016年、1stステージ第7節のジュビロ磐田戦でミドルシュートを決め、J1初ゴールを記録した[5]。
2019年からはキャプテンを務める。チームの主軸としてリーグ戦33試合に出場し、15年ぶり4度目のリーグ優勝に貢献。ベストイレブンに選出された[6][7]。
2023年は4月29日のJ1第10節・名古屋グランパス戦で5シーズンぶり、日産スタジアムでは初となるゴールを決めた[8]。ディフェンダーの選手が怪我やコンディション不良で出場できないときには、本職ではないディフェンダーのポジションでプレーするなどした。最終的にはリーグ戦29試合に出場。J1優秀選手賞を受賞した[9]。
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