郷家 友太(ごうけ ゆうた、1999年6月10日 - )は、宮城県多賀城市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・ベガルタ仙台所属。ポジションはミッドフィールダー、フォワード。
来歴
プロ入り前
鶴ヶ谷SSSでサッカーを始めてベガルタ仙台ジュニアユースを経て、青森山田中学校から青森山田高校に進学した。青森山田高校では2年生からレギュラーをつかみ、高橋壱晟や廣末陸らとともに全国高校サッカー選手権大会と高円宮杯プレミアリーグの2冠を達成した[1]。2017年8月25日、練習にも参加したヴィッセル神戸に内定が決まった。
ヴィッセル神戸
2018年よりヴィッセル神戸に新加入。3月7日、ルヴァンカップ第1節のV・ファーレン長崎戦でプロデビューを果たした[2]。3月18日、第4節のセレッソ大阪戦でJ1リーグ初先発を果たした[3]。4月18日、ルヴァンカップ第4節のV・ファーレン長崎戦でプロ入り初得点を決めた[4]。8月19日、第23節の湘南ベルマーレ戦でリーグ戦初得点を決めた[5]。
2021年シーズンよりダビド・ビジャが付けていた背番号「7」に変更。様々なポジションで起用されたが、シーズン途中より中盤のダイヤモンド型の右サイドに定着した。
この年は東京オリンピックのメンバーの候補に上がっていたものの、2020年12月に行われたトレーニングキャンプを最後に招集されなくなりメンバーから落選した。
2022年シーズンはシーズン途中に就任したロティーナ体制では右サイドハーフでレギュラーを得ていたが、吉田体制ではベンチスタートになることが増えた。また6月の天皇杯ではサイドバックで起用されるなど、持ち味を生かしきれぬままリーグ戦ではプロ入り初の無得点でシーズンを終えた。
ベガルタ仙台
2023年、地元宮城県のベガルタ仙台へ完全移籍加入[6]。チームが不本意なシーズンを過ごす中で東北ダービーのブラウブリッツ秋田戦で決勝ゴールを決めるなど唯一2桁得点を達成し気を吐いた[7]。
2024年、主将が不在の試合ではゲームキャプテンも任され、第38節の大分トリニータ戦ではクラブ史上初のJ1昇格プレーオフに導く決勝点を奪取[8]。
所属クラブ
個人成績
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
リーグ杯 | オープン杯 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
日本
| リーグ戦 |
リーグ杯 | 天皇杯
|
期間通算
|
2018 |
神戸 |
27 |
J1 |
22 |
2 |
6 |
1 |
2 |
0 |
30 |
3
|
2019 |
12 |
1 |
4 |
0 |
3 |
0 |
19 |
1
|
2020 |
24 |
5 |
0 |
0 |
- |
24 |
5
|
2021 |
7 |
32 |
2 |
4 |
0 |
2 |
0 |
38 |
2
|
2022 |
18 |
0 |
1 |
0 |
4 |
0 |
23 |
0
|
2023 |
仙台 |
11 |
J2 |
39 |
10 |
- |
1 |
0 |
40 |
10
|
2024 |
38 |
5 |
1 |
1 |
0 |
0 |
39 |
6
|
通算 |
日本 |
J1
|
108 |
10 |
15 |
1 |
11 |
0 |
134 |
11
|
日本 |
J2
|
77 |
15 |
1 |
1 |
1 |
0 |
79 |
16
|
総通算
|
185 |
25 |
16 |
2 |
12 |
0 |
213 |
27
|
- 出場歴
タイトル
チーム
- 青森山田高校
- ヴィッセル神戸
個人
代表歴
- U-18日本代表
- コパ・デル・アトランティコ(2017年)
- U18リスボン国際トーナメント(2017年)
- U19-Four Nations(2017年)
- AFC U-19選手権2018・予選(2017年)
- U-19日本代表
- インドネシア遠征(2018年)
- ロシア遠征(2018年)
- メキシコ遠征(2018年)
- AFC U-19選手権(2018年)
- ブラジル遠征(2018年)
- U-20日本代表
- U-22日本代表
- AFC U-23選手権2022・予選(2021年)
- U-23日本代表候補
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク