JR東日本E233系電車
基本情報 運用者
東日本旅客鉄道 製造所
東急車輛製造 川崎重工業 車両カンパニー JR東日本 新津車両製作所総合車両製作所 横浜事業所総合車両製作所新津事業所 製造年
2006年 - 製造数
3,297両 運用開始
2006年 12月26日 主要諸元 軌間
1067mm 電気方式
直流 1,500 V (架空電車線方式 ) 最高運転速度
本文参照 設計最高速度
120 km/h 起動加速度
本文参照 減速度
本文参照 編成定員
1,582名[ * 1] 編成重量
318.8 t [ * 2] 全長
20,000 mm 全幅
2,966 mm (雨樋間)[ * 3] 2,790 mm (2000番台) 車体幅
2,950 mm 2,770 mm (2000番台) 全高
4,016.5 mm (空調上面[ * 4] ) 4051.5 mm (2000番台[ * 4] ) 3,945 mm (パンタ折畳み) 4,070 mm (グリーン車) 車体高
3,620 mm (屋根上面) 3,640 mm (2000番台) 床面高さ
1,130 mm 車体
ステンレス 台車
軸梁式ボルスタレス台車 DT71・TR255系 主電動機
かご形三相誘導電動機 MT75形 (140 kW / 基) 歯車比
1:6.06 編成出力
3,360 kW [ * 5] 定格速度
63.1 km/h[ 1] 制御方式
IGBT 素子 VVVFインバータ制御 制動装置
回生ブレーキ 併用電気指令式ブレーキ ・純電気ブレーキ 抑速ブレーキ [ * 6] 直通予備ブレーキ 耐雪ブレーキ 保安装置
本文参照 備考
^ 10両固定編成の場合の標準
^ 6+4両・0番台中央線仕様
^ 1000番台川重製は2972.2
^ a b AU726Aの場合/AU726Bは19.5 mm高い
^ 6M4T
^ 0・3000・6000・7000番台
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E233系電車 (E233けいでんしゃ)は、東日本旅客鉄道 (JR東日本)の直流 一般形電車 [ 2] [ 3] [ 4] [ 注 1] 。
2007年鉄道友の会 ローレル賞 受賞車[ 5] 。
概要
1999年度から首都圏 に大量投入されたE231系 車両をさらに進化・発展させた、JR東日本を代表する主力車両として開発された[ 2] 。主要機器の二重化を行い、信頼性やサービスの向上を図っている[ JR東 1] 。通勤型車両の201系 、203系 、205系 、209系 、近郊型車両の211系 の置き換え用として主に製造され、中央線快速電車 や京浜東北線 など首都圏の22路線で営業運転を行っている[ 6] 。投入車両数は3000両以上にも及び、JRグループ 内では最多の車両数を誇る(国鉄 時代を含めると103系 に次ぐ2位)[ 6] 。
製造企業は、東急車輛製造 →総合車両製作所 横浜事業所、川崎重工業車両カンパニー と、JR東日本新津車両製作所→総合車両製作所新津事業所 。車両のデザインはGKインダストリアルデザイン が担当している。
本系列は、それぞれの線区に合わせた番台が投入されている。中央線快速 用および青梅線 ・五日市線 用が0番台、京浜東北線 ・根岸線 用が1000番台、常磐緩行線 用が2000番台、東海道線 ・高崎線 ・宇都宮線 用が3000番台、京葉線 用が5000番台、横浜線 用が6000番台、埼京線 用が7000番台、南武線 用新製車が8000番台、南武線用改造車が8500番台となっている。
2021年4月時点の配置数は0番台692両・1000番台820両・2000番台190両・3000番台525両・5000番台240両・7000番台380両[ 7] ・6000番台224両・8000番台210両・8500番台6両の合計3,287両で、E231系の2,476両を上回りJRグループ の同一系列車両ではの最多配置両数となっている[ 注 2] [ 8] 。また、製造数としても民営化後のJRグループでは最大の数となっている。なお配置数は、中央線快速電車へのグリーン車導入によりさらに増加する見込み。
構造
本系列は、JR東日本の利用客 アンケート を反映し[ 2] 、さらに車両の信頼性を向上させて輸送障害を防ぐため、従来の同社の通勤形 ・近郊形車両 と比べると全体的に「ゆとり」を持たせた設計として、利用者が快適に乗車できるように配慮されている[ 2] 。開発にあたっては、車両の信頼性向上と乗客へのさらなるサービス向上を目指し、以下の項目を基本コンセプト とした[ 2] 。
故障に強い車両(輸送障害の低減)
人に優しい車両
情報案内や車両性能の向上
車体強度の向上
車体
基本的な車体構造はE231系 やE531系 などと同様の軽量ステンレス 製車体であるが、本系列では2005年に発生したJR福知山線脱線事故 を踏まえ、新たに側面衝突事故 時における安全対策を強化している[ 9] 。
側面衝突事故対策として、台枠 の側梁部材を2種類の部材から厚みのある部材へ統一し、側構体では戸袋 部分の強度向上のために出入口柱部材を厚みのあるものにし、合わせて補強板を追加している[ 9] 。屋根構体では屋根垂木(たるき)材(側面方向に屋根を支えるアーチ材)の板厚増加と垂木部材の本数を追加している(E231系比:先頭車43本→48本、中間車45本→51本)[ 9] 。
また、従来は台枠、側構体2面、妻構体2面、屋根構体の六面体を組み上げた際、各構体面に配置される骨組み部材位置はバラバラで、骨組み部材が一致した構造ではなかったが[ 9] 、本系列では組み立て後に各構体面間の骨組み部材位置を一致させることで、車体の骨組みがリング状となる「リング構造」を採用した[ 9] 。構造上、空調装置取り付け部を除き、リング構造は各車13か所設けられた[ 9] 。合わせて各構体の接合部分では構体間の結合部品の大形化や溶接強度の向上などを実施している[ 9] 。結果として、E231系と比較した静止強度は側面強度が約10 % 、台枠および屋根強度が約30 %向上している[ 9] 。
前頭部は踏切事故 時における安全対策から、E217系 以降の近郊タイプで採用した衝撃吸収構造を通勤タイプにも取り入れた[ 9] [ 10] 。これは前面ガラス下部付近に衝撃吸収用アルミハニカムを配置し、乗務員室扉付近は意図的に壊れやすくしたクラッシャブルゾーン とすることで、衝突事故が発生した際に加わる衝撃(エネルギー)をある程度吸収させる。一方運転士の着席位置周辺および客室部はサバイバルゾーン(乗務員室サバイバルゾーン・客室サバイバルゾーン)として強固な構造としている[ 9] 。これにより、万が一の大型車 などとの衝突事故が発生した際、車体の変形を抑えることで乗務員と乗客を保護する[ 9] 。先頭車の後位側の連結器(中間車との連結側)には衝撃吸収緩衝器付きの半永久連結器を装備しており、後位側の車両への衝撃を軽減している[ 11] 。
車体幅は混雑緩和のため、2,950 mm 拡幅車体を採用しているほか[ 注 3] [ 12] 、床面高さを 1,130 mm(E531系と同じ)としてE231系よりもさらにホーム との段差を減少させた[ 12] 。普通車の客用ドア配置はすべて片側4か所。
前照灯 はHID灯 とし、尾灯 とともに窓上に設置した[ 注 4] 。JR東日本では、これまでの車両について側面の客用ドア外側にカラー帯を配していなかったが[ 10] 、本系列では線区に合わせた色の帯を配した[ 10] 。
E231系の2002年 (平成14年)以降製造車では[ 注 5] 、車外スピーカー の設置準備工事が行われていたが、本系列では製造当初より車外スピーカー が設置された[ 13] 。これはE531系で採用されたものと同一で、東洋メディアリンクス 製の発車メロディ も鳴る仕組みになっている。これにより、発車メロディなどを導入していない駅でメロディを流すことが可能となった。メロディ終了後には「扉が閉まります。駆け込み乗車はおやめ下さい」と乗降促進放送が流れる。なお、半自動扉 区間では、車内および車外スピーカー で「乗り降りの際には、ボタンを押してください。ドアを閉める際には、後ろのお客様にご注意ください」とアナウンス される。
行先表示器 にはJR東日本の営業用車両としては初めてフルカラー LED 式を採用し、視認性の大幅な向上を図った[ 12] 。車体側面の表示器は2段表示も可能で、優等列車の始発駅では下段に全停車駅をスクロール で、途中駅では次停車駅を表示させる。また日本国有鉄道 (国鉄)から継承した車両や従来のJR東日本の通勤・近郊形車両(211系 やE231系 など)は、普通列車(各駅停車) の場合、車体側面表示器での種別表示を省略していたが[ 注 6] 、本系列ではJR東日本で初めて本格的に普通列車(各駅停車)の場合でも「普通」(各駅停車の場合は「各駅停車」)と種別名を表示するようになった。
普通(各駅停車)表示時の背景色は配置運用される特定路線のラインカラーに準拠して各番台で異なる。番台別の背景色は以下のとおり。なお、5000番台と6000番台は種別表示を上段:京葉線(ワインレッド、5000番台)または横浜線(黄緑色、6000番台)、下段:種別とし、201系、205系の幕式側面表示器に引き続き武蔵野線や内房線 ・外房線 内からの総武線 経由の電車、相模線や根岸線・京浜東北線との誤乗防止を促している。
0番台は黄色
1000番台は明るめの青色
2000番台はエメラルドグリーン(やや明るめの緑色)(常磐緩行線)、深めの青色(千代田線、小田急線)
3000番台は深めの緑色
5000番台は青色
6000番台は黄緑色
7000番台は緑色
8000番台は黄色
乗務員室
運転席(0番台)
衝撃吸収構造の採用のため、乗務員室 内はスペースが広く確保されている[ 14] 。踏切事故対策として運転台筐体や運転士用の座席をE231通勤タイプよりも 185 mm 高くした高床構造を採用しており、前方視認性の向上を図っている[ 9] [ 注 7] 。計器盤は計器類・表示灯を廃し、これらを3枚の液晶モニター に表示するグラスコックピット 構造を採用[ 14] [ 15] 。主幹制御器 は左手操作式のワンハンドルマスコン[ 14] 。
前面ガラスのワイパー は常用の2本式(2000番台は1本)に加えて補助ワイパーを設置し、故障時には切り換えることで補助ワイパーを使用する[ 14] 。
乗務員室背面仕切部は運転席背後を「非常救出口」とし、中央に遮光幕 付きの大窓、右端に仕切扉窓を設置する。
車内
客室内装はユニバーサルデザイン の採用やバリアフリー の向上、快適性の向上を目指したものとした[ 2] [ 10] 。車内はモダンで暖かみのあるカラーデザインとした[ 2] 。
内装の艤装工法はE231系やE531系までの艤装方法とは異なり、車輌製造会社を問わずパネル式に統一された。ただし、川崎重工業製のE231系やE531系までの車両で見られたパネルをつなぎ止める天井部のねじ は、本系列では外側からは見えない工法になっている。
内装のカラーリングは白色をベースカラーにし、床敷物は茶色系の砂目柄入りとした。座席モケット の色柄は路線によって異なるものである。座席構造は209系以来の片持ち式バケット 構造であるが、1人あたりの座席幅がE531系と同一の 460 mm(201系は約 430 mm、209系は約 450 mm)に拡幅され、座席自体も座布団の厚みをアップさせたほか、クッション材にSバネの入った柔らかいものに改良された[ 2] 。
客用ドアの客室側は車両間の貫通扉 を含めて、従来のJR東日本の通勤・近郊形電車の標準であったステンレス無地から、白色化粧板仕上げとされた[ 14] 。客用ドアの窓ガラス は結露 対策として四隅が角ばった複層構造 を採用した[ 10] [ 14] 。このドアの戸先部と出入口部の床面には黄色の警戒色を配し、目立たせている。このほか、ドアの開閉に合わせてドアチャイム の鳴動とドア開閉表示灯の点滅機能を装備する。
ドアエンジン(戸閉装置)は2種類あり、0番台・1000番台・8000番台はスクリュー 軸駆動式(ナブテスコ 製[ 16]
)、2000番台から7000番台はリニアモーター 駆動式。各番台区分とも片側4扉のうち3扉を締め切ることができる「3/4閉機能」 スイッチを設置しているほか、0番台と3000番台については車内外のドアスイッチを乗客が操作することで開閉を行う「半自動機能」を有する。
車両間の貫通扉 はE231系では2両 - 3両に1か所程度の設置であったが[ 注 8] 、本系列では各車両の両端部の設置となり、扉は傾斜式戸閉機構を採用した[ 14] 。
袖仕切り部や座席間の握り棒 は使いやすさを向上させるため[ 12] 、通路側にせり出した緩やかな曲線状で装着されており、立っている乗客や座っていた乗客が立ちやすいように配慮した形状とした[ 12] 。座席上部にある荷棚 はアルミ製の板状のものに、つり革 は黒色の二等辺三角形状のもので、これらはE531系で初採用されていた[ 10] 。
側窓ガラスはいずれもUV ・IR をカットする熱線吸収ガラスを使用し、カーテン の設置は省略している[ 14] 。窓ガラスは車端部は固定窓だが、各ドア間の大窓は非常時の換気 を考慮して、下降窓と固定窓の組み合わせとなっている。
本系列の優先席 部は一般席との区分を明確にするため、壁面をクリーム色に、床材を赤色格子模様とした[ 12] 。従来の車両と同じく座席表地を赤系の斜めストライプとし、つり革 はオレンジ色品、握り棒は黄色のラバー仕上げとした[ 12] 。さらに優先席を含む両車端部の3人掛け座席部は荷棚とつり革高さを 50 mm 低くした[ 12] 。また、各番台区分とも編成中の一部車両は、すべての荷棚とつり革を優先席と同じ 50 mm 低くした仕様を採用した。
冷房装置 は集中式 のAU726形(グリーン車を除く)で[ 17] [ 18] 、出力は 58.14 kW (50,000 kcal/h ) を各車両に搭載する[ 14] 。車内の臭気対策としてJR東日本の一般形電車で空気清浄機 を初めて搭載しており、集塵機能と脱臭機能がある[ 12] 。なお、空気清浄機はJR・私鉄の多数の形式にも追加で搭載された。
山手線 用のE231系 500番台 と同様に、自動放送装置 や車内の各客用ドア上部に液晶ディスプレイ (LCD・トレインチャンネル ・VIS )2基を用いた車内案内表示装置 を設置している[ 注 9] [ 19] [ 14] 。自動放送搭載で、急停車時に「急停車します。ご注意ください。Attention (Caution) please.The emergency brakes have been applied.」と注意を喚起する放送もある[ 20] 。平日のラッシュ時間帯(7時 - 9時30分と17時 - 19時30分)および終電時間帯(23時以降)には乗り換え案内などが自動で省略される。
主要機器
車両の性能も改良を加え[ 2] 、故障や事故などに備えて同一機器を2基以上搭載(パンタグラフ ・空気圧縮機 (CP) ・MT比 を上げることでの主回路機器の個数増など)したり、二重化(モニタ装置の伝送・演算部や保安装置 ・補助電源装置 (SIV) など)を施し、万一片方が故障しても自力走行ができるように、他の鉄道事業者 でも一般的となりつつある二重化設計思想がJR東日本の車両として初めて採用された(冗長化 )[ 2] [ 21] 。
本系列においてもE231系で採用した情報制御装置「TIMS 」を採用しているが、システムは伝送速度の向上(2.5 Mbps → 10 Mbps )や二重系化を図ったものへと改良しており、E231系と同じく、運転台からの力行またはブレーキ指令はTIMSを介してVVVFインバータ制御装置やブレーキ制御装置へ伝えられている[ 22] [ 18] 。
主制御器はIGBT 素子 を使用した2レベルVVVFインバータ制御 方式。0番台の装置の形式はSC85で三菱電機製、または東洋電機製造製であり[ 23] 、質量は828 kg となっている。電動機制御は1C4M2群構成で、主電動機 は出力140 kW のMT75形(連続定格:2360 rpm、最高使用回転数:5818 rpm[ 1] )を採用した[ 14] 。歯車比はE531系と同一の 1:6.06。
起動加速度 は 2.3 km/h/s 、2.5 km/h/s、3.0 km/h/s が選択可能で、それぞれの運用路線に応じて設定される。ただし、2000番台は地下鉄線内の協定から 3.3 km/h/s とやや高めに設定されている。
各番台別仕様一覧
番台区分
営業最高速度
起動加速度
減速度
保安装置
出典
0番台
100 km/h
3.0 km/h/s
5.0 km/h/s
ATS-P 、ATS-SN
[ 24]
1000番台
95 km/h
2.5 km/h/s
5.0 km/h/s
D-ATC (ATS-SN (可搬式)も搭載可能)
[ 25]
2000番台
100 km/h
3.3 km/h/s
4.7 km/h/s
ATC-10(新CS-ATC) 、ATO 、ATS-SN 、D-ATS-P (ATS-P(可搬式)も搭載可能)
[ 26]
3000番台
120 km/h
2.3 km/h/s
4.2 km/h/s
ATS-P ATS-SN (一部編成速度照査機能付ATS-SN ') (ATS-Ps (可搬式)も搭載可能)[ 注 10]
[ 27] [ 28]
5000番台
110 km/h
2.5 km/h/s
4.2 km/h/s
ATS-P、ATS-SN
[ 29]
6000番台
95 km/h
選択制[ 注 11]
5.0 km/h/s
D-ATC、ATS-P (ATS-Ps(可搬式)も搭載可能)
[ 30]
7000番台
120 km/h
2.5 km/h/s
5.0 km/h/s
ATACS 、ATC-6 、ATS-P (ATS-Ps(可搬式)も搭載可能)
[ 31] [ 32]
8000番台
95 km/h
2.5 km/h/s
4.2 km/h/s
ATS-P、ATS-SN (ATS-Ps(可搬式)も搭載可能)
[ 33]
東海道線用3000番台第3編成以降(以降に落成した7000番台・6000番台・8000番台も同様)では、ATS-Ps区間への入線も考慮し、可搬式のATS-Psの搭載に対応している[ 34] 。実際、新津車両製作所製造車では[ 注 12] 、落成後に行われる新潟地区での公式試運転 時に搭載している[ 34] 。
補助電源装置はIGBT素子を使用した静止形インバータ (SIV) とし、出力電圧は三相交流 440 V、電源容量は 260 kVA と大容量を誇る。形式はSC86(0番台[ 14] ・8500番台)またはSC86A(1000番台・5000番台・8000番台)またはSC86B(3000番台)またはSC91(2000番台・6000番台・7000番台)となっており、SC86形系列は東芝製、SC91形は東洋電機製造製である。これらの静止形インバータは制御回路等を2台有する「待機2重系」のシステムを採用しており、片方の系統に故障が発生した場合、もう片方の系統が機能することで冗長化が図られる[ 14] 。
空気圧縮機 (CP) はE531系で新規開発されたスクリュー式のナブテスコ社製MH3124-C1600SN3形式を採用している[ 16] [ 14] (6000番台以降を除く)。集電装置はシングルアーム式のPS33D形パンタグラフであるが、常時使用しているパンタグラフの他に、編成で1台は予備のパンタグラフ (通常走行時は折りたたんだ状態) を搭載している[ 2] 。万が一、常用のパンタグラフがすべて使用不能の場合にも1ユニットが使用できるようにされている[ 2] 。
ブレーキ制御は回生ブレーキ 併用の電気指令式空気ブレーキ で、常用ブレーキはTIMSを介した編成単位でのブレーキ制御 を行う[ 14] 。このほか、直通予備ブレーキ 、降雪時に使用する耐雪ブレーキ、0番台・3000番台・6000番台・7000番台のみ勾配区間用の抑速ブレーキ を有する[ 14] 。
台車 は、ボルスタレス 台車を使用しており、軸箱支持装置は209系以来の軸梁式を採用している[ 14] 。これは番台による相違はなくすべてにおいて同一仕様である。制御車 (クハ:Tc, Tc')と付随車 (サハ:T)が付随台車のTR255形およびTR255A形、電動車 (モハ:M、M')が動力台車のDT71形を装着する[ 14] 。基礎ブレーキは、動力台車がユニットの踏面片押し式、付随台車がユニットの踏面片押し式と車軸に装備されたディスクブレーキ による併用。最高速度が 120 km/h であることから通勤タイプではヨーダンパ は省略したが、軸バネオイルダンパを装備して縦方向の揺れであるピッチングを緩衝している[ 14] 。ただし、3000番台では全車両にヨーダンパを装着している。
0番台の走行機器
消費電力量
京浜東北線を走行するE233系とその他形式の消費電力量(力行電力量-回生電力量、サービス機器の電力消費は除外)を示す。文献では[ 36] 、E233系は209系に対し、M車比率向上および回生時の粘着 性能改善などにより回生電力量が約74 %増加したが、MT比と編成質量の増大で力行電力量も約31 %増加し、全体で209系より約10 %消費電力量が増加したことを指摘している。
京浜東北線における消費電力量(実測値)
項目
E233系
209系
205系
103系
MT比
6M4T
4M6T
6M4T
編成質量 (t )
310.4
249.0
294.5
363.1
回生時最大期待粘着係数 (% )
18.5
16.0
11.6
―
力行電力量 (kWh /km)
17.05
12.97
16.16
18.12
回生電力量(kWh/km)
7.61
4.38
4.19
―
消費電力量(kWh/km)
9.44
8.58
11.97
18.12
無線設備
列車無線は、デジタル無線 の導入時期であったため列車無線アンテナ は先頭車屋根上の前位寄りに2本が設置され、2本の内の受信状態の良いアンテナからの入力を選択する方式のダイバーシティ 対応となっている。また、2000番台では、7号車の床下と各車端に、東京地下鉄用の誘導無線用アンテナと先頭車の屋根上に小田急線用の逆L字形の無線アンテナが設置されている[ 37] 。
3000番台以外に標準装備されている客室用の側扉上部のLCD式の車内案内表示装置のコンテンツの更新においては、0番台のミリ波 方式から1000番台の無線LAN 方式を経て5000番台以降はデータ専用のWiMAX 無線を採用しており、専用のアンテナをクハE232の後位屋根上に2本設置してダイバーシティ対応により随時更新が可能となっている[ 37] 。
番台別概説
0番台
中央線快速電車仕様の0番台T編成(2022年6月30日 武蔵境駅)
中央線快速電車仕様の0番台H編成(2020年7月7日 御茶ノ水駅 - 水道橋駅間)
青梅線・五日市線仕様の0番台青編成(2019年11月6日 青梅駅 - 宮ノ平駅間)
中央線快速電車・中央本線・青梅線・五日市線向けの車両で、すべての編成が豊田車両センター に配置されている。中央線快速電車・中央本線の運用を基本とする10両単独の固定編成43本(T編成・430両)と6+4両の分割編成17本(H編成・170両)、青梅線・五日市線の運用を基本とする6両編成10本(青600番台編成・60両)と4両編成8本(青400番台編成・32両)がある(総計692両)。車体の帯には国鉄101系 から続く中央線快速電車伝統のオレンジバーミリオン が継承されている。
中央線快速電車の場合、列車種別 が6種類と他の路線に比べて多く、車内案内表示器右側の液晶画面に表示される停車駅案内は立川以西における最遠直通先である大月駅 (中央本線)、奥多摩駅 (青梅線)、武蔵五日市駅 (五日市線)、高麗川駅 (八高線)、そして富士急行線 河口湖駅 まで中央線快速電車の路線色 であるオレンジ色のラインで描かれており、201系時代の停車駅案内より枝分かれが多くなっている。当初は、これを2画面(青梅駅 ・奥多摩駅発着または富士急行線に乗り入れる際には3画面)に分けて表示していた。後に、東京駅 - 高尾駅間発着の場合は1画面表示、中央本線大月方面や青梅線系統に乗り入れる場合は2画面表示に改められた。また、快速運用時に201系では種別は表示していなかったが、本系列ではオレンジ色の背景に白文字で表示されるようになった。表示されるのは上り線の全区間と下り線の快速運転区間(平日:東京駅 - 中野駅 間、土曜・休日:東京駅 - 吉祥寺駅 間)のみで、これ以外の区間では列車の行き先と次の停車駅(側面のみ)が表示されている。また、中央特快・青梅特快・通勤快速の下り列車はこれらが各駅停車になる立川駅ですべて上記と同じようになるが、種別表示を出したまま運転する場合がある。早朝・深夜に運転されていた各駅停車 も、緩行線を走行する三鷹駅 までは種別を表示し、三鷹駅到着時に種別表示を消していた。各駅停車の種別表示は緩行線を経由する列車のみが対象となっていたため、立川発大月行や高尾発武蔵小金井行(最終電車)といった複線区間のみを運行する列車は全区間種別無表示である。上り東京行電車では、各駅停車から通勤特快までのいずれの種別も、終点まで通過駅のない御茶ノ水駅 - 東京駅間で種別表示を消している場合がある。
客用ドアは、中央本線相模湖駅 - 大月駅間・青梅線青梅駅 - 奥多摩駅間・五日市線・八高線の夏季・冬季の室内保温を目的として半自動扱い が採用されたほか[ 10] 、各車両のドア1か所を除いて閉め切ることが可能な「3/4閉機能 」スイッチも設置されている[ 13] 。また富士急行線禾生駅 ではホーム有効長の関係で4両編成の最後尾1両はドアカットとなるため、4両編成はこれらの機能を有する。なお、半自動ドア扱いで運転される場合は、ドアスイッチのランプが点灯している時にドアを開閉することができるほか、液晶画面にその旨が表示される。半自動ドア扱いは八高線は乗り入れ当初から、中央本線相模湖駅 - 大月駅間と富士急行線は2008年1月4日より、青梅線青梅駅 - 奥多摩駅間(青梅駅は立川方面行きを除く)と五日市線では2008年3月15日より、立川駅 - 青梅駅間(立川駅は中央線快速電車への直通電車を除く)では2011年7月23日より開始した[ JR東 2] [ JR東 3] [ 注 13] 。
この0番台では、車内の座席モケットは赤茶色系の濃淡柄である。座席背もたれの柄は「情報の歴史」を表現したもので、テレックス - バーコード - QRコード のパターンを採用した[ 38] 。10両編成時に1・10号車となるクハE232形・E233形の0番台に車椅子スペース を設置し、分割時の6・7号車となるクハE232形・E233形の500番台には設置していない[ 14] 。本番台区分では女性専用車両となる1号車(クハE233形0番台)のすべての荷棚とつり革の高さを優先席と同じタイプの50 mm低くした[ 10] 。
201系の先頭車前面中央にあった列車種別表示器は本系列では装備していないが、中央線快速電車で運用される本番台ではそれを踏襲して、前面の行先表示器には「列車種別+行き先」の表示のほかに、枠全体に列車種別が表示されるようになっている。なお、前述の種別表示が消える区間では列車種別のみの表示はされない。201系同様、0番台では行先表示器に路線名(中央線・青梅線・五日市線・八高線・富士急行線)表示は行わない。
青梅線・五日市線・八高線・富士急行線での連結・切り離し の関係で、201系と同一の10両単独の固定編成(T編成・T1 - )と分割可能な6+4両編成(H編成・H43 - )の2種類の10両編成で製造されている[ 13] 。6+4両編成の場合、中央線快速電車運用の201系では東京方に4両編成を連結していたが、本系列では高尾方に4両編成を連結する[ 13] 。高頻度運転を行う中央線快速電車の性格から、MT比はE231系の基本構成となっている 4M6T[ 注 14] から 6M4T として加減速性能を向上させ、従来の201系より数分程所要時間を短縮させた。
本番台で最初に東急車輛製造 [ 注 15] で落成したH43編成は、2006年9月21日 に逗子駅 から豊田電車区 (当時)まで公式試運転 を兼ねて自力回送された。この編成は同年11月11日 の豊田電車区40周年記念イベントに展示車両として初めて一般公開された後、翌12月2日 に試乗会を開催して八王子駅 - 相模湖駅 間を運転した(本系列にちなんで233人が乗車)。出場後中央線快速電車内での試運転を開始し、同月26日 の豊田 5時10分発上り各駅停車 東京行(列車番号 528H)から営業運転を開始した。
2007年9月からは青梅線・五日市線向けの車両も落成し、同年11月5日 から営業運転を開始した。なお、両線向けの車両の編成番号は6両編成が「青600」番台が、4両編成は「青400」番台が付与されている。当初、6両編成が主に立川駅 - 武蔵五日市駅間で運用されていたが、2008年2月19日に青梅駅などで201系からE233系への集中的な車両交換が行われ、この時点で立川駅 - 青梅駅間・青梅駅 - 奥多摩駅間とも、ほとんどが本系列に置き換えられた。なお、運用の都合で10両編成組成時の600番台と400番台の下2桁は違う場合もある。
南武線に転用された青670編成 現:8500番台N36編成 (2021年6月19日 鹿島田駅)
H58編成は、当初青658編成・青458編成として製造されたが、2008年(平成20年)4月1日にH58編成に変更された。またH編成の最後となるH59編成は青梅線運用の余剰のため、2015年(平成27年)5月1日に青659編成・青459編成からH59編成に変更された。2017年 には、青600番台編成1本(青670編成)が改造工事の上で8500番台となり、8000番台が営業運転を行っている南武線に転用されている。
青661編成は2008年 9月8日 に東青梅駅 - 青梅駅 間で起きた踏切障害に伴う脱線事故 のため、クハE232-519を除いた5両が新津車両製作所 [ 注 12] で代替新造された。内装品などの一部は元の車体のものが再利用されているが、一部1000番台に準じたマイナーチェンジ が行われている。また、書類上は修理の名目となる代替新造のため廃車扱いにはならず、製造も元の車体と同じ川崎重工業の扱いとなっている[ 40] 。
2020年に増備されたT71編成(2020年11月17日 西荻窪駅)
2020年(令和2年)6月にはT71編成が製造され、約12年ぶりに0番台が増備される形となった[ 41] 。既存の0番台とほぼ同仕様で製造され、グリーン車組み込み準備はされていない。客室内の各ドアの上部に設置されている液晶ディスプレイは、既存編成に合わせて縦横比率 4:3 の15インチ画面となっている。また、防犯カメラは鴨居部への設置ではなく蛍光灯横への設置となっている。
中央線快速用グリーン車
2024年に、中央線快速電車・中央本線の本系列で運行する全列車と、青梅線の中央線快速電車と直通運転を行う列車にグリーン車2両が組み込まれた。グリーン車は東京寄りから4・5両目に組み込まれ、10両貫通編成は12両編成に、分割編成の6両編成は8両編成になる。グリーン車は、東京駅の中央線ホームが島式 1面2線しかない極めて小規模な配線の都合上、折返し時間が短いことを踏まえ、乗降の迅速化を図るため、客用扉が両開き式となる。当初は2020年度に導入予定であったが、12両化に伴う駅工事などに想定以上の時間がかかることが判明したことや、世界的な半導体不足の影響もあり、延期となった[ JR東 5] [ 新聞 1] 。
2022年7月にグリーン車が2両登場した[ 42] 。2022年7月27日からH57編成にてグリーン車2両を組込んだ試運転を行っている[ 43] 。
2024年10月13日よりグリーン車を連結した編成の営業運行を開始した。グリーン車は2025年春までグリーン料金を支払わずに乗車できる普通車扱いとされる[ 44] 。
グリーン車を連結したE233系0番台T編成(2024年11月4日
武蔵境駅 )
サロE233形0番台(2024年11月23日
新宿駅 )
サロE232形0番台(2024年11月23日
新宿駅 )
2階席
1階席
平屋席
両開き式の乗降用扉
車内案内表示器
4両併結で試運転を行うグリーン車(2024年3月6日
原宿駅 )
甲種輸送されるグリーン車(2024年5月29日
日野駅 -
豊田駅 間)
編成構成
← 東京・河口湖
高尾・大月・富士山 →
青梅・奥多摩/武蔵五日市/高麗川 →
10両編成 (未改造)
号車
1
<2>
3
4>
5
6
7
8>
9
10
形式
クハE233 -0
モハE233 -0
モハE232 -0
モハE233 -200
モハE232 -200
サハE233 -500
サハE233 -0
モハE233 -400
モハE232 -400
クハE232 -0
その他設備
搭載機器
CP
SIV
CP
SIV
CP
10両編成 (改造済)
号車
1
<2>
3
4
5>
6
7
8>
9
10
形式
クハE233 -0
モハE233 -0
モハE232 -0
サハE233 -500
モハE233 -200
モハE232 -200
サハE233 -0
モハE233 -400
モハE232 -400
クハE232 -0
その他設備
[車]WC
搭載機器
CP
SIV
CP
SIV
SIV
CP
12両編成 (グリーン車組み込み済)
号車
1
<2>
3
4
5
6
7>
8
9
10>
11
12
形式
クハE233 -0
モハE233 -0
モハE232 -0
サロE233 -0
サロE232 -0
サハE233 -500
モハE233 -200
モハE232 -200
サハE233 -0
モハE233 -400
モハE232 -400
クハE232 -0
その他設備
WC,[洗][乗][業]
[車]WC
搭載機器
CP
SIV
CP
SIV
SIV
CP
6+4両編成 (未改造)
号車
1
<2>
3
4>
5
6
7
<8>
9
10
形式
クハE233 -0
モハE233 -0
モハE232 -0
モハE233 -200
モハE232 -200
クハE232 -500
クハE233 -500
モハE233 -600
モハE232 -600
クハE232 -0
その他設備
搭載機器
CP
SIV
CP,★
CP,★
SIV
CP
6+4両編成 (改造済)
号車
1
<2>
3
4>
5
6
7
<8>
9
10
形式
クハE233 -0
モハE233 -0
モハE232 -0
モハE233 -800
モハE232 -200
クハE232 -500
クハE233 -500
モハE233 -600
モハE232 -600
クハE232 -0
その他設備
[車]WC
搭載機器
CP
SIV
SIV
CP,★
CP,★
SIV
CP
8+4両編成 (グリーン車組み込み済)
号車
1
<2>
3
4
5
6>
7
8
9
<10>
11
12
形式
クハE233 -0
モハE233 -0
モハE232 -0
サロE233 -0
サロE232 -0
モハE233 -800
モハE232 -200
クハE232 -500
クハE233 -500
モハE233 -600
モハE232 -600
クハE232 -0
その他設備
WC,[洗][乗][業]
[車]WC
搭載機器
CP
SIV
SIV
CP,★
CP,★
SIV
CP
★の車両は分割・併合用に電気連結器 と自動解結装置を搭載。
CPはクハE233形・クハE232形の全車と、サハE233形500番台に搭載(4両編成でも2台が搭載となるような配置とされている)。
SIVはモハE232形0番台、400番台、600番台に搭載。グリーン車組み込み準備改造を受けた編成については200番台にも搭載。
モハE233形0番台と600番台は予備のパンタグラフを搭載し、東京寄りのパンタは通常使用しない。
富士急行線への入線はホーム有効長 の関係で4両編成限定。
編成表
特記ない限りは2024年(令和6年)4月1日時点の情報を示す。
編成表(E233系0番台〔10両編成(未改造)〕)
号車
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
モハ E233
モハ E232
サハ E233
サハ E233
モハ E233
モハ E232
クハ E232
T71
71
71
71
271
271
543
43
443
443
68
編成表(E233系0番台〔10両編成(改造済)〕)
号車
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
サハ E233
モハ E233
モハ E232
サハ E233
モハ E233
モハ E232
クハ E232
T1
1
1
1
501
201
201
1
401
401
1
T2
2
2
2
502
202
202
2
402
402
2
T3
3
3
3
503
203
203
3
403
403
3
T4
4
4
4
504
204
204
4
404
404
4
T5
5
5
5
505
205
205
5
405
405
5
T6
6
6
6
506
206
206
6
406
406
6
T7
7
7
7
507
207
207
7
407
407
7
T8
8
8
8
508
208
208
8
408
408
8
T9
9
9
9
509
209
209
9
409
409
9
T10
10
10
10
510
210
210
10
410
410
10
T11
11
11
11
511
211
211
11
411
411
11
T12
12
12
12
512
212
212
12
412
412
12
T13
13
13
13
513
213
213
13
413
413
13
T14
14
14
14
514
214
214
14
414
414
14
T15
15
15
15
515
215
215
15
415
415
15
T16
16
16
16
516
216
216
16
416
416
16
T17
17
17
17
517
217
217
17
417
417
17
T18
18
18
18
518
218
218
18
418
418
18
T19
19
19
19
519
219
219
19
419
419
19
T20
20
20
20
520
220
220
20
420
420
20
T21
21
21
21
521
221
221
21
421
421
21
T22
22
22
22
522
222
222
22
422
422
22
T23
23
23
23
523
223
223
23
423
423
23
T25
25
25
25
525
225
225
25
425
425
25
T26
26
26
26
526
226
226
26
426
426
26
T27
27
27
27
527
227
227
27
427
427
27
T28
28
28
28
528
228
228
28
428
428
28
T29
29
29
29
529
229
229
29
429
429
29
T30
30
30
30
530
230
230
30
430
430
30
T31
31
31
31
531
231
231
31
431
431
31
T32
32
32
32
532
232
232
32
432
432
32
T33
33
33
33
533
233
233
33
433
433
33
T34
34
34
34
534
234
234
34
434
434
34
T35
35
35
35
535
235
235
35
435
435
35
T36
36
36
36
536
236
236
36
436
436
36
T37
37
37
37
537
237
237
37
437
437
37
T38
38
38
38
538
238
238
38
438
438
38
T39
39
39
39
539
239
239
39
439
439
39
T40
40
40
40
540
240
240
40
440
440
40
T41
41
41
41
541
241
241
41
441
441
41
T42
42
42
42
542
242
242
42
442
442
42
編成表(E233系0番台〔12両編成〕)
号車
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
サロ E233
サロ E232
サハ E233
モハ E233
モハ E232
サハ E233
モハ E233
モハ E232
クハ E232
T24
24
24
24
2
2
524
224
224
24
424
424
24
編成表(E233系0番台〔6+4両編成(未改造)〕)
号車
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
モハ E233
モハ E232
クハ E232
クハ E233
モハ E233
モハ E232
クハ E232
H49
49
49
49
249
249
507
507
607
607
49
編成表(E233系0番台〔6+4両編成(改造済)〕)
号車
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
モハ E233
モハ E232
クハ E232
クハ E233
モハ E233
モハ E232
クハ E232
H43
43
43
43
843
243
501
501
601
601
43
H44
44
44
44
844
244
502
502
602
602
44
H45
45
45
45
845
245
503
503
603
603
45
H46
46
46
46
846
246
504
504
604
604
46
H47
47
47
47
847
247
505
505
605
605
47
H48
48
48
48
848
248
506
506
606
606
48
H50
50
50
50
850
250
508
508
608
608
50
H51
51
51
51
851
251
509
509
609
609
51
H52
52
52
52
852
252
510
510
610
610
52
H53
53
53
53
853
253
511
511
611
611
53
H54
54
54
54
854
254
512
512
612
612
54
H55
55
55
55
855
255
513
513
613
613
55
H56
56
56
56
856
256
514
514
614
614
56
H57
57
57
57
857
257
515
515
615
615
57
H58 (旧:青658+青458)
58
58
58
858
258
516
516
616
616
58
H59 (旧:青659+青459)
59
59
59
859
259
517
517
617
617
59
編成表(E233系0番台〔8+4両編成〕)
号車
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
サロ E233
サロ E232
モハ E233
モハ E232
クハ E232
クハ E233
モハ E233
モハ E232
クハ E232
H57
57
57
57
1
1
857
257
515
515
615
615
57
編成表(E233系0番台〔6両編成〕)
号車
1
2
3
4
5
6
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
モハ E233
モハ E232
クハ E232
青660
60
60
60
260
260
518
青661
61
61
61
261
261
519
青662
62
62
62
262
262
520
青663
63
63
63
263
263
521
青664
64
64
64
264
264
522
青665
65
65
65
265
265
523
青666
66
66
66
266
266
524
青667
67
67
67
267
267
525
青668
68
68
68
268
268
526
青669
69
69
69
269
269
527
編成表(E233系0番台〔4両編成〕)
号車
7
8
9
10
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
クハ E232
P518 (旧:青460)
518
618
618
60
青461
519
619
619
61
青462
520
620
620
62
P521 (旧:青463)
521
621
621
63
青464
522
622
622
64
P523 (旧:青465)
523
623
623
65
P524 (旧:青466)
524
624
624
66
P525 (旧:青467)
525
625
625
67
1000番台
京浜東北線・根岸線仕様の1000番台 (2021年6月17日 さいたま新都心駅 )
京浜東北線・根岸線 向けの車両で、さいたま車両センター に配置されている。2007年度(2007年9月)から2009年度(2010年1月)にかけて870億円を投入し、10両編成83本(830両)が製造された[ JR東 6] [ 新聞 2] 。MT比6M4Tの10両固定編成のみが製造され、2007年(平成19年)12月22日から営業運転を開始した[ 49] 。本番台区分の投入により、車齢が若いものの機器の故障が多かった京浜東北線・根岸線の209系は0番台の半数程度が廃車、それ以外の0番台と500番台は他路線へ転用された[ 50] 。
0番台の機能に加え、新製時より209系と同様の超音波 ホーム 検知装置を先頭車前端両側に装備し、保安装置 をD-ATC に変更したほか、6号車のサハE233形1000番台の床下には非常用のハシゴ を新設するなど、安全性の向上が図られている。ドアエンジンは0番台と同じスクリュー軸駆動式だが半自動機能は搭載されていない。なお「3/4閉機能」スイッチが搭載されており、輸送障害などの長時間停車時は使用することがある。
外観では、前面帯が前面窓下に配され、列車番号 表示器が前面窓の右下隅(向かって左)に設置されている点が0番台とは異なる。客室内では、各ドアの上部に設置されている液晶ディスプレイ が、0番台やE231系500番台などの縦横比率 4:3 の15インチから、16:9 の17インチワイド画面へ変更された。座席モケットは路線カラーである青色をベースとした明るい色調とし、背もたれの柄はバーコード 風の長短の線を組み合わせることで「スピード感」と「モダンな都会」のイメージを表現した[ 51] 。座面も0番台に比べて改良されている[ 52] 。
209系0番台で6号車に連結されていた6扉車は、当初連結する予定だったが、京浜東北線・根岸線のピーク時の混雑率が年々緩和されていること、拡幅車体による定員増加、常時着席のニーズなどの面から本系列では連結しないこととなった[ 新聞 3] 。また、編成両端先頭車は、すべての荷棚とつり革 の高さを優先席と同じタイプの 50 mm 低くした。ただし、2010年4月19日の女性専用車導入の際には、設定位置は中間の3号車とされ、両先頭車とも選ばれなかった。
2007年8月30日に最初の編成が落成、試運転が続けられ、営業運転開始は同年12月22日の南浦和 8時17分発各駅停車大船 行き(ウラ102編成による823A列車)であった[ 53] 。2010年1月28日に新津車両製作所[ 注 12] からウラ183編成が配給輸送されたことで、予定の83本がそろった[ 54] 。
側面・前面の種別・行先表示器では209系500番台と同様に路線名と行先を交互に表示するが、横浜 - 大船間の根岸線内では、京浜東北線内を走行しない磯子発大船行きも含め路線名は「京浜東北・根岸線」と表示される(横浜駅以北では「京浜東北線」のみの表示)。種別の背景色は各駅停車がスカイブルー、快速はピンクである。また、0番台では西行の中野以西(土休日は吉祥寺以西)で快速列車では種別表示を行わないが、当番台では北行の田端以北、南行の浜松町以南でも各駅停車に切り替えて表示を続ける。側面の表示器は、快速のみ始発駅において全停車駅を表示するが、「この電車の停車駅は、…(省略)…に停まります。」と、主語と述語が対応していない[ 注 16] 。6000番台以降では「停車駅:…(省略)…です。」となるように修正されている。3000番台も以前は主語と述語が対応していなかったが、上野東京ライン開業に向けた旅客案内表示更新により修正された。
編成構成
← 大宮
大船 →
号車
10
9
8>
7
6
<5>
4
3>
2
1
形式
クハE233 -1000
サハE233 -1200
モハE233 -1400
モハE232 -1400
サハE233 -1000
モハE233 -1000
モハE232 -1000
モハE233 -1200
モハE232 -1200
クハE232 -1000
搭載機器
VVVF
SIV,CP
VVVF
SIV,CP
VVVF
CP
車両重量 (t)
30.8
28.7
32.1
32.7
28.7
32.5
32.7
31.8
29.6
30.8
全車両が4扉車で組成される。
モハE233形1000番台には予備のパンタグラフを搭載し、大宮寄りのパンタは通常使用しない。
編成表
特記ない限りは2022年(令和4年)10月1日時点の情報を示す。
編成表(E233系1000番台)
号車
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
編成 番号
クハ E233
サハ E233
モハ E233
モハ E232
サハ E233
モハ E233
モハ E232
モハ E233
モハ E232
クハ E232
101
1001
1201
1401
1401
1001
1001
1001
1201
1201
1001
102
1002
1202
1402
1402
1002
1002
1002
1202
1202
1002
103
1003
1203
1403
1403
1003
1003
1003
1203
1203
1003
104
1004
1204
1404
1404
1004
1004
1004
1204
1204
1004
105
1005
1205
1405
1405
1005
1005
1005
1205
1205
1005
106
1006
1206
1406
1406
1006
1006
1006
1206
1206
1006
107
1007
1207
1407
1407
1007
1007
1007
1207
1207
1007
108
1008
1208
1408
1408
1008
1008
1008
1208
1208
1008
109
1009
1209
1409
1409
1009
1009
1009
1209
1209
1009
110
1010
1210
1410
1410
1010
1010
1010
1210
1210
1010
111
1011
1211
1411
1411
1011
1011
1011
1211
1211
1011
112
1012
1212
1412
1412
1012
1012
1012
1212
1212
1012
113
1013
1213
1413
1413
1013
1013
1013
1213
1213
1013
114
1014
1214
1414
1414
1014
1014
1014
1214
1214
1014
115
1015
1215
1415
1415
1015
1015
1015
1215
1215
1015
116
1016
1216
1416
1416
1016
1016
1016
1216
1216
1016
117
1017
1217
1417
1417
1017
1017
1017
1217
1217
1017
118
1018
1218
1418
1418
1018
1018
1018
1218
1218
1018
119
1019
1219
1419
1419
1019
1019
1019
1219
1219
1019
120
1020
1220
1420
1420
1020
1020
1020
1220
1220
1020
121
1021
1221
1421
1421
1021
1021
1021
1221
1221
1021
122
1022
1222
1422
1422
1022
1022
1022
1222
1222
1022
123
1023
1223
1423
1423
1023
1023
1023
1223
1223
1023
124
1024
1224
1424
1424
1024
1024
1024
1224
1224
1024
125
1025
1225
1425
1425
1025
1025
1025
1225
1225
1025
126
1026
1226
1426
1426
1026
1026
1026
1226
1226
1026
127
1027
1227
1427
1427
1027
1027
1027
1227
1227
1027
128
1028
1228
1428
1428
1028
1028
1028
1228
1228
1028
129
1029
1229
1429
1429
1029
1029
1029
1229
1229
1029
130
1030
1230
1430
1430
1030
1030
1030
1230
1230
1030
131
1031
1231
1431
1431
1031
1031
1031
1231
1231
1031
132
1032
1232
1432
1432
1032
1032
1032
1232
1232
1032
133
1033
1233
1433
1433
1033
1033
1033
1233
1233
1033
134
1034
1234
1434
1434
1034
1034
1034
1234
1234
1034
135
1035
1235
1435
1435
1035
1035
1035
1235
1235
1035
136
1036
1236
1436
1436
1036
1036
1036
1236
1236
1036
137
1037
1237
1437
1437
1037
1037
1037
1237
1237
1037
138
1038
1238
1438
1438
1038
1038
1038
1238
1238
1038
139
1039
1239
1439
1439
1039
1039
1039
1239
1239
1039
140
1040
1240
1440
1440
1040
1040
1040
1240
1240
1040
141
1041
1241
1441
1441
1041
1041
1041
1241
1241
1041
142
1042
1242
1442
1442
1042
1042
1042
1242
1242
1042
143
1043
1243
1443
1443
1043
1043
1043
1243
1243
1043
144
1044
1244
1444
1444
1044
1044
1044
1244
1244
1044
145
1045
1245
1445
1445
1045
1045
1045
1245
1245
1045
146
1046
1246
1446
1446
1046
1046
1046
1246
1246
1046
147
1047
1247
1447
1447
1047
1047
1047
1247
1247
1047
148
1048
1248
1448
1448
1048
1048
1048
1248
1248
1048
149
1049
1249
1449
1449
1049
1049
1049
1249
1249
1049
150
1050
1250
1450
1450
1050
1050
1050
1250
1250
1050
151
1051
1251
1451
1451
1051
1051
1051
1251
1251
1051
152
1052
1252
1452
1452
1052
1052
1052
1252
1252
1052
153
1053
1253
1453
1453
1053
1053
1053
1253
1253
1053
154
1054
1254
1454
1454
1054
1054
1054
1254
1254
1054
155
1055
1255
1455
1455
1055
1055
1055
1255
1255
1055
156
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1256
1456
1456
1056
1056
1056
1256
1256
1056
157
1057
1257
1457
1457
1057
1057
1057
1257
1257
1057
158
1058
1258
1458
1458
1058
1058
1058
1258
1258
1058
159
1059
1259
1459
1459
1059
1059
1059
1259
1259
1059
160
1060
1260
1460
1460
1060
1060
1060
1260
1260
1060
161
1061
1261
1461
1461
1061
1061
1061
1261
1261
1061
162
1062
1262
1462
1462
1062
1062
1062
1262
1262
1062
163
1063
1263
1463
1463
1063
1063
1063
1263
1263
1063
164
1064
1264
1464
1464
1064
1064
1064
1264
1264
1064
165
1065
1265
1465
1465
1065
1065
1065
1265
1265
1065
166
1066
1266
1466
1466
1066
1066
1066
1266
1266
1066
167
1067
1267
1467
1467
1067
1067
1067
1267
1267
1067
168
1068
1268
1468
1468
1068
1068
1068
1268
1268
1068
169
1069
1269
1469
1469
1069
1069
1069
1269
1269
1069
170
1070
1270
1470
1470
1070
1070
1070
1270
1270
1070
171
1071
1271
1471
1471
1071
1071
1071
1271
1271
1071
172
1072
1272
1472
1472
1072
1072
1072
1272
1272
1072
173
1073
1273
1473
1473
1073
1073
1073
1273
1273
1073
174
1074
1274
1474
1474
1074
1074
1074
1274
1274
1074
175
1075
1275
1475
1475
1075
1075
1075
1275
1275
1075
176
1076
1276
1476
1476
1076
1076
1076
1276
1276
1076
177 (廃車済み)
1077
1277
1477
1477
1077
1077
1077
1277
1277
1077
178
1078
1278
1478
1478
1078
1078
1078
1278
1278
1078
179
1079
1279
1479
1479
1079
1079
1079
1279
1279
1079
180
1080
1280
1480
1480
1080
1080
1080
1280
1280
1080
181
1081
1281
1481
1481
1081
1081
1081
1281
1281
1081
182
1082
1282
1482
1482
1082
1082
1082
1282
1282
1082
183
1083
1283
1483
1483
1083
1083
1083
1283
1283
1083
その他
東急車輛製造横浜製作所[ 注 15] で落成した編成は逗子駅 から、試運転という名目で大宮駅 経由で宇都宮駅 に行き、大宮総合車両センター東大宮センター に入線。後日、大崎駅 隣の東京総合車両センター を経由して、山手線 経由で、南浦和駅 に隣接するさいたま車両センターに向かうのが慣例になっている。
逗子駅から大宮駅までは新鶴見信号場を経て、武蔵野線 を経由することが多いが、一部の編成は山手貨物線 経由で運転された。
新津からの配給列車の場合は、高崎線 を南下し、一度大宮駅を通過、田端信号場駅 から常磐貨物線 ・武蔵野線を経由して2度目の大宮駅を通過して大宮総合車両センター東大宮センターに入線する。後日、上記の経路で浦和電車区(現在のさいたま車両センター)まで自走で回送された。このとき宇都宮までの試運転は原則実施されなかった。
川崎重工業兵庫工場で製造された編成は神戸貨物ターミナル から、東海道本線 、東海道貨物線 を通り、それ以降は東急車輛製造[ 注 15] で製造された編成と同じルートを通る(新鶴見信号場→武蔵野線→大宮総合車両センター東大宮センター)。
2015年(平成27年)よりホームドア 対応改造工事が行われた[ 56] ほか、前照灯のLED化と車内照明のLED照明への取り替えが進められている[ 56] 。
2000番台
E233系2000番台 (2019年4月2日 金町駅 )
前照灯がLED化された編成 (2023年7月24日 狛江駅 )
常磐線各駅停車 と乗り入れ先の東京地下鉄 (東京メトロ)千代田線 ・小田急電鉄 小田原線 向けの車両で、松戸車両センター に配置。本番台区分は10両編成19本(190両)のうち、2009年度(2009年5月) - 2011年度(2011年9月)に製造されたマト1 - 18編成の18本が東急車輛製造 [ 注 15] 製[ 57] 、2016年度(2017年3月)に製造されたマト19編成が同社の鉄道車両事業を承継した総合車両製作所横浜事業所製となっている[ 58] 。帯は203系 ・207系900番台 からエメラルドグリーン(青緑1号 )を継承。また、本車両をベースに都営地下鉄新宿線10-300形3~6次車 が落成した[ 注 17] 。
2009年(平成21年)5月に1本が導入され、同年9月9日から営業運転を開始[ 59] して207系900番台 を置き換えた[ 新聞 4] 。その後、2010年(平成22年)8月から2011年(平成23年)9月の期間に17本が製造され、203系 を置き換えた[ 57] [ 新聞 5] 。なお、1999年(平成11年)秋に導入された209系1000番台 は置き換え対象に入っていなかった。2017年(平成29年)3月に新たに1編成が追加製造された[ 58] 。2018年10月には、併用されていた209系1000番台2編成が中央線快速に転出し、本車両に統一された。
本番台区分では車両限界 の狭い千代田線ならびに小田急線との直通運転 用のため、雨樋間2,790 mm 、基準面間2,770 mmの東急5000系 などに準じた台形断面車体を採用している(209系やE231系狭幅車と断面形状が異なる)。さらに客用ドアの間隔は他番台の4,940 mmではなく、私鉄車両での採用が多い4,820 mm(先頭車乗務員室直後は4,780 mm)としている。側面は側窓上部のラインカラーは省略されている。他番台区分とは異なり、前頭部の衝撃吸収構造は採用せず、通常の前面強化構造としており、先頭車の向かって左前面に非常用扉 を設置し、非常用梯子 (補助腰掛と一体形)を設置する。前照灯 は窓上のHID 式ではなく、窓下配置のシールドビーム 灯とした。列車番号 表示器については非常用扉部に設置している。
制御装置をはじめとした基本的な走行機器類は0番台・1000番台と同一仕様である。ただし、本番台区分の補助電源装置は製造会社が東洋電機製造 製とされ、SC91形とされた (電源容量260 kVA )。空気圧縮機はモハE232形各車に搭載され、SIV装置はモハE232形2000番台と2400番台に搭載されており、モハE233形2000番台には予備のパンタグラフを搭載している。保安装置はATC-10 (東京地下鉄呼称:新CS-ATC )とATS-SN 装置の2種類を搭載する。車両性能は乗り入れ協定から起動加速度 3.3 km/h/s 、減速度4.7 km/h/s と高めに確保した。また、7号車のサハE233形2200番台には千代田線用の誘導無線 送受信機ならびに妻面・床下に誘導無線アンテナ を設置するほか、一部の編成には1000番台と同様の超音波ホーム検知装置を設置している[ 60] 。
車内内装については0番台・1000番台に準拠したものであり、座席表地は青色としている。車椅子スペースは千代田線車両に合わせた2号車と9号車へ設置している。特に女性専用車両 となる1号車は荷棚とつり革の高さを低くしている。また、ドア上部に設置される液晶ディスプレイは他番台(3000番台を除く)とは異なり、2基ではなく1基のみの設置(案内表示器のみ)となっているが、左側にトレインチャンネル 表示用の増設準備がされていた。ドアエンジンは0番台や1000番台のスクリュー軸駆動式に代わり、リニアモーター駆動式を採用した。また運用区間に対応する自動放送装置を搭載している。
当初の乗り入れ区間は千代田線の代々木上原駅 までであったが、小田急線への乗り入れ改造工事が2013年(平成25年)度から2015年(平成27年)度かけて全編成に実施された[ 56] 。当初準備工事であった車内トレインチャンネル表示画面は2014年度・2015年度内に全編成に取り付けが行われた[ 56] 。2015年(平成27年)度からは千代田線で使用が予定されているホームドア準備工事が長野総合車両センター で実施されている[ 56] [ 注 18] 。また、2018年度より車外スピーカーから流れる発車メロディが線区ごとに異なる曲に切り替わるように変更された。
2000番台で運用される列車は常磐線各駅停車・千代田線内は各駅停車、小田急線内は急行・通勤準急・準急・各駅停車(千代田線・小田急線内の表示は青地)で運行されている。常磐緩行線内ではこれまでの車両や常磐快速線 の電車とは異なり、上下とも「各駅停車」の種別表示を行う(メトロ16000系 の白とは異なり、エメラルドグリーン。小田急4000形も同様)。常磐線各駅停車から千代田線・小田急線に直通する列車は代々木上原方面の場合は綾瀬で常磐線の種別(各駅停車)から千代田線内止まりの場合は青地の各駅停車、小田急線直通電車は小田急の種別(急行・準急・各駅停車)に切り替える。取手方面の場合は代々木上原で小田急線の種別から青地の「各駅停車」に、綾瀬でエメラルドグリーン地の「各駅停車」に切り替える。なお、LCD左上の種別・行き先を表示する部分の背景色や停車駅一覧は、本系列の他の番台とは異なり、列車種別に応じた色(各駅停車=青またはエメラルドグリーン、準急=緑、急行=赤)に変わる。当初は千代田線内から常磐線各駅停車や小田急線に直通しない列車では、千代田線内では列車種別を表示せずに行先のみ表示していたが、2018年3月17日のダイヤ改正までに青地の「各駅停車」を表示するように変更された。
列車番号表示器の表示は東西線直通用のE231系800番台 と同様に、常磐線内が列車番号をすべて表示する(1300Kなど)のに対して、千代田線・小田急線内は運用番号である○○K(01Kなど)となり、綾瀬駅で切り替える。
編成構成
← 取手・北綾瀬
代々木上原・伊勢原 →
号車
10
9>
8
7
<6>
5
4
3>
2
1
形式
クハE233 -2000
モハE233 -2400
モハE232 -2400
サハE233 -2200
モハE233 -2000
モハE232 -2000
サハE233 -2000
モハE233 -2200
モハE232 -2200
クハE232 -2000
搭載機器
VVVF
SIV,CP
VVVF
SIV,CP
VVVF
CP
車両重量 (t)
30.8
32.0
32.8
28.7
32.8
32.8
28.7
32.0
29.8
30.8
電動車の組成位置は203系・207系900番台・209系1000番台と同一である。
モハE233形2000番台には予備パンタグラフを搭載し、取手寄りのパンタは通常使用しない。
正面・行先表示器(ROM更新前) 表示の例
種別・行先表示器 表示の例。小田急線の種別の色は4000形に倣った色である。
車内全景
LCD式車内案内表示器 1000番台と同一サイズの液晶だが、表示内容のデザインが異なる。
JR線内での車内案内表示器の表示例
千代田線内での車内案内表示器の表示例 2018年3月17日のダイヤ改正以降は青地の「各駅停車」が表示されている。
編成表
特記ない限りは2022年(令和4年)10月1日時点の情報を示す。
編成表(E233系2000番台)
号車
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
サハ E233
モハ E233
モハ E232
サハ E233
モハ E233
モハ E232
クハ E232
1
2001
2401
2401
2201
2001
2001
2001
2201
2201
2001
2
2002
2402
2402
2202
2002
2002
2002
2202
2202
2002
3
2003
2403
2403
2203
2003
2003
2003
2203
2203
2003
4
2004
2404
2404
2204
2004
2004
2004
2204
2204
2004
5
2005
2405
2405
2205
2005
2005
2005
2205
2205
2005
6
2006
2406
2406
2206
2006
2006
2006
2206
2206
2006
7
2007
2407
2407
2207
2007
2007
2007
2207
2207
2007
8
2008
2408
2408
2208
2008
2008
2008
2208
2208
2008
9
2009
2409
2409
2209
2009
2009
2009
2209
2209
2009
10
2010
2410
2410
2210
2010
2010
2010
2210
2210
2010
11
2011
2411
2411
2211
2011
2011
2011
2211
2211
2011
12
2012
2412
2412
2212
2012
2012
2012
2212
2212
2012
13
2013
2413
2413
2213
2013
2013
2013
2213
2213
2013
14
2014
2414
2414
2214
2014
2014
2014
2214
2214
2014
15
2015
2415
2415
2215
2015
2015
2015
2215
2215
2015
16
2016
2416
2416
2216
2016
2016
2016
2216
2216
2016
17
2017
2417
2417
2217
2017
2017
2017
2217
2217
2017
18
2018
2418
2418
2218
2018
2018
2018
2218
2218
2018
19
2019
2419
2419
2219
2019
2019
2019
2219
2219
2019
3000番台
近郊路線向けとして国府津車両センター ・小山車両センター に所属し、東海道線 ・伊東線 ・宇都宮線 ・高崎線 ・上越線 ・両毛線 ・上野東京ライン ・湘南新宿ライン で運用されている。その運用範囲は、北は宇都宮線宇都宮駅 [ 注 19] ・両毛線前橋駅 から南は横須賀線 逗子駅 ・伊東線伊東駅 ・東海道本線 (JR東海 )沼津駅 までと、非常に広大かつ長距離となっている。
東海道線用編成
国府津車両センター初期導入編成
高崎線を走行する3000番台 E-02編成。 (2021年3月8日 行田駅 - 吹上駅間)
JR東日本では、2007年(平成19年)度から鎌倉車両センター 配置で、横須賀線 ・総武快速線 で運用されているE217系 のVVVFインバータ装置などの機器類更新工事を開始した。更新工事の施工に際して、鎌倉車両センターに配置されている予備編成が不足することから、2006年(平成18年)に東海道線 ・伊東線 で運用していた113系 を置き換えるために国府津車両センター に転出したE217系基本10両+付属5両編成1本を再度鎌倉車両センターに配置することとなった[ 62] が、その補充分として製造されたのが本系列の近郊タイプとなる3000番台である。以後、2017年までの約10年間で、基本編成33本、付属編成39本の計525両が製造された。
2007年(平成19年)に東急車輛製造[ 注 15] で基本10両+付属5両1本(E01編成+E51編成)が落成し、国府津車両センターに配属された。当初は2008年(平成20年)3月7日より営業運転を行う予定[ 63] だったが、同日に人身事故が発生したため延期となり[ 63] 、同年3月10日から東海道線で営業運転を開始した[ 63] 。その後、2010年(平成22年)2月に第2編成としてE02編成+E52編成が落成した[ 64] 。この第2編成は2010年3月13日のダイヤ改正における横須賀線武蔵小杉駅 開業に伴って同線の増発が行われることとなり、東海道線で運用してきたE217系1編成(基本10両+付属5両)を再度横須賀線に転用するための捻出用として新たに製造された[ 65] 。
東海道線を走行する3000番台 E-58編成。 (2023年1月10日 二宮駅 - 大磯駅間)
元田町車両センター所属編成
※2013年(平成25年)3月改正より国府津車両センターへ転属[ 66] 。
2011年(平成23年)9月(落成時、基本編成NT1編成 - NT14編成と付属編成NT51編成 - NT64編成 →現在は国府津車両センターのE03編成 - E16編成とE53編成 - E66編成[ 66] )からは東海道線で運用している211系 の後継車種として田町車両センター に配置が開始され、先に落成していた国府津車両センター初期導入編成(以下、国府津車初期編成)から編成形態が一部変更されている[ 34] [ 67] 。これは基本編成の6号車にもトイレ付き車両を連結するためで、新たにモハE232形3800番台が連結された[ 34] 。車内の車端部には一般洋式のトイレが設置され、反対側には枕木方向に2人掛け座席が設置されている[ 67] [ 注 20] 。製造は新津車両製作所[ 注 12] が担当した(グリーン車は東急車輛製造[ 注 15] 製[ 68] )。
国府津車初期編成では、6号車に補助電源装置(SIV)搭載のモハE232形3000番台を連結していたが、元田町車両センター所属車両(以下、元田町車)の6号車には汚物処理装置を搭載したため、SIVの搭載ができなくなり、国府津車初期編成と比べ一部の電動車(モハ)の連結位置が変更されている[ 67] 。また、モハE232形3200番台は非連結とされた[ 34] 。なお、付属編成は特に編成の変更はされていない[ 34] 。このほか、基本編成+付属編成の併結運転時に、車両間からの転落事故を防止するために10号車のクハE233形3000番台には京浜急行電鉄 の新1000形電車 とほぼ同様の転落防止放送装置を設置した[ 34] 。
基本的には国府津車初期編成の続番となっているが、編成内で車両番号を統一するため、モハE232形3800番台は3801・3802号車が欠番となっている[ 34] 。この元田町車は2011年(平成23年)11月12日 から営業運転を開始しており[ 67] 、その後2012年 (平成24年)4月までに基本・付属編成とも14編成(210両)を投入して211系の置き換えを完了させた[ 69] 。これらの車両は2015年3月14日に開業した上野東京ライン に向けて導入を進めたものである。なお、2013年3月改正より田町車両センターは廃止(東京総合車両センター田町センターに改称[ 66] )され、同センターに所属していた編成は国府津車両センターに転属した[ 66] 。
山手貨物線を走行する3000番台 E-67編成。 (2021年10月24日 新宿駅)
元高崎車両センター所属編成
2015年(平成27年)3月14日の上野東京ライン 開業とともに基本編成L01編成・付属編成D01編成が国府津車両センターに転属し、基本編成E17編成・付属編成E67編成となった[ 70] 。
2014年度増備編成
2014年12月から2015年3月にかけて、付属編成が2編成(E71・E72編成)増備された[ 70] 。当番台の製造は約2年ぶりであった。製造は総合車両製作所横浜事業所[ 注 21] が担当した。
2017年度増備編成
2017年5月に、付属編成E73・E74編成が配置された。当番台の製造は約3年ぶりであった。
クハE232-3004の移動禁止表示器 (2011年12月10日 戸塚駅)
増備車で6号車に設置された一般トイレと2人がけ座席(モハE232-3804)
6号車のトイレ部分の外観(モハE232-3808)
宇都宮線・高崎線用編成
元高崎車両センター所属編成
※2015年3月改正より基本的に小山車両センターへ転属。
東海道線を走行する3000番台U219編成(旧: D03編成)。 (2020年2月1日 二宮駅 - 大磯駅間)
2012年5月以降(落成時、基本編成L01編成 - L17編成と付属編成D01編成 - D16編成 →現在は国府津車両センターのE17編成とE67編成、小山車両センターのU618編成 - U633編成とU218編成 - U232編成)は宇都宮線 ・高崎線 系統で運用していた211系の後継車種として高崎車両センター に配置が開始され、先に落成していた元田町車と同一の仕様となっている[ 注 22] 。基本編成17編成・付属編成16編成(250両)が投入され、2014年3月15日のダイヤ改正をもって高崎車両センター所属の211系の置き換えを完了した[ 34] [ 71] 。なお、これらの3000番台は上述の通り211系の置き換え目的で、田町車(現:国府津車)・高崎車(現:国府津・小山車)合わせて基本編成が31編成、付属編成は30編成が製造された[ 34] 。
2012年9月1日より、高崎線・上越線高崎駅 - 新前橋駅間・両毛線新前橋駅 - 前橋駅 間で営業運転を開始し[ 72] [ JR東 7] 、2013年3月16日からは宇都宮線でも営業運転を開始した[ JR東 8] 。元高崎車は元田町車に引き続き新津車両製作所[ 注 12] で製造されたが、グリーン車は東急車輛製造[ 注 15] ・総合車両製作所横浜事業所に加え、川崎重工業でも製造された[ 68] 。
2015年3月14日の上野東京ライン開業とともに基本編成L02編成 - L17編成・付属編成D02編成 - D16編成が小山車両センターに転属し、編成番号も基本編成U618 - U633編成、付属編成U218 - U232編成に改められた[ 70] 。
2014年度増備編成
2014年12月から2015年3月にかけて、付属編成が3編成(U233 - U235編成)増備された[ 70] 。当番台の製造は約2年ぶりであった。製造は総合車両製作所横浜事業所[ 注 23] が担当した。
仕様
車体の帯色はE231系近郊タイプと同様、湘南電車 の伝統を引き継いだ、黄かん色 とダークグリーン のツートンカラーを配している。ただし、E231系は幕板と窓下だけだったのに対し、こちらはドアにも帯が入る。
編成形態もE231系近郊タイプに準じたもので、基本編成となる10両編成と付属編成となる5両編成で構成される[ 73] 。基本編成の4・5号車には2階建て グリーン車 が連結されている[ 73] 。普通車の客室設備については基本的に通勤タイプに準じた仕様である[ 73] 。また、ホーム検知センサーの取り付け準備工事がされている[ 73] 。
普通車 の座席はロングシートが基本であるが、基本編成両端の2両(1・2・9・10号車)と付属編成の黒磯・前橋側2両(14・15号車)はセミクロスシート を配置している[ 73] 。車椅子スペース は各先頭車に配置しているほか、ロングシートの先頭車(11号車)はすべての荷棚とつり革を50 mm下げた優先席と同仕様のものとした[ 73] 。
普通車に設置するトイレ設備 は10両編成の両端先頭車(1・10号車)と付属編成の沼津・伊東・逗子側先頭車(11号車)の連結面側に電動車椅子 対応の大型トイレ(真空吸引式洋式 )を設置した(2011年度以降製造車は6号車にも一般用トイレを設置)[ 74] 。電動車椅子対応の大型トイレの出入口の開口幅はE231系より広い 850 mm だが、E531系のような変則的なドア配置にはしていない。車内案内表示器 は通勤形と異なり、LED による2段式の文字スクロール表示式をドア上部に設置している[ 74] 。ドアエンジン はリニアモーター駆動式で、半自動機能と3/4閉 機能を有する[ 74] 。
グリーン車
近郊仕様となる3000番台では2階建てグリーン車を2両連結する[ 73] 。設計自体はE231系やE531系で運用されている車両に準じたものである[ 73] 。
車両は両端部が平屋構造となり、車体中央部が2階建て構造となっている。座席はすべて回転式リクライニングシート を配置している[ 73] 。座席は平屋部と1階部が赤紫系色、2階部が青系色となっている。また網棚は平屋席のみに設置されている。その他グリーン車Suicaシステム に対応させるため各座席の天井部にはSuica(相互利用ができるICカードを含む)をタッチするための装置(R/W〈リーダ/ライタ〉)が取り付けられ、各座席のテーブルにはSuicaシステムの利用方法の案内ステッカーが貼られている[ 74] 。客用ドアの室内側はステンレス無塗装仕上げとし、ドアガラスは単板ガラス を接着方式で固定するものである[ 73] 。
サロE233形3000番台には沼津・伊東・逗子側のデッキに洋式トイレ[ 注 24] と洗面所 を備え、サロE232形3000番台の黒磯・前橋側のデッキには乗務員室と業務用室(グリーンアテンダント の準備室)を設置する。また業務用室には車内販売 に対応させるため冷蔵庫 やコーヒーメーカー などが設置されている。これらの車両の冷房装置は出力 23.3 kW (20,000 kcal/h) のAU729形を2台を搭載する[ 74] 。
東海道線で女性のグリーンアテンダントへの暴行事件が多発したため、乗降口(デッキ)と乗務員室・業務用室前に防犯カメラ が設置された[ 75] 。
サロE232-3005
サロE233-3005
グリーン車の1階の車内
グリーン車の2階の車内
グリーン車の平屋部分の車内
走行機器
国府津車初期編成のVVVFインバータ装置は、先に落成していた0番台・1000番台に採用された三菱電機 製のSC85形系列とは異なり、日立製作所 製のSC90形が採用されている[ 74] 。MT比は基本編成が 6M4T、付属編成が 2M3T であり、基本編成は同様に運用されるE231系近郊タイプよりも電動車の両数が2両多くなっているが、起動加速度はE231系に合わせた 2.3 km/h/s に設定されている[ 74] 。2011年度以降製造の編成は新規に開発した日立製作所製のSC98形が採用されており、SC90形よりも小形軽量化および信頼性の向上が図られている[ 34] [ 76] 。また、E231系と本系列はシステムが異なるが、TIMSにはE231系と併結した際に相互のインタフェースを図る併結読み替え機能が追加されている[ 注 25] 。
台車はE233系では初めて普通車を含む全車両にヨーダンパ が設置された[ 74] 。保安装置はE231系近郊タイプと同様にATS-P と東海旅客鉄道 (JR東海)エリアへの入線に対応する速度照査機能付ATS-SN ' を搭載する[ 74] 。
編成構成
基本編成と付属編成を併結する際は、基本編成が沼津・伊東・逗子側、付属編成が宇都宮・前橋側となる。
10両編成(基本編成)は沼津・伊東・逗子側1号車、黒磯・前橋側10号車。5両編成(付属編成)は沼津・伊東・逗子側11号車、黒磯・前橋側15号車
凡例
[車]WC…電動車椅子対応大型洋式トイレ、WC…洋式トイレ、[洗]…洗面所
[乗]…乗務員室、[業]…業務用室
国府津車両センター初期導入編成
← 宇都宮・前橋
沼津・伊東・逗子 →
10両編成 (基本編成)
号車
10
9>
8
<7>
6
5
4
3>
2
1
形式
クハE233 -3000
モハE233 -3200
モハE232 -3200
モハE233 -3000
モハE232 -3000
サロE233 -3000
サロE232 -3000
モハE233 -3400
モハE232 -3400
クハE232 -3000
座席
セミクロス
ロング
グリーン車
ロング
セミクロス
その他設備
[車]WC
WC、[洗]
[乗]、[業]
[車]WC
搭載機器
CP
CP,SIV
CP,SIV
5両編成 (付属編成)
号車
15
14
<13>
12
11
形式
クハE233 -3500
サハE233 -3000
モハE233 -3600
モハE232 -3600
クハE232 -3500
座席
セミクロス
ロング
その他設備
[車]WC
搭載機器
CP
CP,SIV
国府津車両センター所属車両(2011年度以降製造)および小山車両センター所属車両
← 宇都宮・前橋
沼津・伊東・逗子 →
10両編成 (基本編成)
号車
10
9>
8
7>
6
5
4
<3>
2
1
形式
クハE233 -3000
モハE233 -3200
モハE232 -3000
モハE233 -3400
モハE232 -3800
サロE233 -3000
サロE232 -3000
モハE233 -3000
モハE232 -3400
クハE232 -3000
座席
セミクロス
ロング
グリーン車
ロング
セミクロス
その他設備
[車]WC
WC
WC、[洗]
[乗]、[業]
[車]WC
搭載機器
CP,SIV
CP
CP,SIV
5両編成 (付属編成)
号車
15
14
<13>
12
11
形式
クハE233 -3500
サハE233 -3000
モハE233 -3600
モハE232 -3600
クハE232 -3500
座席
セミクロス
ロング
その他設備
[車]WC
搭載機器
CP
CP,SIV
CPはモハE232形各車とサハE233形に搭載。
SIVはモハE232形3000番台、3400番台、3600番台に搭載。
モハE233形3000番台とモハE233形3600番台には予備のパンタグラフを搭載し、黒磯・前橋寄りのパンタは通常使用しない。
編成表
特記ない限りは2022年(令和4年)10月1日時点の情報を示す。
編成表(E233系3000番台〔10両編成〕)
号車
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
モハ E233
モハ E232
サロ E233
サロ E232
モハ E233
モハ E232
クハ E232
E-01
3001
3201
3201
3001
3001
3001
3001
3401
3401
3001
E-02
3002
3202
3202
3002
3002
3002
3002
3402
3402
3002
E-03 (旧:NT1)
3003
3203
3003
3403
3803
3003
3003
3003
3403
3003
E-04 (旧:NT2)
3004
3204
3004
3404
3804
3004
3004
3004
3404
3004
E-05 (旧:NT3)
3005
3205
3005
3405
3805
3005
3005
3005
3405
3005
E-06 (旧:NT4)
3006
3206
3006
3406
3806
3006
3006
3006
3406
3006
E-07 (旧:NT5)
3007
3207
3007
3407
3807
3007
3007
3007
3407
3007
E-08 (旧:NT6)
3008
3208
3008
3408
3808
3008
3008
3008
3408
3008
E-09 (旧:NT7)
3009
3209
3009
3409
3809
3009
3009
3009
3409
3009
E-10 (旧:NT8)
3010
3210
3010
3410
3810
3010
3010
3010
3410
3010
E-11 (旧:NT9)
3011
3211
3011
3411
3811
3011
3011
3011
3411
3011
E-12 (旧:NT10)
3012
3212
3012
3412
3812
3012
3012
3012
3412
3012
E-13 (旧:NT11)
3013
3213
3013
3413
3813
3013
3013
3013
3413
3013
E-14 (旧:NT12)
3014
3214
3014
3414
3814
3014
3014
3014
3414
3014
E-15 (旧:NT13)
3015
3215
3015
3415
3815
3015
3015
3015
3415
3015
E-16 (旧:NT14)
3016
3216
3016
3416
3816
3016
3016
3016
3416
3016
E-17 (旧:L01)
3017
3217
3017
3417
3817
3017
3017
3017
3417
3017
U618 (旧:L02)
3018
3218
3018
3418
3818
3018
3018
3018
3418
3018
U619 (旧:L03)
3019
3219
3019
3419
3819
3019
3019
3019
3419
3019
U620 (旧:L04)
3020
3220
3020
3420
3820
3020
3020
3020
3420
3020
U621 (旧:L05)
3021
3221
3021
3421
3821
3021
3021
3021
3421
3021
U622 (旧:L06)
3022
3222
3022
3422
3822
3022
3022
3022
3422
3022
U623 (旧:L07)
3023
3223
3023
3423
3823
3023
3023
3023
3423
3023
U624 (旧:L08)
3024
3224
3024
3424
3824
3024
3024
3024
3424
3024
U625 (旧:L09)
3025
3225
3025
3425
3825
3025
3025
3025
3425
3025
U626 (旧:L10)
3026
3226
3026
3426
3826
3026
3026
3026
3426
3026
U627 (旧:L11)
3027
3227
3027
3427
3827
3027
3027
3027
3427
3027
U628 (旧:L12)
3028
3228
3028
3428
3828
3028
3028
3028
3428
3028
U629 (旧:L13)
3029
3229
3029
3429
3829
3029
3029
3029
3429
3029
U630 (旧:L14)
3030
3230
3030
3430
3830
3030
3030
3030
3430
3030
U631 (旧:L15)
3031
3231
3031
3431
3831
3031
3031
3031
3431
3031
U632 (旧:L16)
3032
3232
3032
3432
3832
3032
3032
3032
3432
3032
U633 (旧:L17)
3033
3233
3033
3433
3833
3033
3033
3033
3433
3033
編成表(E233系3000番台〔5両編成〕)
号車
15
14
13
12
11
編成 番号
クハ E233
サハ E233
モハ E233
モハ E232
クハ E232
E-51
3501
3001
3601
3601
3501
E-52
3502
3002
3602
3602
3502
E-53 (旧:NT51)
3503
3003
3603
3603
3503
E-54 (旧:NT52)
3504
3004
3604
3604
3504
E-55 (旧:NT53)
3505
3005
3605
3605
3505
E-56 (旧:NT54)
3506
3006
3606
3606
3506
E-57 (旧:NT55)
3507
3007
3607
3607
3507
E-58 (旧:NT56)
3508
3008
3608
3608
3508
E-59 (旧:NT57)
3509
3009
3609
3609
3509
E-60 (旧:NT58)
3510
3010
3610
3610
3510
E-61 (旧:NT59)
3511
3011
3611
3611
3511
E-62 (旧:NT60)
3512
3012
3612
3612
3512
E-63 (旧:NT61)
3513
3013
3613
3613
3513
E-64 (旧:NT62)
3514
3014
3614
3614
3514
E-65 (旧:NT63)
3515
3015
3615
3615
3515
E-66 (旧:NT64)
3516
3016
3616
3616
3516
E-67 (旧:D01)
3517
3017
3617
3617
3517
U218 (旧:D02)
3518
3018
3618
3618
3518
U219 (旧:D03)
3519
3019
3619
3619
3519
U220 (旧:D04)
3520
3020
3620
3620
3520
U221 (旧:D05)
3521
3021
3621
3621
3521
U222 (旧:D06)
3522
3022
3622
3622
3522
U223 (旧:D07)
3523
3023
3623
3623
3523
U224 (旧:D08)
3524
3024
3624
3624
3524
U225 (旧:D09)
3525
3025
3625
3625
3525
U226 (旧:D10)
3526
3026
3626
3626
3526
U227 (旧:D11)
3527
3027
3627
3627
3527
U228 (旧:D12)
3528
3028
3628
3628
3528
U229 (旧:D13)
3529
3029
3629
3629
3529
U230 (旧:D14)
3530
3030
3630
3630
3530
U231 (旧:D15)
3531
3031
3631
3631
3531
U232 (旧:D16)
3532
3032
3632
3632
3532
U233
3533
3033
3633
3633
3533
U234
3534
3034
3634
3634
3534
U235
3535
3035
3635
3635
3535
E-71
3536
3036
3636
3636
3536
E-72
3537
3037
3637
3637
3537
E-73
3538
3038
3638
3638
3538
E-74
3539
3039
3639
3639
3539
その他
E231系近郊タイプ とは異なり、本番台区分では普通列車を含めすべて種別表示を行う。種別部分の背景色は、普通列車は緑色、通勤快速は紫色、快速「アクティー」・「ラビット」・「アーバン」・湘南新宿ライン快速は朱色、特別快速は水色である。なお、湘南新宿ラインでの運用の場合は行先および路線名は朱色での表示となる。
また上野始発の宇都宮線下り運用の場合は、高崎線 との誤乗防止のため、行先および路線名が緑色で表示される。E231系では緑色表示は行先のみであったが、本系列では新たに路線名も緑色で表示している。
前面のLED 式表示器は通勤タイプと同様に行先表示も行い、他番台同様 「種別・行先」と「種別・路線名(0番台はなし)」を交互表示している。ただし、宇都宮線 ・高崎線の上野行上り列車および宇都宮線の大宮行上り列車では、「種別・路線名」を表示せず「種別・上野」「種別・大宮」のみ表示する。
駅名対照表がE231系近郊タイプと共通しているため、落成当初から湘南新宿ライン (普通・快速・特別快速)の行先表示が入っており、また通常は運用されない信越本線 の行先表示も入っている。E231系近郊タイプとの連結運転を考慮しているため、本系列で唯一種別表示と行先表示を別々に設定できないほか、ドア上の案内表示器がLED式となっている。上野東京ライン開業後はE231系との併結運転も行っている。
上野東京ライン運行開始前は、国府津車は東海道線 東京駅 - 沼津駅 間、高崎車は宇都宮線上野駅 - 黒磯駅 間・高崎線・上越線高崎駅 - 新前橋駅間・両毛線 新前橋駅 - 前橋駅 間のみの運用で、湘南新宿ラインや伊東線 での運用はなかった[ 注 26] 。また、国府津車初期編成は、運用開始から2013年3月16日のダイヤ改正までの間、E217系 と共通運用となっていた。
2015年3月16日の上野東京ライン開通後はE231系とともに車両運用の抜本的な見直しがされ、E231系と共通運用となり湘南新宿ラインにも進出。同時にE231系との併結運転も開始された。
2009年4月中旬から2010年3月上旬まで、E217系とともにE01編成+E51編成の基本編成1号車・付属編成15号車前面に「東海道線 全通120周年 新橋 - 神戸間 1889.7.1」と表記されたヘッドマークが装着された。
運転台(クハE233-3529)
かつて国府津車初期編成の運転台モニタ装置には限定運用の表記があった。
側面の種別・行き先表示装置
上野始発の宇都宮線下り運用に限り行先および路線名が緑色で表示される。
湘南新宿ライン運用時は行先および路線名が朱色で表示される。
ドア上の案内表示装置は、他番台と異なりLED式となっている。
セミクロスシート車内
車内の座席 (セミクロス)
ロングシート車内
車内の座席 (ロング)
グリーン車の客用ドアの室内側はステンレス無塗装仕上げである。
E231系との併結
5000番台
京葉線を走行する5000番台、10両固定編成 (2021年3月17日 新習志野駅)
京葉線を走行する5000番台、6+4両分割編成 (2021年6月1日 新習志野駅)
京葉線 (市川塩浜駅 - 西船橋駅、西船橋駅 - 南船橋駅間を含む)・外房線 (千葉駅 - 勝浦駅間)・内房線 (蘇我駅 - 上総湊駅間)・東金線 向けの車両で、番台区分は5000番台となり、京葉車両センター に配置されている。2010年(平成22年)7月1日より営業運転を開始し[ 80] 、本番台区分の投入により、京葉線で運用されていた201・205系および209系500番台の一部を置き換えた。
当初計画では10両固定編成21本(210両)、6両+4両分割編成4本(40両)の計250両が投入される予定[ 81] [ JR東 9] であったが、最終的に落成した編成の内訳は10両固定編成20本(200両)、6両+4両分割編成4本(40両)計240両と、10両固定編成が1本(10両)少なくなっている[ 82] [ 新聞 6] 。本番台区分は全車両が新津車両製作所 [ 注 12] 製となっている。なお、当初は車齢の浅いE331系 は置き換え対象に入っていなかったが、1編成しかない試作車両であることや故障・不具合が多発していたことから、本番台投入直後の2011年1月16日を最後に運用を離脱し、2014年4月2日付で廃車された。
0番台から3000番台までの車両の仕様を基本としているが、京葉線のラインカラーである赤14号 の帯を配置し、205系で試験導入された移動禁止システム[ 83] を車両新製時に設置した。同線で運用していた201・205系の規則に合わせて東京方先頭車を1号車とし、蘇我方先頭車を10号車としている。また、同線の201系の置き換えも行うことから10両固定編成のほかに6両+4両分割編成も投入した[ 84] 。なお、6両+4両分割編成は東京方の6両編成は1 - 6号車、4両編成は7 - 10号車として、6・7号車間の先頭車には電気連結器 を装備する。客室内装は1000番台や2000番台に準拠したもので、座席表地は青系色を採用した。ドアエンジンはリニアモーター駆動式である。車椅子スペース は10両固定編成の両先頭車と分割編成の10両組成時の両端先頭車に設置する(6・7号車先頭車は未設置)。また、編成中の両端1号車と10号車ではすべての荷棚とつり革高さを優先席と同様の高さとしている。「3/4閉機能」スイッチが搭載されており、外房線・内房線・東金線で長時間の停車となる際に使用する。
本番台区分も車内案内表示には17インチワイド液晶ディスプレイによる案内表示を行うが、新たにモバイルWiMAX (高速無線通信)を採用している[ 84] 。
制御装置、補助電源装置・台車などの走行機器類は0番台とほぼ同一であり、起動加速度は 2.5 km/h/s に設定されている。
編成構成
← 蘇我
東京 →
内房線 君津・上総湊/外房線 上総一ノ宮・勝浦/東金線 成東
10両編成 (貫通編成)
号車
10
9>
8
7
6
<5>
4
3>
2
1
形式
クハE233 -5000
モハE233 -5400
モハE232 -5400
サハE233 -5000
サハE233 -5500
モハE233 -5000
モハE232 -5000
モハE233 -5200
モハE232 -5200
クハE232 -5000
搭載機器
CP
VVVF
SIV
CP
VVVF
SIV
VVVF
CP
車両重量 (t)
31.6
32.0
32.1
29.0
28.8
32.4
32.1
31.7
29.0
31.6
6+4両編成 (分割編成)
号車
10
<9>
8
7
6
<5>
4
3>
2
1
形式
クハE233 -5000
モハE233 -5600
モハE232 -5600
クハE232 -5500
クハE233 -5500
モハE233 -5000
モハE232 -5000
モハE233 -5200
モハE232 -5200
クハE232 -5000
搭載機器
CP
VVVF
SIV
CP
CP
VVVF
SIV
VVVF
CP
車両重量 (t)
31.6
32.2
32.1
31.7
31.7
32.4
32.1
31.7
29.0
31.6
貫通編成はモハE233形5000番台に、分割編成はモハE233形5000番台とモハE233形5600番台に予備パンタグラフを搭載し、君津・上総一ノ宮寄りのパンタは通常使用しない。
非常用ハシゴはサハE233形5500番台(6号車)に搭載(サハE233形5000番台は準備工事)。
編成表
特記ない限りは2022年(令和4年)10月1日時点の情報を示す。
編成表(E233系5000番台〔10両編成〕)
号車
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
サハ E233
サハ E233
モハ E233
モハ E232
モハ E233
モハ E232
クハ E232
501
5001
5401
5401
5001
5501
5001
5001
5201
5201
5001
502
5002
5402
5402
5002
5502
5002
5002
5202
5202
5002
503
5003
5403
5403
5003
5503
5003
5003
5203
5203
5003
504
5004
5404
5404
5004
5504
5004
5004
5204
5204
5004
505
5005
5405
5405
5005
5505
5005
5005
5205
5205
5005
506
5006
5406
5406
5006
5506
5006
5006
5206
5206
5006
507
5007
5407
5407
5007
5507
5007
5007
5207
5207
5007
508
5008
5408
5408
5008
5508
5008
5008
5208
5208
5008
509
5009
5409
5409
5009
5509
5009
5009
5209
5209
5009
510
5010
5410
5410
5010
5510
5010
5010
5210
5210
5010
511
5011
5411
5411
5011
5511
5011
5011
5211
5211
5011
512
5012
5412
5412
5012
5512
5012
5012
5212
5212
5012
513
5013
5413
5413
5013
5513
5013
5013
5213
5213
5013
514
5014
5414
5414
5014
5514
5014
5014
5214
5214
5014
515
5015
5415
5415
5015
5515
5015
5015
5215
5215
5015
516
5016
5416
5416
5016
5516
5016
5016
5216
5216
5016
517
5017
5417
5417
5017
5517
5017
5017
5217
5217
5017
518
5018
5418
5418
5018
5518
5018
5018
5218
5218
5018
519
5019
5419
5419
5019
5519
5019
5019
5219
5219
5019
520
5020
5420
5420
5020
5520
5020
5020
5220
5220
5020
編成表(E233系5000番台〔6両編成〕)
号車
6
5
4
3
2
1
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
モハ E233
モハ E232
クハ E232
551
5501
5021
5021
5221
5221
5021
552
5502
5022
5022
5222
5222
5022
553
5503
5023
5023
5223
5223
5023
554
5504
5024
5024
5224
5224
5024
編成表(E233系5000番台〔4両編成〕)
号車
10
9
8
7
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
クハ E232
F51
5021
5601
5601
5501
F52
5022
5602
5602
5502
F53
5023
5603
5603
5503
F54
5024
5604
5604
5504
6000番台
横浜線を走行する6000番台 (2020年10月28日 相原駅)
横浜線 (および横浜線の車両が乗り入れる京浜東北線・根岸線の一部区間を含む)向けの車両である。205系の置き換え用として28編成224両が順次投入された[ JR東 10] 。6000番台の番台区分が使用され、鎌倉車両センター に配置されている[ 86] 。当初は2014年度の予定であったが、後に同年春に前倒しとなり[ 新聞 7] 2月16日から営業運転を開始した[ 注 27] [ 87] 。それにさきがけて2014年2月2日には、小机駅・町田駅において車両展示会が行われた[ 新聞 8] 。H001編成 - H007編成はJR東日本新津車両製作所[ 注 12] 、H008編成 - H015編成は総合車両製作所新津事業所 [ 注 28] 、H016編成 - H028編成は総合車両製作所 横浜事業所[ 注 23] でそれぞれ製造された。
余談ではあるが、クハE232-6023(H023編成)には、東急車輛製造 から数えて、オールステンレス車両8000両記念の銘板がある。
拡幅車体構造の採用による定員数約1割増加や、6扉車の連結なしの点は先に落成した7000番台と同様である[ 86] 。本番台区分では横浜線活性化プロジェクトの一環として、JR東日本の通勤用車両として初めてオリジナルのロゴマークと駅スタンプ (後述 、後に撤去)が車両に掲出された[ 88] 。ロゴマークは先頭車前面および各車両の側面に掲出され、横浜線のラインカラーの緑色を基調としたものに、横浜線を表す「YOKOHAMA LINE」、さらに横浜線沿線にある横浜市 ・相模原市 ・町田市 の市の木であるケヤキ の葉 をデザインしたものである[ 88] 。
車外では0番台と比較して前面行先表示の視認性(見やすさ)を向上させたほか、前面下部にホーム検知センサーを搭載している[ 86] 。車内照明には7000番台に続いてLED照明 を採用している[ 86] 。座席モケットは横浜線ラインカラーと同系色の緑色を採用しており、この配色は東神奈川駅 で同一ホームに発着する京浜東北線との識別の意味合いも持たせている(1000番台の座席モケットは青色系。また、東神奈川駅構内の照明もこれに合わせている。)[ 87] 。また、編成両端先頭車はすべての荷棚とつり革 の高さを優先席と同じタイプの 50 mm 低くした仕様とした[ 87] 。
保安装置は「D-ATC/ATS-P統合型車上装置」を搭載している[ 87] 。この装置は1台でD-ATCとATS-Pの両方の機能を有し、それらの制御を同一の機器で行う車上装置である[ 87] 。D-ATCとATS-Pの切り替えは自動で行われるが、運転台右下の押しボタンにより手動で切り替えることも可能である。
編成構成
← 八王子
東神奈川・大船 →
号車
8
7>
6
5
<4>
3
2
1
形式
クハE233 -6000
モハE233 -6400
モハE232 -6400
サハE233 -6000
モハE233 -6000
モハE232 -6000
サハE233 -6200
クハE232 -6000
搭載機器
VVVF
SIV,CP
VVVF
SIV,CP
車両重量 (t)
30.1
31.6
32.3
28.5
32.2
32.3
28.5
30.2
モハE233形6000番台には予備パンタグラフを搭載し、八王子寄りのパンタは通常使用しない。
非常用ハシゴはサハE233形6000番台(5号車)に搭載(サハE233形6200番台は準備工事)。
編成表
特記ない限りは2022年(令和4年)10月1日時点の情報を示す。
編成表(E233系6000番台)
号車
8
7
6
5
4
3
2
1
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
サハ E233
モハ E233
モハ E232
サハ E23
クハ E232
H001
6001
6401
6401
6001
6001
6001
6201
6001
H002
6002
6402
6402
6002
6002
6002
6202
6002
H003
6003
6403
6403
6003
6003
6003
6203
6003
H004
6004
6404
6404
6004
6004
6004
6204
6004
H005
6005
6405
6405
6005
6005
6005
6205
6005
H006
6006
6406
6406
6006
6006
6006
6206
6006
H007
6007
6407
6407
6007
6007
6007
6207
6007
H008
6008
6408
6408
6008
6008
6008
6208
6008
H009
6009
6409
6409
6009
6009
6009
6209
6009
H010
6010
6410
6410
6010
6010
6010
6210
6010
H011
6011
6411
6411
6011
6011
6011
6211
6011
H012
6012
6412
6412
6012
6012
6012
6212
6012
H013
6013
6413
6413
6013
6013
6013
6213
6013
H014
6014
6414
6414
6014
6014
6014
6214
6014
H015
6015
6415
6415
6015
6015
6015
6215
6015
H016
6016
6416
6416
6016
6016
6016
6216
6016
H017
6017
6417
6417
6017
6017
6017
6217
6017
H018
6018
6418
6418
6018
6018
6018
6218
6018
H019
6019
6419
6419
6019
6019
6019
6219
6019
H020
6020
6420
6420
6020
6020
6020
6220
6020
H021
6021
6421
6421
6021
6021
6021
6221
6021
H022
6022
6422
6422
6022
6022
6022
6222
6022
H023
6023
6423
6423
6023
6023
6023
6223
6023
H024
6024
6424
6424
6024
6024
6024
6224
6024
H025
6025
6425
6425
6025
6025
6025
6225
6025
H026
6026
6426
6426
6026
6026
6026
6226
6026
H027
6027
6427
6427
6027
6027
6027
6227
6027
H028
6028
6428
6428
6028
6028
6028
6228
6028
編成と対応する駅スタンプ
6000番台は全28編成が製造されたが、横浜線東神奈川駅 - 八王子駅 間20駅分と京浜東北線・根岸線横浜駅 - 磯子駅 間7駅分に大船駅 を加えると編成数と同じ28駅になることから、従来より各駅に用意されていた駅スタンプをあしらったステッカーが全編成の先頭車の乗務員室寄り側面に掲出された[ 88] 。
なお、このステッカーは当初予定していた最終編成の落成から1年間の掲出期間を経過したため、2015年度中に全編成とも剥がされた[ 90] 。
7000番台
りんかい線内を走行する7000番台 (2022年6月29日)
2019年に増備された編成 (2022年1月27日)
埼京線 ・川越線 と乗り入れ先の東京臨海高速鉄道 りんかい線 ・相模鉄道 本線 向けの車両で、番台区分は7000番台となり、川越車両センター に配置されている[ 91] 。2013年6月30日より営業運転を開始した[ 92] 。本番台区分(31編成310両)の投入により、同線で運用されている205系 を順次置き換えた[ 91] 。これにより乗車可能定員数が205系と比較して140人増加し、1564人になったことにより混雑が緩和され、205系と比較して約7割の消費電力量で走行できるようになった[ JR東 10] 。その後、2019年11月30日の相鉄・JR直通線 開業に向け、同年1月からマイナーチェンジ車7編成(ハエ132編成 - ハエ138編成)(70両)が増備された[ 93] 。なお、ハエ101編成 - ハエ121編成はJR東日本新津車両製作所で[ 注 12] 、ハエ122編成以降は総合車両製作所横浜事業所[ 注 23] でそれぞれ製造された。
列車番号表示器の表示は2000番台 と同様に、JR線内が列車番号をすべて表示する(121Mなど)のに対して、相鉄線内は運用番号である二桁の数字(例:91)となり、羽沢横浜国大駅で切り替える。
本番台区分では拡幅車体構造の採用によって、205系よりも定員が約1割増加したため、6扉車は連結していない[ 91] 。屋根上では従来(6000番台は本番台区分の後に落成)設置されていたラジオ受信アンテナの設置が省略されている[ 94] 。また、先頭車の冷房装置後位寄りの屋根上にはクハE232形7000番台ではWiMAXアンテナの設置、クハE233形7000番台では2基分のアンテナ(丸形台座)が準備工事されている[ 94] ほか、両形式とも冷房装置前位寄りに2基分のアンテナ(角型台座)が準備工事されている[ 94] 。
車内照明には従来の蛍光灯 に代わりLED照明 を採用しており、消費電力を約40 % 削減している[ 91] 。座席モケットはラインカラーと同系色の緑色を採用しており、この配色は、大崎駅 - 新宿駅 間で同一ホームで発着する湘南新宿ライン との識別の意味合いも持たせている(湘南新宿ラインE231系・E233系の座席モケットは青色系。)[ 91] 。また、痴漢 対策として、東京臨海高速鉄道70-000形 やかつて使用されていた205系と同様、1号車に防犯カメラ を4台設置した。マイナーチェンジ車は、新製時から各車両のドア上LCD横に4箇所ずつ千鳥上に設置された。ハエ101 - ハエ131編成の2号車 - 10号車は、後にLED照明横に防犯カメラを設置した。このほか、女性専用車両となる10号車(クハE233形7000番台)のすべての荷棚とつり革の高さを優先席と同じタイプの50 mm低くした仕様とした[ 95] 。また、車内案内表示装置の液晶モニターのデザインが変わり、東京メトロ16000系 などと同様にアニメーション表示がある[ 92] 。
機器面では補助電源装置が2000番台と同様の東洋電機製造製SC91形が採用されている[ 94] ほか、空気圧縮機がE657系と同様(クノールブレムゼ 社製コンプレッサユニット方式)のものが採用されている[ 94] 。また、床下非常ハシゴの形状が変更された[ 94] 。保安装置は艤装作業の簡略化のため、ATC-6とATS-Pを統合した「ATC/P統合型車上装置」を搭載した[ 96] [ 97] 。この装置は1台でATC-6 とATS-Pの両方の機能を有し、それらの制御を同一の機器で行う車上装置である[ 96] 。ATCとATS-Pの切り替えは自動で行われたが、運転台右下の押しボタンにより手動で切り替えることも可能となっていた。2017年には埼京線へのATACS 導入に伴う改造が行われている。
205系のLED表示器では、川越線内走行時に「埼京線・行先」、りんかい線直通電車は「りんかい線直通・新木場」、りんかい線から埼京線に直通する電車は「埼京線直通・行先」と表示していた。
本系列では、それぞれの線内運転の場合は「埼京・川越線」「埼京線」「川越線」「りんかい線」が表示される。埼京線(・川越線)とりんかい線を直通する電車においては二段表示となっており、りんかい線直通電車は「埼京(・川越)線」が上段、「りんかい線直通」が下段に表示される。逆にりんかい線から埼京線(・川越線)に直通する電車は「りんかい線」が上段、「埼京(・川越)線直通」が下段に表示される。
2019年11月30日より相鉄線との直通運転が開始されたが、相鉄線直通電車についても二段表示となっており、「埼京(・川越)線」が上段、「相鉄線直通」が下段に表示される。ただし、大崎駅以南については1段表示となり「相鉄線直通」表示のみとなる。また、同時に相鉄線内の種別案内を行い「相鉄線内(特急・各停)」の表示を行う。逆に相鉄線から埼京(・川越)線直通電車については、相鉄線内は川越線直通電車も含めて「JR埼京線直通」と表示される。羽沢横浜国大駅 - 大崎駅については「埼京(・川越)線直通」の表示を行い、新宿駅発着の列車を含めて「埼京線内(通勤快速・快速・各駅停車)」と表示される[ 注 30] 。相鉄線内で自社路線名は表示しない。
フルカラーLEDの種別の色は、通勤快速がピンク、快速が青、各駅停車が緑である。相鉄線内で使用する種別は、特急がオレンジ、各停が灰色を使用するが、JR線に直通する電車については全て無地に種別名を緑字としたものが使用される。その他にも定期運用は無いものの相鉄線内の種別として設定されている急行、快速[ 注 31] 、通勤特急、通勤急行が用意されている。
なお、通勤快速・快速と相鉄線内の各停以外の種別については始発駅停車時に次停車駅の代わりに全停車駅を表示するが、表示方法は5000番台以前の「この電車の停車駅は…(省略)…に停まります」に代わり「停車駅:…(省略)…です。」と表記が変更された。
編成構成
← 海老名(相鉄線)・新木場(りんかい線)・大崎
大宮・川越 →
号車
10
9>
8
7
6
<5>
4
3>
2
1
形式
クハE233 -7000
モハE233 -7400
モハE232 -7400
サハE233 -7200
サハE233 -7000
モハE233 -7000
モハE232 -7000
モハE233 -7200
モハE232 -7200
クハE232 -7000
搭載機器
VVVF
SIV,CP
VVVF
SIV,CP
VVVF
CP
車両重量 (t)
30.2
31.9
32.4
28.7
28.7
32.4
32.4
31.6
29.4
30.2
モハE233形7000番台には予備パンタグラフを搭載し、海老名(相鉄線)・新木場(りんかい線)・大崎寄りのパンタは通常使用しない。
モハE232形7200番台はSIV搭載準備工事。
非常用ハシゴはサハE233形7000番台(6号車)に搭載(サハE233形7200番台は準備工事)。
羽沢横浜国大駅のホームドアおよび今後のホームドア設置に対応するため、全編成にTASC (定位置停止装置)を設置。
編成表
特記ない限りは2022年(令和4年)10月1日時点の情報を示す。
編成表(E233系7000番台)
号車
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
サハ E233
サハ E233
モハ E23
モハ E232
モハ E233
モハ E232
クハ E232
101
7001
7401
7401
7201
7001
7001
7001
7201
7201
7001
102
7002
7402
7402
7202
7002
7002
7002
7202
7202
7002
103
7003
7403
7403
7203
7003
7003
7003
7203
7203
7003
104
7004
7404
7404
7204
7004
7004
7004
7204
7204
7004
105
7005
7405
7405
7205
7005
7005
7005
7205
7205
7005
106
7006
7406
7406
7206
7006
7006
7006
7206
7206
7006
107
7007
7407
7407
7207
7007
7007
7007
7207
7207
7007
108
7008
7408
7408
7208
7008
7008
7008
7208
7208
7008
109
7009
7409
7409
7209
7009
7009
7009
7209
7209
7009
110
7010
7410
7410
7210
7010
7010
7010
7210
7210
7010
111
7011
7411
7411
7211
7011
7011
7011
7211
7211
7011
112
7012
7412
7412
7212
7012
7012
7012
7212
7212
7012
113
7013
7413
7413
7213
7013
7013
7013
7213
7213
7013
114
7014
7414
7414
7214
7014
7014
7014
7214
7214
7014
115
7015
7415
7415
7215
7015
7015
7015
7215
7215
7015
116
7016
7416
7416
7216
7016
7016
7016
7216
7216
7016
117
7017
7417
7417
7217
7017
7017
7017
7217
7217
7017
118
7018
7418
7418
7218
7018
7018
7018
7218
7218
7018
119
7019
7419
7419
7219
7019
7019
7019
7219
7219
7019
120
7020
7420
7420
7220
7020
7020
7020
7220
7220
7020
121
7021
7421
7421
7221
7021
7021
7021
7221
7221
7021
122
7022
7422
7422
7222
7022
7022
7022
7222
7222
7022
123
7023
7423
7423
7223
7023
7023
7023
7223
7223
7023
124
7024
7424
7424
7224
7024
7024
7024
7224
7224
7024
125
7025
7425
7425
7225
7025
7025
7025
7225
7225
7025
126
7026
7426
7426
7226
7026
7026
7026
7226
7226
7026
127
7027
7427
7427
7227
7027
7027
7027
7227
7227
7027
128
7028
7428
7428
7228
7028
7028
7028
7228
7228
7028
129
7029
7429
7429
7229
7029
7029
7029
7229
7229
7029
130
7030
7430
7430
7230
7030
7030
7030
7230
7230
7030
131
7031
7431
7431
7231
7031
7031
7031
7231
7231
7031
132
7032
7432
7432
7232
7032
7032
7032
7232
7232
7032
133
7033
7433
7433
7233
7033
7033
7033
7233
7233
7033
134
7034
7434
7434
7234
7034
7034
7034
7234
7234
7034
135
7035
7435
7435
7235
7035
7035
7035
7235
7235
7035
136
7036
7436
7436
7236
7036
7036
7036
7236
7236
7036
137
7037
7437
7437
7237
7037
7037
7037
7237
7237
7037
138
7038
7438
7438
7238
7038
7038
7038
7238
7238
7038
8000番台
8000番台N4編成(2020年10月28日 平間駅 - 鹿島田駅)
南武線 向けの車両で、同線で使用されていた205系(0番台・1200番台)と209系(0番台・2200番台)の置き換え用として35編成210両が中原電車区 (当時)に順次投入された[ JR東 11] 。番台区分は8000番台とし、全車両が総合車両製作所新津事業所[ 注 28] で製造され、2014年10月4日から営業運転を開始した[ 99] 。
外観では先頭車の乗務員室扉直後に「南武線が街と街、人と人をつなぎ『明るく弾む伸びゆく沿線』」をイメージするロゴマークが貼り付けられたほか、同じく先頭車側面のラインカラー帯部には沿線の街並みをイメージしたロゴを配置した[ 100] 。左からミューザ川崎 、武蔵小杉 の高層ビル群、とどろきアリーナ 、洗足学園音楽大学 、多摩川 、よみうりランド の観覧車、一橋大学 、多摩都市モノレール 、立川駅 北口のアーチ、立川ルミネ をイメージしたもの。車体側面の左右の帯で建物の並びが逆になっている。
本番台区分では1000番台以降搭載していた床下へのハシゴ搭載はなく、非常時には乗務員室内のハシゴ付補助腰掛を使用する[ 99] 。屋根上では、降雪時における雪下ろし作業の安全性向上のため、モハE233形パンタグラフ付近の屋根の側扉上部にU字形の安全帯 フックを新設した[ 100] 。
客室はこれまでの投入分とほぼ同じであるが、座席背ずり(背もたれ)の表地は南武線をイメージした黄色系となっている[ 99] [ 100] 。車内照明には7000番台・6000番台に続き、LED照明が採用されている[ 99] 。乗務員室では異常時における乗客への案内用に乗務員へ配備されているタブレット端末 の充電用として、運転士用の時刻表差し(仕業表差し)と運転台防護無線操作器下部に充電用コンセント を新設しており[ 99] [ 100] 、助士側には人身事故時の輸送障害低減を目的とした、運転台前方カメラとその記録装置(乗用車で言うドライブデータレコーダー )が設置されている[ 101] 。
8500番台
0番台から転用された8500番台N36編成(2021年6月19日 鹿島田駅)
8000番台の投入完了後も209系は1編成(ナハ53編成・2200番台 )が残されていたが、この置き換えに際しては0番台 からの転用で賄われることになり、青670編成に8000番台の仕様と同等の改造を行い8500番台に改番、編成番号も8000番台の続番となるN36編成とした[ 102] 。この編成は東急車輛製造で製造されている。
0番台からの転用であるため、行先表示器がそのままで列車番号表示器が0番台と同じ位置にあることや半自動扉のスイッチが残されている[ 注 32] など、8000番台とは仕様が異なる。また、クハE232形は電気連結器が存置されており車イススペースは非設置である。路線名を表示しているときは下記の通り違いが出るが、行き先表示時と側面表示に違いはなく漢字表記となる。
2017年(平成29年)3月15日より営業運転を開始した[ 103] [ JR東 12] 。導入当初、ドア上のモニターは0番台の縦横比率 4:3 の15インチから、16:9 の17インチのものに置き換えられていたが、座席と照明は0番台時代のものをそのまま使用していた。その後、座席は2018年内に0番台のオレンジ基調のものから8000番台の黄色基調のものに取り換えられ、照明も2019年1月に従来の蛍光灯から乗務員室のものも含めすべてLED照明に取り換えられた。
8000番台前面と8500番台における路線名表示方法の相違点を示した撮影写真
8000番台前面 快速運転時の表示状態
8500番台前面 快速Rapidの日英併記
8000番台前面 各駅停車運転時の表示状態
8500番台前面 Localのみの英語表示
編成構成(8000番台/8500番台)
← 川崎
立川 →
号車
1
<2>
3
4>
5
6
形式
クハE233 -8000/8500
モハE233 -8000/8500
モハE232 -8000/8500
モハE233 -8200/8700
モハE232 -8200/8700
クハE232 -8000/8500
搭載機器
CP
VVVF
SIV
VVVF
CP
車両重量 (t)
30.8
32.3
31.7
31.6
28.6
30.8
モハE233形8000番台には予備パンタグラフを搭載し、川崎寄りのパンタは通常使用しない。
モハE232形8200番台はSIV準備工事車であり、SIVの設置スペースを確保したのみ。
8000番台の車内
車内液晶案内表示器
側面フルカラーLED式行き先表示装置
編成表
特記ない限りは2022年(令和4年)10月1日時点の情報を示す。
編成表(E233系8000番台)
号車
1
2
3
4
5
6
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
モハ E233
モハ E232
クハ E232
N1
8001
8001
8001
8201
8201
8001
N2
8002
8002
8002
8202
8202
8002
N3
8003
8003
8003
8203
8203
8003
N4
8004
8004
8004
8204
8204
8004
N5
8005
8005
8005
8205
8205
8005
N6
8006
8006
8006
8206
8206
8006
N7
8007
8007
8007
8207
8207
8007
N8
8008
8008
8008
8208
8208
8008
N9
8009
8009
8009
8209
8209
8009
N10
8010
8010
8010
8210
8210
8010
N11
8011
8011
8011
8211
8211
8011
N12
8012
8012
8012
8212
8212
8012
N13
8013
8013
8013
8213
8213
8013
N14
8014
8014
8014
8214
8214
8014
N15
8015
8015
8015
8215
8215
8015
N16
8016
8016
8016
8216
8216
8016
N17
8017
8017
8017
8217
8217
8017
N18
8018
8018
8018
8218
8218
8018
N19
8019
8019
8019
8219
8219
8019
N20
8020
8020
8020
8220
8220
8020
N21
8021
8021
8021
8221
8221
8021
N22
8022
8022
8022
8222
8222
8022
N23
8023
8023
8023
8223
8223
8023
N24
8024
8024
8024
8224
8224
8024
N25
8025
8025
8025
8225
8225
8025
N26
8026
8026
8026
8226
8226
8026
N27
8027
8027
8027
8227
8227
8027
N28
8028
8028
8028
8228
8228
8028
N29
8029
8029
8029
8229
8229
8029
N30
8030
8030
8030
8230
8230
8030
N31
8031
8031
8031
8231
8231
8031
N32
8032
8032
8032
8232
8232
8032
N33
8033
8033
8033
8233
8233
8033
N34
8034
8034
8034
8234
8234
8034
N35
8035
8035
8035
8235
8235
8035
編成表(E233系8500番台)
号車
1
2
3
4
5
6
編成 番号
クハ E233
モハ E233
モハ E232
モハ E233
モハ E232
クハ E232
N36 (旧:青670)
8570
8570
8570
8770
8770
8528
改造工事
2000番台の小田急乗り入れ改造
常磐緩行線で地下鉄千代田線直通列車に使用されるE233系2000番台は、2013年(平成25年)4月以降、小田急用の列車無線・保安装置(D-ATS-P )搭載等の車両改造が行われた[ JR東 13] 。2015年(平成27年)6月18日未明には、小田急線代々木上原 - 向ヶ丘遊園 間で試運転が実施され[ 105] 、その後、10月1日にマト7編成が小田急小田原線内にある喜多見検車区 へ回送された[ 106] 。10月26日から11月29日までの予定で、小田急多摩線 内での試運転が実施された[ 107] 。11月17日にはマト4編成による小田原線新松田 までの試運転が行われた[ 108] 。
なお、千代田線に乗り入れる小田急4000形 に対しても、同様に3社間(常磐緩行線への)直通運転を行うための対応工事を実施し[ JR東 13] 、2016年3月26日のダイヤ改正からJR・小田急の車両を使った3社間直通運転が開始された[ 109] 。
線路モニタリング装置の搭載
2013年(平成25年)5月より京浜東北線・根岸線1000番台の営業車両の1編成に線路設備モニタリング装置を搭載した台車を付けた。線路設備モニタリング装置とは、軌道材料モニタリング装置と軌道変位検測装置を組み合わせた装置である。
軌道材料モニタリング装置はカメラによりレール締結装置等を撮影し、その画像を解析することにより、レール締結装置 等の線路設備関係材料の変化(レール締結装置の状態等)を抽出する仕組みとなっている。
軌道変位検測装置は加速度計とレーザーセンサーにより線路状態の変化を測定する。
検測区間:大宮駅 - 大船駅間
実施期間:2013年5月 - 2015年3月
試験内容:営業列車における機器の耐久性、検測データの精度確認等
軌道材料モニタリング装置の測定データは車両基地留置中に随時取得し、軌道変位検測装置の測定データは定期的に通信回線により伝送する[ JR東 14] 。
埼京線ATACS導入対応
2017年11月4日から埼京線の大宮駅 - 池袋間にATACS が導入されることになり[ 97] 、E233系7000番台のATC/P統合型車上装置は基板の追加・ソフトウエア変更・無線装置搭載の工事を行うことでATACS機能が使用できるように改修された[ 97] 。マイナーチェンジ車は製造段階で対応済みである。車両側に搭載する具体的な車上装置は以下のとおりである。
乗務員室内[ 110]
既存モニターへの機能追加
速度計、スイッチ類改造
車上ログ収集システム用端末の設置
床下機器[ 110]
車上無線装置の設置
ATC/ATS-P統合型保安装置[ 110] のATACS化改造(既存装置に機能追加)
可搬式ATS-Psを搭載
ハエ117編成に線路モニタリング装置を設置
ID装置の設置
ATACS用無線アンテナの設置(屋根上)
ATACSへの対応後は、保安装置が切り替えられると、ATSベルが鳴った後に「(ATS-P / ATACS)に切り替わりました。」というアナウンスが2回される。また、保安装置がATS-PからATACSに切り替わった際は、前記のアナウンスがされた後に「停車パターンを確認してください。停車パターンは(種別)です。」ともアナウンスされる。
中央線快速0番台のトイレ設置改造
トイレ設置が完了した車内
中央線快速でグリーン車を組み込む編成は4号車(10両貫通編成については現行6号車のサハE233形500番台を改造し4号車に組み換え、6両編成については4号車のモハE233形200番台を改造し800番台に改番)にトイレを設置する工事を、2019年5月以降[ 111] 2023年度まで順次行っている[ JR東 15] 。トイレ設置が完了した編成は2020年3月14日以降トイレの使用が可能となっている[ JR東 16] 。
青梅線向けワンマン化改造
2023年(令和5年)3月18日ダイヤ改正時からの青梅線(青梅駅 - 奥多摩駅間)でのワンマン運転[ JR東 17] [ JR東 18] に向けて、2022年(令和4年)度より、4両編成の0番台にて、ワンマン化改造工事が実施されている。改造された編成は編成番号が「P500」番台に変更され、下2桁の番号は7号車のクハE233形500番台と同じにしている。
運用
中央線快速
本系列で初めて製造された0番台は、中央線快速 系統(中央本線 ・青梅線 ・五日市線 ・八高線 含む)で使用していた201系 の置き換えを目的として開発・製造された車両[ 2] で、2006年12月26日に営業運転を開始した[ 112] 。また、青梅線の青梅 以西・五日市線・八高線・富士急行線 でも2007年3月18日より営業運転を開始した。
2007年11月14日に鉄道友の会ローレル賞受賞記念ステッカーが0番台H52編成の先頭車前面に貼り付けされ、立川駅 でその出発式が実施された。なお現在[いつ? ] はT1編成にステッカーが貼られている。
東京駅 - 八王子駅 間の営業最高速度は信号設備などの関係により 95 km/hだったが、201系から本系列への置き換え完了後、高架化が完了した2013年3月16日以降は100 km/h に向上した。
中央線快速用の編成については、2019年以降2023年までにグリーン車 2両の組み込みと普通車へのトイレ 取り付け改造が行われる計画である[ JR東 15] 。これらの改造に伴う予備車確保のため、常磐緩行線のE233系2000番台統一で捻出された209系1000番台10両編成2本が豊田車両センターに転入した。
早朝深夜には東京駅発着の快速線電車により御茶ノ水駅 - 三鷹駅 間を緩行線経由で運転する各駅停車が存在したが、2020年3月ダイヤ改正で廃止され、終日快速線の線路での運転となった。八高線への乗り入れ運用は2022年3月12日のダイヤ改正で廃止された。
青梅・五日市線
青梅 ・五日市線 の線内用でE233系0番台が2007年11月5日に営業運転を開始し、2008年3月に投入を完了した[ 113] 。中央線快速用編成とは運用が独立しており、6両編成と4両編成の単位で運用される。2023年3月には青梅駅 - 奥多摩駅 間でワンマン運転が開始された。
2015年8月3日には訓練のため、青665編成が本系列としては初めて長野駅 に入線した。
京浜東北線・根岸線
京浜東北線 ・根岸線 で使用していた209系 0番台等の置き換え用として、2007年12月22日からE233系1000番台が営業運転を開始した[ 49] 。2010年1月までに10両編成83本が製造され、浦和電車区 に投入された。209系0番台は2010年1月24日を最後に京浜東北線・根岸線での運用を終了し、一部は機器更新の上で房総地区や南武線 に転用された[ 113] 。
2014年(平成26年)2月の川崎駅 での脱線横転事故のため、ウラ177のクハ E233-1077・サハ E233-1277が2016年(平成26年)12月に書類上除籍となり、衝突した工事用車両とともに、JR東日本総合研修センター (福島県 白河市 )内にある「事故の歴史展示館 」に展示されている(一般には非公開)[ JR東 19] 。残る8両は2018年(平成30年)4月下旬より東京総合車両センター で解体処分され、当編成は本系列初の廃車となった。
2020年6月に京浜東北線ではワンマン運転 の開始が検討されており、2024年度を目途に新型車両の投入が計画されていたが[ 新聞 9] 、2023年から既存のE233系1000番台にワンマン運転とATO機能を搭載する事に変更し、新型車導入は中止になった可能性が高い[ 114] 。
東海道線東京口
東海道線 では横須賀・総武快速線 用E217系の機器更新に伴う予備車を確保するため、2007年にE233系3000番台1編成が田町車両センター に投入され、2008年3月10日から営業運転を開始した[ 63] 。東海道線用となっていた国府津車両センター のE217系のうち1編成が横須賀・総武快速線に再転用されて幕張車両センター へ転属した。2010年には横須賀線 武蔵小杉駅 開業に伴う増発用としてE217系を捻出するため、E233系3000番台1編成が増備された。
2010年からは東海道線の211系置き換えのための増備が開始された。2014年よりJR東海 、熱海駅 - 沼津駅 間、2015年より伊東線 直通列車で運転開始した。2015年からは上野東京ライン にも乗り入れている。
常磐緩行線
常磐線各駅停車 及び綾瀬駅 から直通運転する東京地下鉄 (東京メトロ)千代田線 で使用していた203系 、207系900番台 の置き換え用として、2009年9月9日からE233系2000番台が営業運転を開始した[ 59] 。地下鉄直通仕様として前面貫通扉 を備える他、拡幅車体ではなくストレート車体を採用している。
2016年3月26日からは東京メトロ千代田線の直通先である小田急電鉄 小田原線 ・多摩線 でも乗り入れを開始した。直通開始当初は多摩線唐木田駅 発着での運用(多摩急行 ・急行)もあったが、2018年3月17日のダイヤ改正でJR車の多摩線直通が廃止された[ 注 33] 。2019年3月16日のダイヤ改正から、綾瀬駅 - 北綾瀬駅 間の旅客列車でも運転されるようになった。
運用範囲は取手駅 ・北綾瀬駅 - 綾瀬駅 - 代々木上原駅 - 伊勢原駅 間の常磐線各駅停車・千代田線・小田急小田原線で、江ノ島線 には乗り入れない。
京葉線
京葉線 (京葉線車両が乗り入れる外房線 ・内房線 の一部区間、東金線 の全区間、西船橋駅 - 南船橋駅 間を含む)で使用していた201系 、205系 、209系500番台 の置き換え用として、2010年7月1日からE233系5000番台が営業運転を開始した[ 80] 。編成は10両固定編成と6両・4両の分割編成が存在する。
E233系投入完了後も209系500番台10両貫通編成1本が京葉線に残っており、非分割運用で共通使用されている。
宇都宮線・高崎線上野口
高崎線 ・上越線 ・両毛線 でも2012年9月1日よりE233系3000番台が営業運転を開始し[ 72] 、2013年3月16日からは宇都宮線 で運転を開始した。2015年3月14日からは湘南新宿ライン ・上野東京ライン でも営業運転を開始した。
埼京線・川越線・相鉄直通線
埼京線 、大宮駅 から直通運転する川越線 、大崎駅 から直通運転するりんかい線 で使用していた205系 の置き換え用として、2013年6月30日からE233系7000番台の営業運転を開始した[ 92] 。
2019年11月30日からは相鉄線直通列車 ・相鉄本線 ・相鉄新横浜線 でも営業運転を開始した。相鉄線内ではE233系を使用した特別料金不要の特急列車 の設定がある[ 115] 。相鉄線内全線で走行可能となっており、代走等でいずみ野線 や相鉄本線の西谷駅 - 横浜駅 に入線することもあるほか[ 116] [ 117] 、イベントで相鉄新横浜線の羽沢横浜国大駅 - 新横浜駅 にも入線したことがある。また相鉄・JR直通線のダイヤ異常時のために品川駅や藤沢駅などへの入線も考慮されており、行先表示も対応している。実際に品川駅や横浜駅へ乗り入れたこともある[ 118] 。
横浜線
横浜線 (横浜線車両が乗り入れる京浜東北線・根岸線の一部区間を含む)で使用していた205系 の置き換え用としてE233系6000番台が登場し、2014年2月16日から営業運転を開始した[ 87] 。
南武線
南武線 では従来使用していた205系 、205系1200番台、209系0番台 、209系2200番台の置き換え用として、2014年10月4日からE233系8000番台が営業運転を開始した[ 99] 。
8000番台の導入完了後も同線に残存していた、209系2200番台ナハ53編成の置き換え用として、青梅線 ・五日市線 で使用していた0番台青670編成に南武線向けの転用改造を施工の上で、8500番台に改番の上で南武線に転用した。2017年3月15日から営業運転を開始した[ 119] [ 103] 。
車歴表
特記ない限りは2022年(令和4年)10月1日時点の情報を示すが、0番台の一部車両については2023年(令和5年)11月末時点の新製情報を基とした。
0番台
車歴表(E233系0番台〔10両編成〕)
編成 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
備考
T1
新津所
2006年11月10日
豊田
[ 122] [ 123]
T2
2006年11月27日
T3
2006年12月0 8日
T4
2006年12月22日
T5
2007年0 1月12日
T6
2007年0 1月26日
T7
2007年0 2月14日
T8
2007年0 2月28日
T9
2007年0 3月13日
T10
2007年0 3月28日
T11
2007年0 4月10日
[ 124] [ 125]
T12
2007年0 4月24日
T13
2007年0 5月11日
T14
2007年0 5月25日
T15
東急
2007年0 6月27日
T16
2007年0 7月20日
T17
新津所
2007年0 6月0 7日
T18
2007年0 6月21日
T19
2007年0 7月0 5日
T20
東急
2007年0 8月11日
T21
2007年10月17日
T22
新津所
2007年0 7月20日
[ 124] [ 125]
T23
2007年0 8月0 3日
T24
東急
2007年10月26日
T25
川重
2007年0 7月30日
[ 124] [ 125]
T26
新津所
2007年0 8月21日
[ 124] [ 125]
T27
2007年0 9月0 3日
T28
川重
2007年0 8月10日
T29
2007年0 8月27日
T30
新津所
2007年0 9月18日
T31
2007年10月0 2日
T32
川重
2007年0 9月10日
T33
2007年0 9月21日
T34
新津所
2007年11月0 5日
T35
2007年11月19日
T36
2007年12月0 3日
7号車[ 注 34] は線路設備モニタリング装置搭載車両
T37
2007年12月17日
[ 124] [ 125]
T38
2008年0 1月0 7日
T39
2008年0 1月18日
T40
2008年0 2月0 1日
[ 124] [ 125]
T41
2008年0 2月15日
[ 124] [ 125]
T42
2008年0 2月29日
T71
総合横浜
2020年0 6月12日
[ 127]
車歴表(E233系0番台〔6+4両編成〕)
編成 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
備考
H43
東急
2006年0 9月22日
豊田
[ 122] [ 123]
H44
川重
2006年11月13日
H45
東急
1 - 6号車[ 注 35] :2006年12月22日 7 - 10号車[ 注 36] :2006年12月15日
[ 122] [ 123]
H46
2007年0 1月12日
[ 122] [ 123]
H47
2007年0 1月19日
H48
2007年0 1月24日
H49
2007年0 2月0 2日
H50
2007年0 2月21日
H51
2007年0 3月0 9日
H52
2007年0 3月22日
H53
川重
2007年0 2月0 9日
H54
2007年0 3月15日
H55
2007年0 3月29日
H56
東急
2007年0 4月27日
[ 124] [ 125]
H58 (旧:青658+青458)
2007年11月14日
H59 (旧:青659+青459)
川重
2007年0 9月28日
車歴表(E233系0番台〔8+4両編成〕)
編成 番号
製造
落成日
新製 出典
備考
1 - 3・6 - 12号車
グリーン車(4・5号車)
1 - 3・6 - 12号車
グリーン車(4・5号車)
H57
東急
総合横浜
2007年0 5月18日
2022年0 7月27日
[ 124] [ 125] [ 129]
車歴表(E233系0番台〔6両編成〕)
編成 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
備考
青660
東急
2007年12月0 5日
豊田
[ 124] [ 125]
青661
川重
2007年11月22日
青662
2007年11月30日
青663
東急
2007年12月14日
青664
川重
2007年12月17日
青665
東急
2008年0 1月16日
青666
2008年0 1月30日
青667
2008年0 2月15日
青668
2008年0 2月27日
青669
2008年0 3月19日
車歴表(E233系0番台〔4両編成〕)
編成 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
備考
P518 (旧:青460)
東急
2007年12月0 5日
豊田
[ 124] [ 125]
青461
川重
2007年11月22日
青462
2007年11月30日
P521 (旧:青463)
東急
2007年12月14日
青464
川重
2007年12月17日
P523 (旧:青465)
東急
2008年0 1月16日
P524 (旧:青466)
2008年0 1月30日
P525 (旧:青467)
2008年0 2月15日
車歴表(サロE233形0番台〔グリーン車〕)
車両 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
備考
サロE233-2
総合横浜
2022年11月11日
豊田
[ 130]
サロE233-3
2023年10月6日
サロE233-4
2023年10月19日
サロE233-5
2023年11月13日
サロE233-6
サロE233-7
2023年11月24日
サロE233-8
サロE233-9
2023年12月12日
[ 131]
サロE233-10
サロE233-11
2023年12月20日
サロE233-12
サロE233-13
2024年1月10日
サロE233-14
サロE233-15
2024年1月22日
サロE233-16
サロE233-17
2024年2月9日
サロE233-18
サロE233-19
2024年2月20日
サロE233-20
サロE233-21
2024年3月6日
サロE233-22
サロE233-23
2024年3月18日
サロE233-24
サロE233-25
2024年4月3日
[ 132]
サロE233-26
サロE233-27
2024年4月12日
サロE233-28
サロE233-29
2024年5月1日
[ 133]
サロE233-30
サロE233-31
2024年5月15日
サロE233-32
サロE233-33
2024年6月5日
[ 134]
サロE233-34
サロE233-35
2024年6月16日
サロE233-36
サロE233-37
2024年7月2日
[ 135]
サロE233-38
サロE233-39
2024年7月12日
サロE233-40
サロE233-41
2024年7月30日
サロE233-42
サロE233-43
2024年8月9日
[ 136]
サロE233-44
サロE233-45
2024年8月27日
サロE233-46
サロE233-47
2024年9月4日
[ 137]
サロE233-48
サロE233-49
2024年9月25日
サロE233-50
サロE233-51
2024年10月10日
[ 138]
サロE233-52
サロE233-53
2024年10月23日
サロE233-54
車歴表(サロE232形0番台〔グリーン車〕)
車両 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
備考
サロE232-2
総合横浜
2022年11月11日
豊田
[ 130]
サロE232-3
2023年10月6日
サロE232-4
2023年10月19日
サロE232-5
2023年11月13日
サロE232-6
サロE232-7
2023年11月24日
サロE232-8
サロE232-9
2023年12月12日
[ 131]
サロE232-10
サロE232-11
2023年12月20日
サロE232-12
サロE232-13
2024年1月10日
サロE232-14
サロE232-15
2024年1月22日
サロE232-16
サロE232-17
2024年2月9日
サロE232-18
サロE232-19
2024年2月20日
サロE232-20
サロE232-21
2024年3月6日
サロE232-22
サロE232-23
2024年3月18日
サロE232-24
サロE232-25
2024年4月3日
[ 132]
サロE232-26
サロE232-27
2024年4月12日
サロE232-28
サロE232-29
2024年5月1日
[ 133]
サロE232-30
サロE232-31
2024年5月15日
サロE232-32
サロE232-33
2024年6月5日
[ 134]
サロE232-34
サロE232-35
2024年6月16日
サロE232-36
サロE232-37
2024年7月2日
[ 135]
サロE232-38
サロE232-39
2024年7月12日
サロE232-40
サロE232-41
2024年7月30日
サロE232-42
サロE232-43
2024年8月9日
[ 136]
サロE232-44
サロE232-45
2024年8月27日
サロE232-46
サロE232-47
2024年9月4日
[ 137]
サロE232-48
サロE232-49
2024年9月25日
サロE232-50
サロE232-51
2024年10月10日
[ 138]
サロE232-52
サロE232-53
2024年10月23日
サロE232-54
1000番台
車歴表(E233系1000番台)
編成 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
現行処遇・配置
除籍日
最終 配置
備考
101
東急
さいたま
2007年0 9月0 1日
[ 124] [ 125]
さいたま
102
2007年0 9月20日
103
2007年10月0 9日
104
2007年11月0 5日
105
2007年12月26日
106
川重
2008年0 1月28日
107
東急
2008年0 1月10日
108
川重
2008年0 2月13日
109
東急
2008年0 2月25日
9号車[ 注 37] は線路設備モニタリング装置搭載車両
110
川重
2008年0 2月20日
111
東急
2008年0 3月13日
112
新津所
2008年0 3月18日
113
2008年0 4月0 1日
[ 140] [ 141]
114
2008年0 4月14日
115
2008年0 4月28日
116
2008年0 5月14日
117
2008年0 5月28日
118
2008年0 6月10日
119
2008年0 6月24日
120
2008年0 7月0 7日
121
2008年0 7月22日
122
2008年0 8月0 5日
123
2008年0 8月21日
124
2008年0 9月0 4日
125
2008年0 9月19日
126
2008年10月0 6日
127
2008年10月21日
128
東急
2008年0 8月25日
129
2008年0 9月0 3日
130
新津所
2008年11月0 5日
131
2008年11月18日
132
東急
2008年0 9月11日
133
2008年10月0 1日
134
新津所
2008年12月0 3日
135
2008年12月16日
136
東急
2008年11月0 4日
137
2008年11月13日
138
新津所
2009年0 1月14日
139
2009年0 1月27日
140
東急
2008年12月0 1日
141
2008年12月0 8日
142
新津所
2009年0 2月10日
143
2009年0 2月14日
144
東急
2008年12月25日
145
2009年0 1月13日
146
新津所
2009年0 3月0 9日
147
2009年0 4月0 1日
[ 142] [ 143]
148
東急
2009年0 3月19日
[ 140] [ 141]
149
2009年0 3月30日
150
新津所
2009年0 4月14日
[ 142] [ 143]
151
2009年0 4月28日
152
2009年0 5月15日
9号車[ 注 38] は線路設備モニタリング装置搭載車両
153
川重
2009年0 4月14日
154
東急
2009年0 4月28日
155
新津所
2009年0 5月29日
156
2009年0 6月11日
157
川重
2009年0 5月20日
[ 142] [ 143]
158
2009年0 6月11日
159
新津所
2009年0 6月25日
160
2009年0 7月0 9日
161
川重
2009年0 6月29日
162
2009年0 7月0 8日
163
新津所
2009年0 7月24日
164
2009年0 8月0 6日
165
川重
2009年0 7月22日
166
東急
2009年0 6月18日
167
新津所
2009年0 8月25日
168
2009年0 9月0 8日
169
川重
2009年0 8月18日
170
川重
2009年0 9月18日
171
2009年10月0 6日
172
川重
2009年0 9月0 1日
173
2009年0 9月14日
174
新津所
2009年10月21日
175
2009年11月0 5日
176
川重
2009年10月0 2日
177
2009年10月20日
[ 142] [ 143]
事故廃車
10・9号車[ 注 39] :2016年12月0 4日[ 144] 8 - 1号車[ 注 40] :2018年0 4月0 7日[ 145]
さいたま
2014年2月に川崎駅付近で脱線横転した車両
178
新津所
2009年11月18日
[ 142] [ 143]
さいたま
179
2009年12月0 3日
180
東急
2009年0 7月27日
181
新津所
2009年12月21日
182
2010年0 1月12日
183
2010年0 1月25日
2000番台
車歴表(E233系2000番台)
編成 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
備考
1
東急
2009年0 5月20日
松戸
[ 142] [ 143]
2
2010年0 8月0 6日
[ 146] [ 147]
3
2010年0 9月0 1日
4
2010年0 9月29日
5
2010年12月0 3日
6
2010年12月15日
7
2010年12月22日
4号車[ 注 41] は線路設備モニタリング装置搭載予備車両
8
2011年0 1月0 7日
9
2011年0 1月19日
10
2011年0 2月23日
11
2011年0 3月0 4日
12
2011年0 4月27日
[ 148] [ 149]
13
2011年0 7月10日
14
2011年0 7月17日
15
2011年0 7月30日
16
2011年0 8月28日
17
2011年0 9月18日
18
2011年0 9月28日
4号車[ 注 42] は線路設備モニタリング装置搭載車両
19
総合横浜
2017年0 3月29日
[ 150]
新製時より小田急線乗入れ対応やモニター2画面共に対応済
3000番台
車歴表(E233系3000番台〔10両編成〕)
編成 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
現行 配置
転属歴
備考
10 - 6・3 - 1号車
グリーン車(5・4号車)
E-01
東急
2007年11月28日
国府津
[ 124] [ 125]
国府津
E-02
2010年0 2月19日
[ 142] [ 143]
E-03 (旧:NT1)
新津所
東急
2011年0 9月0 1日
田町
[ 148] [ 149]
[ 転 1]
E-04 (旧:NT2)
2011年0 9月0 8日
E-05 (旧:NT3)
2011年0 9月28日
E-06 (旧:NT4)
2011年10月17日
E-07 (旧:NT5)
2011年11月0 4日
E-08 (旧:NT6)
2011年11月22日
E-09 (旧:NT7)
2011年12月0 5日
E-10 (旧:NT8)
2011年12月28日
E-11 (旧:NT9)
2012年0 1月20日
E-12 (旧:NT10)
2012年0 2月14日
E-13 (旧:NT11)
2012年0 2月27日
E-14 (旧:NT12)
2012年0 3月15日
E-15 (旧:NT13)
2012年0 3月30日
E-16 (旧:NT14)
2012年0 4月23日
E-17 (旧:L01)
新津所
総合横浜
2012年0 5月15日
高崎
U618 (旧:L02)
2012年0 6月0 1日
[ 152] [ 153]
小山
U619 (旧:L03)
新津所
川重
2012年0 6月19日
U620 (旧:L04)
2012年0 7月0 6日
U621 (旧:L05)
2012年0 7月26日
U622 (旧:L06)
2012年0 8月17日
U623 (旧:L07)
2012年0 9月0 5日
U624 (旧:L08)
2012年0 9月24日
U625 (旧:L09)
2012年10月12日
U626 (旧:L10)
2012年10月31日
U627 (旧:L11)
2012年11月12日
U628 (旧:L12)
2012年12月0 6日
[ 152] [ 153]
U629 (旧:L13)
新津所
総合横浜
2012年12月25日
U630 (旧:L14)
2013年0 1月17日
U631 (旧:L15)
2013年0 2月0 4日
U632 (旧:L16)
2013年0 2月22日
U633 (旧:L17)
2013年0 3月0 5日
車歴表(E233系3000番台〔5両編成〕)
編成 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
現行 配置
転属歴
備考
E-51
東急
2007年11月28日
国府津
[ 124] [ 125]
国府津
E-52
2010年0 2月19日
[ 142] [ 143]
E-53 (旧:NT51)
新津所
2011年0 8月30日
田町
[ 148] [ 149]
[ 転 1]
14号車[ 注 43] は線路設備モニタリング装置搭載車両
E-54 (旧:NT52)
2011年0 9月0 6日
E-55 (旧:NT53)
2011年0 9月14日
14号車[ 注 44] は線路設備モニタリング装置搭載予備車両
E-56 (旧:NT54)
2011年10月0 3日
E-57 (旧:NT55)
2011年10月21日
E-58 (旧:NT56)
2011年11月0 9日
E-59 (旧:NT57)
2011年11月29日
E-60 (旧:NT58)
2011年12月15日
E-61 (旧:NT59)
2012年0 1月10日
E-62 (旧:NT60)
2012年0 1月26日
E-63 (旧:NT61)
2012年0 2月22日
E-64 (旧:NT62)
2012年0 3月0 2日
E-65 (旧:NT63)
2012年0 3月22日
E-66 (旧:NT64)
2012年0 4月10日
[ 152] [ 153]
E-67 (旧:D01)
2012年0 4月27日
高崎
U218 (旧:D02)
2012年0 5月21日
小山
U219 (旧:D03)
2012年0 6月0 6日
U220 (旧:D04)
2012年0 6月25日
U221 (旧:D05)
2012年0 7月12日
U222 (旧:D06)
2012年0 8月0 1日
U223 (旧:D07)
2012年0 8月23日
U224 (旧:D08)
2012年0 9月11日
U225 (旧:D09)
2012年0 9月28日
U226 (旧:D10)
2012年10月18日
U227 (旧:D11)
2012年11月0 6日
U228 (旧:D12)
2012年11月26日
U229 (旧:D13)
2012年12月12日
U230 (旧:D14)
2013年0 1月0 5日
U231 (旧:D15)
2013年0 1月22日
U232 (旧:D16)
2013年0 2月0 8日
U233
総合横浜
2014年12月0 5日
小山
14号車[ 注 45] は線路設備モニタリング装置台座取付車両
U234
2014年12月10日
14号車[ 注 46] は線路設備モニタリング装置搭載車両
U235
2015年0 1月0 9日
E-71
2015年0 1月23日
国府津
国府津
E-72
2015年0 3月25日
E-73
2017年0 5月19日
[ 154]
E-74
2017年0 5月31日
5000番台
車歴表(E233系5000番台〔10両編成〕)
編成 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
備考
501
新津所
2010年0 3月0 5日
京葉
[ 142] [ 143]
502
2010年0 3月19日
7号車[ 注 47] は線路設備モニタリング装置搭載予備車両
503
2010年0 4月0 5日
[ 146] [ 147]
504
2010年0 4月23日
505
2010年0 5月20日
506
2010年0 6月0 2日
507
2010年0 7月0 7日
508
2010年0 8月16日
509
2010年0 8月27日
510
2010年0 9月17日
511
2010年10月0 7日
512
2010年11月17日
513
2011年0 1月0 7日
514
2011年0 2月22日
515
2011年0 3月0 8日
516
2011年0 3月23日
517
2011年0 4月0 7日
[ 148] [ 149]
518
2011年0 5月24日
519
2011年0 6月30日
520
2011年0 7月14日
7号車[ 注 48] は線路設備モニタリング装置搭載車両
車歴表(E233系5000番台〔6両編成〕)
編成 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
備考
551
新津所
2010年12月0 8日
京葉
[ 146] [ 147]
552
2011年0 2月0 1日
553
2011年0 4月28日
[ 148] [ 149]
554
2011年0 6月15日
車歴表(E233系5000番台〔4両編成〕)
編成 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
備考
F51
新津所
2010年11月29日
京葉
[ 146] [ 147]
F52
2011年0 1月26日
F53
2011年0 4月21日
[ 148] [ 149]
F54
2011年0 5月31日
6000番台
車歴表(E233系6000番台)
編成 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
備考
H001
新津所
2014年0 1月17日
鎌倉
H002
2014年0 1月24日
H003
2014年0 2月0 5日
H004
2014年0 2月18日
H005
2014年0 2月28日
H006
2014年0 3月11日
H007
2014年0 3月24日
H008
総合新津
2014年0 4月0 8日
H009
2014年0 4月24日
H010
2014年0 5月12日
H011
2014年0 5月30日
H012
2014年0 6月0 6日
2号車[ 注 49] は線路設備モニタリング装置搭載車両
H013
2014年0 6月13日
H014
2014年0 7月0 1日
H015
2014年0 7月10日
2号車[ 注 50] は線路設備モニタリング装置搭載車両(2021年0 3月11日に予備車両化)
H016
総合横浜
2014年0 1月0 8日
H017
2014年0 1月15日
H018
2014年0 2月0 8日
H019
2014年0 2月19日
H020
2014年0 3月14日
H021
2014年0 3月26日
H022
2014年0 4月15日
H023
2014年0 5月0 2日
H024
2014年0 5月14日
H025
2014年0 6月17日
H026
2014年0 7月0 4日
H027
2014年0 8月0 6日
H028
2014年0 8月20日
7000番台
車歴表(E233系7000番台)
編成 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
備考
101
新津所
2013年0 3月26日
川越
[ 152] [ 153]
102
2013年0 4月11日
103
2013年0 4月18日
104
2013年0 5月0 7日
105
2013年0 5月16日
106
2013年0 5月29日
107
2013年0 6月11日
108
2013年0 6月24日
109
2013年0 7月0 8日
110
2013年0 7月23日
111
2013年0 8月0 6日
112
2013年0 8月23日
113
2013年0 9月0 5日
114
2013年0 9月20日
115
2013年10月0 3日
116
2013年10月17日
117
2013年10月31日
7号車[ 注 51] は線路設備モニタリング装置搭載車両
118
2013年11月14日
119
2013年11月28日
120
2013年12月12日
121
2014年0 1月0 7日
122
総合横浜
2013年0 7月18日
123
2013年0 8月0 2日
124
2013年0 8月21日
125
2013年0 9月0 4日
126
2013年0 9月18日
127
2013年10月0 2日
128
2013年10月16日
129
2013年10月30日
130
2013年12月11日
131
2013年12月25日
6号車[ 注 52] は線路設備モニタリング装置搭載車両
132
2019年0 1月30日
新製時よりATACSおよび相鉄線乗入れ共に対応済
133
2019年0 2月0 7日
134
2019年0 3月20日
135
2019年0 4月19日
136
2019年0 5月0 5日
137
2019年0 5月31日
138
2019年0 6月21日
8000番台
車歴表(E233系8000番台)
編成 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
備考
N1
総合新津
2014年0 7月31日
中原
N2
2014年0 8月0 8日
N3
2014年0 8月22日
N4
2014年0 9月0 2日
N5
2014年0 9月12日
N6
2014年10月0 3日
N7
2014年10月16日
N8
2014年10月30日
N9
2014年11月14日
N10
2014年12月0 2日
N11
2014年12月24日
N12
2015年0 1月0 6日
N13
2015年0 1月21日
N14
2015年0 3月0 6日
N15
2015年0 3月16日
N16
2015年0 3月30日
N17
2015年0 4月13日
N18
2015年0 4月27日
N19
2015年0 5月14日
N20
2015年0 5月28日
N21
2015年0 6月11日
N22
2015年0 6月25日
N23
2015年0 7月0 9日
N24
2015年0 7月27日
N25
2015年0 8月11日
N26
2015年0 8月25日
N27
2015年0 9月0 7日
N28
2015年0 9月18日
N29
2015年10月0 2日
N30
2015年10月20日
N31
2015年11月0 4日
N32
2015年11月16日
N33
2015年11月26日
N34
2015年12月10日
N35
2015年12月17日
5号車[ 注 53] は線路設備モニタリング装置搭載車両
8500番台
車歴表(E233系8500番台)
編成 番号
製造
落成日
落成 配置
新製 出典
現行 配置
転属歴
備考
N36 (旧:青670)
東急
2008年0 3月28日
豊田
中原
[ 転 2]
改造歴
特記ない限りは2022年(令和4年)10月1日時点の情報を示すが、0番台の車号変更については、2023年(令和5年)1月末時点[ 155] の情報を基とした。
0番台
線路設備モニタリング装置搭載
車番
改造日
改造所
出典
サハE233-13
2014年10月23日
東京
サハE233-36
2018年0 7月11日
長野
4号車トイレ設置
編成 番号
改造日
改造所
出典
T1
2020年10月15日
大宮
T2
2021年0 1月14日
T3
2021年0 3月31日
東京
T4
2021年0 5月26日
大宮
T5
2021年0 8月10日
東京
T6
2021年0 6月29日
長野
T7
2021年0 8月20日
大宮
T8
2021年10月18日
東京
T9
2021年10月29日
大宮
T10
2021年0 9月0 6日
長野
T11
2021年12月28日
東京
T12
2022年0 1月0 7日
大宮
T13
2021年11月12日
長野
T14
2022年0 3月0 2日
東京
T15
2022年0 3月18日
大宮
T16
2022年0 5月18日
東京
T17
2022年0 1月24日
長野
T18
2022年0 5月24日
大宮
T19
2022年0 7月13日
東京
T20
2022年0 3月31日
長野
T21
2022年0 7月22日
大宮
T25
2022年0 8月0 2日
長野
T37
2019年0 5月11日
東京
T38
2020年0 7月15日
大宮
T39
2019年0 7月0 3日
東京
T41
2019年0 8月0 2日
長野
T42
2019年11月12日
H43
2019年11月0 7日
東京
H44
2020年0 3月0 5日
長野
H45
2020年0 2月0 7日
東京
H46
2020年0 4月30日
H47
2020年0 6月17日
長野
H48
2022年0 6月0 3日
H50
2020年0 9月0 3日
H52
2020年10月15日
東京
H54
2020年11月27日
長野
H55
2021年0 4月23日
H56
2021年0 3月0 2日
東京
H57
2021年0 2月0 4日
長野
H58
2021年0 6月0 4日
東京
車号変更
車番
旧車番
改造日
改造所
出典
モハE233-843
モハE233-243
2019年11月0 7日
東京
[ 157]
モハE233-844
モハE233-244
2020年0 3月0 5日
長野
モハE233-845
モハE233-245
2020年0 2月0 7日
東京
モハE233-846
モハE233-246
2020年0 4月30日
[ 159]
モハE233-847
モハE233-247
2020年0 6月17日
長野
モハE233-848
モハE233-248
2022年0 6月0 3日
[ 160]
モハE233-850
モハE233-250
2020年0 9月0 3日
[ 159]
モハE233-852
モハE233-252
2020年10月15日
東京
モハE233-853
モハE233-253
2023年0 1月0 4日
[ 155]
長野
モハE233-854
モハE233-254
2020年11月27日
[ 159]
モハE233-855
モハE233-255
2021年0 4月23日
[ 161]
モハE233-856
モハE233-256
2021年0 3月0 2日
東京
[ 159]
モハE233-857
モハE233-257
2021年0 2月0 4日
長野
モハE233-858
モハE233-258
2021年0 6月0 4日
東京
[ 161]
ワンマン運転対応改造
編成 番号
改造日
改造所
出典
P518 (旧:青460)
2022年0 9月30日
大宮
P521 (旧:青463)
2022年0 6月30日
東京
P523 (旧:青465)
2022年0 5月17日
P524 (旧:青466)
2022年0 8月12日
P525 (旧:青467)
2022年0 9月26日
1000番台
線路設備モニタリング装置搭載
車番
改造日
改造所
出典
サハE233-1209
2013年0 5月
東京
サハE233-1252
2015年11月
ホームドア対応改造
編成 番号
改造日
出典
101
2015年0 9月0 1日
102
2015年0 9月29日
103
2015年10月20日
104
2015年11月24日
105
2016年0 6月28日
106
2016年0 2月0 2日
107
2016年0 2月16日
108
2015年0 6月16日
109
2016年0 4月19日
110
2015年0 8月0 4日
111
2015年0 7月21日
112
2015年10月27日
113
2015年12月0 1日
114
2015年12月0 8日
115
2016年0 1月26日
116
2016年0 1月19日
117
2015年0 9月22日
118
2015年0 6月0 2日
119
2016年0 3月0 8日
120
2015年0 6月0 9日
121
2016年0 3月15日
122
2015年12月22日
123
2015年0 7月28日
124
2015年0 9月15日
125
2015年0 9月0 8日
126
2015年10月0 6日
127
2016年0 7月20日
128
2015年11月17日
129
2015年12月15日
130
2016年0 1月12日
131
2016年0 3月0 1日
132
2015年0 5月15日
133
2015年0 5月26日
134
2015年0 6月30日
135
2015年0 6月23日
136
2015年0 7月0 7日
137
2015年11月12日
138
2015年0 7月0 7日
139
2015年0 7月14日
140
2016年0 5月24日
141
2015年11月0 4日
142
2015年10月13日
143
2016年0 9月27日
144
2016年10月18日
145
2016年0 8月23日
146
2016年0 2月0 9日
147
2016年0 3月22日
148
2015年0 7月
149
2015年0 8月
150
2016年0 5月10日
151
2015年10月0 2日
152
2015年11月0 4日
153
2015年12月0 3日
154
2016年0 9月13日
155
2016年0 1月22日
156
2016年11月0 8日
157
2016年0 2月25日
158
2016年11月15日
159
2016年10月25日
160
2015年0 8月11日
161
2016年11月22日
162
2016年0 3月29日
163
2016年0 9月20日
164
2016年12月0 6日
165
2016年0 5月17日
166
2016年0 6月0 7日
167
2016年0 4月26日
168
2016年0 4月0 5日
169
2016年0 7月27日
170
2016年0 7月0 5日
171
2016年0 6月21日
172
2016年11月29日
173
2016年0 8月0 9日
174
2016年10月11日
175
2016年11月0 1日
176
2016年10月0 4日
178
2016年0 5月31日
179
2016年0 6月14日
180
2016年0 4月13日
181
2016年0 7月12日
182
2016年0 8月0 2日
183
2016年0 8月30日
前照灯LED化
編成 番号
改造日
出典
101
2015年0 9月0 8日
102
2016年0 2月23日
103
2015年0 9月14日
104
2016年0 2月13日
105
106
2018年0 1月0 4日
107
2018年0 2月0 5日
108
2017年12月22日
109
2018年0 1月11日
110
2017年12月0 5日
111
2018年0 1月12日
112
2018年0 1月0 5日
113
2018年0 1月31日
114
2017年12月13日
115
2018年0 3月0 2日
116
2018年0 3月0 1日
117
2018年0 1月0 4日
118
2017年12月18日
119
2018年0 2月13日
120
2018年0 1月10日
121
2017年12月0 5日
122
2017年12月0 6日
123
2017年12月14日
124
2018年0 1月31日
125
2017年12月11日
126
2018年0 2月0 6日
127
2018年0 3月23日
128
2018年0 3月13日
129
2017年12月0 8日
130
2018年0 3月14日
131
2016年0 8月12日
132
2016年11月15日
133
2016年0 7月29日
134
2016年11月0 8日
135
2016年11月0 4日
136
2016年10月25日
137
2016年11月0 5日
138
2016年10月27日
139
2016年11月29日
140
2016年11月22日
141
2016年12月0 2日
142
2015年0 8月10日
143
2016年10月31日
144
2016年11月14日
145
2016年10月26日
146
2016年11月0 2日
147
2016年0 7月25日
148
2015年0 7月27日
149
2016年11月25日
150
2016年0 7月27日
151
2016年0 8月12日
152
2016年0 8月0 2日
153
2016年10月24日
154
2016年10月19日
155
2016年11月11日
156
2016年11月22日
157
2016年10月31日
158
2016年11月26日
159
2016年11月17日
160
2016年0 8月0 2日
161
2016年11月0 5日
162
2016年10月31日
163
2016年0 8月0 4日
164
2016年11月15日
165
2016年12月12日
166
2016年11月0 8日
167
2016年10月25日
168
2016年12月0 1日
169
2016年11月28日
170
2018年0 2月0 6日
171
2018年0 1月12日
172
2017年12月12日
173
2018年0 2月0 8日
174
2018年0 3月0 1日
175
2018年0 1月13日
176
2018年0 2月0 1日
178
2018年0 1月12日
179
2018年0 3月23日
180
2018年0 2月0 1日
181
2018年0 1月13日
182
2018年0 3月0 9日
183
2018年0 2月0 6日
室内灯LED化
編成 番号
改造日
出典
101
2015年0 2月20日
102
2016年0 3月11日
103
2016年0 3月16日
104
2018年0 3月23日
105
2021年0 2月0 4日
106
2021年0 2月18日
107
2021年0 2月19日
108
2021年0 3月0 4日
109
2021年12月0 7日
110
2021年10月19日
111
2022年0 1月0 7日
112
2022年0 1月20日
113
2021年12月22日
114
2022年0 3月17日
115
2022年0 3月16日
116
2022年0 9月29日
117
2022年0 9月0 1日
2000番台
小田急線乗入れ対応工事
編成 番号
改造日
改造所
出典
1
2014年0 2月14日
東京
2
2014年10月0 6日
3
2014年0 8月14日
4
2014年11月18日
5
2015年0 2月14日
6
2015年0 4月0 2日
7
2013年11月0 6日
8
2015年0 4月0 2日
9
2013年12月19日
10
2015年0 7月0 7日
11
2013年0 8月12日
12
2013年0 9月24日
13
2015年0 7月14日
松戸
14
2015年0 8月0 4日
15
2015年0 8月25日
16
2015年0 9月11日
17
2015年12月18日
18
2015年11月20日
モニター2画面化
編成 番号
改造日
改造所
出典
1
2015年0 8月28日
松戸
2
2015年0 9月18日
3
2015年11月26日
4
2015年0 7月30日
5
2015年0 2月14日
東京
6
2015年0 4月0 2日
7
2015年0 9月0 4日
松戸
8
2015年0 5月21日
東京
9
2015年0 9月26日
松戸
10
2015年0 7月0 7日
東京
11
2015年12月0 3日
松戸
12
2015年0 8月20日
13
2015年0 8月0 7日
14
2015年0 8月0 4日
15
2015年0 8月25日
16
2015年0 9月11日
17
2015年12月18日
18
2015年11月20日
線路設備モニタリング装置搭載
車番
改造日
改造所
出典
サハE233-2018
2017年0 2月0 9日
長野
線路設備モニタリング装置搭載予備
車番
改造日
改造所
出典
サハE233-2007
2018年10月16日
東京
ワンマン運転対応改造
編成 番号
改造日
改造所
出典
1
2021年0 1月16日
長野
8
2021年0 6月0 3日
9
2022年0 5月25日
10
2022年0 7月11日
12
2022年0 8月29日
13
2021年0 9月28日
14
2021年12月0 6日
15
2022年0 2月10日
16
2022年0 4月0 6日
17
2021年0 7月17日
3000番台
線路設備モニタリング装置搭載
車番
改造日
出典
サハE233-3003
2017年0 2月27日
2022年0 7月27日 (装置取外し)
サハE233-3034
2018年0 2月13日
線路設備モニタリング装置搭載予備
車番
改造日
出典
サハE233-3005
2018年10月17日
2022年0 6月17日
線路設備モニタリング装置台座取付
車番
改造日
改造所
出典
サハE233-3033
2019年0 7月0 9日
大宮
5000番台
線路設備モニタリング装置搭載
車番
改造日
出典
サハE233-5020
2017年0 7月24日
線路設備モニタリング装置搭載予備
車番
改造日
出典
サハE233-5002
2020年0 3月13日
6000番台
ホームドア対応改造
編成 番号
改造日
出典
H001
2017年0 6月20日
H002
2017年0 8月0 8日
H003
2016年12月21日
H004
2016年10月13日
H005
2016年0 9月20日
H006
2017年10月0 3日
H007
2017年0 4月18日
H008
2017年0 2月14日
H009
2017年0 3月0 7日
H010
2017年0 3月13日
H011
2016年10月24日
H012
2017年0 8月22日
H013
2017年0 5月16日
H014
2017年0 8月29日
H015
2017年0 9月0 4日
H016
2017年0 5月0 2日
H017
2017年0 6月27日
H018
2017年12月0 5日
H019
2017年0 7月11日
H020
2017年10月31日
H021
2017年0 5月23日
H022
2017年0 4月11日
H023
2017年0 6月13日
H024
2017年0 1月11日
H025
2017年0 5月30日
H026
2016年11月24日
H027
2016年12月0 7日
H028
2017年0 2月0 1日
線路設備モニタリング装置搭載
車番
改造日
改造所
出典
サハE233-6212
2021年0 1月22日
サハE233-6215
2018年0 2月14日
郡山
7000番台
ATACS車両改造
編成 番号
改造日
出典
101
2015年0 5月15日
102
2015年0 6月12日
103
2015年0 6月26日
104
2015年0 7月10日
105
2015年0 7月25日
106
2015年0 8月0 7日
107
2015年0 8月28日
108
2015年0 9月11日
109
2015年0 9月26日
110
2015年10月0 9日
111
2015年10月23日
112
2015年11月0 6日
113
2015年11月20日
114
2015年12月0 4日
115
2015年12月18日
116
2016年0 1月0 8日
117
2016年0 1月22日
118
2016年0 2月0 5日
119
2016年0 2月19日
120
2016年0 3月0 4日
121
2016年0 3月18日
122
2016年0 4月0 8日
123
2016年0 4月22日
124
2016年0 5月13日
125
2016年0 5月27日
126
2016年0 6月10日
127
2016年0 7月0 1日
128
2016年0 7月15日
129
2016年0 7月28日
130
2016年0 8月12日
131
2016年0 9月0 2日
相鉄線乗入れ対応
編成 番号
改造日
出典
101
2019年0 3月0 7日
102
2019年11月0 1日
103
2019年0 4月0 5日
104
2018年12月21日
105
2019年0 7月0 4日
106
2019年10月24日
107
2018年12月0 6日
108
2019年0 6月13日
109
2019年11月11日
110
2019年0 6月24日
111
2019年10月0 8日
112
2019年0 7月30日
113
2019年0 9月30日
114
2019年0 9月20日
115
2019年0 8月27日
116
2019年0 5月27日
117
2019年0 7月22日
118
2019年0 7月12日
119
2019年0 5月15日
120
2019年0 2月0 5日
121
2019年0 3月15日
122
2019年11月26日
123
2019年0 1月25日
124
2019年11月19日
125
2019年10月16日
126
2019年0 8月0 9日
127
2019年0 9月12日
128
2019年0 6月0 4日
129
2019年0 9月0 4日
130
2019年0 4月18日
131
2019年0 3月26日
線路設備モニタリング装置搭載
車番
改造日
改造所
出典
サハE233-7031
2018年0 3月20日
サハE233-7217
2020年0 8月11日 (予備編成化)
東京
8000番台
線路設備モニタリング装置搭載
車番
改造日
改造所
出典
モハE232-8235
2017年0 8月0 9日
郡山
ホームドア対応改造
編成 番号
改造日
出典
N1
2020年0 9月0 7日
N2
1 - 5号車[ 注 54] :2020年0 9月14日
6号車[ 注 55] :2020年0 9月0 7日
N3
2020年0 9月24日
N4
2020年0 9月28日
N5
2020年10月0 5日
N6
2020年10月12日
N7
2020年0 1月18日
N8
2020年0 6月29日
N9
2020年12月21日
N10
2021年0 1月12日
N11
2021年0 2月0 1日
N12
2021年0 2月15日
N13
2021年0 2月22日
N14
2020年0 8月0 3日
N15
2020年0 7月25日
N16
2020年0 4月27日
N17
2020年0 5月19日
N18
2020年0 5月11日
N19
2020年0 5月25日
N20
2020年0 8月24日
N21
2020年0 6月0 1日
N22
2020年0 6月0 8日
N23
2020年0 7月13日
N24
2020年0 6月22日
N25
2020年0 6月15日
N26
2020年0 7月0 6日
N27
2020年0 8月31日
N28
2020年0 7月20日
N29
2020年0 3月0 5日
N30
2019年12月18日
N31
2020年0 1月13日
N32
2020年0 2月10日
N33
2020年0 2月16日
N34
2020年0 3月16日
N35
2021年0 3月0 1日
8500番台
車号変更
車番
旧車番
改造日
改造所
出典
クハE233-8570
クハE233-70
2017年0 2月10日
大宮
[ 150]
モハE233-8570
モハE233-70
モハE232-8570
モハE232-70
モハE233-8770
モハE233-270
モハE232-8770
モハE232-270
クハE232-8528
クハE232-528
ホームドア対応改造
編成 番号
改造日
出典
N36
2020年12月17日
室内灯LED化
編成 番号
改造日
出典
N36
2019年0 1月22日
脚注
注釈
^ ただしJR東日本会社要覧2012-2013 (PDF ) では通勤形電車 ・近郊形電車 と記載している。
^ E231系の総製造両数は2,736両だが、6扉車の廃止や山手線から中央・総武緩行線への転用改造で余剰車が廃車になっているほか、サハE231形の一部がE235系に編入されたことにより減少した。
^ 2000番台を除く
^ 2000番台のみ通常の前面強化構造で、前照灯は窓下配置のシールドビーム 式
^ 東京メトロ東西線 直通用のE231系 800番台 を除く
^ 中央線の201系 では、早朝・深夜の緩行線 を運行する列車に「各駅停車(行先)」と表示された。
^ 2000番台のみ通常の広さ・高床構造ではない
^ 一部車両を除く。
^ 3000番台を除く。同番台は2段式のLED文字スクロール表示式。
^ 東海道線用第3編成以降のみ。
^ 2.1・2.3・2.5 km/h/sから選択。
^ a b c d e f g h 現:総合車両製作所新津事業所
^ ただし2020年4月9日より当面の間、ドアの半自動扱いは中止されている[ JR東 4] 。
^ 一部例外あり
^ a b c d e f g 2012年4月より、同社の鉄道車両製造事業は総合車両製作所 横浜事業所が継承。
^ 0番台・5000番台でも同様。0番台は各駅停車でも全停車駅を表示する。
^ ただし、2000番台がベースとなった都営地下鉄新宿線10-300形3~6次車 の組成方法は0番台10両貫通編成(グリーン車組み込み準備改造前)や小田急 4000形(2代) 、相鉄 11000系 と同一になっている。
^ このことは交友社「鉄道ファン」サイトや鉄道ホビダスの個人投稿記事では「CBTC改造と思われる」と書かれているが、交通新聞社「JR電車編成表2017冬」によると、正しくは「ホームドア準備工事」である。
^ 2022年 (令和4年)3月11日 までは、宇都宮駅を越えて黒磯駅 まで乗り入れを行なっていた。
^ E231系近郊タイプの小山車両センター 所属のものと類似した編成形態である。
^ 事業継承元は東急車輛製造 (現社名・横浜金沢プロパティーズ)。
^ 交友社「鉄道ファン」2012年3月号新車ガイド「JR東日本E233系3000番台 増備車」記事では田町車両センター向け車両を基本として記載されているが、同記事の本文中には「東海道本線、東北本線、高崎線」の211系後継車種との記述がある(後者は現在の元高崎車両センター所属車両)。また、このタイプの3000番台車は元高崎車両センター向けを合わせた製造本数が記載されており、元田町車両センター向けの車両と共通の車両として扱われている。
^ a b c 事業継承元は東急車輛製造 (現社名・横浜金沢プロパティーズ)。
^ 普通車のトイレとの相違点は車椅子 非対応でドアが自動 ではないこと、天井 に三菱電機製の天井埋め込み形換気扇 があることである。この換気扇は洗面所と平屋部にも設置されている。
^ 交友社「鉄道ファン」2008年5月号「JR東日本E233系3000番台」の基本諸元表ではTIMSに関する記述欄に記載されていないが、交友社「鉄道ファン」2012年3月号「JR東日本E233系3000番台 増備車」の主要諸元表ではTIMSに関する記述欄に「E231系との併結読み替え機能」が追加されている。
^ 元田町車は運用開始から2012年 3月17日のダイヤ改正までの間、伊東線での運用が存在した。
^ 同日には出発セレモニーも予定されていたが、大雪 による影響で中止となった。
^ a b 旧・JR東日本新津車両製作所 。
^ 後に製造された8000番台では、表示内容が改良されている。
^ 定期設定されていないが、大崎駅以南の発着の場合は相鉄線内は「JR線直通」と表示し、JR線内は路線表示を行わない。
^ 埼京線内で表示されているものとは別仕様
^ ただし、操作機器等が撤去されており使用することは出来ない。
^ 千代田線からの唐木田行きは平日朝1本のみ取手駅発で各駅停車が残っているが、小田急車での運用であるため、通常入ることはない。その後、2019年3月16日のダイヤ改正で北綾瀬駅発に変更されたため、常磐緩行線からは廃止されたが、2020年3月14日のダイヤ改正で土休日の運転に変更されたのと同時に松戸駅発の急行に変更された。2021年3月13日のダイヤ改正では、我孫子駅発に変更。2022年3月12日のダイヤ改正(ダイヤ変更)をもって、千代田線から多摩線に直通する列車は全て廃止となった。
^ サハE233-36
^ 1号車:クハE233-45、2号車:モハE233-45、3号車:モハE232-45、4号車:モハE233-845(旧車番:モハE233-245)、5号車:モハE232-245、6号車:クハE232-503
^ 7号車:クハE233-503、8号車:モハE233-603、9号車:モハE232-603、10号車:クハE232-45
^ サハE233-1209
^ サハE233-1252
^ 10号車:クハE233-1077、9号車:サハE233-1277
^ 8号車:モハE233-1477、7号車:モハE232-1477、6号車:サハE233-1077、5号車:モハE233-1077、4号車:モハE232-1077、3号車:モハE233-1277、2号車:モハE232-1277、1号車:クハE232-1077
^ サハE233-2007
^ サハE233-2018
^ サハE233-3003
^ サハE233-3005
^ サハE233-3033
^ サハE233-3034
^ サハE233-5002
^ サハE233-5020
^ サハE233-6212
^ サハE233-6215
^ サハE233-7217
^ サハE233-7031
^ モハE232-8235
^ 1号車:クハE233-8002、2号車:モハE233-8002、3号車:モハE232-8002、4号車:モハE233-8202、5号車:モハE232-8202
^ クハE232-8002
転属
出典
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JR東日本
新聞記事
参考文献
交友社 『鉄道ファン 』
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編集部「別冊付録『JR旅客会社の車両配置表2007/JR車両のデータバンク2006-2007』」『鉄道ファン』第47巻第7号(通巻555号)、交友社、2007年7月1日、pp.34-47。
2007年12月号新車ガイド「JR東日本E233系1000番台」(東日本旅客鉄道(株)鉄道事業本部 運輸車両部 (車両開発) 車両システムグループ 和田 好庸 著)
2008年5月号新車ガイド「JR東日本E233系3000番台」(東日本旅客鉄道(株)鉄道事業本部 運輸車両部 (車両開発) 畑 弘敏 著)
編集部「別冊付録『JR旅客会社の車両配置表2008/JR車両のデータバンク2007-2008』」『鉄道ファン』第48巻第7号(通巻567号)、交友社、2008年7月1日、pp.34-49。
編集部「別冊付録『JR旅客会社の車両配置表2009/JR車両のデータバンク2008-2009』」『鉄道ファン』第49巻第7号(通巻579号)、交友社、2009年7月1日、pp.33-48。
2009年9月号新車ガイド「JR東日本E233系2000番台」(東日本旅客鉄道(株)鉄道事業本部 運輸車両部 車両技術センター 川畑 晶彦 著)
2010年7月号新車ガイド「JR東日本E233系5000番台」(東日本旅客鉄道(株)鉄道事業本部 運輸車両部 車両技術センター 坂巻 勇紀 著)
編集部「別冊付録『JR旅客会社の車両配置表2010/JR車両のデータバンク2009-2010』」『鉄道ファン』第50巻第7号(通巻591号)、交友社、2010年7月1日、pp.34-46。
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2012年3月号新車ガイド「JR東日本E233系3000番台 増備車」(東日本旅客鉄道(株)運輸車両部 在来線車両G 後藤ふづ喜 著)
編集部「特別付録『JR旅客会社の車両配置表2012/JR車両のデータバンク2011-2012』」『鉄道ファン』第52巻第7号(通巻615号)、交友社、2012年7月1日、pp.33-45。
編集部「特別付録『JR旅客会社の車両配置表2013/JR車両のデータバンク2012-2013』」『鉄道ファン』第53巻第7号(通巻627号)、交友社、2013年7月1日、pp.33-44。
2013年9月号新車ガイド「JR東日本E233系7000番台」(東日本旅客鉄道(株)運輸車両部 車両技術センター 後藤ふづ喜 著)
2014年5月号新車ガイド「JR東日本E233系6000番台」(東日本旅客鉄道(株)運輸車両部 在来線車両G 山田孝夫 著)
2014年12月号新車速報「JR東日本E233系8000番台」(取材協力:JR東日本)
編集部「別冊付録『JR旅客会社の車両配置表2017/JR車両のデータバンク2016-2017』」『鉄道ファン』第57巻第7号(通巻675号)、交友社、2017年7月1日、pp.33-40。
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編集部「別冊付録『JR旅客会社の車両配置表2019/JR車両のデータバンク2018-2019』」『鉄道ファン』第59巻第7号(通巻699号)、交友社、2019年7月1日、pp.33-40。
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編集部「JR東日本 車両のうごき(2023年10月分)」『鉄道ファン』第64巻第2号(通巻754号)、交友社、2024年2月1日、p.150。
鉄道図書刊行会 『鉄道ピクトリアル 』
2007年3月号New model「JR東日本E233系」
2008年2月号New model「JR東日本E233系1000番台」
2008年7月号New model「JR東日本E233系3000番台」
2009年10月号New model「JR東日本E233系2000番台」
2014年8月号 No.892 【特集】E231系・E233系電車
ネコ・パブリッシング 『レイルマガジン 』2012年2月号NEW COMER「JR東日本東海道線用E233系3000番代」(取材協力・資料提供:JR東日本)
ネコ・パブリッシング「レイルマガジン」2014年12月号「JR東日本南武線用E233系8000番代」(取材協力・資料提供:東日本旅客鉄道株式会社横浜支社)
レールアンドテック出版『鉄道車両と技術』No.146「E233系における車体構造・強度について」(畑 弘敏 著・東日本旅客鉄道株式会社 運輸車両部 車両技術センター 在来線車両グループ)
ジェー・アール・アール 編『JR電車編成表 2022夏』交通新聞社、2022年5月19日。ISBN 978-4-330-02822-4 。
ジェー・アール・アール 編『JR電車編成表 2023冬』交通新聞社、2022年11月21日。ISBN 978-4-330-06722-3 。
関連項目
外部リンク
電車
気動車
客車
貨車 蒸気機関車 電気機関車
ディーゼル機関車