埼玉県第13区(さいたまけんだい13く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
2022年(令和4年)公職選挙法改正以降の区域は以下のとおりである[1][2]。埼玉県内の小選挙区改定により、6区から北足立郡伊奈町、14区から久喜市の旧栗橋町および旧鷲宮町の区域と杉戸町が編入して、久喜市の小選挙区の分割は解消された。その一方、越谷市の一部を3区に復帰させ、春日部市の合併前の市域が新設の16区へ分区させて同市の小選挙区の分割が解消した事により、県東部地域の小選挙区の区割りは大きく変わる事となった。
2017年(平成29年)公職選挙法改正から2022年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[3][4]。2017年の区割り変更により、3区から越谷市の一部が13区に移行されている。
2013年(平成25年)公職選挙法改正から2017年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[5]。
2002年(平成14年)公職選挙法改正から2013年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[6]。2002年の区割り変更により、岩槻市(現・さいたま市岩槻区)が1区に移行されている。
1994年(平成6年)公職選挙法改正から2002年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[7]。
1996年以来、土屋品子が連続4選していた。1996年に土屋は無所属で出馬したが、次点に6万票以上の差をつけ圧勝。2000年の総選挙では、次点の3倍以上の得票を得て2選を決めた。自民党に移籍した2003年の総選挙では、民主党の武山百合子と500票余差の大接戦を競り勝った。2005年の選挙でも当選。2000年に武山(当時は自由党所属)と日森文尋(社民党)が、2003年には武山がそれぞれ比例復活当選している。
2005年の第44回総選挙で武山が敗北し、比例復活もかなわなかったため、2009年に行われた第45回衆議院議員総選挙では、春日部市選出の埼玉県議会議員だった森岡洋一郎が民主党の候補として出馬し、土屋王国の女王と松下政経塾出身の若手との対決が注目された。日本共産党は候補擁立を見送った。社民党は2000年、2003年の選挙で立候補した日森を候補と決定した。また武山が無所属で、幸福実現党からは鈴木が立候補し、5人での争いとなったが、森岡が当選、土屋は議席を失った。なお2009年9月29日、埼玉県警察本部は武山を公職選挙法違反(買収)の容疑で逮捕した。2012年の第46回衆議院議員総選挙では土屋が返り咲きを果たし、森岡は比例復活もできず落選した。2014年選挙では、みんなの党から民主党に鞍替えした山内康一が挑むも土屋が再選。
2016年、民主党は新人の三角創太を総支部長に選任するも、2017年10月の第48回衆議院議員総選挙直前の希望の党と民進党の合流劇により、希望の党は北角嘉幸を公認候補に選任。排除された三角は埼玉11区へと鞍替えさせられた。希望の失速により土屋が三選となった。2019年、三角が5区選出の枝野幸男率いる立憲民主党により再び総支部長に選任し、2021年の第49回衆議院議員総選挙では公認で出馬したが、比例復活もできずに落選。土屋が安定した選挙戦で四選となった。
2024年の第50回衆議院議員総選挙で土屋と三角は春日部市を中心に構成する新設区の埼玉16区に移動し、自民党は埼玉14区から三ッ林裕巳が移動するかたちで挑む事となった。だが、三ッ林が直近5年間で計2954万円の裏金のキックバックを受けた事が判明。自民党は三ッ林を党役職停止1年の処分とし、選挙戦で非公認にした一方で公明党は独自に三ッ林を推薦する事を決定した。その結果、無所属の公明党推薦で出馬となった三ッ林は比例復活ができないために落選。国民民主党の新人である橋本幹彦が初当選を果たし、3番手だったれいわ新選組の高井崇志幹事長が復活当選した。
時の内閣:第1次石破内閣 解散日:2024年10月9日 公示日:2024年10月15日当日有権者数:36万9371人 最終投票率:50.89%(前回比: 1.54%) (全国投票率:53.85%(2.08%))
時の内閣:第1次岸田内閣 解散日:2021年10月14日 公示日:2021年10月19日当日有権者数:40万359人 最終投票率:52.43%(前回比:1.21%) (全国投票率:55.93%(2.25%))
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日当日有権者数:40万2941人 最終投票率:51.22%(前回比:0.04%) (全国投票率:53.68%(1.02%))
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日当日有権者数:36万2426人 最終投票率:51.18%(前回比:5.66%) (全国投票率:52.66%(6.66%))
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日当日有権者数:36万2488人 最終投票率:56.84%(前回比:10.15%) (全国投票率:59.32%(9.96%))
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日当日有権者数:36万1814人 最終投票率:66.99%(前回比:1.76%) (全国投票率:69.28%(1.77%))
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日当日有権者数:36万1814人 最終投票率:65.23%(前回比:11.16%) (全国投票率:67.51%(7.65%))
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 最終投票率:54.07%(前回比:3.55%) (全国投票率:59.86%(2.63%))
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 最終投票率:57.62%(前回比:8.73%) (全国投票率:62.49%(2.84%))
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 最終投票率:48.89% (全国投票率:59.65%(8.11%))