福岡県第10区(ふくおかけんだい10く)は、日本の衆議院における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
1994年(平成6年)公職選挙法改正以降の区域は以下のとおりである[1][2]。
北九州市東部の概ね豊前国に属す地域で構成されており、選挙区は小倉駅や北九州市役所などがあり市の政治・経済の中心となっている。
中選挙区の旧福岡4区時代から自由民主党の自見庄三郎が安泰を続けてきたが、2005年の第44回衆議院議員総選挙を前に自見は郵政民営化法案に反対票を投じて自民党を離脱。自民党は比例九州ブロックで2度当選を続けた熊本の西川京子を10区公認候補として擁立。無所属で出馬した自見を下して小選挙区初当選を果たした。
2009年の第45回衆議院議員総選挙では前回、西川に敗れた国民新党の推薦を受けて出馬した民主党の元職・城井崇が西川に雪辱を果たし、4年ぶりに衆議院議員に返り咲いた。
2012年の第46回衆議院議員総選挙では、自民党が西川の後継として彼女と同じ比例九州ブロックにいて第44回まで福岡県第11区を地盤としていた山本幸三を擁立し、城井の復活当選を許さずに小選挙区初当選をして以来、連続3選を果たしているが、2017年の第48回衆議院議員総選挙では野党2人全員の比例復活当選を許すこととなった[3]。
さらに2021年1月に行われた北九州市議選で自民党は議席を減らし、当選挙区内でも4人の現職市議が落選するなど、苦戦を強いられた。同年10月の第49回衆議院議員総選挙では、立憲民主党に合流した城井が山本を破り、12年ぶりに小選挙区で当選を果たした。山本は党の比例区の「73歳定年制」により比例九州ブロックとの重複立候補が出来なかったため、議席を失った[4]。
2024年の第50回衆議院議員総選挙では、山本が不出馬となり、吉村悠が自民党公認となったものの同党からの出馬を模索していた大石仁人が無所属で立候補するなどした結果、城井が小選挙区で当選し、吉村は比例復活もならず落選した。
時の内閣:第1次石破内閣 解散日:2024年10月9日 公示日:2024年10月15日当日有権者数:39万8870人 最終投票率:47.83%(前回比:0.17%) (全国投票率:53.85%(2.08%))
時の内閣:第1次岸田内閣 解散日:2021年10月14日 公示日:2021年10月19日当日有権者数:40万8059人 最終投票率:48.00%(前回比:1.64%) (全国投票率:55.93%(2.25%))
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日当日有権者数:41万3429人 最終投票率:49.64%(前回比:2.94%) (全国投票率:53.68%(1.02%))
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日当日有権者数:40万9018人 最終投票率:46.70%(前回比:6.23%) (全国投票率:52.66%(6.66%))
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日 最終投票率:52.82% (全国投票率:59.32%(9.96%))
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日 (全国投票率:69.28%(1.77%))
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日 (全国投票率:67.51%(7.65%))
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 (全国投票率:59.86%(2.63%))
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 (全国投票率:62.49%(2.84%))
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(8.11%))