中村 佑介(なかむら ゆうすけ、1978年[1]1月26日[2] - )は、日本のイラストレーター・漫画家・音楽家。兵庫県宝塚市出身[1]、大阪府在住[3]。
大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業[1]。
父は建築家[3]、母は山下真知子(大手前大学教授・博士)[4]、1歳上の兄がいる[4]。幼少から絵を描いていた。テレビゲームが大好きで、大阪芸術大学ではゲーム会社への就職を目指し、CGを学ぶコースでパソコンやデザインの勉強をする[5]。また、元々レコードやCDジャケットが好きだったため、架空のアーティストのジャケットなども趣味で描いていた[5]。
2000年に大学卒業後、出身コースの助手を務める。2002年からイラストレーションの仕事を精力的に行う。当初、イラストは誰にも見せずに描き溜めていたが、個展に誘われて初めて公にし、その枚数に周囲が驚いたという。
2005年、28歳の時に自身がギターとボーカルをつとめるバンド「S▲ILS(セイルズ)」としての音楽活動を始める[6]。2011年6月28日付のブログにて、S▲ILSのメンバーである長谷川梓沙との入籍を発表した[7]。
作品では主にセーラー服を着た少女[8]と動物[3]をモチーフにしており、ノスタルジックでカラフルな作風で人気を得る[3]。
ロックバンドのASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文からのオファーで、CDジャケットをデビューアルバム『崩壊アンプリファー』から手掛ける。また、インターネットラジオ『洋梨放送室』を管理・製作している。
2008年、大阪堀江ART HOUSEで似顔絵展を開催。肖像画をテーマに1日30名、10日間で参加者300名の作品をその場で完成する、音楽ライブのような展覧会を開催する[9]。
2009年、初の画集『Blue』を発刊。9万部以上の売り上げを記録する等、イラストレーターの画集として異例の発行部数を誇っている[10]。全国47都道府県を巡る、小原画展、トークショー、サイン会を行う[11]。
2014年、フランスの『Japan Expo 2014』に参加、作品群の巨大パネルを展示する[12]。年末に2冊目の画集『NOW』を発刊、2015年にかけて、23県25会場に及ぶサイン会ツアーを実施する[13]。
2017年、15年間の活動のほぼ全てを集結させて展示した『中村佑介展 15 THE VERY BEST OF YUSUKE NAKAMURA』が大阪芸術大学スカイキャンパス(あべのハルカス24階)で開催された[14][15]。
2018年(3月29日~6月24日)東京都、弥生美術館にて「セーラー服と女学生~イラストと服飾資料で解き明かす、その秘密~」[16]原画20点を展示。
2018年(4月20日~5月21日)東京都、池袋パルコ 本館にて『中村佑介展 BEST of YUSUKE NAKAMURA』が開催された。(9月28日〜29日)アメリカ ボルチモアで『BALTIMORE JAPAN ART FESTIVAL』に招待、講演会やサイン会等を行う[17]。(11月16日~12月2日)名古屋市、名古屋パルコにて『中村佑介展』が開催された。
2019年(8月16日〜9月1日)福岡市、福岡パルコにて『中村佑介展』が開催された。
2020年(10月31日~12月13日)東京都、東京ドームシティGallery AaMoにて『中村佑介展 BEST of YUSUKE NAKAMURA』が開催された。入館者特典として“アマビエ”をモチーフした、描き下ろしイラストの「マスクケース」が配布された。
2021年(4月29日~5月29日)金沢市、金沢21世紀美術館にて『中村佑介展』が開催された。
2022年(3月26日~5月8日)山口県防府市、アスピラートで『中村佑介展』が開催された。後藤正文とのトークショーがイベントで開催された。
2022年(7月23日~ 9月25日)『中村佑介20周年展』が大阪芸術大学スカイキャンパス(あべのハルカス24階)で開催。後藤正文や森見登美彦とのトークショーのイベントが開催された。森見登美彦とは初対談。巡回展で(2022年11月9日~2023年1月9日)東京都、Gallery AaMoで開催。後藤正文や石黒正数とのトークショーのイベントが開催された。
2023年(4月22日~7月22日)石巻市、石ノ森萬画館にて『中村佑介20周年展』を開催された。心斎橋PARCOにて中村佑介カレンダー原画展『中村佑介 SPLIT!』(11月17日~1月8日)を開催。
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