平山 瑞穂(ひらやま みずほ、1968年9月6日 - )は日本の小説家。男性。
経歴
1968年東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。2004年、『ラス・マンチャス通信』で第16回日本ファンタジーノベル大賞受賞、同年暮、受賞作が新潮社より刊行されデビュー。会社勤務の傍ら執筆活動を続けていたが、2011年2月より専業作家として活動している。
エピソード
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- 小説家・随筆家の平山蘆江は曾祖父。
- 祖母は元タカラジェンヌで宝塚歌劇団卒業生でもある、宝塚歌劇団14期生の近江ひさ子。
- 父は日本文学研究者の平山城児、母は1962年に『白猫』で芥川龍之介賞候補にあがった加藤浩子。
- 雑誌「PRESIDENT(プレジデント)2008.1.14号」にて、「連日深夜3時まで執筆をして体を壊したことがあった。今は、必ず5時間は睡眠時間を確保するようにしている」と語っている。
- 1作ごとに作風を大胆に変える手法で知られるが、これについて本人は「手法として選んでいることではなく、結果としてそうなってしまった」「世間で言われるほどそれぞれの作品が違っているとは思っていない。底に流れるものは常に一貫しているし、どの作品にも、それまでに書いたあらゆる作品のエッセンスが顔を覗かせる瞬間が必ずあると思う」と発言している。
著作
小説
単行本未収録短編
- 「拾う神あり」(『小説すばる』2009年5月号)
- 「棺桶」(『野性時代』2010年11月号)
- 「獺祭の夜」(『S-Fマガジン』2020年6月号)
- 「鎧う男」(『S-Fマガジン』2021年10月号)
アンソロジー参加
評論
- 『愛ゆえの反ハルキスト宣言』皓星社 2017年9月
- 『エンタメ小説家の失敗学~「売れなければ終わり」の修羅の道~』 (光文社新書) 2023年1月
編著
- 『シリーズ紙礫7変態』皓星社 2017年3月
- 『シリーズ紙礫12 耽美』皓星社 2017年12月
関連項目
外部リンク