1950年の野球(1950ねんのやきゅう)では、1950年の野球界における動向をまとめる。
競技結果
日本プロ野球
ペナントレース
1950年のペナントレースは、セリーグが140試合(20試合×7)、パリーグが120試合(20試合×6)で行われた。セリーグに関しては、いわゆる消化試合は行われないものもあった。
日本シリーズ
1950年 日本ワールドシリーズ
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場 |
開始時刻 |
入場者数
|
11月22日(水) |
第1戦 |
毎日オリオンズ |
3 - 2 |
松竹ロビンス |
明治神宮野球場 |
13時16分 |
23,018人
|
11月23日(木) |
第2戦 |
松竹ロビンス |
1 - 5 |
毎日オリオンズ |
後楽園球場 |
13時1分 |
35,541人
|
11月24日(金) |
移動日
|
11月25日(土) |
第3戦 |
毎日オリオンズ |
6 - 7x |
松竹ロビンス |
甲子園球場 |
13時30分 |
19,399人
|
11月26日(日) |
第4戦 |
松竹ロビンス |
5 - 3 |
毎日オリオンズ |
阪急西宮球場 |
13時31分 |
35,518人
|
11月27日(月) |
第5戦 |
毎日オリオンズ |
3 - 2 |
松竹ロビンス |
中日球場 |
12時59分 |
12,630人
|
11月28日(火) |
第6戦 |
松竹ロビンス |
7 - 8x |
毎日オリオンズ |
大阪球場 |
13時29分 |
22,035人
|
優勝:毎日オリオンズ(初優勝)
|
この年に初めて日本シリーズが開催される。この年のみ「日本ワールドシリーズ」の名称で開催。
個人タイトル
ベストナイン
高校野球
大学野球
社会人野球
メジャーリーグ
できごと
1月
2月
3月
4月
- 4月10日 - 阪急ブレーブスが球団新記録の11連敗[18]。
- 4月10日 - 毎日の奥田元がNPB史上6人目、パ・リーグ史上初の1イニング3盗塁[20]。
- 4月11日 - 広島の坂田清春がNPB史上2人目、2リーグ制以降では初のランニング満塁本塁打を記録。
- 4月11日 - 中日対国鉄戦(仙台)で1回に原田督三、西沢道夫、野口明、国枝利通による1イニング4本塁打のNPB新記録。打たれた国鉄の成田啓二は1イニング4被本塁打の同新記録。
- 4月12日 - 広島の内藤幸三が対巨人戦でNPB史上5人目の通算2000投球回を達成[10]。
- 4月13日 - 西日本は対松竹戦(富山)で24対8で勝利し、セ・リーグ初の1試合20点以上試合となり、この年限りで消滅した西日本の球団史上最多得点試合となった。
- 4月15日 - 中日の清水秀雄が対松竹戦でNPB史上13人目の通算1500投球回を達成[10]。
- 4月23日 - 毎日は対南海戦でNPBタイ記録(5度目)の被12安打での完封勝利。パ・リーグでは初記録[24]。
- 4月23日 - 国鉄は対大洋戦(後楽園)の6回に打者17人、8安打5四球の12得点の1イニング最多セ・リーグ新記録[25]。試合は16対5で国鉄が勝利。
- 4月29日 - 巨人の川上哲治が対中日戦でNPB史上初の通算100本塁打を記録[10]。
- 4月30日 - 西鉄の川崎徳次が対阪急戦でNPB史上14人目の通算1500投球回を達成[10]。
5月
- 5月1日 - 毎日の呉昌征が対大映戦でNPB史上2人目の通算1000試合出場を達成[10]。
- 5月5日 - 県営宮城球場が開場、毎日対大映、毎日対南海戦が組まれたが、多数のファンが殺到したため死者3名、負傷者26名を出す[5]。
- 5月6日 - 広島の白石勝巳が対巨人戦でNPB史上3人目の通算1000試合出場を達成[10]。
- 5月11日 - 南海が初めてパ・リーグ首位に立つが、翌試合で敗れて2位転落。毎日が首位に返り咲く。この年毎日が首位でなかったのはこの日だけとなった[27]。
- 5月11日 - 松竹の江田貢一が対国鉄戦でNPB史上34人目の通算1000投球回を達成[10]。
- 5月25日 - 大阪タイガースの藤村富美男が対広島戦(阪神甲子園球場)でサイクル安打達成。NPB史上3度目でセ・リーグでは初。藤村は2度目で複数回達成は史上初。
- 5月25日 - 毎日の呉昌征が対西鉄戦でNPB史上初の通算300盗塁を達成[10]。
- 5月28日 - 広島の白石勝巳が対阪神戦(甲子園)で、セ・リーグ初の1イニング2本塁打を記録[3]。
- 5月31日 - 毎日は対東急戦で球団初の20点以上得点となる23対11で勝利し、1試合得点のパ・リーグ新記録。
- 5月31日 - 阪急は対大映戦(藤井寺)で2回植田武彦の三塁打のみの1安打で2対1で勝利。1安打勝利はNPB史上8度目、パ・リーグ史上初。
6月
7月
- 7月5日 - 後楽園球場のナイター設備が完成し、初試合の東急対南海戦と、毎日対大映戦が行われ、第2試合からがナイターとなりパ・リーグ初のナイター試合となった。試合は9対3で東急、4対3で毎日が勝利している、パ・リーグナイター試合第1号本塁打は毎日の戸倉勝城[5]。
- 7月6日 - 大映対南海戦(後楽園)で、初回表に南海の黒田一博、同裏に大映が伊賀上良平がそれぞれ先頭打者本塁打。両チーム初回先頭打者本塁打はNPB史上初。
- 7月11日 - セ・リーグ初のナイター試合となる西日本対広島戦と巨人対松竹戦が後楽園で行われる[34]。
- 7月18日 - 広島の白石勝巳が対中日戦でNPB史上3人目の通算1000安打を達成[10]。
- 7月20日 - 阪急の阿部八郎が対近鉄戦(日生)で9回2死まで無安打無得点(1四球)も伊藤利夫に安打を打たれ、パ・リーグ史上初の「9回2死でノーヒットノーランを逃した」[13]。
8月
9月
10月
11月
誕生
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
死去
脚注
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