1983年の野球(1983ねんのやきゅう)では、1983年の野球界における動向をまとめる。
競技結果
日本プロ野球
ペナントレース
- パ・リーグはこの年から変則プレーオフ付1シーズン制(基本年26回総当たりホーム・アンド・アウェー)を採用し、1位と2位のゲーム差が5ゲーム以内である場合に限り、最大5試合の決勝戦(勝率はレギュラーシーズンとの合算であるため必ずしも5戦3勝制ではない)を行う方式を採用した。
日本シリーズ
1983年 日本シリーズ
日付 |
試合 |
ビジター球団(先攻) |
スコア |
ホーム球団(後攻) |
開催球場
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10月29日(土) |
第1戦 |
読売ジャイアンツ |
3 - 6 |
西武ライオンズ |
西武ライオンズ球場
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10月30日(日) |
第2戦 |
読売ジャイアンツ |
4 - 0 |
西武ライオンズ
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10月31日(月) |
移動日
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11月1日(火) |
第3戦 |
西武ライオンズ |
4 - 5x |
読売ジャイアンツ |
後楽園球場
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11月2日(水) |
第4戦 |
西武ライオンズ |
7 - 4 |
読売ジャイアンツ
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11月3日(木) |
第5戦 |
西武ライオンズ |
2 - 5x |
読売ジャイアンツ
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11月4日(金) |
移動日
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11月5日(土) |
第6戦 |
読売ジャイアンツ |
3 - 4x |
西武ライオンズ |
西武ライオンズ球場
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11月6日(日) |
第7戦 |
雨天中止
|
11月7日(月) |
読売ジャイアンツ |
2 - 3 |
西武ライオンズ
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優勝:西武ライオンズ(2年連続5回目)
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個人タイトル
ベストナイン
オールスターゲーム
高校野球
大学野球
社会人野球
メジャーリーグ
できごと
1月
2月
3月
4月
5月
6月
- 6月3日
- 阪急ブレーブスの福本豊が西武球場での対西武10回戦の1回表に二盗、三盗を決め、ルー・ブロックの持つメジャーリーグ通算最多盗塁数938を更新する通算939盗塁[22]。
- ヤクルトの大杉勝男が神宮球場での対大洋9回戦の4回裏に安打を放ち、プロ野球史上初のセ・パ両リーグで1000安打を記録[23]。
- 6月11日 - 巨人の淡口憲治が神宮球場での対ヤクルト8回戦に5番・左翼で先発出場し、プロ通算1000試合出場を達成[24]。
- 6月15日 - 西武の高橋直樹が西武球場での対近鉄10回戦で3勝目を挙げ、プロ通算150勝を達成[25]。
- 6月18日 - 巨人の加藤初が後楽園球場での対大洋12回戦で4勝目を挙げ、プロ通算100勝を達成[26]。
- 6月22日 - 南海の門田博光が西宮球場での対阪急10回戦7回表に15号2点本塁打を放ち、プロ通算300本塁打を達成[27]。
- 6月25日
- 阪急の福本豊が島根県立浜山公園野球場での対西武13回戦の八回裏に二塁打を打ち、プロ通算3000塁打を達成[28]。
- 近鉄の吹石徳一はナゴヤ球場での対ロッテ10回戦の6回裏に1号満塁本塁打を放ち、これがプロ野球史上950本目の満塁本塁打となる[29]。
7月
- 7月1日 - 大洋は前阪神の若菜嘉晴の入団を発表[30]。
- 7月2日 - 西武の田淵幸一が西武球場での対近鉄12回戦の四回裏28号2点本塁打を打ち、プロ通算3000塁打を達成[31]。
- 7月8日 - 近鉄の鈴木啓示が平和台球場での対南海16回戦の一回表に南海の門田博光に19号2点本塁打を喫し、プロ通算500被本塁打となる[32]。
- 7月12日
- 南海の門田博光が川崎球場での対ロッテ14回戦に出場し、プロ通算1500試合出場を達成。史上75人目[33]。
- 日生球場での近鉄対西武13回戦で西武の石毛宏典が1試合最多得点5のパ・リーグタイ記録[34]。また、西武の立花義家が1試合最多打数7のパ・リーグタイ記録[35]。
- 7月13日
- 近鉄の柳田豊が日生球場での対西武14回戦の1回表に田淵幸一から三振を奪い、プロ通算1000奪三振を達成。史上66人目[36]。
- 阪神の山本和行が甲子園球場での対巨人16回戦の9回表に淡口憲治から三振を奪い、プロ通算1000奪三振を達成。史上67人目[37]。
- 7月17日 - 大洋の長崎啓二が横浜スタジアムでの対巨人15回戦の一回裏に安打を打ち、プロ通算1000安打を達成[38]。
- 7月24日 - ヤンキース対ロイヤルズ戦でジョージ・ブレットの本塁打を巡ってパインタール事件が発生[39]。
8月
- 8月4日
- 中日の谷沢健一がナゴヤ球場での対大洋17回戦の6回裏に広瀬新太郎から二塁打を放ち、プロ通算300二塁打を達成。史上23人目[40]。
- ヤクルトの大杉勝男が広島市民球場での対広島17回戦の3回表に津田恒美から2点本塁打を放ち、プロ通算4000塁打を達成。史上7人目[41]。
- 8月5日 - 大洋の田代富雄が横浜スタジアムでの対阪神15回戦の3回裏に18号本塁打を放ち、プロ通算200本塁打を達成。史上41人目[42]。
- 8月8日 - ヤクルトの大杉勝男が神宮球場での対巨人15回戦に先発出場し、プロ野球史上初のセ・パ両リーグで1000試合出場を達成[43]。
- 8月9日
- 広島市民球場での広島対阪神14回戦で広島の衣笠祥雄が5回裏に安打を打ち、プロ通算2000安打を達成[44]。また、阪神の山本和行がこの試合に2番手で登板し、プロ通算500試合登板を達成。史上51人目[45]。
- 近鉄の平野光泰が日生球場での対ロッテ16回戦に出場し、プロ通算1000試合出場を達成。史上236人目[46]。
- 8月11日
- 中日の三沢淳がナゴヤ球場での対ヤクルト16回戦で先発して勝利投手となり、プロ通算100勝を達成[47]。
- 大洋のレオン・リーが後楽園球場での対巨人19回戦の1回表に20号2点本塁打を放ち、プロ野球通算150本塁打を達成。史上70人目で、外国人選手としては11人目[48]。
- 8月17日 - 近鉄の柳田豊が日生球場での対日本ハム17回戦でそれぞれ、柏原純一、トニー・ソレイタ、大宮龍男、トミー・クルーズ、古屋英夫に本塁打を打たれ、1試合5被本塁打のパ・リーグタイ記録。リーグ史上7人目[49]。
- 8月19日 - 近鉄の栗橋茂が川崎球場での対ロッテ19回戦の四回表に16号2点本塁打を打ち、プロ通算150本塁打を達成[50]。
- 8月20日 - ロッテの仁科時成が川崎球場での対近鉄20回戦に先発し、九回二死まで無安打無得点に抑えるが、仲根政裕に安打を打たれる。試合は1-0でロッテが勝ち、仁科が完封勝利[51]。
- 8月21日
- 8月24日 - ロッテの井上洋一が後楽園球場での対日本ハム19回戦に先発出場し、プロ通算1000試合出場を達成。史上237人目[54]。
- 8月30日
- 日本ハムの江夏豊が西武球場での対西武18回戦の七回裏二死から救援登板し、プロ通算800試合登板を達成[55]。
- 甲子園球場での阪神対広島17回戦で広島の山本浩二が試合前に打撃練習で背筋を痛めて欠場し、1976年10月22日の対大洋戦(川崎球場)から続いた連続試合出場記録が872試合で途切れた[56][57]。また、広島の古沢憲司がこの試合に5番手で登板し、プロ通算500試合登板を達成。史上52人目[58]。
- 8月31日 - 西宮球場での阪急対ロッテ20回戦でロッテの落合博満が9回表に18号3点本塁打を打ち、プロ通算100本塁打を達成。史上127人目[59]。阪急の松永浩美が9回裏にプロ野球史上13本目の14号逆転サヨナラ満塁本塁打を打つ[60]。
9月
- 9月2日 - 阪急の福本豊が西宮球場での対ロッテ21回戦の4回裏に安打を放ち、プロ通算2000安打を達成。史上17人目[61]。
- 9月4日 - ヤクルトのボビー・マルカーノが札幌での対阪神20回戦の四回裏に20号3点本塁打を打ち、プロ野球通算200本塁打を達成。外国人選手としては4人目[62]。
- 9月7日 - 広島の高橋慶彦が広島市民球場での対大洋17回戦の5回裏に19号本塁打を打ち、これが球団通算3500本塁打となる[63]。
- 9月11日 - 南海の定岡智秋が秋田市営球場での対ロッテ22回戦に出場し、プロ通算1000試合出場を達成[64]。
- 9月15日 - 広島の衣笠祥雄が神宮球場での対ヤクルト23回戦の四回表に23号本塁打を放ち、プロ通算400本塁打を達成。史上9人目[65]。
- 9月17日
- ロッテのレロン・リーが西武球場での対西武23回戦の七回表に中前安打を打ち、プロ野球通算1000安打を達成[66]。
- 甲子園球場での阪神対広島20回戦で広島の高橋慶彦が1回表に二塁盗塁死となり、セ・リーグ新記録のシーズン26盗塁死[67]。阪神の佐野仙好が3番・左翼で出場し、プロ通算1000試合出場を達成[68]。
- 9月18日 - 西武の山崎裕之が西武球場での対ロッテ24回戦の三回裏に三塁打を打ち、プロ通算2000安打を達成[69]。
- 9月20日 - 第38回全国軟式野球大会の決勝戦が茨城県堀原運動公園野球場で8時から行われ、延長45回表に1点を挙げたライト工業が田中病院を下して優勝[70]。
- 9月21日 - 日本ハムの木田勇が後楽園球場での対西武21回戦に先発し9回10失点の完投負け、球数は209球[71]。
- 9月23日
- 巨人の松本匡史が後楽園球場での対大洋23回戦の八回裏に二塁盗塁を決め、セ・リーグタイ記録のシーズン74盗塁[72]。
- 日本ハムの江夏豊が川崎球場での対ロッテ21回戦で9回裏から登板し、プロ野球新記録となるシーズン31セーブ目を挙げる[73]。
10月
11月
12月
誕生
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
死去
その他
脚注
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野球の歴史 |
1870年代 | |
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1880年代 | |
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1890年代 | |
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1900年代 | |
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1910年代 | |
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1920年代 | |
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1930年代 | |
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1940年代 | |
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1950年代 | |
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1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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