『直撃!シンソウ坂上』(ちょくげき!シンソウさかがみ)は、フジテレビ系列で2018年4月19日から2020年9月17日まで毎週木曜日 21:00 - 21:54(JST)にレギュラー放送されていた情報バラエティ番組であり、坂上忍の冠番組である。全91回。
概要
2018年3月22日まで前身番組『とんねるずのみなさんのおかげです』・『ラスタとんねるず'94』・『とんねるずの本汁でしょう!!』を含めて通算29年放送されていた『とんねるずのみなさんのおかげでした』の後番組として放送開始[2][3]。
坂上がフジテレビ系列のゴールデンタイム・プライムタイム帯のレギュラー番組でMCを務めるのは、当番組が初めてとなる[4]。
当番組は、坂上が世間を騒がせた人物や事件を直撃するといった、「ジャーナリズムバラエティ番組」である[5][6]。昭和・平成の事件史の再現ドラマコーナー(番組初期のみ取り扱った)も含め、2017年12月29日放送の単発番組『バイキング・ザ・ゴールデン 坂上忍が2017年ニュースの主役を直撃!〜あの騒動の真相&裏側 初告白SP〜』[7]のパイロット版が放送した内容で、2018年4月からレギュラー放送となり、『バイキング』のスタッフ陣による制作[8][9]。
初回(19:57開始の2時間SP)[10][11]をはじめ、生放送となる回もある。そして、タイムリーな話題を優先して放送内容を緊急変更する場合もある(#注釈を参照)。
2019年3月14日(この回のスタジオ出演者はMC坂上のみ最後に短時間で、実質次の4月4日から[12])、スタジオセットがリニューアル。番組のテーマカラーは、初代セット[13][14]の警戒色(番組ロゴ同様の配色)というコンセプト[15][16]からは離れた。
同年5月2日放送のGACKT密着取材は好評を博して、続編も数回放送された[17][18][注 4]。
2020年3月以降、新型コロナウイルスに関する緊急生放送を数度実施。4月9日の回では「きょうだい番組」[19]である『バイキング』[20]に追随して、感染予防策としてスタジオの出演者間にアクリル板の仕切りを置き始めた(その後のスタジオ収録でも引き続き導入[21][22])。
2020年9月17日を以てレギュラー放送終了[23][24]。尚、番組終了の挨拶などは無かった。10月8日からの同時間帯は、千鳥がMCを務める『千鳥のクセがスゴいネタGP』をレギュラー化し、放送開始[25]。
2021年3月25日にはレギュラー放送終了後初となる復活特番が21:00 - 22:24(JST)に放送された。
出演者
放送リスト
- ゲスト欄の(L)は、ロケ出演を表す。
- 直撃ゲスト欄の(S)は、スタジオ出演を表す(太字はタイトルにある人物)。
- 備考欄のNは、著名人が単発で担当するナレーションのことを表す。
2018年(平成30年)
2019年(平成31年→令和元年)
2020年(令和2年)
単発特番(レギュラー放送終了後)
2021年(令和3年)
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回 |
放送日 |
タイトル(内容) |
ゲスト |
直撃ゲスト |
備考
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2021年3月25日 |
サンド小峠イチオシ芸人 |
富澤たけし(サンドウィッチマン)、小峠英二(バイきんぐ)、生見愛瑠 |
吉住、ヒコロヒー 他 |
21:00 - 22:24[240][241]
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市川海老蔵親子3人バラエティ初共演! |
小峠英二(バイきんぐ)、鷲見玲奈、王林(りんご娘) |
市川海老蔵、市川ぼたん、堀越勸玄
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ネット局と放送時間
- このほか、青森放送(RAB・日本テレビ系列)では不定期に放送されていた。
スタッフ
- 制作統括:石塚大志(フジテレビ、2018年12月13日まではゼネラルプロデューサー[242])[243][注 21]
- ナレーター[注 22]:服部伴蔵門、小野寺一歩、土屋佑壱、湯浅真由美、よのひかり[注 23]、新井麻希[注 24]、目黒泉[注 25]
- 構成:石原健次、大平尚志、デーブ八坂、あだち昌也、今井健太、澤井直人(毎週)、しゃーくおかだ、志賀一也、久住祐摩、西澤公太郎、古賀文恵、渡辺健久(週替り)
- 美術プロデュース:平井秀樹(フジテレビ)[15]
- デザイン:鈴木賢太(フジテレビ)、杉山宏樹(フジテレビ)[15]
- アートコーディネーター:村瀬大[15](第1回は美術進行)
- 大道具:杉本孝宏
- 装飾:門間誠
- アクリル装飾:谷口航平[15]
- 特殊装置:桑島亮太
- アートフレーム:石井智之[15]
- メイク:山田かつら
- マルチ:佐々木亮
- 校正:タイトルアート
- TP:長田崇(フジテレビ)
- TD:高瀬義美
- SW:小林光行
- CAM:池田幸弘
- VE:武田和浩
- AUD:小清水健治
- 照明:本沢啓史
- TK:髙木美紀(毎週)、松下絵里(不定期)
- 音響効果:高田智彰
- CGプロデュース:小林美穂
- CGデザイン:鈴木鉄平
- CG製作:デジデリック(以前は送出兼務)
- EED:川奈部野和
- MA:上松紗弓
- 監修(第2回-):ヴァスコ・ダ・ガマ
- リサーチ:スコープ、梶谷翔平(梶谷→2019年6月20日-)
- デスク:吉永由佳[注 21]
- 協力:フジアール、ニユーテレス、fmt、スタジオヴェルト、BABY SOUND LUCK他
- 監修(第2回-):森山俊輔(フジテレビ、第2回-)、佐治康一(フジテレビ、第3回-)
- 広報:瀬田裕幸(フジテレビ)[28]
- AD:村山盟(以前は毎週)、深田翔平、湯澤雛乃、立川拓(祐)磨、井筒健太、高見奈桜、井上佳奈子(井上→[注 26])、李衍珍、中井太一、北島由依、石鉢智也、長井愛美、御供聡史、小島未帆、石川眞衣、長島明裕、土肥汀、雨宮貴文(史)、山本亜海、森洋雄、波立奈々、日下部優樹、渡辺啓輝、内田享祐、白鳥雄大(週替り)
- キャスティングP:佐久間茂(フジテレビ)[28]
- AP:田村友宏、ジョンヒョンヨン、岡田玲子、渡邊恵美、近藤未来(近藤→2019年4月18日 -、以前は毎週AD)、八木田夏実(2019年4月25日 - )、石平萌(2019年5月30日 - )、田澤春菜(2019年7月11日 - )(週替り)、吉川麻紀子(毎週、以前は週替りAP)
- ディレクター:細矢周作(SWITCH)、藤巻圭吾(クリーク・アンド・リバー社)、則武和真、兼丸洋介(兼丸→エスエスシステム)、町田亘、池山喜勇(池山→クリーク・アンド・リバー社)、蔡理皓、深代琢也、卯目速人(卯目→SWITCH)、小林一丈、宮森敬太(小林・宮森→[注 26]、宮森→ドキュメンタリー時はAD)、池田おさむ[246]、隅川恵美(TV BOX)、林佳祐(IVSテレビ制作)、前田信忠、丹羽秀樹、竹井卓、青山敏雄(青山→デフコンファイブ)、佐藤智之、伊藤和(週替り)
- プロデューサー:挾間英行、五十嵐剛(共にフジテレビ、五十嵐→[注 21][243])、川島典子(FOOLEN LARGE)、宮崎孝幸(ステイ)、勝又郁乃(D:COMPLEX)(毎週)、原田廣一(SWITCH)、石川陽、須藤景子(共にNEXTEP、[注 26])、永井清、村上浩美(共にライス)、江口慧(THE WORKS)、駒崎茂之(ロングテイル)、斎藤真一(バンエイト)、中垣佐知子(ロングテイル)、宇和川隆(クリーク・アンド・リバー社)、開発勇輔(EPOCL)、近藤照代(IVSテレビ制作)、中村倫久(HiHO-TV)、星利也、今野恒(共にTV BOX)、菅大輔(SCRATCH)・山本布美江(フジテレビ)[注 21](週替り)
- 演出:安井章浩(デフコンファイブ)、多田隆人(IVSテレビ制作)[247][248]、扇山篤司(BACK-UP)、山﨑貴博(フジテレビ、第1回はドキュメンタリー演出[243])、伊藤嘉彦(アズバーズ、以前はFDの回あり)(毎週、以前は週替り)、及川博則(ライス、以前はディレクター)、吉行俊介(NEXTEP、以前は取材ディレクター)、大城浩一郎(SCRATCH)、武富博志(Jアソシエイツ、以前はディレクター)、井上光紀(TV BOX)、閑和明(えすと)、須原淳一郎(IVSテレビ制作、以前はFD►ディレクター)(週替り)
- 総合演出:島本亮(フジテレビ)[243]
- チーフプロデューサー:大川友也(フジテレビ、[注 2][注 21][243])
- 制作協力:SWITCH、IVSテレビ制作、クリーク・アンド・リバー社、NEXTEP、ぷろぺら(毎週)、rice、SPIN GLASS、SCRATCH、HiHO-TV、TV BOX、NX(不定期)
- 制作:フジテレビ編成制作局制作センター第二制作室
- 制作著作:フジテレビ
過去のスタッフ
脚注
注釈
- ^ a b c d e f g h 榎並大二郎(フジテレビアナウンサー)は、番組初期のみに出演。新型コロナウイルスを扱う2020年3月5日以降の生放送回では、同局の伊藤利尋アナが進行を務めた。
- ^ a b 2018.12.13まではプロデューサー。
- ^ ただし、放送内容の緊急変更時など、場合によってはリアルタイム字幕放送で実施することもある。
- ^ a b c d e f GACKT出演。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 一部地域は21:48で飛び降り。
- ^ 野際パートのVTRの語り[39][40][41]。
- ^ 天皇・皇后パートのVTRの語り[70]。
- ^ 2018年11月15日の第2弾。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 番組冒頭、2019/2/21「世界が驚いた決定的瞬間 衝撃のシンソウ8連発!」。2/28「衝撃映像の裏にシンソウあり 世界が驚いた! 決定的瞬間8連発!」、3/7「7連発!」、3/14「6連発!」、4/4「10連発」、4/25・7/18「6連発」、5/9・6/27・8/1・12/5「4連発」、6/13・20・2020/4/16「7連発」、8/8・2020/4/30・6/4「5連発」、9/19「9連発」、10/10「11連発」、10/17「3連発」。
- ^ 過去放送回の、#1薬丸裕英と#19つんく♂のハワイロケVTRも含む。
- ^ a b ROLAND出演。
- ^ 冒頭コーナー「決定的瞬間6連発」(坂上と共に左上ワイプ)。
- ^ a b c d e f 「あの衝撃ニュース! その後のシンソウ!」(2019.11.21は番組冒頭、2020.5.21・7.2・8.13は番組終盤)。
- ^ なお、翌昼の『バイキング』にて、未放送に終わった続きのスタジオ議論の一部VTRを流した[171][172]。
- ^ なお、翌昼の『バイキング』にて、未放送に終わった続きのスタジオ議論の一部VTRを流した[180]。
- ^ a b 新庄剛志出演。
- ^ a b 番組冒頭、「知られざる凄いシンソウ この人 誰?」として経歴を掘り起こすクイズ形式のミニコーナー。#77は、3人のゲストを順番に紹介。#84は、「知られざるスゴいシンソウ この人だれ?」として、吉川ひなのがハワイの自宅からリモート出演。
- ^ 番組冒頭、「笑いあり! 涙あり! 超気持ちいいスポーツ大逆転映像3連発」。
- ^ #41・#47・#61の直撃ゲストのうち計3名の、近況報告。
- ^ フジテレビ系フルネット局の存在しない青森県・山梨県・山口県・徳島県・大分県・宮崎県を除く。
- ^ a b c d e 2019年1月10日 -。
- ^ ドラマパートなど、芸能人が単発で担当することもある。
- ^ 2020年3月5日・19日放送回。服部と共に。
- ^ 2020年3月19日放送回。服部・よのと共に[244]。
- ^ 2020年4月23日・5月7日・5月14日、服部と共に。過去、ボイスオーバーで参加[245]。
- ^ a b c ドキュメンタリースタッフ担当の回あり。
- ^ 番組放送中に北海道で震度6弱の地震が発生した事に伴い、21:28 - 21:33に番組を一時中断した上で関連ニュースを放送したため、急遽21:00 - 21:28・21:33 - 21:59に2部構成で放送。再開後の数分間は字幕放送を停止[89]。
- ^ 19:00からのスポーツ中継『2019世界柔道選手権 男子90kg級 女子70kg級』の当日延長にともなって繰り下げ、21:10 - 22:04と変更された。直前の21:04からは『まもなく直撃!シンソウ坂上』も放送された[131]。
- ^ 19:00からのスポーツ中継『FIVBワールドカップバレーボール2019 女子 日本×中国』は放送時間内に試合終了したため、繰り下げなし。『まもなく直撃!シンソウ坂上』では「衝撃映像の裏にシンソウあり 世界が驚いた! 決定的瞬間9連発」の前半を放送し、本番組に続けた。
- ^ 19:00からのスポーツ中継『FIVBワールドカップバレーボール2019 男子 日本×ロシア』の当日延長にともなって繰り下げ、21:50 - 23:38と変更された。直前の21:44からの『まもなく直撃!シンソウ坂上』では「衝撃映像の裏にシンソウあり 世界が驚いた! 決定的瞬間11連発」の前半を放送し、本番組に続けた[136]。
- ^ 新型コロナウイルス緊急事態宣言発令の全国拡大発表を受け、20:34 - 20:39に番組を一時中断した上で関連ニュースを放送したため、急遽19:57 - 20:34・20:39 - 21:59に2部構成で放送[185][186][187]。#33(2019年2月21日)と同様の事例となった。
- ^ 当初は『つなぎ融資の女王』を予定。5月16日に亡くなった西城秀樹を急遽特集した。
- ^ 当初は5月24日放送予定だったが同日に振り替え。
- ^ 当初は松山ホステス殺害事件を予定[37][38]。
- ^ 当初は7月12日に放送予定だったが同日に振り替え。
- ^ 当初は「昭和の歌姫・美空ひばり逝去30年目の真相!妹&息子が激白」を予定。
- ^ 当初は9月6日に放送予定だったが同日に振り替え。
- ^ a b 前週時点の公式サイトでは、「GACKT独占密着企画第二弾!」と「女性芸能人を襲った難病奇病&予防法SP」(その後、6月13日に放送)の2本立てを予定。
- ^ #59の次回予告時点では、「令和元年 話題になったアノ人を直撃SP」の一つ(もう一方は予定通り前澤友作)として、ラグビー日本代表(福岡堅樹、稲垣啓太、堀江翔太)を予定。
- ^ 当初は2019年12月5日に放送予定だったが同日に振り替え。
- ^ 2020年世界フィギュアスケート選手権(3月16日 - 3月22日)が新型肺炎(COVID-19)の流行で大会中止になり、放送がなくなった穴埋めの、フジテレビの4夜連続特別番組「春くるプロジェクト」第1弾として急遽放送された[175]。スケート界から紀平梨花と荒川静香が生出演。
- ^ 入院中の石田純一の当日インタビューも予定していたが[191]、体調面を考慮して急遽中止[192][193][194]。
- ^ 当初の公式サイトの告知では、橋下徹他となっていた(翌週にリモート出演した)[201]。
- ^ 番組中盤には、5月14日に放送予定だった、ひとり親世帯に関するVTRを流した。なお、#75の次回予告時点では、緊急生放送と告知していたが全編収録放送となった。
出典
関連番組
- バイキング - 同局で坂上がメインMCを務める、平日昼に放送されていたワイドショー番組。また、2017年12月29日に放送された特別番組『バイキング・ザ・ゴールデン』が本番組のベースとなっている。
- 実録!金の事件簿 - 坂上がMCを務めるドキュメンタリーバラエティ番組。不定期放送であり、第2回以降『金曜プレミアム』枠で放送。
- 坂上どうぶつ王国 - 坂上がMCを務める教養バラエティ番組。
外部リンク
フジテレビ系列 木曜日21:00 - 21:54枠 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
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直撃!シンソウ坂上 (2018年4月19日 - 2020年9月17日)
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