平井 文夫(ひらい ふみお、1959年8月9日 - )は、日本のジャーナリスト、政治評論家、フジテレビ客員解説委員。主に国内政治及び外交などを専門としている。
長崎県長崎市生まれ、山口県防府市出身[1]。父親は医師で、田中角栄や昭和天皇の病状報道についてアドバイスを得ていたという[2]。山口県立防府高等学校卒業。[3]1982年、立命館大学経済学部卒業。大学時代には探検部に所属するとともに単身で世界15ヶ国を旅した[4]。
大学卒業後、1982年にフジテレビジョンに入社。『スーパータイム』ディレクターを経て社会部では厚生省や宮内庁を担当した。1989年の昭和天皇崩御の際は宮内庁前から中継を担当した[2]。
社会部記者を経て、1989年春に外信部へ次期海外特派員含みで異動した数ヶ月後、北京で起きた六四天安門事件を部長に志願して現地取材した[5]。報道局外信部ワシントン特派員、『ニュースJAPAN』プロデューサー、首相官邸キャップ、報道センター編集長、取材センター室長兼政治部長、報道局専任局長、解説副委員長などを経て、2016年2月から上席解説委員に就任した。
2019年8月31日付で37年勤めたフジテレビを定年退職したが、9月1日付でフジテレビと新たな労働契約(5年間の嘱託)を結んだ[6]。その契約が満了する2024年8月31日付でフジテレビを退社した[7]。
2020年4月から母校の立命館大学で客員教授となる[8]。