木佐 彩子(きさ あやこ、1971年5月26日 - )は、日本のフリーアナウンサー。元フジテレビアナウンサー。エイジス所属。
夫は元プロ野球選手、プロ野球監督の石井一久。
来歴・人物
東京都出身[1]。鳥取県米子市生まれ[1]。父親は海外転勤の多いサラリーマン[1]。
小学2年から中学2年までの7年間、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで過ごした帰国子女。この時、アメリカ合衆国の女性ニュースキャスターの先駆け的存在であるコニー・チャンに憧れていたこと[2]や、帰国子女で英語が堪能なことが、その後の進路に大きく影響した。
1987年、帰国生入試で青山学院高等部に38期生として入学。在学中はチアリーディング部に所属し、副キャプテンを務め、現在も使われているチーム名「TITANS」の名付け親でもある[3]。
青山学院大学文学部英米文学科入学後、語学学校にも通い通訳のアルバイトもしていた。テレビ朝日系『CNNヘッドライン』や『ニュースステーション』にキャスター、リポーターとして出演。放送デビューを果たした。
卒業後の1994年、フジテレビ入社。同期に武田祐子、富永美樹、佐野瑞樹がいる。
ヤクルトスワローズに所属していたプロ野球選手の石井一久と2000年3月に結婚。「家に帰って晩ご飯が作れるように」との理由で、『プロ野球ニュース』など夜勤シフトが多かった担当番組を、夕方の報道番組『FNNスーパーニュース』に移した。2001年8月から産休に入り、12月に男児を出産した。
2002年から石井がメジャーリーグベースボール(MLB)のロサンゼルス・ドジャースに移籍したこともあり、フジテレビを2003年1月に退社し、その英語力を生かして生活をサポートしていた。フジテレビ退社後、石井が日本球界に復帰するまでの間は、オフシーズンを利用して帰国時に日本で仕事をする形で仕事を続けていた。日本での本格的な仕事再開は、石井が古巣ヤクルトに復帰した2006年からである。
英語が堪能ということもあり、NHKの国際放送・NHKワールドTV「SPORTS JAPAN」のキャスターとして、全編英語で司会を担当した。
エピソード
- 資格は英語検定準1級所持。アメリカにいた中学時代にガールスカウトの活動でベビーシッターの免許を取り、ベビーシッターのアルバイト経験がある[4]。
- 小学2年生の時、父親の転勤でアメリカに住むことになり、ABCもわからないうちから、いきなり現地の学校に放り込まれて」といった感じで学校生活が始まり、中学2年生までアメリカで過ごした。帰国子女であるため漢字の読み書きが苦手で、高校生での帰国時に公文で小学4年生レベルからスタートして、年下の子たちと一緒に学んだが、プロ野球ニュースで一球を「ひとたま」と読んだりした。[5][6]
- 大学時代は日本テレビのイベントコンパニオンのアルバイト経験がある。東京ドームで行われた「アメリカ横断ウルトラクイズ」第15回大会(1991年)の第1次予選では、リリーフカーを運転している姿が映っている[7]。
- 交友関係は幅広く、中学生の頃に同じ塾で、席が隣同士になった事がきっかけになり、久保純子(元NHK)と親友になった。また、同じくフリーアナウンサーの進藤晶子(元TBS)とも同期同士で仲が良い[8]。
- 大のアワビ好きで、初任給でアワビを食べるのが夢だったといい、初給料をもらった際、千葉の料亭に独りでアワビを食べに行ったという。
- 夫がヤクルト在籍時の2001年、神宮球場で観戦中、ファウルボールが腰に直撃してしまったことがある。ちなみに、このシーンは同年の『プロ野球珍プレー・好プレー大賞』でも放送された。
- 局アナ時代はほとんどパンツスタイルで通し、スカートは滅多にはかなかった。
- 笑っていいとも!では、青汁飲み、音痴な歌、海亀のモノマネなどで人気を博した[9]。
- 魚を触りながら「私たちはエラ何個んだろう?」と言い、周囲から笑われて、「え、だってエラが張ってるって言いません?」と言い、周囲から「顎が張ってることをエラが張ってると言う。エラがあるわけないでしょ。肺呼吸してるんだから」と教えられた[10]。
- 早朝のめざましテレビ、昼の笑っていいとも!、深夜のプロ野球ニュースを担当した。
出演
テレビ
大学生時代
いずれもテレビ朝日。
フジテレビアナウンサー時代
フリー転向後
CM
イベント
脚注
関連項目
外部リンク
|
---|
現在の出演番組 | |
---|
過去の出演番組 | |
---|
同期入社 | |
---|
関連項目 | |
---|
関連人物 | |
---|
|
---|
放送履歴 | |
---|
歴代製作総指揮 | |
---|
歴代総合司会 | |
---|
歴代番組パーソナリティー | |
---|
歴代進行アナウンサー | |
---|
ベース番組 | |
---|
通常番組からのコーナー | |
---|
スピンオフ | |
---|
枠内特別コーナー | |
---|
関連項目 | |
---|
関連人物 | |
---|
注1:6月放送、注2:8月放送、注3:9月放送、注4:11月放送、注5:放送中止
カテゴリ |
|
---|
総合司会 |
|
---|
ニュース→情報(ニュース) | |
---|
スポーツ[† 10] | |
---|
芸能→情報→エンタメ | |
---|
情報[† 15] | |
---|
お天気 | |
---|
「ココ調」 | |
---|
ニューヨーク中継 | |
---|
マンスリーエンタメプレゼンター | |
---|
- ^ a b 放送開始当初から出演。
- ^ 大塚の病気休養時の総合司会代行。
- ^ 三宅→伊藤とダブル体制。
- ^ 2022年4月から『めざましどようび』を兼務するため、月 - 木曜担当。
- ^ a b 時期によって曜日変動あり。
- ^ a b 木・金曜担当。
- ^ a b c 月曜 - 水曜担当。
- ^ 2008年3月まで木・金曜担当。
- ^ a b 「めざまし600ニュース」は担当しない。
- ^ 担当曜日は変動あり。
- ^ 月・火曜担当。
- ^ 月・木曜担当。
- ^ 火・水曜担当。
- ^ 金曜担当。
- ^ 2002年4月から設置、2009年3月で廃止。
- ^ 木曜パーソナリティー、イノ調として出演。
|
|
---|
メイン |
|
---|
コメンテーター10 | |
---|
スポーツ11 | |
---|
文化芸能部12 | |
---|
コーナー担当13 | |
---|
天気予報 | |
---|
関連項目 | |
---|
関連人物 | |
---|
1 18時台のみ出演(黒岩は1999年5月以降)。2 17時台のみ出演。3 全国ニュース枠のみ出演。4 フィールドキャスターを兼務(長野は2008年3月まで)。5 2000年4月から出演。6 スポーツコーナーを兼務。7 『FNNスーパーニュースWEEKEND』を兼務。8 隔週で担当(椿原は2012年10月から1年半は「現場キャスター」の肩書で出演)。9 交代で出演。他のキャスターがパートナーにつくことが多かった。
102013年4月からコメンテーターは撤廃。112011年3月にスポーツが文化芸能部に吸収。122012年6月に廃止。132012年6月に廃止された「文化芸能部」の後継コーナー。2012年10月から「にゅーすクリップ」、2013年4月から「トレすぽ」に変更。 |