安藤 和津(あんどう かづ、1948年3月6日 - )は、東京都台東区出身のエッセイスト、タレント。戸籍名は安藤 和子(あんどう かずこ、旧姓:荻野→犬養)。
東京柳橋に、荻野昌子と犬養健の子として生まれる。犬養健は、元首相犬養毅の三男である。誕生時、父は51歳で、孫と祖父と見られることが多かった。母は実家の石材店が倒産したため女学校をやめて柳橋の芸者に転じ、後に料亭「をぎ乃」を始めた。和津が友人と映画などに出かける予定と知ると、友人宅に電話して確認するほど厳しく管理されて育った[1]。学習院初等科、学習院女子中・高等科を経て、上智大学文学部独文科中退。2年間の英国留学後、1979年(昭和54年)に奥田瑛二と同棲を経て結婚。長女は安藤桃子、次女は安藤サクラ。
「犬養和」時代に、TBSラジオ『土曜ワイドラジオTOKYO』で中継キャスターとしてデビューし、TVリポーターやニュースキャスターを務めた、元CNNキャスター。一時期ニッポン放送『テレフォン人生相談』のパーソナリティを担当した。
在宅介護した母を看取った後に鬱病を13年間患い、後に寛解した体験を基にした著述[1]や、講演を行った。