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益城町(ましきまち)は、熊本県の中部に位置する上益城郡の町である。
熊本市東部に隣接し[2]、熊本県のほぼ中央からやや北寄りに在る。 東部から南部にかけては九州山地に属する城山(480メートル)をはじめ朝来山(405メートル)、船野山(308メートル)、飯田山(431メートル)の四峯が連なっている。 北部は益城台地(高遊原台地)と呼ばれる畑作地が広がっている[2]。 中央部は熊本平野の一環を形成しており水田地帯が広がっている。 河川はすべて緑川水系に属し木山川、赤井川、秋津川、金山川などが東から西へ向けて流れている。
熊本空港や九州自動車道の益城熊本空港インターチェンジなどがある交通の拠点で、熊本市のベッドタウンとして住宅街の役割も果たしている[2][注釈 1]。
2016年(平成28年)4月14日午後9時26分頃と4月16日午前1時25分頃に発生した「平成28年熊本地震」(14日が前震、16日が本震とされる)で2度とも震度7を観測し、大きな被害を受けた[6][7][8]。本震での震度は当初、地震による影響で情報がすぐに確認ができなかったことから「不明」であった。ちなみに本震では、益城町宮園にある震度計が、国内観測史上最大の計測震度である、計測震度6.78を記録している。
益城町では同年12月に復興計画を策定、現在も復興・復旧事業が進められている。
1980年(昭和55年)に建てられた鉄筋コンクリート造・3階建の町役場庁舎も地震で大きく損傷し使用不能となり、町公民館と仮設プレハブ庁舎で業務を行ったのち、2017年(平成29年)5月8日より宮園702番地から木山594番地の仮庁舎へ移転して業務を行っていた[9]。
2023年(令和5年)、益城町大字宮園に建設された新庁舎で落成式が3月28日に行われ、5月8日から業務を開始した[1][10]。
益城町に拠点を置く企業
・湖池屋 九州阿蘇工場
・井関農機 熊本事業所
町内を鉄道路線は走っていない。最寄り駅は熊本市電の健軍町停留場、JRの場合は豊肥本線の新水前寺駅。
大日本軌道熊本支社が木山町へ路線を延伸するべく1918年に軌道特許[官報 1] を取得したものの1921年に会社が解散、また南熊本駅から水前寺を経て当町への路線を計画し1920年に免許[官報 2] を取得した木山鉄道[11][12] は1930年に鉄道免許取消[官報 3] となっている[13]。
太字は益城町内の停車地。
上記のほか、阿蘇くまもと空港と近隣各地を結ぶ空港連絡バスがある(益城町内の停車地が阿蘇くまもと空港のみの路線については熊本空港を参照)。
町内には公立・私立とも高等学校は存在しない。このため、町内の高校生は大半が熊本市内の高等学校へ通学し、他は近隣の町に位置する高等学校をはじめ、「熊本県立高等学校の通学区域に関する規則」では県央学区と定められており、遠くは宇土高等学校(宇土市)まで通学が認められている。因みに町から一番近い高等学校は、熊本市では公立だと第二高等学校(東区東町)・熊本工業高等学校(中央区上京塚町)、私立だと熊本マリスト学園高等学校(東区健軍)・東海大学付属熊本星翔高等学校(東区渡鹿)、隣町では御船高等学校(御船町)・大津高等学校(大津町)・翔陽高等学校(同)がある。
かつて存在した学校
★は故人
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