ザ★ゴリラ7
『ザ★ゴリラ7』(ザ・ゴリラセブン)は、日本のテレビ映画。主演:千葉真一[1]、制作:NET・東映。1975年4月4日から10月3日まで毎週金曜日21:00 - 21:55に[注釈 1]、ANNにて全26話がカラー・アナログ放送された。
概要
“ザ★ゴリラ7”は、フランスの大統領を身辺警護する、通称「ゴリラ」の名を由来とし、様々な特技を持つ男女7人のチーム。彼らは政治問題がらみの国際事件や個人の品物の護衛まで、多岐にわたる依頼を引き受け、ときには警察と対峙しながらも、任務を全うしようと活躍する[1]。
本作はアクションスター・千葉真一を筆頭に、志穂美悦子、目黒祐樹、千葉治郎ら『ザ・ボディガード』の流れをくむキャストに加え、夏八木勲とにしきのあきらが加わり、迫力のスタントとアクロバットを織り交ぜながら描いたアクションドラマである[1]。
出演
ザ★ゴリラ7
- 演 - 千葉真一
- ゴリラ7のリーダー。格闘技の達人で、射撃の名手。2階の屋根から宙返りで、飛び降りる身体能力の持ち主である。走行する自動車の底にぶら下がる、空飛ぶ軽飛行機内での格闘、索道のロープを渡るなど、危険な任務を厭わず、果敢に率先して挑む。
- 演 - にしきのあきら
- 射撃の名手。女性にモテモテのレディキラー。
- 演 - 目黒祐樹
- 通称・博士。発明狂と云われる技術屋。任務に必要な道具を作っていく。ヘリコプターも操縦できる。
- 演 - 千葉治郎
- 自動車・オートバイのドライブに秀でた青年。
- 演 - 志穂美悦子
- 甲賀流忍者の末裔。
- 演 - マリア・エリザベス
- 宙返りをする身体能力がある。モデルのような外見とは裏腹にあっけらかんとし、物言いはズケズケしている。
- 演 - 夏八木勲
- 通称・パパ。特技は変装。暗黒街に精通している。風見大介からも一目置かれ、大介不在時は指揮を執る。
雇い主
- 演 - 中丸忠雄
- 金儲けのために危うい仕事をゴリラ7に都度依頼するが、全く儲からないので常にイライラしている。
その他
※出演クレジットに表記されているスタッフ。() の数字は携わった話数。無しは全話に参加。
エピソードリスト
※ゲストはクレジットタイトルの表記順。技斗・ナレーターは#その他に掲載。
スタッフ
※ ( ) の数字は担当話数で無しは全話担当。監督・脚本は#エピソードリストを参照。
- プロデューサー - 後藤武彦(NET)、吉川進 (東映、1 - 5, 16, 20, 22 - 23, 25)、渡辺洋一(東映、6 - 15, 17 - 19, 21, 24, 26)、七條敬三 (東映、6 - 15, 17 - 19, 21, 24, 26)
- 連載 - 月刊プレイコミック
- 音楽 - 三保敬太郎
- 音楽制作 - あんだんて
- 撮影 - 藤本茂 (1 - 5, 7, 9 - 21, 23 - 26)、西山誠 (6, 8)、相原義晴 (22)
- 照明 - 吉岡伝吉 (1 - 5, 7, 9 - 21, 23 - 26)、高橋弘 (6, 8)、石垣敏雄 (22)
- 録音:織本道雄(1,3 - 5, 7, 9 - 19, 21, 23 - 26)、大家忠男 (2, 20)、長井幹夫 (6, 8)、佐藤幸哉 (22)
- 美術 - 森田ふみよし (1 - 5, 7, 9 - 21, 23 - 26)、河村寅次郎 (6, 8)、井上明 (22)
- 編集 - 松谷正雄 (1, 4 - 9, 11 - 12, 14, 16 - 17, 21, 25)、成島一城 (2, 8)、山口一喜 (3, 10, 13, 15, 19 - 20, 22 - 24, 26)
- 記録 - 伊藤明子 (1 - 5, 7, 9 - 19, 23 - 26)、高橋扶佐緒 (6, 8)、中川節子 (20)、中町真弓 (22)
- 効果 - 阿部作二
- 計測 - 小泉貴一 (1 - 5, 7, 9 - 21, 23 - 26)、黒須健雄 (6, 8)、内田正司 (22)
- 助監督 - 稲垣信明 (1, 25)、辻理 (2, 4 - 5, 7, 10, 12 - 16, 19)、広田茂穂 (3, 6, 8, 20, 23)、小笠原猛 (9, 18, 21 - 22, 24, 26)、服部和史 (11, 17)
- 進行主任 - 奈良場繁 (2, 4, 10, 13, 15 - 16, 19)、沼尾和典 (5, 7, 24, 26)、鈴木善喜 (20)
- 進行 - 橋本鉄雄 (1, 6, 8, 12, 14, 25)、高谷正寛 (3, 9, 11, 17 - 18, 21 - 23)
- タイトルデザイン - 上田敬
- 装置 - 紀和美建
- 装飾 - 装美社
- 現像 - 東映化学
- 協力 - 伊東温泉観光協会 (6)、伊豆シャボテン公園 (6)、秩父鉄道 (7)、城山観光ホテル (15, 19)、全日空 (15, 19)、鹿児島県観光連盟 (15, 19)、ホテル秀水園 (21)
- 制作 - NET・東映
媒体
- サウンドトラック
- ザ★ゴリラ7のテーマ - 作・編曲:三保敬太郎
- 風見大介の危機 - 台詞:千葉真一ほか、作・編曲:三保敬太郎
- EP45回転、ライナーノーツ:4ページ、規格番号:SN-1436、1975年、テイチクレコード
- DVD, オンデマンド
2017年12月6日に全話DVD-BOXのデジタルリマスター版が販売された。2023年10月1日より、YouTube「東映シアターオンライン」の「据置枠」で第1・2話が常時無料配信されている。
放送局一覧
※は遅れネット
脚注
注釈
- ^ 最終回のみ、21:00 - 21:54で放映した。
出典
関連項目
1974年から1976年の千葉真一主演のNETテレビ系列のテレビドラマ
前後番組
NETテレビ 金曜 21:00 - 21:54 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
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ザ★ゴリラ7 【ここからNET制作枠】
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NETテレビ 金曜 21:54 - 21:55 |
もってのほか 姉妹菊の章 ※21:00 - 21:55 【ここまで毎日放送制作枠】
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ザ★ゴリラ7 (1975年4月 - 9月) 【最終回のみ1分縮小】 【ここからNET制作枠】 【ここまでネットワークセールス枠】
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