1994年の横浜ベイスターズ(1994ねんのよこはまベイスターズ)では、1994年の横浜ベイスターズにおける動向をまとめる。
この年の横浜ベイスターズは、近藤昭仁監督の2年目のシーズンである。
概要
横浜ベイスターズとなって2年、今年にかける近藤監督は巨人ヘッドコーチ時代にともに戦った駒田徳広をフリーエージェントで獲得し、駒田の獲得資金捻出のため屋鋪要・高木豊・山崎賢一らの主力選手を解雇。横浜ベイスターズ2年目は波留敏夫や佐伯貴弘などの若手をスタメンに入れるなど、戦力を一新して開幕に臨んだ。しかし、中日との開幕2連戦に連勝するもその後が続かず4月を9勝10敗で終了。5月はグレン・ブラッグスやロバート・ローズといった外国人選手の活躍で12勝10敗の貯金1と勝ち越すが、巨人が独走状態に突入した6月に9勝13敗と負け越すと、広島に代わって7月以降最下位に転落。終盤に入って12勝6敗と勝ち越してあともう少しで勝率5割が目前に見えたものの、最後は4連敗を喫して閉幕。前年の.438から.469へと勝率が上がったにもかかわらず順位を1つ落とし、また苦手の阪神に7勝19敗と負け越したのが響いた(それ以外では互角だった)。佐伯・波留ら若手の台頭や駒田の活躍はあったものの、近藤監督の2年目は最下位で終えた。この年のドラフトで1998年の優勝に貢献する福盛和男、2000年以降のチームを支えた多村仁、相川亮二が指名されて入団した。
チーム成績
レギュラーシーズン
オーダー変遷
|
開幕:4/9 |
5/1 |
6/1 |
7/1 |
8/2 |
9/3
|
1
|
中 |
高橋雅裕
|
中 |
高橋眞裕 |
遊 |
進藤達哉 |
中 |
高橋雅裕[注 1] |
三 |
石井琢朗 |
遊 |
波留敏夫
|
2
|
三 |
石井琢朗
|
三 |
石井琢朗 |
三 |
石井琢朗 |
三 |
石井琢朗 |
遊 |
永池恭男 |
三 |
石井琢朗
|
3
|
一 |
駒田徳広
|
一 |
駒田徳広 |
二 |
ローズ |
一 |
駒田徳広 |
二 |
ローズ |
二 |
ローズ
|
4
|
右 |
ブラッグス
|
右 |
ブラッグス |
右 |
ブラッグス |
二 |
ローズ |
右 |
ブラッグス |
右 |
ブラッグス
|
5
|
二 |
ローズ
|
二 |
ローズ |
中 |
畠山準 |
右 |
畠山準 |
中 |
畠山準 |
一 |
駒田徳広
|
6
|
左 |
畠山準
|
左 |
畠山準 |
一 |
駒田徳広 |
左 |
佐伯貴弘 |
一 |
駒田徳広 |
中 |
畠山準
|
7
|
遊 |
進藤達哉
|
遊 |
進藤達哉 |
左 |
佐伯貴弘 |
遊 |
進藤達哉 |
左 |
佐伯貴弘 |
左 |
佐伯貴弘[注 2]
|
8
|
捕 |
谷繁元信
|
捕 |
谷繁元信 |
捕 |
谷繁元信 |
捕 |
谷繁元信 |
捕 |
谷繁元信 |
捕 |
谷繁元信
|
9
|
投 |
有働克也
|
投 |
森山良二 |
投 |
有働克也 |
投 |
五十嵐英樹 |
投 |
有働克也 |
投 |
有働克也
|
[2]
1994年セントラル・リーグ順位変動
順位
|
4月終了時
|
5月終了時
|
6月終了時
|
7月終了時
|
8月終了時
|
9月終了時
|
最終成績
|
1位
|
巨人 |
--
|
巨人 |
--
|
巨人 |
--
|
巨人 |
--
|
巨人 |
--
|
巨人 |
--
|
巨人 |
--
|
2位
|
中日 |
1.5
|
中日 |
3.5
|
中日 |
9.5
|
中日 |
8.0
|
広島 |
4.0
|
中日
|
中日 |
1.0
|
3位
|
ヤクルト |
3.5
|
横浜 |
4.5
|
ヤクルト
|
阪神 |
9.0
|
中日 |
6.5
|
広島 |
2.5
|
広島 |
4.0
|
4位
|
横浜 |
4.0
|
ヤクルト |
5.5
|
横浜 |
11.5
|
ヤクルト |
10.0
|
阪神 |
8.0
|
横浜 |
5.5
|
阪神 |
8.0
|
5位
|
広島 |
5.5
|
阪神 |
7.0
|
阪神 |
14.0
|
広島 |
11.0
|
ヤクルト |
9.0
|
阪神 |
6.0
|
ヤクルト
|
6位
|
阪神 |
6.5
|
広島 |
9.5
|
広島 |
15.5
|
横浜 |
13.0
|
横浜 |
11.5
|
ヤクルト |
7.0
|
横浜 |
9.0
|
期間 成績
|
9勝10敗 勝率.474
|
12勝10敗 勝率.545
|
9勝13敗 勝率.409
|
7勝13敗 勝率.350
|
12勝13敗 勝率.480
|
12勝6敗 勝率.667
|
0勝4敗 勝率.000
|
オールスターゲーム1994
できごと
選手・スタッフ
|
---|
監督 | |
---|
一軍コーチ | |
---|
二軍監督・コーチ | |
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投手 | |
---|
捕手 | |
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内野手 | |
---|
外野手 | |
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[2][3]
表彰選手
ドラフト
脚注
注釈
出典
|
---|
1950年代 | |
---|
1960年代 | |
---|
1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
---|
2010年代 | |
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2020年代 | |
---|
1953年開幕直前に松竹ロビンスと球団合併 |