川畑 一志(かわばた いっし、1989年〈平成元年〉8月21日 - )は、日本テレビのアナウンサー。2023年以降は、コンテンツ戦略局のアナウンス部員と社長室の新規事業部員を兼務している(詳細後述)[2]。
埼玉県狭山市立山王中学校から開成高等学校を経て、慶應義塾大学経済学部に進学[3][4]。高校2年時の2007年に、第20回『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』へ出場したところ、ファイナリストに選ばれた。本人によれば、このコンテストは「たくさんの出会いをくれた場所」とのことで、最終審査では「特技」というジャグリングを披露[5]。大学生時代には、学業と並行しながら、「ニチエンプロダクション(日本テレビの関連会社)所属のタレント」として『ごくせん THE MOVIE』(2009年公開)などに出演していた[6]。
大学卒業後の2013年4月1日付で、アナウンサーとして日本テレビに入社。5月31日の午前中には、同期入社の郡司恭子・後藤晴菜・中島芽生と揃って、『ZIP!』と『スッキリ!!』(いずれも全国ネット向けの生放送番組)で「初鳴き」(番組デビュー)を果たした[7]。その後は、スポーツアナウンサーとして活動している。
2015年1月5日から2017年3月31日まで、『news every.』のスポーツキャスターを担当。関東ローカルパートにおけるエンディングでは、前任者の山本紘之(先輩に当たるスポーツアナウンサー)に倣って、手作りのイラストやメッセージボードを放送終了時刻までの4秒間(いわゆる「エンド4秒」)で披露していた[8]。また、2017年4月7日から2018年9月29日までは、『NEWS ZERO』でも金曜日にスポーツキャスターを担当している。
2018年2月に結婚。同年11月15日からは、スポーツアナウンサーとしての活動を続けながら、『キユーピー3分クッキング』(日本テレビ制作版)のアシスタントを務めている。「男性のアシスタント」としては5代目で、かつては山本紘之も名を連ねていた[9]。また、2020年10月3日からは、郡司とのコンビで『夜バゲット』(関東ローカル番組)のMCを担当している。
埼玉県出身。 身長172cm[10]。 趣味はロードバイク、映画鑑賞、現代美術鑑賞、筋力トレーニング、カラオケ。特技はタップダンス、サッカー、演技、料理[10]。資格は普通自動車運転免許、日本漢字能力検定2級、ニュース時事能力検定準2級を所持[10]。
日本テレビの入社前(タレント時代)に出演していた『ごくせん THE MOVIE』(同社が3シーズンにわたって制作していた連続ドラマシリーズの「集大成」に当たる実写映画)では、「『ヤンクミ』(仲間由紀恵が扮する高校教師)の教え子の1人」として登場していた。入社後の2019年7月10日に放送された『今夜くらべてみました』で仲間との再会を果たした際には、「(『ごくせん』シリーズ)後半の記憶がちょっと怪しいので、川畑さんのことも覚えていない」と言われながらも、「(ヤンクミ)先生のおかげでアナウンサーになれました!」との言葉で仲間に感謝の意を示していた。もっとも、『ごくせん』では(『THE MOVIE』を含めた)シリーズ全体で、延べ106人が「生徒」を演じている[6]。
日本テレビ入社後の2023年からは、アナウンス部に籍を置きながら、社長室の新規事業部にも所属している。本人が『日テレ アナ・ザ・ワールド!』(日本テレビの現職アナウンサーから週替わりで2名が出演するラジオ日本の番組)の2024年2月17日放送分で明かしたところによれば、「アナウンス業務に就いているのは週の半分で、残りの半分は『新規事業部員』として人材育成関連の事業に携わっている」とのことで、アナウンス部員と新規事業部員を兼務することについては「アナウンス部を外から見ることができるばかりか、(同僚や同業者以外の人々にも伝わるような)言語化をせずに培ってきたアナウンサーとしてのスキルを見直すうえで良い機会になった」と語っている。ちなみに、日本テレビのアナウンス部では、川畑以外にも若干名の部員(郡司などの現職アナウンサー)が社長室の直轄事業へ従事。郡司は新規事業部員として、民放局に勤務する現職の女性アナウンサーでは初めて、女性向けファッションブランド(『Audire』)の開発に漕ぎ着けている[2]。
太字は、出演中
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