煙山 光紀(けむやま みつのり、1962年7月2日[1] - )は、ニッポン放送編成局スポーツ部アナウンサールームに所属するアナウンサー。
来歴
広島県で生まれ、富山、大阪、東京と引っ越しを重ね、6歳の時に大阪に戻り、中高一貫の進学校である、高槻中学校・高等学校に進学。立教大学経済学部経済学科卒業[1]。
友人の似顔絵を休み時間によく書いていた。アナウンサーになりたいきっかけとなったのは『MBSヤングタウン』(MBSラジオ)で聴いていた毎日放送アナウンサーの角淳一で、笑福亭鶴光に「どスミ」といじられまくっていたのを聴いて、この時は「こんな人でもなれるんなら」と思っていた[2]。これが本格的にアナウンサーを目指そうときっかけとなったのはTBSアナウンサーの林美雄で、遠距離受信で『パックインミュージック』(TBSラジオ)を聴いて本人曰く「大阪には無いキザさ」が好きになり、様々な音楽やカルチャー情報を流す同番組に魅了されて、上京したいと思うようになった[2]。
大学生時代は放送研究会に所属[2]。学生時代はバラエティアナウンサー志望だったが、ニュース・バラエティ・実況を録音したデモテープを東京アナウンスアカデミーの永井譲治の所へ持って行って聴いてもらったところ、スポーツの方へ進むように強く勧められ、方向転換を決意[2]。1987年4月、1年の就職浪人を経てラジオたんぱに入社し[3]、主に東京CITY競馬トゥインクルレース中継、競艇の場内中継、株式中継などを担当。1989年のテレビ北海道の開局とともに、1990年に移籍し[3]、ニュースやスキージャンプ「TVh杯ジャンプ大会」の実況をつとめる。1994年にニッポン放送に入社[3][1]。ニッポン放送ホームページで4コマ漫画を描いていた[4]。剣道、将棋が強い[5]。
「FIFAワールドカップ」では、「2002年日韓大会」の日本対ロシア戦のラジオ実況を担当。「2006年ドイツ大会」では『東貴博 ニッポン全国 ラジベガス』で「ケムヤMAX」として現地情報を担当する。「2010年南アフリカ大会」では日本対オランダ(6月19日)の実況を担当する。
松本秀夫はスポーツ実況について「野球、サッカー、競馬を、どれも完璧にこなすスーパーアナウンサー。」と評価しており[1]、またオリンピックのサッカー中継や以下の『Jリーグ RADIO』などでサッカーパーソナリティ(ニッポン放送におけるサッカー中継番組の実況者を指す)を務めることが多いほか、ニッポン放送の各番組でサッカー解説が必要となった場合の解説担当として出ることが多い。
妻は声関係の仕事[要出典]をしている。子供は双子の娘がおり[5]、娘(双子の姉)の煙山ゆうは、2023年より茨城放送に入社してアナウンサーとしてラジオ番組を担当している。
子供の頃から“実況ごっこ”のようなことをやっていた[2]。自ら「羽目を外せない、破天荒なことが出来ないタイプ」とも話しており、先輩アナウンサーの山田透にも「お前は真面目過ぎる」と言われたこともある[2]。
休日や非番の日でも、自局・他局問わずラジオ番組をよく聞いており、番組あてにリスナーとしてメールも送っている[1]。
自身のTwitterに「呟きの9割はキスマイ。」と記載している通り、アイドルグループKis-My-Ft2の大ファンであり[6]、自ら「キスマイ大好きおじさん」と公言している[7]。きっかけは、Kis-My-Ft2が2018年にメインパーソナリティを務めた『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』のアシスタントとして共演した事がきっかけ[8]となり、それ以降、ブログやTwitterにてKis-My-Ft2のことを多く取り上げるようになった。その影響もあり、『Kis-My-Ft2のオールナイトニッポンPremium』や2019年の「ラジオ・チャリティーミュージックソン」等、ニッポン放送にてKis-My-Ft2がパーソナリティを務める番組のアシスタントに起用された。また、2020年3月28日に放送された『煙山光紀のサウンドコレクション』にて、2時間全曲Kis-My-Ft2の曲を紹介する番組を担当した[7]。
出演番組
現在
過去の実況実績
- 「オリンピック中継」(ロンドン)
- サッカー男子・予選リーグ 日本×スペイン戦、準々決勝 日本×エジプト戦
- 「FIFAワールドカップ」(日韓W杯、南アフリカW杯、ブラジルW杯、ロシアW杯)
- 日韓W杯 日本×ロシア戦 日本xトルコ戦
- 南アフリカW杯 日本×オランダ戦
- ブラジルW杯 日本xコートジボワール戦
- ロシアW杯 日本xポーランド戦
過去
映画
関連項目
外部リンク
脚注