一橋 忠之(いちはし ただゆき、1976年9月17日 - )は、NHKのチーフアナウンサー。
人物
東京都足立区出身[1]。慶應義塾高等学校を経て、慶應義塾大学経済学部卒業。1999年4月1日入局[1][2]。
嗜好・挿話
- 東北地方の盛岡放送局でデビューした後、スポーツ関連番組に出演するアナウンサーとして活躍していた。
- 2012年春の人事異動で京都放送局へ異動し、『ニュース610京いちにち』のキャスターを担当。
- 2015年春の人事異動で東京へ戻り、スポーツアナウンサーに復帰した。
- 2021年3月26日をもって、4年間携わった『ニュースウオッチ9』スポーツコーナー担当を終え、3月末に福岡放送局へ異動。
- 2021年3月29日から、中山庸介の後任として『ロクいち!福岡』のキャスターを担当している[3]。
- 2021年12月7日放送の『ロクいち!福岡』では、お笑いタレントのなかやまきんに君が福岡市東警察署で一日警察署長を務め、おなじみの右腕の力こぶに語りかけ「パワー!」と叫び締めるギャグを披露した話題が紹介された。カメラがスタジオに切り替わった後、「次(のニュース)です」と言ったものの、直後からこみ上げてくる笑いをこらえられず3度も噴き出してニュースを読めなくなるハプニングを起こし、番組の最後に謝罪した[4][5]。2023年1月6日放送の『おはよう日本』できんに君とリモートで初対面。2022年の新語・流行語大賞に前述のギャグがノミネートされるなど、再ブレークを果たしたきんに君だが、この一橋の一連の失態が若年層への認知度を高めるきっかけになったと認識しており、番組内や放送後の自身のSNS上できんに君は一橋に感謝の意を伝えた[6][7]。ちなみに、一橋ときんに君は誕生日が同じである[8]。
- 2020年5月時点で子供が3人いる[9]。
- 2023年5月30日放送の『ロクいち!福岡』で、「本当に住みやすい街大賞2023 in福岡」の会場に現地取材後、ゲストとして登壇したなかやまきんに君と対面で会えたことが嬉しかったと放送終了直前に語っている[9][10]。
担当番組
- 盛岡放送局時代(1999年度 - 2003年度)
- 東京アナウンス室時代(1度目)(2004年度 - 2011年度)
- 京都放送局時代(2012年度 - 2014年度)
- 東京アナウンス室時代(2度目)(2015年度 - 2020年度)
- 福岡放送局時代(2021年度 - )
- 2020年東京オリンピック(夜間帯キャスター・2021年7月24日 - 8月8日)
- 2020年東京パラリンピック(日中帯キャスター・2021年8月25日 - 9月5日)
- 第49回衆議院選挙福岡県全11選挙区開票速報(キャスター・2021年10月31日 福岡県域)
- 第49回衆議院選挙比例九州ブロック開票速報(キャスター・2021年10月31日 九州沖縄地方)
- 2022年北京オリンピック(開会式中継、現地中継リポート、選手インタビュー・2022年2月4日 - 2月20日)
- エンジョイ!ビーチクリーン2022「学生×SDGs×NHK福岡×新しい海のまもりかた」(2022年3月21日 福岡県域) - トークショーMC[注釈 1]
- #てれふく「大追跡!バリサーチ」(2022年4月15日・福岡県域) - MC[11]
- 特選 追跡!バリサーチ(2022年6月26日・福岡局域) - スポット出演[注釈 2]
- 第26回参議院選挙福岡選挙区開票速報(キャスター・2022年7月10日 福岡県域)
- 第26回参議院選挙九州沖縄各選挙区開票速報(キャスター・2022年7月10日 九州沖縄地方)
- 令和4年台風14号特設ニュース(2022年9月18日・九州沖縄地方) - 福岡放送局より九州地方の災害状況を伝えた[注釈 3]。
- 福岡市長選挙開票速報(キャスター・2022年11月20日 福岡県域)
- 九州地方寒波特設ニュース(2023年1月24日・九州沖縄地方) - 福岡放送局より九州地方の災害状況を伝えた[注釈 4]。
- 「統一地方選挙2023(前半)」福岡県議会議員選挙2023開票速報(キャスター・2023年4月9日 福岡県域)
- 大雨関連特設ニュース(2023年6月30日・九州沖縄地方) - 福岡放送局より九州地方の災害状況を伝えた[注釈 5]。
- 大雨関連特設ニュース(2023年7月3日・全国放送) - 福岡放送局より九州地方の災害状況を伝えた[注釈 6]。
- 大雨関連特設ニュース(2023年7月7日・九州沖縄地方) - 福岡放送局より九州北部地方の災害状況を伝えた[注釈 7]。
- 大雨関連特設ニュース(2023年7月10日・全国放送) - 福岡放送局より九州北部地方の災害状況を伝えた[注釈 8]。
- 大雨関連特設ニュース(2023年7月12日・九州沖縄地方) - 福岡放送局より九州北部地方の災害状況を伝えた[注釈 9]。
- The Life「“可能性”を見極める ~ホークスのスカウト最前線~」(2023年11月17日・九州沖縄地方[注釈 10]) - 語り
- NHK
脚注
注釈
- ^ 2022年3月13日福岡市のアイランドアイで開催されたトークショーのパネリストは西内ひろ、パラシュート部隊、ゴリけんなどが出演。
- ^ 出張バリサーチについてニューススタジオからのインタビュー部分のみ。
- ^ 2022年9月18日13時台担当。気象予報士松井渉が、防災上の注意点などを含めて気象解説を伝えた。
- ^ 2023年1月24日16時05分台担当。気象予報士吉竹顕彰が、防災上の注意点などを含めて気象解説を伝えた。
- ^ 2023年6月30日14時15分台担当。気象予報士松井渉、松永貢が、防災上の注意点などを含めて気象解説を伝えた。同日15時台と16時台の全国のニュースの中で福岡局発として全国放送された。
- ^ 2023年7月3日15時18分台担当。気象予報士松永貢が、防災上の注意点などを含めて気象解説を伝えた。同日14時台の全国のニュースの中で福岡局発として全国放送された。
- ^ 2023年7月7日14時05分台の担当。気象予報士松井渉が、防災上の注意点などを含めて気象解説を伝えた。
- ^ 2023年7月10日9時台・9時30分台・11時台・11時54分台(九州沖縄地方・気象情報のみ)・13時台担当。気象予報士松井渉(9時30分台を除く)が、防災上の注意点などを含めて気象解説を伝えた。
- ^ 2023年7月12日14時35分台の担当。気象予報士松井渉が、防災上の注意点などを含めて気象解説を伝えた。
- ^ 北九州地方、長崎県、沖縄県は、翌2023年11月18日7時35分の枠で初回放送。
- ^ 主に火曜日から金曜日の15時台を担当。水曜日は福岡局以外のアナウンサーが出演することが稀にある。
- ^ 平日正午(福岡県域枠)担当の新井秀和が欠演時(主に金曜日)、代わりに出演することもある。
出典
外部リンク