小浜島(こはまじま)は、八重山列島の島である。行政区分としては、沖縄県八重山郡竹富町に属する。
人口は726人[注 1](2021年3月末現在[1])、世帯数472世帯[注 1](2021年3月末現在[1])。
2001年度上半期に放送されたNHK連続テレビ小説『ちゅらさん』の舞台になったことで全国的に知られるようになった。
八重山列島のほぼ中央に位置することから、「八重山のてんぶす」(「てんぶす」は「へそ」の意)とも呼ばれており、島の最高地点である標高99.8 mの大岳(うふだき)からは八重山列島の島々の大半を一望することができる[2]。ヨナラ水道を挟んで西側の西表島と隣接しており、両島の距離は最狭部で約2 kmである。
観光業が中心で、島の面積の約5分の1を、ヤマハリゾートが開発したリゾート施設「はいむるぶし」(2007年に三井不動産リゾートへ事業譲渡)およびユニマットグループのユニマットプレシャスが開発した「ホテルニラカナイ小浜島」が占める。また、肉用牛の飼養などの畜産も行われている。
小中併置校。島内に高校はない。
空港はない。島外との交通は石垣島との間の定期航路が中心である。
地方港湾。石垣島との間を中心に、以下の定期旅客航路(高速船)及び貨客航路(フェリー)が運航されている。かつて2社間を相互に利用できる乗船券が発売されていたが、2020年9月30日をもって廃止された。[5]
1989年(平成元年)に、竹富町役場の西表島移転に向けて西表島との間の架橋が構想された[9][10]。農林省予算で農道橋として建設する計画であったが、ヨナラ水道がイトマキエイの回遊場所であったためダイビング業者等が反対したことや、十分な経済効果が見込めなかったことから、頓挫した。しかし、2023年になって、地元の建設業の団体により架橋構想が再提案されている[11][12]。
かつてはコハマ交通が一般路線バスを運行していたが、2007年3月31日に廃止された[13]。
{{cite news}}
|deadlinkdate=
|archivedate=
非実効支配下の島は除く。※印は民間人の定住者が居ない島嶼。太字は特定有人国境離島地域に指定されている島嶼。 △印は架橋などにより本土・沖縄本島と陸続となったが、引続き離島振興法などに指定されている島嶼。 ◇印は本土・沖縄本島と橋で繋がらない有人島と架橋されている島嶼。☆印は一般利用可能な定期航路・航空路等を有しない未架橋の島嶼。 +印は過去に離島振興法などに指定されていた島嶼あるいは法令上で無人指定離島として扱われる島嶼。 関連項目:日本の島の一覧 - 日本の離島架橋 - 離島振興法 - 小笠原諸島振興開発特別措置法 - 奄美群島振興開発特別措置法 - 沖縄振興特別措置法 - 離島航路整備法 - 有人国境離島特別措置法 - しま山100選
この項目は、日本の地理に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(Portal:日本の地理)。