青木 淳(あおき じゅん、1956年(昭和31年)10月22日 - )は、日本の建築家。(株)青木淳建築計画事務所主宰。日本建築学会賞、吉岡賞など受賞[1]。
概要
- 青木のアトリエは、四年制(所員は四年で独立)という珍しいシステムを採用している。
- 教育者としては建築家を多く輩出している。
略歴
評価
ポストモダニズムの気質を残しつつ近代の思想を継承する建築家の一人である。また、彼の思想「白く塗れ」を提唱し、個々の作品ではモノ同士のヒエラルキーを無くすことを意図している。
受賞歴
主な作品
- 1995年 馬見原橋(Executive Engineer: 中央技術コンサルタンツ九州支店/熊本県山都町(旧蘇陽町)
- 1997年 遊水館 (プール施設/新潟市北区)
- 1997年 潟博物館 (水の駅「ビュー福島潟」) (博物館/新潟市北区)
- 1998年 御杖村立御杖小学校(奈良県宇陀郡御杖村)
- 1999年 雪のまちみらい館
- 1999年 ルイ・ヴィトン名古屋ビル (店舗(店舗内装を除く)/愛知県名古屋市)
- 2000年 ルイ・ヴィトン松屋銀座店 (店舗(外装)/東京都中央区)
- 2001年 「i」(住宅/東京都渋谷区)
- 2002年 ルイ・ヴィトン表参道ビル(店舗(店舗内装を除く)/東京都渋谷区)
- 2003年 MITSUBISHI MOTORS MOTOR SHOW
- 2003年 ルイ・ヴィトン六本木ヒルズ店(Eric Carlson、Aurelio Clementiと共同設計/店舗(店舗内装を除く)/東京都渋谷区)
- 2004年 ビュロー品川
- 2004年 NMNL (事務所/東京都渋谷区)
- 2004年 「G」(住宅/東京都)
- 2004年 ルイ・ヴィトンニューヨーク (店舗(外装)/ニューヨーク)
- 2004年 ルイ・ヴィトン銀座並木通り店 (店舗(外装)/東京都中央区)
- 2005年 青森県立美術館 (美術館/青森県青森市)
- 2006年 シェルハ バイ アフロート(東京都港区)
- 2006年 白い教会(Executive Architect: アトリエ・ジーアンドビー/大阪市住之江区)ハイアット・リージェンシー・大阪の結婚式場
- 2006年 ルイ・ヴィトン香港ランドマーク店(店舗(外装)/香港)
- 2007年 TARO NASU OSAKA(ギャラリー(内装)/大阪市中央区)
- 2008年 SIA青山ビル(現 ヒューリック青山第二ビル。Executive Architect: 鹿島建設/東京都渋谷区)
- 2008年 GO-SEES HIROO(写真スタジオ/東京都港区)
- 2008年 TARO NASU(ギャラリー(内装)/東京都中央区)
- 2010年 青々荘(集合住宅/東京都武蔵野市)
- 2012年 ルイ・ヴィトン博多店(店舗(外装)/福岡市中央区)
- 2012年 「m」(住宅/東京都世田谷区)
- 2014年 杉並区大宮前体育館(体育館/東京都杉並区)
- 2014年 三次市民ホールきりり(ホール/広島県三次市)
- 2016年 分じろう・十じろう (市民交流センター/新潟県十日町市)
- 2019年 「X」 (住宅/東京都)
- 2019年 「W'」(ギャラリー/岡山県岡山市)
- 2019年 京都市京セラ美術館(美術館(改修)/京都府京都市)
- 2020年 ルイ・ヴィトンメゾン大阪御堂筋(大阪府大阪市)
著作
- (鈴木理策が写真撮影を行っている)
共著編
- 『青木淳Jun Aoki complete works 1(1991-2004)』保坂健二朗, モーセン・ムスタファヴィ共著. INAX出版, 2004.10
- (阿野太一、中川敦玲、蜷川実花、ホンマタカシなどが写真撮影を行っている)
- 『G』ホンマタカシ, 秋山具義共著. 中央出版アノニマ・スタジオ, 2005.5
- 『青木淳Jun Aoki complete works 2(青森県立美術館)』椹木野衣,中山英之共著. INAX出版, 2006.7
- 『建築文学傑作選』選 (講談社文芸文庫 2017.3
- 井上章一と共著「イケズな東京 150年の良い遺産、ダメな遺産」(中公新書ラクレ、2022年)
翻訳
- ケネス・フランプトン 文,二川幸夫企画・撮影『近代建築の開花 1920-1945』 (モダン・アーキテクチュア)三宅理一共訳. エーディーエー・エディタ・トーキョー, 1998.11
青木事務所出身の建築家
- 乾久美子 - 1996~00年、所員。
- 高橋堅 - 1997~00年、所員。
- 寳神尚史 - 1999~05年、所員。
- 中村竜治 - 2000~03年、所員。
- 永山祐子 - 1998~02年、所員。
- 禿真哉 - 2000~03年、所員。
- 西澤徹夫 - 2000~06年、所員。
- 村山徹 - 2004~12年、所員。
その他
脚注
参考文献
- 新建築社「新建築」『青々荘』、2010年8月号、72-81頁
関連項目
外部リンク
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