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デイヴィッド・ジョナサン・ドリュー(David Jonathan "J. D." Drew, 1975年11月20日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州バルドスタ出身の元プロ野球選手(外野手)。右投左打。
弟のティム・ドリュー、スティーブン・ドリューも同じく元メジャーリーガー。代理人はスコット・ボラスだった。
1994年のMLBドラフトでサンフランシスコ・ジャイアンツから20巡目で指名されるが、契約せずフロリダ州立大学に進学。
1997年にゴールデンスパイク賞を受賞し、大学野球史上初のシーズン30本塁打・30盗塁を記録するなど活躍[1]。
1997年のMLBドラフトで弟のティムがクリーブランド・インディアンスから1巡目で指名されており、ドリューもフィラデルフィア・フィリーズから1巡目(全体2番目)で指名されたことにより史上初の同一年ドラフト1巡目指名の兄弟となったが[1]、球団側は契約金200万ドルを含む4年総額600万ドルに対し[2]、代理人のスコット・ボラスが総額1,100万ドルの契約金を要求し決裂したと言われている[1][3]。
独立リーグノーザンリーグのセントポール・セインツでプレーする。44試合に出場し、打率.318・18本塁打・50打点を記録し、リーグの最優秀新人賞を受賞[1]。
1998年のMLBドラフトでセントルイス・カージナルスから1巡目(全体5番目)で指名され、総額850万ドルの4年契約を結び、契約金はドラフト指名選手として史上最高となる300万ドル[3]。球団関係者は、ロースターの枠が40人に拡大される9月にメジャー昇格を果たす確率が高いと見ており[3]、AA級とAAA級で45試合出場し、9月8日のマーク・マグワイアがシーズン62本塁打を放ち、シーズン最多本塁打記録した試合でメジャーデビューをしている[1]。
1999年8月10日にメジャー昇格後初のベテランズ・スタジアムでのフィリーズ戦で球場全体から憎悪の視線がドリューへ向けられた[2]。8回にドリューが守備に就いた時にはフィリーズファンが乾電池を投げ込み、試合が10分間中断となり、球審は「これ以上騒ぎが大きくなれば没収試合にするぞ」と警告を促した[2]。
2003年オフにアトランタ・ブレーブスにトレードされ、2004年は自己最高の31本塁打・93打点を記録し、6月30日から7月26日にかけてジェフ・ケントの25試合連続安打に次ぐこの年リーグ2番目の長さとなる22試合連続安打を記録し[4]、MVPの投票では6位に入っている。
2003年シーズン後の12月にブレーブスの3年総額2500万ドルを上回る金額を提示したロサンゼルス・ドジャースと5年5,500万ドルの契約を結んだ[5]。
2006年オフにドジャースとの間に残っていた3年3,300万ドルの契約を自ら放棄し退団。ボストン・レッドソックスと5年7,000万ドルの契約で合意。故障が多いため契約に「肩の古傷の再発で35日以上の故障者リストに入ったり、新たな故障でプレーできなくなったりした場合は、最後の2年間の契約を破棄できる」という条項がある[6]。また、契約合意直後の身体検査で右肩に異常が見つかったため、正式な契約締結は遅れた[7]。
2008年6月に初の月間MVPを受賞し、デビッド・オルティーズの離脱の影響を最小限に食い止めた[8]。初選出となったオールスターゲームでは7回に同点2ランを放つなど4打数2安打2打点の活躍を見せMVPに輝いた。
2009年は、打率.279・24本塁打・68打点という成績を記録。レッドソックス移籍後では初の20本以上のシーズンとなった。
2010年は、2年連続で20本以上の本塁打を放ったが、チャンスでの弱さが目立ち、本塁打22本中16本がソロだった[9]。
2011年、5年契約を満了しFAとなり、引退した。
選手 07 J.D.ドリュー 10 ココ・クリスプ 12 エリック・ヒンスキー 13 アレックス・コーラ 15 ダスティン・ペドロイア 17 マニー・デルカーメン 18 松坂大輔 19 ジョシュ・ベケット 20 ケビン・ユーキリス 23 フリオ・ルーゴ 24 マニー・ラミレス 25 マイク・ローウェル(シリーズMVP)
28 ダグ・ミラベリ 31 ジョン・レスター 32 ボビー・キールティ 33 ジェイソン・バリテック 34 デビッド・オルティーズ 37 岡島秀樹 38 カート・シリング 39 カイル・スナイダー 46 ジャコビー・エルズベリー 48 ハビアー・ロペス 50 マイク・ティムリン 58 ジョナサン・パペルボン 83 エリック・ガニエ
監督 47 テリー・フランコーナ コーチ 02 ブラッド・ミルズ(ベンチ) 16 ルイス・アリセア(一塁) 29 デーブ・マガダン(打撃) 35 ディマーロ・ヘイル(三塁) 52 ジョン・ファレル(投手) 57 ゲイリー・タック(ブルペン)
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